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ほのぼーのくらぶ 「食育・食農リトルシェフ教室」

子どもたちに安全な食を!子どもの生活習慣病予防対応献立。日本の土壌風土にあった四季の恵みを生かした「食」を通して、子どもたち自らが「食」に取り組み、豊かな感性と、健康な体を育みます。

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活動の記録5 (2006年1~4月)

1月教室はお休みしました。

2006年2月教室
子どもの生活習慣病予防対応献立 「たけのこいものコロッケをつくろう!」
2006.2.26(日)10:00~14:00 松田町民文化センター 調理実習室

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今日は旬のたけのこいもを使ってコロッケをつくりました。玉ねぎをみじん切りにして炒め、ゆでたたけのこいもをつぶして形をととのえて、地粉のとき粉・パン粉で衣をつけ、油で揚げてできあがり。高学年と低学年のグループを組んで仲良くできました。
<旬の献立メモ>
「たけのこいも」は、京いもの一種で竹の子に似ていることからこう呼ばれているようです。タンパク質、ビタミンB群が豊富でカリウムを多く含み繊維質も十分。食べ方は煮もの、けんちん汁がおすすめ(煮崩れ、形崩れがないので鍋などに向きます)。コロッケはホクホクとしてとても美味しいです。衣は、地粉と天然酵母パン粉を、油は、酸化しにくく日本の風土にあった伝統的手法で搾られたごま油と菜種油を使います。 揚げ物には、油の消化を助けるクエン酸やリンゴ酸を含むサラダや、キャベツ、きゅうり、大根おろし、きのこ類、梅干しやしょうがをつかった和え物などがむいています。油が不消化のままだと、動脈や各臓器にたまるので必ず消化を助けるつけ合わせを添えるようにします。

2006年3月教室
子どもの生活習慣病予防対応献立 「水ぎょうざをつくろう!」
2006.3.26(日)10:00~14:00 松田町民文化センター 調理実習室

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具は炊いてむらしたそばの実 ・ みじん切りした春キャベツ・ニラ・だしをとったあとのみじん切りした干ししいたけをまぜて醤油で味をととのえ、葛粉をくわえてよくまぜます。ぎょうざの皮は、地粉 ・海塩・天然水 ・ごま油をまぜてよくこね 30分ほどねかせ、棒状にして切り分け、丸くのばして具を包みます。だし汁を煮て、塩・醤油で味を調え、ぎょうざに火が通ったらできあがり。
<旬の献立メモ>
春は、全ての生き物が活動を始める季節です。寒さでちぢこまっていた私たちの細胞も、いっせいに目を覚まし新陳代謝が活発になっていきます。そして、冬の間に滞ってしまった脂肪や古い塩分を排泄しようとします。春先のイライラは、この毒素を排泄し、完全にからだから毒素ができるまで、体調が安定しにくいためにおこると言われています。 春の山野草は、固い大地を突き破るエネルギーが宿り、その強力なパワーで細胞の隅々に働きかけ、余分なものを分解・排泄してくれると言われています。春の山野草独特のほろ苦味は、強アルカリで、血液を浄化してくれる味覚です。 ただし、それ故陰性の力が強すぎるので、塩もみ、ゆでこぼし、天ぷらなどで陽性さを加えよくアク抜きします。食べ過ぎるとかえって体調をくずしますので、少量いただきます。また、体に毒素の蓄積がすくない子どもは、受け付けないかも知れません。 そんなときは、ブロッコリーやキャベツ、菜の花などが山野草などと同じように代謝作用をもっていますのでこれらをいただきます。 このように季節の自然の恵みを上手に取り入れることで、その時期に流行る不調などを緩和してくれる助けとなることと思います。

2006年4月教室
子どもの生活習慣病予防対応献立 「草もち&かりんとうをつくろう!」
(砂糖・乳製品・卵不使用)
2006.4.15(土)10:00~14:00 二宮町福祉センター 調理実習室
2006.4.23(日)10:00~14:00 松田町民文化センター 調理実習室

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草もちは、ゆでたよもぎをみじん切りして、よくすり、蒸してついた「もち」と、すった「よもぎ」をこねてまんべんなく色をつけ、 小豆のあんでもちを包みます。あんの甘みは、もち玄米で作った米あめです。
<旬の献立メモ>
かりんとうは、地粉・塩・炒って切った白ごまを練って、のして、油で揚げ、塩をふっていただきます。
子供たちのおやつは、穀類やいも類、豆類などを使った自然の素材が生きたものが最適です。 甘い菓子類や飲物、油を使った料理は砂糖や油脂類の取り過ぎになりがちです。 晴れた空の下で野山に出かけ、よもぎを摘んで自然に触れ、それを自分たちの手で料理することは、何にも代え難い喜びと充実感をもたらすものと思います。 今回使用した米あめは、気づかいしながら1日半かけゆったりとでんぷんの甘みを引き出し少量つくりました。その上品でやさしく格別な甘味、子どもたちは大好きです。

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