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丹沢ヤドリキY.G.L.スポーツフィッシングエリアぜんじ

酒匂川水系中津川、寄自然休養村・寄養魚組合内 フライ・ルアー渓流管理釣場Y.G.L.。遊べる学べる自然を通して社会貢献ので きるフィールドと して・・・おかげさまで創業38年ありがとうございます。

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丹沢ヤドリキY.G.L.スポーツフィッシングエリア MENU
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2017年   今日のコンディション


渓流状況


7月31日(月)は、昨日より水量が少し減った様子。

今週は、台風5号の影響次第と思われます。
明日は、雨の予報で、降り方に警戒しています。
強雨の場合は、増水する前に避難する必要がありますので
更新ができない時は、ご容赦ねがいます。

落ち着きましたら、状況をお伝えする予定です。



 現在 夏季時間で営業しております
開始時間  朝 6:00 ~ 
 イブニングタイム実施中 
7月31日現在18:30まで
*18:40に ご退場ねがいます
終了時間は、日が短くなるのに合わせて、早まります


~ 猛暑対策キャンペーンとして、イブニングタイムを試行しています ~
<イブニングタイムのご案内
イブニングタイムの受付は、15:0016:00とさせていただきます
(午後4時以降の場合も、料金は以下となります)
イブニングタイム料金 一律2000円

エリア区域で、終了時間が異なります。
・最下流域 (No.E)  17:30 まで
・下流域 (No.D)  17:50 まで
・中流域 (No.C) 18:00 まで
・上流域 (No. A B) 18:30 まで
 18:40 エリアご退場

夏季は、駐車場付近のバーベキュー会場のご利用が多くなり
暗くなると、動物(タヌキ・イノシシ・アナグマ等)が現れやすくなりますので
周辺が明るいうちに、お帰り支度をされてください。


~ 最新情報 ~

真夏の昼時 12:00~15:00は、危険な暑さになることが多いため
朝か夕方の釣りをおすすめします。

7月31日現在、停滞する台風の影響で多湿。
時々涼風も吹くが、弱いと靄がかかり、蒸し暑さ増。
今日は、甲虫類やハチ類、極小の双翅類などは、日中も所々に。
魚の捕食対象は、落ちてくるものか、流れてくるものの様子。


朝の状況 
 夜のうちに、気温・水温が下がり、朝の気温は通常で適温。
31日現在、風がないと湿気が充満して、周辺が霧で白くぼやけることたびたび。
霞んでいる間は、虫も魚も活動せず、霧がはれると動き出す様子。

昼間
晴れている間は、やや乾燥傾向か?水辺の霧は消えていましたが
風が弱いと、湿り気が感じられ、蒸し暑さも。



夕方の状況
昼間の気温が、31~32℃になると、水温も25℃前後まで上昇して
流水表面の水温は、夕方になってもなかなか下がらず。
31日現在、太陽が翳ると、体感的には外気が涼しくなるが
風がないと、霧が発生するほど多湿で、蒸し暑さが続く。
今のところ、夕方のハッチは、増えてきていません。

今日も、停滞している台風の影響があり多湿。
天気は不安定で、雨が降りやすい状況では、降り方に警戒しています。

*状況は、常に変化しているため、随時お知らせいたします



 (毎日の詳細は、下方の日付欄にございます)



当エリアは、暴れ川のため、急激な増水が起こりやすく
降雨状況には、常に警戒し、危険回避に努めております。

・・・ご注意ください・・・

天気が不安定な時は
増水する兆候がみられたら、一度渓流から離れ
水量が安定してから、入渓されると安心です。

(現場では、スタッフが常時状況を確認しお知らせしております。
状況が変化する前に、危険回避されて、安全にお過ごしください)



現在のエリアは、山岳渓流の特徴が強い、ヤマメの渓相で
非常にマニアックです。


YGLは 年中無休通年営業いたしております。


渓相は、各種さまざま。
流れ:速流~緩流,水深:浅瀬~深場,川底:砂・砂利・岩根~沈み石・大岩
渓谷の景観・地形:樹木・竹~岩壁,小滝・ゴーロ・ゴルジュ 等々

ポイントも各種
瀬(荒瀬・早瀬・チャラ瀬・平瀬)
カタ,流れ込み(えぐれ),白泡(サラシ場&流れ出し),流心,そで,巻き返し
出合い,かけあがり,ぶっつけ 等々

全長約1kmの流域に、タイプの異なるポイントが多数あります。

魚は、ヤマメ・レインボー・イワナ・サクラマス等、居着きの魚を守り
新しい魚は、状況に応じて、随時入渓。
蛇行し高低差があり、豊富な陸水生昆虫が生息する山岳渓流の一部に
魚たちが暮らすエリアを 一年中欠かさず管理しております。

四季折々に変化する景観とともに、それぞれのシーズンをお楽しみください。





~ご好評いただきまして、ありがとうございます~
自然薯 の収穫期は、11月~2月下旬頃までです
ご来場日(お受け取り日時) または お送り先をご指示いただければ、ご用意いたします。

YGL農園の収穫物は
受付にて、ご来場者さま限定特別価格として 破格でご提供しております。


有機栽培のため、数に限りがございます。品切れの場合はご容赦ねがいます。


< チケットのご案内 >

今までのチケットは、1種類(日釣り券のみ)でしたが
このたび、みなさまにご購入チケットを選んでいただけるようになりました。


新チケットは 時間券(入場~退場までの入渓時間,準備や休憩時間は除きます)
 1時間  500円 で、4時間~  ご希望時間で販売いたします。

その他 ご希望の方には
+ 1000円 で 3尾まで可持ち帰り券」もご用意いたします。


また   お得な回数券(4枚+1枚サービス)は以下になります。

5時間コース(1回2500円×4枚+1枚 )回数券   10000円              
シニア(65歳以上の方限定)
5時間コース回数券  8000円 (20%off)
レディース(女性の方限定)5時間コース回数券   9000円 (10%off)

尚、「西丹沢YOZUKUスポーツフィッシングエリア」と共同で実施しておりましたポイントカードは
終了させていただきました。



毎年、5月より入渓してきた育成ヤマメは、順番に年越ししています。
春より、日々免疫力を高めつつ、成長してきており
最も若いものでも、春には20㎝以上になり、エリア内の各所にいます。
2年・3年のものは、尺以上になっています。

いつも、やさしく接していただきまして、ありがとうございます。
おかげさまで、渓流ヤマメらしい成魚になり、活動しています。

2017年 5月は、サクラマスが入渓しています。
今後の成長を見守っていただけますよう、お願い申し上げます。


< ご案内 >

YGL燻製 研究会
「自家製燻製体験 実施中」

スモークベーコンは、通年作れます。
ご興味のある方は、お問い合わせください。


~釣 りの合間のブレイクタイムに、本格的な燻製づくりを~
自家製燻製づくり体験は、釣りの合間の30分 から1時間程度でできます。
< YGL燻製研究会 >
2013スモークサーモン 2013スモークサーモン2
*スモークベーコンは随時実施中
*生ハム冷燻,コールドスモークサーモンは秋冬限定(11月~2月)です。
体験ご希望の方は、受付またはメールinfo@ygl.jp
電話等でお問い合わせください。
【西丹沢 YOZUKUスポーツフィッシングエリアは、現在休業しております】
酒匂川水系 世附川・大又沢のフライ・ルアー専用管理エリア(山北町
)は休業中
~ 「バス時刻表・一部運行ルート変更」のお知らせ~
富士急行湘南バス「新松田⇔田代向(寄)」の時刻表及び一部ルートが
平成24年1月4日に改正されています。詳細は下記リンクをご参照ねがいます。
バス時刻 表
〜 YGL農園・田畑 収穫便り〜
・・・自然の資源をできるだけそのまま、恵み をいただいています・・・ 
毎年ご好評の「自然薯(じねんじょ)」は 11月~3月に収穫しております
「しいたけ」11~4月             「クレソン」4月~   
 しいたけ2           クレソン
  気温・湿度好条件の自家栽培しいたけ  原水・岩清水栽培のクレソン
ご希望の方には、とれたて1束 100円~販売いたします。
限定数・自然栽培のため、品物がない場合はご了承ねがいま す。
~その他の季節の収穫 物~
 米(コシヒカリ,モチ米,古代米:赤米・黒 米),小豆(大納言),ニ ンニク,玉ねぎ
根野菜・果実  自然薯 里芋 さつまいも 野菜(白菜 サンチュ等) 他
【「小中学生自然体験教室」 の ご紹介】
・・・渓流の魅力と 危険を知り、安全対策を元に活動できるリバーマスターに・・・
文部科学省・子どもの居場所づくりキャンペーン 委託教室から展開
  キッ ズアングラー教室 グレードアップコース
川活動の安全対策・フライ・ルアーフィッシング体験&水生昆虫研究教室

上記企画は、度重なる大雨により渓相が変わったため、現在は中止しております。
<ご案内>
◇釣り料金は、1時間 500円で4時間以上の時間券です。
  例・・・2000円(4時間) ・ 2500円(5時間) ・3000円(6時間)
  その他、シニア券(65歳以上の方限定)は、2000円で5時間(1時間分サービス)
   *お得な回数券 (4枚+1枚サービスの5枚綴り)
      ・ 5時間コース回数券        10000円 
      ・シニア5時間コース回数券     8000円   (20%off)
      ・レディース5時間コース回数券     9000円   (10%off)

*別途で、駐車場施設利用料金を管理組合にお支払いいただく必要はございません。
◇営業時間: 季節で異なります。 
    (春・秋:7:00~17:00,夏:6:00~17:30,冬:8:00~16:00)
・シングル・バーブレスフック厳守とさせていただいております。
・キャッチ&リリースが原則です。
 魚を持ち帰られたい場合は、1000円追加の「持ち帰り券(3尾まで)」がございます。
◇ご注意事項
・魚が誤飲して窒息する恐れがあるため、エリア内にたばこの吸い殻を放置しないでください。
<エリアのご紹介>
*当エリアの流域は、本流と支流が合流する区域のため、渇水することがない 分、暴れ川という特徴があり、景観や流れは常に変化しています。
<エリア情報・・・景観>バックスペース(ロングキャスト用) やポイント確認など に、景観写真をご参照ください。*渓相・ポイントは、雨などの天候状況や季節により変わります
受付ロッジ ⇒ [上流]1 2 滝1⇒ 徒渉箇所⇒ 流れ込み・瀬・[中流] ス トレートゾーンL字カーブ⇒[下流]ぶっつけ &沈み石ポイント 1 2  3 4 5滝2大 石ポイント 2 ⇒ [最下 流] ゴルジュ 滝3 2


バス時刻表は こちら 

 平日ダイヤ
新松田   ⇒  田代向

田代向    ⇒  新松田
 6:50             7:08
 7:30             7:48
 9:05             9:28
  9:40            10:03
10:55            11:18
12:10            12:33
13:05            13:28
13:50            14:30
15:05            15:23
16:05            16:40
16:40            16:58
17:40            17:58
18:05            18:23
18:45            19:03
19:10            19:45
19:55            20:13
20:55            21:13
金 22:40            22:58  

 6:04               6:24
 6:40               7:00
 7:10               7:30
 7:25               7:45
 8:05               8:41
  9:45              10:10
10:20              10:45
11:35              12:16
12:50              13:15
13:45              14:10
14:50              15:15
15:45              16:05
17:00              17:20
17:15              17:35
18:15              18:35
18:40              19:00
19:20              19:40
20:30              20:50


 土休日ダイヤ
新松田   ⇒  田代向

田代向    ⇒  新松田
 6:55             7:13
 7:55             8:13
 8:25             8:43
 9:05             9:28
         土 9:20             9:43
10:55            11:28
12:10            12:33
13:05            13:28
          土 13:25            14:05
14:05            14:28
15:05            15:23
16:05            16:23
16:40            16:58
17:40            17:58
18:05            18:23
18:45            19:03
19:20            19:38

 6:40               7:00
 7:30               7:50
 8:30               8:50
 9:45              10:10
      土10:00             10:41
11:35              12:00
12:50              13:15
13:45              14:10
     土14:25              14:50
14:45              15:10
15:45              16:05
16:40              17:00
17:15              17:35
18:15              18:35
18:40              19:00
19:20              19:40





このページでは、おきゃくさまのご協力をいただきまして 毎日の渓流状況をお知らせしてまいります。


【 2017年 】

おきゃくさまのお写真をご紹介しています。

情報とお写真をお寄せいただきまして、ありがとうございます。
お写真データは
右メールアドレス  info@ygl.jp , または受付にお預けいただけますと幸いです。
掲載準備ができ次第、ご紹介させていただきます。

2017年  おきゃくさまフォト
<7月13日 曇り一時晴れ~雨時々曇り,気温は高めも、雨で涼しい>
 尺上~40㎝オーバー/ヤマメ・サクラマス・レインボー   横浜市 Aさま
朝は曇り。午前中は一時晴れて午前10時頃から雨が降りだし本降り。
降雨は、一時的に強まっても止み間があり、増水や濁りはなく安定。
曇っても晴れても雨でも、虫はほとんど飛んでいないが、魚は高活性。
特に、雨足が強まると活気立ち、ドライ(#18細身のアント)で高成果。
  尺上ヤマメ ・大型サクラマス
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 大型レインボー
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<7月8日 晴れて蒸し暑い,風は少しずつ出てきて、徐々に涼風>
 レインボー・と成果のフライ, ヤマメ と捕食物  / 川崎市 高橋さま

・32~33㎝のレインボーは白泡の落ち込みのなかでキャッチ。
(フライは写真にあるブラウンのもわっとしたニンフ)

・活性が上がったのは午後2~3時頃で、ヤマメの成果。

ヤマメは#16 テレストリアルのドライでヒット。岩盤沿いで。

ヤマメのストマックにはアント、ニンフ、シャック等。

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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<6月24日 おおむね晴れ,風は時々。涼風と温かめの風が交互に>
 ヤマメ (25㎝) ・ 尺上イワナ        川崎市  高橋さま
状況:先日の大雨で、荒れた渓相。流水は、まだ少し勢いがあり、流心は速流。

ヤマメは、午前中に上流のプールで#16 白っぽいニンフで成果。

イワナ(30㎝以上)は昼食後、比較的活性が上がった時間帯に。
落ち込みの白泡の中から。#14の白っぽいニンフで成果。

レギュラーサイズのレインボーはニンフで数釣り。(ドライでも2回)

 25㎝ヤマメ      30センチオーバーのイワナ

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   飛んでいた虫            成果のフライ
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<6月14日 晴れ,風は時々、午前中は湿気多めも、午後は涼しい>
 大型ヤマメ・レインボー              横浜市 Aさま
雨の翌日ながら、水量は朝には少し増えていた程度で、午後は減水。
今日は、涼しくなった午後に、カゲロウなどが現れるも、ハッチは少なく
ドライは、浮いている魚や、比較的反応のよい魚をさがして、成果に。
成果のドライサイズ:#20は、各ポイントでチャンスあり。
#16は、まずCDCカディスで表層に誘い出し、アントに替えて、32㎝ヤマメ
成果の場所は、最下流域・「倒木のぶっつけポイント」下流の大きな巻きで。
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<6月4日 晴れ~時々曇り,風は時々強め,日向は暑く、風が涼しい>
 大型レインボー・イワナ,ヒットフライの一部       川崎市  高橋さま
早朝は肌寒いが、晴れるとまもなく暖まり、午前7時過ぎから入れ食いに。
同じポイントで、立て続けの成果は、午前8時半頃に、落ち着いた様子。
日中の日向も、ニンフ系は好調。レインボー・サクラマスの他、イワナ多数
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<5月29日 晴れ・風が時々強め,朝方は寒く、日中は暑い(25℃)陽気>
 特大レインボー 50㎝          御殿場市  島立さま
 暑い日中、大型の魚は、深みに潜っていることが多くなるが、活動中。
よく見ていると、ユラ~ッと影が動くのが確認でき、テンカラでアプローチ。
かかったのは50㎝の特大レインボーで、毛鉤を咥えたまま何度もジャンプ。
なんとか寄せると、体に赤みがさす大物。(縄張りをもつ居着きの一尾)
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<5月28日 曇り時々晴れ・風時々,気温~23℃・少々蒸し暑い陽気>
 ヤマメ・サクラマス・イワナ と カゲロウ     南足柄市 中村さま
 曇りがちでしたが、風の吹き方にムラがあり、昼間は意外な蒸し暑さ。
日中のハッチは、ほとんどなく、ライズがあるが、対象物が見えない状況。
昼は、元気すぎる若いサクラマスの突進をかわして、ターゲットにミッジで。
 ヤマメ ・ サクラマス ~#30 ミッジ
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午後(3~4時頃)には外気が涼しくなり、各所で良型以上の魚たちが活発。
 イワナ・ヤマメが成果のドライフライ : #20 カディス
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 只今、元気に活動中の若いサクラマス  ・飛んでいたカゲロウ(ダン)
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<5月20日 晴れ・風時々,気温12~28℃,水温~21℃>
 ヤマメ・サクラマス と 捕食物       横浜市 Aさま
 昼間も、岩壁沿いのゾーンポイントの数か所で、ライズあり。
捕食物を調べると、ブユやオドリバエが中心(ガガンボを捕食している魚も)
 サイズとタイプの似ているフライ有効。 成果のドライフライ#20 黒系
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<5月20日 晴れ・風時々,気温12~28℃,水温~21℃>
 年代・種類の異なるイワナ         茅ヶ崎市  佐藤さま
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     ヤマメ ・ サクラマス
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*場所や時間などで、その都度適合するフライを選び替えて、成果に。
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<5月20日 > 
 #~14 ニンフ(マラブー系・白等)        藤沢市  能勢さま
晴れて暑くなった状況下、流れ込みの水圧が強い速流ポイントなどでは
大きいサイズのフライで、流心下にいる魚が、見つけられるようにして成果
    イワナ               ヤマメ
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<5月7日 晴れのち曇り・風時々,気温15~26℃,水温~19℃>
               横浜市  Tさま
成果のドライフライは #18 (20) 黒系各種(スリムなつくり)
 日中のサクラマスは、岩壁沿いの最も奥の流れ・竹が覆う日陰のポイントで
ドライでは、朝にレインボーなどが成果も、気温が上がると厳しくなり
午後3時頃になると、各所でヤマメが現れるようになり、成果増。
   大サクラマス                  ヤマメ
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<5月7日 晴れのち曇り・風時々,気温15~26℃,水温~19℃>
                      中村さま &  梶谷さま
ライズや浮上傾向は、タイプが異なる所で様々な時間に見られることがあるも
捕食対象がわからず(見えない)。その場を飛ぶ虫にサイズ合わせして成果。

 昼過ぎ(時々晴れると暑い状況)、流れ込みから離れてトロ場になる淵尻で
居着きイワナ・小さいライズを繰り返していたヤマメ: 成果のドライは#26・28
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 午後3時頃~(曇り・外気が徐々に涼しくなってきた状況) 
浅い早瀬の流れに、次々と入ってきはじめたヤマメやサクラマスの中の一尾
    体高のある大型サクラマス : 成果のドライは #18
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情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<5月6日 曇り時々晴れ・強風,気温10~25℃,水温14~19℃>
                      横浜市  徳井さま
・午前中は曇りがちで肌寒く、昼に晴れると、強風の合間にライズあり。
・たびたび強風になり、ハッチが少なく極小のみ。対象物は判断できないが
ライズで捕食しているヤマメに、サイズ感を合わせ、飛び出させるのに成功。
・成果のドライフライ:#18 フローティング・ニンフ
 27~28㎝ 居着きヤマメ(3年め)
 20170506 拡大  20170506-2 拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<4月23日 晴れ~曇り、風時々強,気温6~20℃,水温~16℃>
                       横浜市  Aさま
・午前中は、ライズがほとんどない状態で、ヤマメの活性も低めでしたが
・午後1時半頃から、カゲロウのハッチが急増すると、ヤマメのライズが多発
・実際の捕食物は、黒系のものが多かったため、各種黒系にして高成果。
・成果のドライフライ:#16 カゲロウモデル~アントまで
ライズしていた尺ヤマメたち 
 20170423-d    20170423-e
     拡大                拡大
 20170423-f拡大 20170423-f拡大
フライを咥えたまま、流れ込みを2段下まで下って逃亡した大レインボー   
 20170423-c 注)ネットはすべて同一のものです  
   拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
4月23日 晴れ~曇り、風時々強,気温6~20℃,水温~16℃>
          大井町 山口さま &  南足柄市 中村さま
先日の強雨で、渓相が荒れている状況下。
崩れた所もあるが、流心の川底が深くなるなど、好都合な箇所も。
午前中:希少なライズヤマメは#26ミッジドライ~#20ブラックラット等
レインボーは高活性で、#16各種で成果
午後1時半頃~カゲロウのハッチ急増で、ライズ多発。成果は#16メイフライ
 20170423-1 20170423-2 20170423-3
    上段・右上)自然産卵後、孵化し成育した稚魚と思われるヤマメ
 20170423-4  20170423-b←午後のハッチの一部
 *上段・中段は、お写真の上で拡大写真にリンクします
 20170423-5 20170423-6 20170423-7
    拡大            拡大             拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<4月16日 ほぼ晴れ、風が時々強め,気温7~24℃,水温~17℃>
 成果のフライ:ドライ#20 ブラック ラット等   南足柄市 中村さま 
*日中は暑く、飛んでいたのは、陸生昆虫多種とブユ多数の状況。
・ライズは少なく、捕食対象は小型の陸生昆虫の様子。
   20170416-1    20170416-2
    拡大                拡大
   20170416-3  ・ドライは、各所、ブユモデルで成功。
        拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<4月7日 小雨時々曇り、少し晴れ,気温13~18℃,水温13~15℃>
 各所に居着く面々              横浜市  鈴木さま
  *イワナ・ヤマメの大型は37㎝前後,大レインボーは47㎝ 
 20170407拡大  20170407-2 拡大
 成果多数だったイワナの中の一尾   格闘された大レインボー
 
 20170407-3拡大 年代・顔つきが異なる居着きヤマメ
 
 20170407-4 拡大 20170407-5 拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます 
<3月28日 晴れ~曇り時々晴れ時々雨,気温0~15℃,水温13℃>
  居着きヤマメ(2年め~3年) / ドライ#14~21  下田市 Conanさま
   状況に応じて、ヤマメのライズハンティングに成功。
 20170328-1 拡大  午前中は、#21 ミッジピューパ

 20170328-2 拡大 20170328-3 拡大
    午後は、#17 ストーンフライ & #14 フローティング・ピューパ
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうごさいます
<'17年3月20日 晴れ・風時々強め,気温1~17℃,水温12~15℃>
 サクラマス・ヤマメ / ドライ#20      南足柄市  中村さま
 20170320 拡大 20170320-3 拡大  
 
  20170320-2 拡大 大型レインボー / #18 カディス
   ↓ 昼過ぎ、足元でハッチした マダラカゲロウの亜成虫と抜け殻
 20170320-4 拡大 20170320-5 拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年3月13日 曇り一時晴れ・風少々,気温5~11℃,水温11~12℃>
 長らく居着いていると思われるサクラマス / #12   大井町 鈴木さま
  20170313 拡大  20170313-2 拡大
・フライをキャッチしたまま、ぐるぐると大回りの円を何度も力強く廻る、独特のクセ
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年3月12日 曇り~晴れ・風時々,気温1~14℃,水温10~13℃>
 サクラマス ・ 受付前にて成果の一部 / ドライ#18~ コカゲロウモデル等
                        南足柄市 中村さま 
20170312 20170312-2 20170312-3
  拡大            拡大              拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年3月10日 晴れ時々曇り・強風,気温-1~14℃,水温~13℃>
  ヤマメ ・ 40㎝オーバーの大型レインボー  小田原市  吉田さま
 20170310-1 拡大  20170310-2 拡大

 20170310-3 拡大  20170310-4 拡大

・今日の状況は魚にある程度の活性はあるが、ハッチが少ないためか
ライズは少な目。それでも上流から流し込んでヤマメを午前中に6匹
虹鱒3匹。午後ヤマメ5匹・虹鱒6匹の釣果。

情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年3月10日 晴れ時々曇り・強風,気温-1~14℃,水温~13℃>
    尺ヤマメ / #28ブユパターン     大井町  鈴木さま
    20170310 拡大
・長く居着いていると思われる、尺クラスの年越しヤマメ数尾の成果の内の1尾
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年3月4日 曇り~晴れ・時々風あり,気温3~13℃,水温~13℃>
 成果のフライ / #20 フタバコカゲロウのダン  大井町  鈴木さま
    20170304 拡大
・流心から、フタバコカゲロウのダンにて、成果の尺クラスヤマメ(一部)
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年3月3日 晴れ・時々風あり,気温1~15℃,水温~15℃>
   成果のフライ / #18 ガガンボイマージャー    松永さま
      20170303 拡大
・夕方(午後3時半頃)、曇ったとき、一瞬活性があがって成果。
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年3月3日 晴れ・時々風あり,気温1~15℃,水温~15℃>
    成果のフライ:各種,ドライは#24~28 黒系  小田原市 吉田さま
 20170303-a 拡大 20170303-b 拡大
・午前中から活性が高く、水深のある所の虹鱒等は、底近くにクルージングしており、ヤマメは水面直下と住み分け、たまにライズを繰り返していました。
・ドライは#24~28 黒系が反応良し。
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年2月28日 晴れのち曇り・風時々,気温2~11℃,水温10~11.5℃>
  ライズしていたヤマメの捕食物    ご提供者  小田原市 池田さま
 20170228-1     20170228-2
      拡大                  拡大
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<'17年2月26日 晴れ,時々風強め,気温-1~14℃,水温10~13℃>
 大型レインボー・イワナ・サクラマス    川崎市  高橋さま
 20170226-a 拡大  20170226-b 拡大
 
 20170226-c 拡大   
・大型レインボー(43㎝・47㎝)・・・ヘアーズイヤー(オリーブ) #14 
・イワナ ・・・ ヘアーズイヤー(オリーブ) #16
・サクラマス ・・・ CDCダン #16
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年2月26日 晴れ,時々風強め,気温-1~14℃,水温10~13℃>
   居着きサクラマス           南足柄市  中村さま
  20170226-1 拡大  20170226-2 拡大

  20170226-3 拡大  20170226-4 拡大
成果のドライフライ #20 ストーンフライ系
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<'17年2月25日 (曇り~)晴れ,時々強風,気温1~14℃,水温~14℃>
             藤沢市 能勢さま ・ 茅ヶ崎市 佐藤さま
   ヤマメ ・ イワナ ・ サクラマス
 20170225-1 20170225-2 20170225-3
     拡大            拡大             拡大
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  拡大                       拡大             拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年2月24日 曇りのち晴れ,風時々,気温8~13℃,水温~12℃>
                 小田原市   吉田さま
   巨大レインボー             年越しヤマメ
 20170224-1拡大 20170224-2拡大
   各年代の年越しヤマメ
 20170224-3拡大 20170224-4拡大
・午前中11時頃迄は、底にへばりついていて、#16グリーンボディのソフトハックルで
50~60㎝の巨大虹鱒の成果。
・午前11時過ぎから、#26フローティングニンフで、25~30㎝の綺麗なヤマメが釣れました。
・ストマック調査・・・ヤマメに関しては、結構食べているが小さいものが殆どでした。
ストマックの内容物は、ブユ多数・小型カゲロウ(マダラ系等)・カワゲラアダルト等
・#18位のダンも飛んでいましたが、これは喰われておらず
 水面・水面直下の小型の物を好んで食べている模様でした。

情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
準備中
<'17年2月18日 晴れのち曇り,風時々,気温1~11℃,水温10~11℃>
                     川崎市  高橋さま
      大型レインボー
  20170218-1 拡大  20170218-2 拡大
     年越しヤマメ
  20170218-3 拡大  20170218-4 拡大
ライズは時々。低層に合わせて、華奢なつくりのニンフ系(#18・20)が有効。
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<’17年2月17日 晴れ時々曇り一時雨・強風,気温1~17℃,水温~12℃>
                   小田原市  吉田さま
   年越し3年ヤマメ             尺上レインボー
  20170217-1 拡大 20170217-2 拡大
たびたび強風が吹き荒れる中、午後には雨も降っていましたが
午前中の成果は、ドライ#20 ブユタイプ・#24 ユスリカ。
ニンフは、#18 フェザントテール。
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<'17年2月12日 晴れ時々曇り・風時々,気温-4~11℃,水温~11.5℃>
           大井町 山口さま ・ 南足柄市 中村さま
  年越し2年ヤマメ   ・・・   ドライ #20 , 昼 12時頃 
  20170212 拡大 
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<2017年2月3日 晴れ・風が時々,気温-3℃~14℃,水温~12.5℃>
  サクラマスの捕食物        ご提供者: 小田原市 池田さま
 20170203 拡大 20170203-2 拡大
*ライズしていたサクラマスの成果の際、捕食物を調査された画像
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<2017年1月30日 晴れ時々曇り,気温10~16℃,水温~13℃強>
  年越し3年ヤマメ と 捕食物           小田原市 吉田さま
 20170130 拡大 20170130-1 拡大
*午前9時頃小さなライズを繰り返していたものを#26のミッジで成果。
*ストマックを取るとかなり大きなものも入っていました。
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<2017年1月29日 曇り時々晴れ,風あり>       N さま
    大型レインボー           *各お写真は、拡大します
 20170129-1  20170129-2 20170129-3  

  20170129-5*流心に着いていた大型レインボー:ニンフで成果
    年越し大型サクラマス
 20170129-8 20170129-9  20170129-10
*上の左・中央)ライズのサクラマス:#24 ミッジドライで成果
 20170129-11 20170129-12 20170129-13
*上の右,下の3枚)巻きに現れた大サクラマス:ドライ#18 クリップルで成果
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
 <2017年1月28日 晴れ,時々風あり>   南足柄市  中村さま
    大型レインボー              年越しサクラマス
   20170128-1 拡大  20170128-2 拡大

                         20170128-3 拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
 <2017年1月23日 晴れ,時々冷たい風が強め>  南足柄市 中村さま
    年越しサクラマス
    20170123-1 拡大 20170123-2 拡大
 白泡の下流、かけあがり辺りに着いていたサクラマス:#18 ニンフで成果

  20170123-3 拡大 20170123-4 拡大
 対岸側で、ライズをしていたサクラマス:#24 ミッジドライで成果
*情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます  
<2017年1月18日 晴れ~曇り時々晴れ,昼頃からつめたい風>
      大型レインボー         小田原市  吉田さま
   20170118 拡大
太陽が照る時間が意外に少なく、外気がつめたい陽気。昼頃から風が出てハッチ少。
ライズがほとんどなく、魚は底にへばりついて上を向いておらず、ニンフの一日でした
*情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<2017年1月17日 晴れ・時々風が強め>     横浜市 鈴木さま

     年越し3年 尺ヤマメ         サクラマス 29㎝
20170117-1 拡大  20170117-2 拡大
  年越し2年ヤマメ 25㎝       レインボー40㎝オーバー
20170117-3 拡大  20170117-4 拡大

#14 ビーズヘッドニンフにショットを噛ませ、マーカー下を深くして底を這わせて成果
*情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<2017年1月12日 / 年越しヤマメ>      小田原市 吉田さま
      20170112 拡大
風がつめたく寒い陽気の厳しい状況下、ライズのヤマメにチャレンジされて成果。
捕食物はニンフ系。ライズの捕食は、イマージャー等で成功と伺う。
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます。
<2017年1月7日 / 年越しサクラマス・ヤマメ>  藤沢市  能勢さま
*風が吹いて、低姿勢になった状況下,ニンフ系の大きめ見やすいタイプで
        年越しサクラマス        年越しヤマメ(2年目)
   20170107-1    20170107-2
           拡大                  拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます
<2017年1月2日 / #24 ミッジドライ>      横浜市  徳井さま
            年越しサクラマス
     20170102  拡大
情報のご提供とお写真の掲載にご協力いただきまして誠にありがとうございます





7月 >

26日(水)は激雨で濁流になり近づけなくなりましたが
翌日には、所々に増水して荒れた跡はあるものの
水量は戻り、流水は澄んで落ち着き、平常通りに。
激雨による増水跡がありますが、魚にダメージはありません。



2017 年  7月  31(月)   6:00 ~ 
只今 猛暑対策キャンペーンとしてイブニングタイム試行中 18:40終了

天気は、晴れのち曇り。今朝は、気温こそ下がっていて涼しめでしたが、やはり異様な多湿に。早朝から、風は弱めでしたが、午前7時過ぎ~8時頃には、ほぼ無風になると、途端に水辺に靄がかかってきて、流水に沿ってカーテンをひいたように、帯状に真っ白。靄がかかる前には、すでに良型レインボーの成果を伺っていましたが、この状況では、反応もなくなっていたとのお声。今日は、風が弱かったものの、温風ではなかったため、少しでも吹くと、瞬間は涼しくなる傾向で、昼間の日向でも、風が吹くと、派手なライズを見ることもありましたが、数は少なく、全体的には、低めに構えていることが多かった様子。成果は、流れ込み~流心に着いている、活気のある魚。太陽が照りつけていた昼間は、流れ込みポイントでも、水深が浅い所には、魚が着いていなかったとも伺う。昼~午後も晴れ間あり。日陰で、風が吹く状況を待ちながら、チャレンジするのが効果的だったご様子も。瞬間で活気立ち、成果チャンスの魚は大型。40㎝オーバーのレインボーは、数はでなかったが、ドライで成果。ヤマメも33㎝。強い引きをお見受けする。
先週~今週は、台風5号の影響がでています。明日の降雨は、警戒しており、避難が必要な時は、更新できませんことをご了承願います。落ち着きましたら、状況をお伝えする予定です。
2017 年  7月  30(日)   6:00 ~ 
只今 猛暑対策キャンペーンとしてイブニングタイム試行中 18:55終了

昨夕~今朝は、雨が降ったり止んだりしており、朝方も降っていて、午前7~8時は本降り。午前中は曇り~霧雨で、時々薄日が射すことも。午後の空は明るくなって、曇り~晴れ間も少々あり、夕方は再び雨に。風は時々弱まるも、涼しめな風で、蒸し暑さが軽減される状況も多め。今日の魚は、朝から広範囲に散らばっていて、運動量も多め。大型のヤマメやレインボーも、姿を現していました。ただ、水生昆虫のハッチは、ほとんど見られず、飛んでいるのは、極小の白い双翅類か、中型の甲虫類など。また、なぜか、水辺では、大きい毛虫(黒の毛足が長く、体の芯はオレンジ~ブラウン~ゴールド系に光っている)が、所々にいるのを見かけました。また、連日よりは、蒸し暑さは弱めに感じましたが、通常よりも多湿なようで、羽アリやハエなどが多かった印象も。今日は、いつもより涼しかったため、魚は活動的な様子を見せていましたが、捕食対象は相変わらず、落ちてくるものか、流れてくるものだったらしく、突発的に反応するようでした。
最近の天候は、台風(特に5号)が影響しているようですが、今日のところは、シトシト雨で、増水はしないものの、減水もせず現状維持で好都合。
しばらくは、台風の進路をチェックしながら、突然の強雨には用心して、天候が変化する兆しを見極めながら、状況が安定している時に、楽しむのがよさそうです。
2017 年  7月  29(土)   6:00 ~ 
只今 猛暑対策キャンペーンとしてイブニングタイム試行中 18:55終了

天気は、午前中が曇り一時晴れ。昼は雨が降って、午後は曇り時々雨。曇っても晴れても、小雨でも本降りでも、風がほとんど吹かず、非常に多湿で、異様に蒸し暑い一日でした。本日のところは、朝の気温が22℃。早朝の外気はひんやりとしていて、あまり風がなく、霧が出てきても、まだ涼しく、魚も徐々に活性してきて、ハッチは見られなくても、ドライでも順調な成果をお見受けする。空は曇っていて、気温は急上昇する様子はなし。しかし、なかなか風が出ないまま時間が経ち、蒸し暑さに悩まされることに。午前中は、瞬間的に晴れ間もあったが、やはり風はごく弱く、吹いていないことがほとんど。それでも、わずかな風が吹くと、途端に魚が反応して、流水の上に樹木が覆う場所や、流心の瀬尻などでは、パタパタッと騒がしくなり、何かが落ちてくるとライズが起こったり、葉などが流れてくると、追いかけて突いたりしていましたが、風が止むと、動きが止まって、低い層に下がっていました。午前中の瞬間的な晴れ間にも風は吹かず、通常ではない多湿は、ほぼ一日続くことに。昼過ぎに、にわか雨が降りましたが、霧雨や小雨の時はまだ多湿。雨粒が叩く、本降りになった時は、つめたい雨になり、降っている間は涼しかったのですが、止むと再び霧が発生。湿気が充満して、蒸し暑さから逃げられない状況で、陽射しの熱さを避けられているにも関わらず、魚の活性は高まらず、突発的な反応に合わせて、なんとかチャンスをつくる必要がある、厳しい釣りになってしまいました。夕方も多湿でしたが、午後5時半頃に再び雨がパラつくと、ようやく涼しくなってきました。今日は、吹いても南東の風だったため、(離れているのに)意外に台風の影響があった天候で、極端な多湿は、魚や昆虫の活動を妨げる要因の一つのように、感じられました。
現在の水量は少なめで安定しています。渡渉ルートは、ニーブーツで移動できますので、暑さ対策として、膝下をカバーされた軽装でお越しいただくことをおすすめします。
2017 年  7月  28(金)   6:00 ~ 
只今 猛暑対策キャンペーンとしてイブニングタイム試行中 18:55終了

今日の渓流には、激雨で増水した分(一時は3倍以上増)は、すっかり減っていて、雨の前よりも、やや少なくなった印象。昨日は、降雨の翌日だったため、まだ水圧が強まった状態を保持していましたが、晴れたことで減水し、夕方には明らかに少なくなっていました。今日になると、水圧も弱まっていて、水量はさらに減。渓相に、破壊された所はあっても、各ポイントの深さや広さは保たれていて、各所に魚の着き場が守られて、ダメージはないのですが、晴れて気温が上昇すると、活動できるポイントが限られてしまうのが、夏の状況。本日も、陽射しの強烈な熱さと、蒸し暑さで、特に昼間は厳しい釣りに。暑くなると、魚の活気が見られる場所は、「流れ込み」と「流心」に絞られる傾向。しかも、水量が減ったため、「流れ込み」の中にも、条件の良さに、差がでてきた様子。最も条件が良いのは、落差が大きい流れ込み。高い所から流れ込むため、豪快に白泡が立ち、川スジの流心以外にも、数本の流心が現れ、流心の距離も長め。中心になる流心は太く、各流心が合流すると、より速い流れになることも効果大。流れ込み付近や、太い流心の中には、大型レインボーが着き、速流の流心では、中央~瀬尻まで、ヤマメは広範囲に浮上して、成果チャンス増。一方、落差は小さいが、川幅が狭いことで、流れ込みが形成されているポイントでは、低い所から勢いよく流れ込むため、水圧で川底が掘られている傾向で、流れ込み下はかなり深く、潜ってしまった魚には、そうとう深く沈めないと、フライやルアーに気づかない事態に。本日のところは、時々風が吹くと、落ちてくるものというよりも、流れてくるものに注目していた様子で、突発的な反応をする難しい釣りだったよう。熱気と蒸し暑さで、厳しい天候の中、タナ合わせや、瞬間的なタイミング合わせなどで、工夫されて成果をあげていただいたご様子。フライは、良型レインボーや若いサクラマスなどの成果。ルアーは、流れ込み下から成果のレインボーは、大型と伺う。
現在の水量は少なめで安定しています。渡渉ルートは、ニーブーツで移動できますので、暑さ対策として、膝下をカバーされた軽装でお越しいただくことをおすすめします。
2017 年  7月  27(木)   6:00 ~ 
只今 猛暑対策キャンペーンとしてイブニングタイム試行中 18:55終了

今朝の渓流は、減水して澄んでおり、ほぼ雨の前と同じ位の水量に戻っていて、流れも落ち着いていました。午前中の天気は、曇り一時晴れ。今朝は涼しく、魚は朝から活動的で、風が止み晴れてくる前までは、特に流心に着くヤマメが高活性で、フライ・テンカラは好調のお声多。有効なフライはドライ系。#15 パラシュートなども、各年代のヤマメや良型レインボーに好まれ高成果。中には顔つきが精悍な35㎝のヤマメの成果も。テンカラは、なんと、数着くことが不可能な最下流のラスト区域(表示Eより下流)でも、数尾の成果と伺う。また、レインボーは、年下の良型たちはしっかりキャッチするが、大型は浅がかりしてバレやすい傾向とか。日中は、徐々に天候に変化あり。午前9時過ぎからは、風が止んでしまう時があり、昼前後には太陽が覗いて、強い陽射しが届くと、厳しい暑さになりました。午前10時頃~午後3時過ぎまでは、陽射しもあり、風は弱めで、魚が活性する状況に遠い陽気になってしまい、どうしてもテクニックが必要な、極めて繊細が釣りになってしまう。今日の昼間は、トンボなどは活発でも、甲虫類などは少なく、着水時の刺激に魚が反応するのは、突発的で、反応は少なめ。それでいて、表層をよく見ていて、流れてくるものには敏感。下流域では、本流外にできた小淵状のポイントが面白く、ドライをピンスポットに落として、ライン操作で留めておく時間をかせぐと、一カ所ずつヤマメの成果に。また、流れ込みから次の流れ込みまでに距離があり、流心が通りながらも、岩盤が露出する形状を比較的ゆったりと流れるポイントでは、各年代のヤマメたちが、浮上傾向で、中でも年上の大型は悠然と構えていて動じず。反応をさぐりながら、サイズ合わせすると、ミッジは#30(ブユか?)で、念願の成果を拝見。シブイ状況下でも、成果はドライとのことで、#14ではレインボーの成果増。雨の時だけ元気だったイワナは、今日には大石の隙間に潜っていて動かないものが多いが、少し活気がある個体は、反応してアントで成果と伺う。午後は、3時半を過ぎると、太陽が隠れて、徐々に涼しい風が戻ってきました。陽射しがなくなった分、涼しくなりましたが、夕方は風が止んでしまい、再び蒸し暑さが戻るはめに。しかし、霧が出ることはなく、昼間に比べたら、格段に過ごしやすい状況になりました。夕涼みになる湿度を待っています。
曇天や雨が多い今週は、気温は高くても28℃前後ながら、湿度が高く、風向きによっては温風になったり、涼風でも弱まると、蒸し暑さが際立ち、昼間は厳しい陽気です。成果チャンスは、曇っている時か日陰の所で、涼風が通る状況。また、最近の早朝は、魚の活性が安定して高め。水生昆虫のハッチは、まだ待たされています。
2017 年  7月  26(水)  激雨で濁流 ⇒ 減水
午前9時半頃になると、雨がパラつき出し、まもなく本降りに。30分くらいすると、徐々に雨足が強まり、激雨になりました。午前10時過ぎには、みるみる増水してきて濁流に変わり、土砂を押し流す濁流はさらに増水。濁流が、渓相を壊し始めたところで、雨が弱まってきて、昼前に止みました。雨が止んだ午後は、次第に減水してきて、夕方には濁りもとれて、渡渉できるまでに戻りました。渓相には、増水時に流水が荒れて、砂地を削り取ったり、崩したりしたりした跡がありますが、魚への大きなダメージはない様子。
流水が落ち着けば、平常通りです。
2017 年  7月  25(火)   6:00 ~ 
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天気は、曇り時々晴れ。今日も、あたたかく湿った風が吹くことが多く、厳しい蒸し暑さでした。多湿が続き、朝夕もなかなか涼しくならない連日。今日も水生昆虫のハッチは、ほとんど見られず。数種のトンボ類や蝶などは活発で数も多く、黒やカーキ色などの甲虫類も飛んでいました。現在の渓流は、少なめの水量で現状維持。各ポイントは、深さも広さも戻り、流水は少ないながらも、高低差が活きているため、各所に流れ込みと流心が形成されており、魚にダメージはありませんが、本支流から、入水してくる水量自体が、通常よりも少ないため、水圧が弱く、流れにパワーがないのが、少々影響あり。また、異様な湿気の多さも、水辺の生き物に作用して、水生昆虫のハッチはなく、魚の捕食態勢も突発的。さらに、極端な蒸し暑さは、人にとっても厳しい状況。本日のところは、活気のある魚を対象にして、その反応に合わせて成果に至られたご様子。実際の虫はいないが、#16 パラシュート系(ブラウン)などは、特に有効で、良型レインボーや年越しヤマメのうちの年下組の成果。また若いサクラマスはやる気に満ちていたとか。昼前後や午後は、時々晴れ間があり、蒸し暑さが際立つ辛い陽気になり、多湿は解消されなくても、日陰になると、かなり負担が減って、成果チャンスもあったと伺う。岩壁沿いの流れや川底が岩盤の場所などが、比較的、活気立つ魚を見つけられたようで、ドライを丁寧に流すなどされる、繊細な釣りで成果をあげていただいたご様子でした。
2017 年  7月  24日(月)   6:00 ~ 
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天気は、曇りのち晴れ。朝方は曇っていたが、なかなか風が吹かず、徐々に蒸し暑さ増。風が出てくると、湿ったあたたかい風が吹くことが多く、蒸し暑い上に、晴れて気温上昇。昼前後は特に厳しい暑さに。午後になると、涼しい風が吹くこともあり、蒸し暑さは少し和らぐも、ハッチは今日も増えず。本日のところは、またしても、梅雨の頃に近い状況。あたたかい風に吹かれて、蒸し暑さに見舞われながらも、風が強まったり、涼しい風に変わった時などをチャンスにして、瞬間的に魚の反応を促す方法で、成果に至ったご様子。テンカラは、下流域で2年めヤマメの成果と伺い、フライは#15パラシュートタイプでチャンスをつくりながらの成果に。水面に乗った時の、バランスが安定している形状が有効だったようでしたが、注目させる効果は高いが、キャッチさせるまでが困難な状況下、期待していなかったところで、飛びついたのは、40㎝オーバーのレインボーだったというケースも。昼過ぎ~午後は、晴れている間は、引き続き、厳しい蒸し暑さに見舞われて困難な中、反応するのはドライのようで、若いサクラマスなどがキャッチ。涼しくなったのは、午後4時近くなってから。このころになると、ようやく風が変わって、吹かれると涼しくなり、新入りの良型レインボーが元気を取り戻して、ドライでの成果が増。夕方になってもハッチは増えない中、それでも昼間よりは魚の動きがよくなり、大型も中層以上に現れていたようでしたが、イワナは底にべったりと着いたままだった様子。夕方にルアーでのチャレンジは、スピナーなどで瞬間的に反応を起こさせるのに成功するも、浅がかりが多く、今一歩、魚の積極性がほしかった状況。フライは、ポツリポツリと成果なるが、際立った活性の高まり方を見ることはできなかったようでした。
今日は、半分梅雨に戻ってしまったような、微妙な陽気で、風が強まった瞬間など、突発的なチャンスに賭ける釣りでした。
2017 年  7月  23日(日)   6:00 ~ 
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天気は、朝は曇りで、午前11時頃から雨になりました。陽射しはないが、風もほとんどなく、過ごしやすかったのは朝のみ。昼頃~午後は、雨が降りだしてからも風がなく、かなりな多湿で、厳しい蒸し暑さでした。本日のところは、涼しかった朝方が際立って好調。午前6時のスタート時から、ルアーはどの方も、小型スプーンなどで、立て続けの成果成果。新入りの良型レインボーは多数。徐々に、活気立ったようで、居着きの大型レインボーの成果もお見受けする。午前中、雲が動いても、薄日が射しかける程度で、久しぶりに太陽は出ず。しかし、次第に、太陽の熱さを逃れられても、風がないことの不安が大きくなり・・・。案の定、梅雨の頃のような、湿気が充満する事態に。加えて、気温は意外に高く、曇り~雨天でも高温多湿で、陽射しはないのに、汗が止まらない蒸し暑さだったのは、体感的にキツイ状況。昼以降、雨はやや強まっても、小雨の範囲内。午後もやはり風はなく、小雨でも蒸し暑さは充満しており、水辺には、シオカラトンボや甲虫類などが飛んでいるも、数は多くなく、水生昆虫は見当たらず。昼間の魚は、流心や白泡の中に入っていたり、流水に覆いかぶさる樹木の下などで、待機していた様子。成果は、ドライ(テレストリアル系など)もテンカラも、ルアー(クランクなど)も、特徴が似ているポイントでの成果を伺う。数釣れたのは、落差や傾斜があり、流れ込みの水圧が強めで、速流のポイント(の流心付近など)とのお声。また、プール状の穏やかな流れでは、テンカラで、流れ込み付近の深い層で、大型レインボーがかかるも、寄せきるまでに、持ち堪えられず、切れてしまったとか。あるいは、若いサクラマスも活発。入渓して2か月が経ち、大雨も、増水も濁流も経験して、成長したため、好奇心よりも、獲物を狙って取りに行く姿勢に変わっており、毛鉤やルアーでの成果と伺うが、がっちり咥えていました。ルアーは、カジカもキャッチ。意外にも速流のポイントだったとか。午後は3時頃になると、雨のやみ間があり、午後4時頃からは上がったようですが、風は弱い。周辺に霧が立ち込めて、多湿のままでしたが、外気は涼しくなってきた様子。徐々にささ濁りがとれて、午後5時頃になると、大型の魚も中層以上に現れてきていました。午後3時以降、ドライは、#14 スパイダーなど、さらに好調に。今日は、梅雨の頃の陽気で、魚の反応の変化に合わせて、その都度、作戦を立てていただく方法で、成果をあげていただいたご様子でした。
2017 年  7月  22日(土)   6:00 ~ 
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天気は、晴れ時々曇り。風は時々。弱風では熱気が収まらず、多湿を感じることが少々あるも、強まると昼間でも涼しくなりました。渓相は、元の深さと広さを取り戻して良好。魚の方は、場所によって異なる(新入りが入渓したことで、まだ落ち着ききらなかった所もありました)が、少なめな水量ながら、流れ込みの落差の作用で、白泡が立ち、流心が通っているため、「速流の流心」を中心に、好成果を伺う。特に朝は、午前10時前頃までは、岩壁沿いの流れなどで、ヤマメの高成果が可能に。陽があたって数時間してからは、ヤマメのチャンスがあっても、選び釣りは難しくなったご様子も。一日を通して、水生昆虫のハッチは、ほとんど見かけられませんでした(ブユの群れや極小の双翅類は活動)が、陸生は種類も数も増えて、特にトンボ類は3~5種位が活発。甲虫類も、黒~オレンジ系など、数種があちらこちらで活動しており、有効なドライフライは、どの時間帯もどのポイントでも、どの方も、テレストリアル系とのお声。サイズは、#14(16) ブラックアント,パラシュートアント,ブラックハンピー,スパイダー等で成果。尺クラスヤマメ~20㎝前後のヤマメ,若いサクラマス,25㎝前後~40㎝弱のレインボー,中には一瞬のチャンスに成功されたとお察しするイワナの成果も。テンカラは、(水量そのものは増えていたいため、水圧が弱めなのが影響して)流れに引き込ませる沈め方が、やりにくい状況とのこと。朝~昼過ぎの成果は、沈む毛鉤をプール状になった、水面の流れが極めて穏やかな場所で、良型レインボーなどが深い層から。あるいは、最下流域の階段状のガンガン瀬では、何と成長しているカジカの成魚が、かかったと伺う。午後は曇って、一時的に涼しくなったものの、夕方の風は弱めで、なかなか涼しくならず。それでも、外気が冷めた午後5時頃になると、テンカラ毛鉤では、流れ込み付近などで、大型レインボーの成果と伺う。一方、昼前後にチャレンジされたルアーは、陽射し(と気温)の暑さと、限られた成果チャンスに、厳しい釣りになったようでしたが、軽量の小さいスプーンでの成果をお見受けする。着水直後の瞬間的なチャンスだったご様子でした。
*渓相は、まだ戻ったばかりで、まだ場所による違いがありますが、徐々に落ち着いてくると思われます。
2017 年  7月  18日(火) ~ 21日(金) 休業しております  
7月18日(火)~21日(金)は、修復のため休業しております。
雷雨が降ることもありましたが、一時的な強雨で済み、順番に回復しております。
ご迷惑をおかけいたしますが、元に戻るまで、しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。金曜日の夕方には、エリアの安全と、魚の状況が充実する予定で
22日(土)の再開をめざしています。
2017 年  7月  17日(月)   7:00 ~ 17:30  
天気は曇りのち晴れ。久しぶりの曇り空でしたが、風が少なかったため、陽射しが少ないにもかかわらず、高温多湿のつらい蒸し暑さに。特に午前中は、風がほとんどなく、昼近くなって、ようやく爽快さを感じる風が吹くことも。ハッチはほとんどなく、魚は突然活気立つが、反応は瞬間的で、活性は高まりきらず、キャッチしても咥えこみは浅い傾向。本日は、強烈な蒸し暑さに見舞われて、虫は現れず、魚がほとんど動けない、体感的にも辛い、厳しい状況で、成果はデリケートなチャンスをものにできるかどうか、という難しさでした。狭いポイントで、魚の動きは限られている中、キャッチした時の咥えこみが重要。なんとかキャッチさせることに成功しても、しっかり咥えていないため、バレてしまったとのお声が多かったのは、残念でした。厳しい状況下の成果は、作戦勝ちといったところ。捕食対象が、明らかに見当たらない中では、先回りして、待っているであろう対象物でアプローチ。有効だったのは、ドライ~ウェットは、アント・ビートル,毛虫(半沈みのバランスが最適)等のテレストリアル系。他、トビケラモデルなど。岩壁沿いの流れでは、流れ込みにて、#16 毛虫モデルのテレストリアル(長めのハックル,光る素材を効果的に巻いた形状)で、45㎝クラスの大型レインボーの成果も伺う。あるいは、最下流の数か所で、40㎝オーバーの成果。引きの強さに、寄せられないものもあったが、倒木がかぶるぶっつけでは成功。#15 アントと伺う。午後は、涼しい風が吹くことが多くなりましたが、晴れて暑くなる。足元に羽アリくらいした見なかったとのことで、有効なドライは#12(14)ビートルも。大型レインボーに成功と伺う。有効午後4時頃までは、風がありましたが、夕方には風が弱まり、蒸し暑さが続く。多湿は、体感的に影響が大きいです。
*今週は、現在の破壊された渓流を修復いたします。7月18日(火)~20日(木)は上流域で実施され、21日(金)は当エリアで実施予定です。
明日18日(火)~21日(金)は休業となりますので、ご了承ねがいます。
2017 年  7月  16日(日)   7:00 ~ 17:30  
今日も晴れて、午後は一時曇り。今朝も風がなく、午前中は少し吹いて止み、弱めの状態が多く、魚が活気立つきっかけは、なかなか訪れず。昼前後には、涼しい風が吹くこともあり、いよいよ(魚が捕食態勢になる)チャンス到来かと思われましたが、落下物や流下物は多くないようで、中には突発的に出てくる魚もありましたが、全体的には深みやえぐれなどに入ったまま動かず、反応も少ない状況で、暑い中での厳しい釣りになりました。天気も状況も難問(強い陽射しで高温多湿、水量は少なめ、ポイントは崩れていて狭い)ながら突然活気立った魚が、いきなり姿が見えなかった所から現れて、即キャッチしてくる捕食タイミングは、さまざまな時間帯に、それぞれの場所で起こったいたとのお声でしたが、瞬間でピタリと合ったり、浅がかりしてバレたり、かかった後の寄せてくる間に切れてしまったり・・・と、結果もそれぞれだったご様子。また、ごく浅いチャラ瀬(一見大型が着ける所がないと思われる場所)では、カディス系で、35㎝以上のレインボーの成果をお見受けしたり、昼~午後になってすぐの、最も高温の時間帯ながら、涼しい風が強まった時や、曇ったタイミングなどには、深い所に着く魚が、反応を見せてチャンスあり。落差のある流れ込みポイントで、ルアーは尺クラスヤマメの成果をお見受けする。あるいは、下流域では、本流から逸れた流れが、石や砂利の間を流れる中で、水たまり状のスポットを数か所つくりながら、階段状に流れている流れでは、小さな狭いスポットで、着水直後に瞬間の成果チャンスと伺う。本日のところは、成果チャンスが少ない厳しい状況下で、ルアーはスピナー・スプーン・プラグ系などで、落とした時の「着水直後」か、底に置いた状態で、少しの間、流れに任せておき、「(底で)微調整のアクション」をつけた時か、いずれも瞬間的チャンスを活かす方法で成果と伺う。ちなみに、距離を引いてくる場合は、瀬や流心などで、若いサクラマスのみには有効だったとのお声。一方フライは、活動している虫が少なく、水生昆虫はほとんど見かけない状況下で、捕食対象が定まらない中、ドライはカディスやアント、テレストリアル系が有効と伺う。また、風が少ない時は、大型や年上の魚は動かず、良型レインボーや若いサクラマス、2年めのヤマメなど、活発な年下の魚たちの成果が多かったとのお声。通常よりも、湿気が多い陽気の時は、絶えず涼しい風が流れ続けてくれると、体感的にも過ごしやすく、魚も活発なようですので、普通~やや強めの涼風を保持してもられると、ありがたいです。
*今週は、現在の破壊された渓流を修復いたします。7月18日(火)~20日(木)は上流域で実施され、21日(金)は当エリアで実施予定です。今週の火~金(18日~21日)は休業となりますので、ご了承ねがいます。
2017 年  7月  15日(土)   7:00 ~ 17:30  
天気は晴れて、風は時々。今日の風は、弱まったり止んだり、熱風になることもあり、多湿ではなかったものの、厳しい暑さでした。特に、朝は風がなく、吹いてきたのは午前10時頃~。風が出ると、魚の動きがよくなるも、すでに暑くなっていて、活気立ち方は突発的で、チャンスは突然で一回勝負。ルアーもテンカラも、40㎝以上の大型レインボーもにキャッチさせることに成功されるも、浅がかりで外れてしまったり、かかったまま飛び跳ねられて、結び目で切られてしまったり、という惜しい結果に。暑さの中で風がないのは、落ちてくるものや流れてくるものがなく、魚が活性する状況に遠い、かなり厳しい釣りでした。今日の日中は、カワトンボ~シオカラトンボ、オニヤンマまで、各種のトンボが活発で、甲虫類もあちらこちらに。また、ブユのような、コバエのような極小の群れが所々に漂っていたのも特徴的。体感的には、連日よりも湿気が少なかったような印象。種類は限られていても、飛んでいる虫がいたためか?若いサクラマスの行動に特徴あり。プラグ系などが着水する時には、サーッと逃げるというお声の一方、テンカラ毛鉤には、大きめサイズながら、積極的にキャッチしてきたとのお声。小さくても、やはりサクラマス。虫をよく見ているようです。昼過ぎ~午後3時前は、さらにヒートアップして猛暑に。午後も、涼しい風が吹くと、活気を見せるが、弱風になったり、熱気を含んだ風に変わると、反応がなくなっていたようでした。夕方も天気が急変することはありませんでしたが、蒸し暑く、日没頃にやっと涼しくなってきました。同じ暑さでも、カラッとした暑さの方が、魚が活発なようですので、徐々に湿気が収まってくることに期待したいです。また、特に晴天には、涼しい風が吹き続けてくれることを願います。
*来週は、現在の破壊された渓流を修復いたします。7月18日(火)~20日(木)は上流域で実施され、21日(金)は当エリアで実施予定です。来週の火~金(18日~21日)は、休業となりますので、ご了承ねがいます。
2017 年  7月  14日(金)   7:00 ~ 17:30  
天気は曇り~晴れ。今朝は風がなく、水辺には霧が立ち込めて消えず、蒸し暑い朝でした。午前8時半頃になると、少しずつ風が吹いてくるが、雲が流されて、昼間は晴れ空に。午前10時頃~午後3時頃までは、強い陽が降り注ぐ上に湿気もあって、高温多湿の厳しい暑さでした。本日のところは、小雨どころか、曇ることさえほぼなく、予想していなかった、真夏の陽射しの中での釣りになってしまい・・・計画通りにいかず。ただ、ここ数週間は、外気が湿った時を好みらしい虫たちも、ほとんど現れていなかったのですが、今日はブユやコバエのような小さい大群が、昼過ぎ(~午後)などには飛んでいるのが見られたのが特徴的。それ以外は、相変わらず、陸生昆虫がパラパラと飛んでいるくらいで、魚は、落ちてくる物や流れてくるものに敏感な状況。が、さらに暑くなった昼~午後の早いうちは、さすがに魚の反応が少なくなって、ルアーはお手上げだったとのお声。フライは、風が出てくる前は、なかなか動き出さなかったようでしたが、深めに合わせて、活気立つ魚をさがす方法で、徐々に成果チャンス。岩壁沿いの流れなど、条件のよいポイントでは、尺ヤマメや、何とイワナの成果も伺う。日中、強い陽射しの中での釣りは、暑さとの勝負になってしまうが、魚の反応を見て、フライ選びをするのが効果的。流心の中で、高めの層に着く魚は、上を見ている状況。魚の動きを観察していると、速い流れでは、表層に軽く乗るものを捕食対象にしているようではないらしく、かといって、深めに沈めると魚の動きが極端に変化するためNGらしい。そこで、テレストリアル系の中でも、アオムシ・シャクトリムシ類のパターンを。中でも、毛虫も連想させるリッチな形状で半沈みくらいの高さで流すと、成果と伺う。フライは全体的に大きめサイズが有効とのこと。あるいは、ロングキャスティングの作戦では、ドライ高成果。#14アントは各所で有効。レインボーは、#15 カディス系で。岩壁沿いをゆっくり流れる場所では、浮上ヤマメの選び釣りが可能なるも、ヤマメに限っては、ドライフライをよく見ているため、真夏日の真昼にもかかわらず、#28ミッジ(ブユパターン)というシビアさと伺う。流心ポイントは、速流か緩流かで、有効なフライが違いようです。また、渓相が荒れている現状では、(ポイントが極端に狭くなっている所があり)魚が偏った着き方をしているため、条件がよいポイントで挑戦されるのがおすすめです。現在は、上流域は、魚が安定して着きにくく出にくい状況。最下流域は、着いている所が深すぎてタナが合いにくい状況です。(修復後には、これらのムラは解消できる予定です)
*「おきゃくさまフォト」に、最新のお写真をご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  7月  13日(木)   7:00 ~ 17:30  
今日は、朝には風がなく蒸し暑かったり、午前中には晴れて暑くなる時間もありましたが、午前10時頃~午後には、久しぶりに雨が降り、時々強まることも。本降りになるのは、数回ありましたが、いずれも短時間で、急激な増水や濁りは起こらず。雨粒がたたきつけることも、魚に刺激を与えたようで、本日は魚が高活性で高成果とのお声。曇っている時も、本降りの時も成果。飛んでいる虫は、白っぽい華奢なタイプ(ヒラタカゲロウか?)はチラッと見かけましたが、陸生昆虫が時々いる程度でしたが、ドライの成果が好調。#18 アント,ピーコック・ビートルなどは、各所で、浮上しているヤマメ~下層から突然上がってくる大型レインボーまで成果に。ヤマメやサクラマスは、各年代(稚魚クラス~2年め~3年以上の尺上まで)の成果をお見受けする。また、今日は大型の活性も高く、42~43㎝レインボーを数尾、尺ヤマメも数尾の成果と伺う。今日は、ようやく梅雨らしい陽気を堪能でき、蒸し暑くはあったものの、雨が降り始めてからは、吹く風も涼しくなり、体感的にも楽でした。ここのところ、真夏日や熱帯夜が続いていたので、涼しかった今日の陽気には、魚も活気を取り戻していたようでした。夕方、午後4時~5時頃までは、上空の雨が止んでいることもありましたが、徐々にささ濁ってきて、少し増えた様子。午後6時を過ぎると、再び雨がパラつき始め、7時は降ったり止んだり。夕方には、水量が少し増えたようですが、今夜も時々降るようであれば、もう少し増えるかもしれません。(おきゃくさまフォトは、掲載準備ができ次第、ご紹介いたします)
2017 年  7月  12日(水)   7:00 ~ 17:30  
今日の天気は、午前中はおおむね晴れて、午後は時々曇り。朝は風が少なく、昼頃までは、湿ったあたたかい風で蒸し暑いことが多め。午後は涼しい風になりましたが、たびたび強風で、雲行が怪しい湿った外気に。夕方までの間に、雨は降りませんでしたが、晴れても曇っても、風がなくても強くても、湿気が多い陽気でした。午前中は、強い陽射しの熱さと多湿で、厳しい蒸し暑さでしたが、状況を見極めて、成果に。天気状況は、風が強まったり、風向きが変わったりして、涼しくなった時など。場所は、日陰や木漏れ日の所など。また流心の速い流れや、白泡立つ水圧のある所など。その時に、(日陰や風が通るなど)条件がよい場所で、魚の反応を見て、流水状況が効果的なポイント(岩壁沿いや、巻き返しやできる、流心が通っているなど)をマークして、タイミングを合わせる方法で、暑さの厳しい状況下ながら、成果に至るご様子。朝~午前中の早いうちは、沈めると好調。引きの強い、良型~尺のレインボーの成果をお見受けする。40オーバーの大型は、引きが強すぎたとのお声も。日中、実際に飛んでいたのは、極小の短い羽翅をしたブユのようなコバエのような大群か、甲虫類がチラホラでしたが、ドライのチャンスも。特に、ビートル系は、尺上サクラマスや、20㎝クラスのヤマメたち、25㎝クラスのレインボーは多数の成果と伺う。本日は、流心が活きている岩壁沿いのポイントや、流れ込み~深み、階段状の瀬などで、成果と伺う。午後は、雨が近づいている気配もある微妙な空模様で、午後3時以降は、徐々に陽射しの熱さからは逃れられるように。テンカラでは、流れ込み下などでの成果をお見受けする。中には、42㎝の大型レインボーの成果も伺う。夕方は、涼風ながら弱く、蒸し暑さは解消されず。梅雨らしい陽気でした。
*修復期間が決まりました。7月18日(火)~20日(木)は上流域で実施され、21日(金)は当エリアで実施予定です。来週の火~金(18日~21日)は、休業となりますので、ご了承ねがいます。
2017 年  7月  11日(火)   只今の営業時間 7:00 ~ 17:30  
天気は晴れ。今日は、風が止まってしまったり、強めに吹いてもあたたかい風なことが多く、非常に多湿で、際立って蒸し暑い陽気に。特に午前中~昼頃までは、低い所で風が吹いていたようで、流水から離れると耐えられない暑さ。日陰の場所で、流れの中にブーツごと足を浸かって、風を受けて、やっと救われるほどでした。午後になると、涼しい風が吹くようになり、日陰も増えて、川辺全体が涼しくなりました。水辺では、意外なことに、午後の早い時間に、あまり普段は見ない虫が、大群で飛んでいました。魚は、着いている所によって、様子が異なり、流心の流れが速い所にいるヤマメやサクラマスなどは、陽があたっていて、しかも蒸し暑い時間帯にも、日向の流れの中で、表層近くに浮上してくる姿もあったのに対して、緩い流れの浅場にいる魚は、陽があたる時間帯には、移動している姿が多。上流に向かっていくものが多く、日陰に入ろうとしているように見えました。現状は、晴天が連続して、水量は少ない状態のままですが、魚たちは、水量が少ない場所でも、速流の下などに入って過ごしています。今のところは、石を積んだり、流れの中に溜まった砂をかき出したりして、なんとか深みを保つよう努めており、魚たちも居場所を替えたり、着き方を替えたりしながら、健在しています。水位の増量には、余裕があるため、梅雨明け前に降ってほしいと思っています。
2017 年  7月  10日(月)   7:00 ~ 17:30  
今日も晴れて、強い陽射し。その上、朝は風が少なく、徐々に吹いてきても、午前中は湿ったあたたかい風が多。日中、日陰に入って、陽射しの熱さから逃れても、風が吹かなくなったり、温風になったりすると、どこで涼をとったらよいか、一瞬悩むこともあった、厳しい天気でした。昼までは、強烈な蒸し暑さでしたが、午後になると、風が替わり、強く吹くことが増えて、涼しい風に。真夏の陽射しと多湿の、極端な蒸し暑さからは、涼しい風が吹くようになって、ようやく解放されました。本日のところは、風が強めに吹くようになった午後に、魚が活気だった様子。午前中は、弱風~中途半端な生あたたかい風に、魚の活性は高まらず、成果チャンスは少なかったようでしたが、昼頃になると、日陰では、風が強まる時などに、少しずつ反応を見せる様子があり、午後にはチャンス増。フライは、大きめサイズが有効。若いサクラマスも、とても口に入りきらないサイズのフライに、飛びついてくることが多かったとのお声。魚の反応するようになったタイミングに合わせては、今日のような異常な蒸し暑さの昼間にも、レインボーやヤマメも成果と伺う。午後3時頃~4時前は、風が止んでしまって、日陰が増えてくる中でも厳しい蒸し暑さが続行。午後4時になると、風がつめたくなってきて、以後はついに涼しくなりました。
昼間は、蒸し暑さにばかり気をとられていましたが、夕方になると、減水しているのを発見。最新の天気予報では、明日も晴れと聞きますが、これ以上減る前に、適量の雨がほしいです。
2017 年  7月  9日(日)   7:00 ~ 17:30  
天気は晴れ。今朝は、午前9時頃まで風がほとんど吹かず、水辺の上空に湿気が滞って、帯状の霧が。午前中は、徐々に風が出てくるが、あたたかい風のこともあり、厳しい蒸し暑さ。昼~午後は、ようやく涼しい風が吹くようになり、日陰で風に吹かれると、陽射しの熱さと、多湿の蒸し暑さから、解放されることができました。夕方は、気温は下がるが、多湿は変わらず、蒸し暑さが続き、「梅雨の晴れ間」感が充満している陽気でした。
本日のところは、朝方から、体感的にも釣果的にも、蒸し暑さに悩まされ、ようやく風が吹き始めた午前10時頃に、ルアーはミノー系で成果に。待たされた効果は大。白泡の深みから現れたのは、迫力の大型レインボーと伺う。昼~午後の早いうちも、蒸し暑さ対策が必須。フライは、日陰で風に吹かれる場所で、魚の反応をさぐりながら、丁寧にやりとりしていく作戦が成功。岩壁沿いの流れでは、瀬尻付近のほぼ際辺りなど、待機する位置を確認して、ターゲットにする魚を選ぶと、フックサイズ(#14)、フライの素材・形状(ソフトハックル系など)、バランス(上方だけ浮かせて、半分は沈めるバランス)などを適合させていくと、同じ魚はワンチャンスでものにしないと、2度目はないシビアさではあるものの、やはりこちらも大型レインボーの成果に。大型が着いている速流から外れて、少しでも緩い流れに逸れると、若いサクラマスに飛びつかれてしまうため、レーンを慎重に流すのもコツだったとか。夕方も、涼しくなってもまだ多湿ながら、良型~大型のレインボーの成果は可能だったと伺う。今日は、強烈な蒸し暑さになりましたが、魚の反応や行動に合わせて、さまざまに工夫していただいて、各所でリーダー格のレインボーの成果を導いていただいたご様子でした。
連日の好天で、水量は少し減ってきています。渡渉はしやすくなりましたが、より繊細な作戦が有効かもしれません。
2017 年  7月  8日(土)   7:00 ~ 17:30  
天気は晴れ。朝は風がなく、上空は霧がかっていて多湿でしたが、流水付近には、少しずつ風が出てきて、低い位置を流れる涼しい風が吹くようになると、霞がとれました。今朝は、湿気が立ち込めている時間帯があったのも、特徴的ですが、葉が生い茂る、大きな樹木の下などでは、気温がぐんぐん上昇する中でも、意外なことにハッチが多かったのが印象的。小型の甲虫類など、数種の陸生昆虫が飛び交っていて、久しぶりに賑やかな水辺を見ました。が、午前9時頃までだったのが、少々残念。梅雨になり、多湿が続く状況では、ハッチが極端に減ってしまっていて、活動する水生昆虫の成虫(や亜成虫)を見ることは、早朝にも夕方にも、ほぼないのが現状です。(そのため、飛んでいる虫が捕食対象になることが少ない、今の魚が活性するのは、単純に時間でではなく、樹木や草木・砂地などにいる虫類が、風が吹くなどして、落ちてきたり流れてくるタイミングに合わせているようです)
晴れて、高温多湿の蒸し暑い陽気だった本日のところは、魚の活性が高まる条件が、なかなかそろわず、苦戦されたとのお声多数。魚の反応は、瞬間的で突発的。特に、ルアーの成果は、着水時の瞬間が主。合わなかったり、浅がかりが多い中、良型レインボーは、しっかりとキャッチしてきたとのこと。一方、反応があったのはスプーンのみで、下流域などに着く、2年めのヤマメばかりの成果だったという、興味深いお声を伺う。また、階段状の早瀬など、ひとつのポイントに、流れの緩急ができている所では、沈み石の隙間などに構えていて、瀬尻ギリギリで、ミノーに飛びついてくるのが、成果パターンというお声も。いずれも、活性はなかなか高まらず、厳しい状況の中、さまざまな作戦を試行されての成果でした。フライは、沈めては、ポツリポツリと、良型レインボーの成果チャンスあり。大型は、流れ込みの深い所に潜っている状態が多く、白泡の中で、フライを「見つける」ことができて、「間に合う」ことができると、成果に。しかし、40㎝級は、ヒットに至っても、浅がかりしてバレるか、強い引きに耐えきれず、ライン切れしてしまうかだったとのお声も。厳しい状況下、魚の反応に変化がみられ、ようやく活性が上がったのは、午後2~3時頃と伺う。確かに、この時間帯は、一時的に曇ることがあり、日陰も増えてきて、吹く風は涼しいという、好ましい状況。岩壁沿いの流れでは、レインボーを狙っていたところ、ヤマメが突如反応してキャッチ。成果のドライフライは、#16 テレストリアル系と伺う。ストマックを調べさせてもらうと、出てきたのは「アント・ニンフ・シャックなど」だったと教えていただく(お写真もご紹介しています)。昼間は、かなりな暑さでしたが、午後4時頃になると、太陽が大分傾いて、日向が少なくなり、外気はさめてきます。しかし、湿気は多いままで、今日も水生昆虫は現れず。夕方に見かけた虫は、カワトンボ2匹(午後4時~6時半)、羽アリ類数匹(~午後5時頃)、極小のコバエのような白い羽虫の集団一塊(午後7時前)でした。
季節が進んで、多湿が収まると、昼間はさらに暑くなると思われますが、その分、朝夕が、水生昆虫の集中的な活動時間になると予想されます。
今後も、水生昆虫の活動の様子に、変化が現れましたら、ご報告いたします。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  7月  7日(金)   7:00 ~ 17:30  
今日の天気は、晴れ時々曇り。強い陽射しの上に、蒸し暑い陽気でしたが、涼しい風も時々。午前中は晴れ間が多く、弱い風が時々。昼前後は、曇っていて風は強め。午後は再び晴れて、涼しい風が時々強めに吹きました。今朝は、早いうちから、風が少々吹いていたため、霧が出ることがなく爽やかでしたが、陽が出てまもなく、気温が上昇する中、風がj吹いても弱めで、徐々に蒸し暑くなりました。高温で湿気が多めの状況下では、日中にハッチはほとんど見られず、魚の活性は全体的に低めで、突発的に活気立つ魚も、咥えこみは浅めの傾向だったとのお声。一方で、ウェット・ニンフ系には、若いサクラマスが、元気よく突進してきたとか。昼近くなると、時々曇って風が強まるようになって、魚の反応が良くなり、ドライが有効に。午前11時前後には、アントで立て続けの成果と伺う。中には、40㎝オーバーのレインボーも。成果の状況は、瞬間的に飛びついてくる。流れが速い所で構えていて、キャッチする(緩い流れにいる魚はほぼ無反応)。涼風が吹いてくると、途端に活気立つ。などで、大きいフライが向いていたとのお声。陽射しの熱さと、多湿の蒸し暑さで、厳しい陽気では、タイミングが非常に重要だったご様子。午後は、曇っている時も増えたが、晴れるとさらに暑く、午後の早いうちは、条件のよい場所(日陰や風通し、水量や流速等)で、なんとか下流域で、ヤマメの成果となるが、厳しい状況とのこと。ルアーも、厳しい状況ながら、工夫されて、尺レインボーやヤマメの成果を導き出していただいたとのこと。午後3時過ぎには、まだ陽があたる一部を残して、涼しい場所も増えてくると、また魚に変化あり。(見える所に現れていながらも)久しく活気のなかった、イワナの成果も伺う。
梅雨季の晴れ間は、高温多湿で、体感的にかなり負担です。吸湿速乾素材の衣類などを活用されつつ、風通しのよい日陰などで、涼みながらお過ごしください。
2017 年  7月  6日(木)   7:00 ~ 17:30  
天気は、晴れのち曇り(時々晴れ)。風は時々。今日は、午前と午後とで、体感的にかなり異なる陽気だったのが特徴的。昼頃までは、ほぼ晴れていて、通常よりもあたたかい風が吹き、強い陽射しと多湿で蒸し暑い状況。昼には、一時的に暗い雲が覆うようになり、さらに多湿に。午後は、曇ることが多く、涼しい風に替わっていました。高温多湿の本日は、ハッチがほぼなく、魚が活気立つのは、風が吹いたタイミングなどをきっかけにしていることが多かった様子。午前中は、陽射しの熱さと眩しさ、さらに外気の蒸し暑さが加わって、厳しい暑さになってしまい、魚の活性は低い状況に。それでも、ルアーは、ミノー系で、流れ込み下・白泡の中から、見事、大型レインボーにキャッチさせるご様子をお見受けする。昼には、雲行きが怪しくなるも、にわか雨や雷雨にはならず、曇っても風は少なく、まだ多湿。涼しい風が吹いてきたのは、午後2時近くなってからでした。午後の風は、涼しかったり、つめたくなったりして、やや強めのことも多。少々、キャスティングの障害にはなったようでしたが、的確にフライを落とされると、ドライの成果は好調に。有効だったのは、#14各種(カディス~テレストリアル系・パラシュート等)。各所で数釣りに。ドライサイズは、試しに大きくしてみると、待っていたかのように、巨大レインボーばかりが競って奪い合うことに。50㎝クラス(3尾)にキャッチされるが、浅がかりして、持ち堪えられず。#3柔らかめのロッドでは、強烈なパワーは危険過ぎたため、外れてくれてホッとしたとか。この時のフライは、#9 パラシュートと伺う。
現在、低気圧の影響で、多湿状態が続いており、風がない状態では、かなり体感的に負担になります。昼間は特に、(北側を通ってくる)涼しい風が通る場所で、お過ごしいただけると、快適です。蒸し暑さには、ご注意ください。
2017 年  7月  4日(火)  ・ 5日(水)  
4日は、台風の接近を控えて、朝からたびたび強風になり、徐々に雨が降り始めました。午後5時頃からは、雨雲本体がかかったようで、6時を過ぎると、急に激しい雨になり、増水し始めました。夜は、降ったり止んだりしていて、深夜にはかなり強雨に。
5日は、明け方には雨が止んでしましたが、午前5時頃から再び降り始めて、しばらく本降りに。昨日~今日にかけての降雨で、一時的には2倍以上増水したようですが、今日は3~5㎝程度多い状態にまで戻っています。朝のうちは、ささ濁っていましたが、昼には澄んで、午後には勢いがあった流れも、落ち着きました。渓相は、前回の大雨で、すでに荒れていますが、今回の雨で、さらに壊れた所はなく、今のところは、深みもでき、水量も少し多めで良好。魚にもダメージはなく、各所で元気です。
渓相が荒れているため、通常と全く同じにはできませんが、明日は、平常通りの営業になります。
2017 年  7月  3日(月)   7:00 ~ 17:30  
天気は、晴れ時々曇り。風があり、時々強まるも、昼間はあたたかい風が吹くことが多く、蒸し暑い陽気に。夕方になると、風が変わって、涼しくなりましたが、ほぼ強風になり、台風の影響を感じさせるようになってきました。本日のところは、照りつける陽射しの熱さと、多湿な蒸し暑さで、厳しい天気でしたが、風があったため、北側から吹いてくる場所では涼しさも。日中は暑さと湿気で、夕方は強風で、ハッチはほとんど見られない状況ながら、日陰の場所にいる魚は、風が吹いた時に、落ちてくる葉などには、非常に敏感に反応して、ヤマメは浮上体勢に。レインボーは中層程度。イワナはそれぞれの層にいましたが、表層近くにいても、ほとんど動いていませんでした。しかし、夕方になって、ややつめたい風になってくると、陽気が変わってきているのを察知したのか?急にスイッチが入ったようで、なんと、久しぶりにフライをキャッチ。無事にネットインに至る、成果をお見受けする。今日までのところは、水量の少なさから、雨が降ってほしい状況なのですが、近づいてくる台風には、心配の方が大きくなってきました。
明日は、雨が降り始める前に、台風にそなえて対策することになります。もしも、状況が急変して、更新できない場合は、ご了承ねがいます。落ち着きましたら、情報をお伝えいたします。
2017 年  7月  2日(日)   7:00 ~ 17:30  
天気は、予報と異なり、曇りのち晴れ。明け方は霧雨がパラつき、雨あがりの朝霧が。しかし、今日は、風は弱い状態が多く、吹いても温かい風のこともあり、なんと、昼間にも、たびたび霞がかかる多湿さでした。風がほとんどない時など、蒸し暑かった本日は、ハッチがほとんどなく、魚は低い体勢で待つものが多く、変化のない状態では活性が低い印象。活気立つのは、限定的な場所で、樹木が影を落とす所や、竹が覆いかぶさってくる所など。風が吹いた時など、落ちてくるものや、流れてくるものを見つけようとしているようで、これらの場所では、浮上することもあり、成果はドライだったと伺う。岩壁沿いの流れのポイントでは、入渓して1年は経った20~25㎝クラスのヤマメが、#10 カディスで成果。また、別のポイントながら、同じように岩壁に沿う流れが形成される所では、唐突に表層に意識が高まる様子を見て、ドライに変更。テレストリアル系の、着水時に存在感があるタイプで成果とのお声も。いずれも、その時その場に、実際に飛んでいたり、流れてきたりする虫は、いなかったようですが、魚の心理や行動パターンを先読みして、成功されたご様子。全体的には、(高温多湿という難条件の下)活性がなかなか高まらず、(渓相が荒れて、狭く浅くなっているため)運動量も少ない状況で、白泡の中などに潜っている魚が対象に。そのため、各釣法とも、深く沈ませるのが、成果チャンスに。ルアーは、朝には浅い所での成果なるも、日中は白泡の中のみをターゲットにするのが有効。ミノー系で、大型レインボーやヤマメにも反応させ、チャンスをつくることに成功。尺上レインボーは、反転してキャッチ。40㎝を超えると、キャッチしても、かかりが浅いのが影響して、バレが多かったとのお声。テンカラは、陽が高い時間帯の晴れている時に、深みで大型にキャッチさせると、毛鉤を咥えたまま、(狭い流れにも関わらず)前後左右に激しく動き回る、強い引きをお見受けする。フライは、瞬間的な反応の変化には、ドライのチャンスがあるも、深場では#14 ニンフ系が好調。最下流域の居着きレインボーは、体色が、景観を形成している岩の色みに近い、青み寄りのきれいな碧をしていたと伺う。今日は、梅雨特有の多湿で、さらに晴れて、強い陽射しの熱さも加わり、蒸し暑さは体感的にも厳しかった上に、魚の瞬間的な反応に合わせる、デリケートな釣りになったようでした。
現在、水量は減っています。適量が増えるような、適度な雨を待っています。
2017 年  7月  1日(土)   7:00 ~ 17:30  
天気は、曇り時々雨(一時薄日も)。風も時々。風が吹くと涼しく、止むとすぐに蒸し暑くなりましたが、多湿状態は意外に少なく、ほぼ過ごしやすい陽気でした。日中、雨が降ることはほぼありませんでしたが、朝(午前6時前)と夕方(午後4時以降)には、本降りになることもあり、水量は辛うじて現状を保持。本日のところは、(軽度ながら)梅雨特有の蒸し暑さがあり、昼間のハッチはほぼ見られず。それでも、風が吹くと、昼頃には小さめの甲虫類(黒いボディに一部がオレンジ色など)が飛ぶこともあり、夕方(雨が降る直前)には、小型のカゲロウもチラホラ。魚の方も、飛んでいる虫は見られなくても、風が吹くと、流れてくるものや落ちてくるものを期待するのか?ヤマメやサクラマスは、表層に上がってきて、流心の中央まで移動してきていました。成果は、場所や時間帯などで、有効なタイプが異なったようでしたが、レインボーは活性が高く、成果チャンス多。20~25㎝クラスの良型は、しっかりと毛鉤をキャッチして高成果。大型は、浅がかりする傾向ながら、涼しくなった午後には、成果増。40㎝以上の大型は、非常にパワフルで、かかったポイントから、流れ込みを2段下まで移動してしまい、連れて行かれた先で、ようやく寄せていただく様子をお見受けする。今の渓相は、大雨時に荒れて、極端に狭くなったり、一部が流れを遮るほど浅くなったりしていますが、現状なりの魚の着き場や、移動コース、捕食対象などを見極めていただいて好成果に。尺ヤマメやサクラマス、大型レインボーの成果も伺う。有効なフライは、ドライ~ウェット~ニンフ各種。今日のドライは、黒系のテレストリアルが有効な場所が多かったとのお声。また、フックサイズは、大きいほど、大型の魚が成果になったと伺う。
今の水量は、日に日に減水傾向なため、雨の予報時は、少しでも降ってくれることを期待しています。




6月 >

最新ハッチ情報

<カゲロウ> 名称(ボディの色)
ナミトビイロカゲロウ(褐色・茶系)
ヒラタカゲロウ各種(黄色・グリーン~白等の半透明)
フタスジモンカゲロウ(明るい黄色+斜めの赤茶系線紋)
キイロカワカゲロウ(鮮やかな黄色・腹部や羽翅の縁に赤褐色のライン)
その他 5㎜前後の腹部と尾が反っている形状(黒~赤褐色)
フタバカゲロウ(茶褐色)・フタバコカゲロウ(黄色系)
 等

 6/5朝  アカマダラカゲロウ(チャコールグレー~赤茶系)
6/6日中 キイロヒラタカゲロウ(黄色系・10㎜位)
6/14 午後 キイロカワカゲロウ(明るい黄色・10㎜位)


<カワゲラ>
クラカケカワゲラ属(大型:~30㎜・黄色系褐色)
クサカワゲラ属(小型:10㎜前後・ベージュ・クリーム系)


<トビケラ>
ナガレトビケラ属(中型:10~15㎜・黒~黒褐色)
ニンギョウトビケラ属(中型:10~15㎜・黄色~淡い茶系)
シマトビケラ属(中型・茶系濃淡)
 ヒゲナガカワトビケラ(大型:~30㎜・グレー~淡茶系+褐色網目状模様)

6/6朝 ウルマーシマトビケラ(中型:10~15㎜・濃グレー~茶系)


その他

 6/6昼 ウスバカゲロウ(大型:20㎜以上,ブラウン濃淡模様)

新情報 6/24午後  ヘビトンボ(大型:50㎜以上,ブラウン系)




2017 年  6月  30日(金)   7:00 ~ 17:30  
今日の天気は、曇り時々雨。早朝の雨は、一時本降りでしたが、昼間の雨は小雨程度。水量は、ほとんど増えませんでしたが、減ることもなく、流れに勢いがついたり、速まったりすることも、ありませんでした。現在の渓流は、先日の大雨の後、しばらく勢いの強い流れでしたが、今はほぼ落ち着いた流れに戻っています。渓相は、極端に破壊された所もあり、全体的に傾斜が急になり、落差が大きくなっている状態。そのため、(流心以外に砂が溜まって)川幅が狭くなった所の流心は速く、水面の凹凸も激しい流れ。一方、(川底全体に砂が溜まって)川底が平らになった所では、結果的に川幅広がったため、雨の前よりも、水位が下がって、かなり浅くなっています。昨日、今日は、流水が落ち着いてきたため、魚が移動した様子。今の(水量や川底の形状の)状態では、外敵から隠れられる所が必要と思われ、流れ込みが深く、沈み石が多い、流れに勢いがあるようなポイントが、特に大型の魚たちには、好都合のようで、今までいた所から移動して、偏った着き方をしているのが特徴的。また、狭くなったポイントに、今まで通り着いている魚は、特に力が強いものと思われ、一番深い所(の窪みや石周り)を陣取っていて、深場が狭い所では、ほぼ動かず。周辺の水位が浅くても、水が流れている所では、出たり入ったり、潜ったり上がったりすることも。また、浅い瀬でも、川底の一部に窪みがあったり、流れ込みに深みができていたりするポイントでは、尺以上のレインボーが着いているのも、今の特徴。本日のところは、曇り~雨の天気ながら、それほど多湿ではなく、風が吹く時など、爽やかに感じることもあり、意外に過ごしやすい陽気でしたが、ハッチは増えず、小型の甲虫類などが目につきました。魚の捕食体勢には、ムラがあった印象で、朝や午後2時頃などには、ライズがあったり、川底付近で身をよじるような動きをして、水中でギラッとする魚がいたりしましたが、フライや毛鉤をキャッチするのは、突発的な行動のようで、安定した釣果にはならず。特に、尺以下のものは、浅がかりすることも多めだったとのお声。ただし、若いサクラマスは、大きなシルエットの毛鉤も、しっかりと咥えていたという逞しさでした。連続の釣果は難しく、(低層を流れてくるものに、注目していた様子ながら、風が止んでいることも多めで)活気立つタイミングがわかりにくく、過ごしやすい陽気のわりに、苦戦させられたご様子でしたが、その分、大型の魚の成果チャンスが多。35㎝~40㎝以上のレインボーの成果を数尾伺い、強い引き応えをたびたびお見受けしました。渓相が荒れている現状では、その時々で魚の状況が、かなり変わるようです。
2017 年  6月  29日(木)   7:00 ~ 17:30  
今日の天気は、曇り時々晴れ(夕方は一時雨)。風が時々吹くと、涼しくなりましたが、蒸し暑いことが多かったのが特徴的。晴れると、陽射しの熱さも加わり、昼間は夏寄りの陽気に。雨がパラついたのは、午後4時を過ぎてから。ほんの一瞬で、地面にポツポツ落ちた程度。渓流に変化はありませんでした。本日のところは、昼間の風が弱い(または止んでいる)時には、蒸し暑くなりましたが、朝は涼しく、珍しく早朝から風もあり、朝方はドライ好調のお声。時間が経つと、徐々に沈めた方が、反応がよくなり、特に大型の成果が多。現在の渓相は、大雨被害で荒れており、流心以外に砂が溜まって、極端に狭くなった場所や、ポイントの中央などに砂が溜まって、浅い所が出現しているなど、渓相が崩れている状況です。極端に狭くなり、着きにくくなった場所では、大型ヤマメなどが(その上下のポイントに)移動している所もありますが、ほぼ原型は保っている所では、(鳥獣に狙われやすいため、身を隠して)着き場が変わっていても、出てくるコースや捕食するポイントは同じであることが多いため、各所の渓流ポイントを押さえていただく方法で、数釣りのご様子を伺う。速流で水面に凹凸ができる流れでは、流れの中から40㎝オーバーのレインボーの成果。白泡が消える少し先あたりのポイントに、大型サクラマスが着いているのを確認して成果とも伺う。有効なフライサイズは、#14。特に白系が高成果とのこと。また、浅い平瀬では、ドライ:カディス系や、ウェット系等でも成果あり。若いサクラマスは、ライズもしていて、やる気に満ちているとのお声。(本流ではない)小さい沢の巻きなどでは、良型レインボーの成果も上々。大型は浅がかりしたり、引きが強すぎて切れてしまったりだったとのお声も。ただ、イワナは姿を見せてはいても、反応が少なく、成果にはならなかったようでした。今日は、蒸し暑かったためか?飛んでいる虫は少なく、陸生のものが多かったようでしたが、存在感のあるタイプや、目立つもの(シルエットや色)に即反応していた様子あり。捕食対象があいまいな季節は、いろいろなタイプをお試しいただくことも、できそうです。
2017 年  6月  28日(水)   7:00 ~ 17:30  
今日は、午前4時頃から雨が降り始めて、昼過ぎまでは、時々止み間がある雨天に。今回の雨は、静かな本降り~小雨の安定した降り方で、水量はほぼ変わらず。大雨の後も、晴れると減水傾向なため、雨の予報の時には、適量降って、水量を保ってほしいところですので、恵みの雨に。陽気は、梅雨らしく多湿。風がないと、蒸し暑さが際立ちますが、少しでも風が吹くと快適。昼間の外気は、体感的に適温で、朝は少し肌寒いことも。今日の日中は、雨の合間に、フタスジモンカゲロウのスピナーを見ました。(亜成虫から)脱皮直後(に風に煽られた)か?産卵した後なのか?緩い流れの水面に、羽翅を広げたまま、浮かんでいる状態でした。その他のハッチは、(多湿のためか)あまり見られませんでしたが、ブユの大群ばかりというわけでもなく、水辺は静か。魚は、流れてくる何かに反応していたようで、小雨の時や止んだ時には、ヤマメは浮上体勢。レインボーも高めの層に着いていて、大型も、見える所に現れていたのが印象的。現在、(先日の大雨の被害で)渓相は荒れていますが、魚の着くポイントは、箇所箇所にあります。極端に浅くなったり、狭くなった場所では、一番深い所や白泡の中などに、(外敵の鳥獣から)うまく身を隠しながら待機しており、捕食のために出てくる様子。昼間には、浮上している魚が多く、傷ついている魚がいるのが心配ですが、皆、さすが渓流魚。素早い動きで、危険を察知しているようです。今の渓流も、流心は速めですが、全体的に落ち着いてきました。
2017 年  6月  27日(火)   7:00 ~ 17:30  
天気は、今日も曇り時々雨、時々晴れ。降っても少量。晴れてもわずかで、水量に変化はなし。大雨の後も数日は、流れの勢いが強い状況が続いていましたが、今は、流心は速いが、全体的には、かなり穏やかになってきた様子。本日のところは、風が少なく、吹くと涼しく爽やかですが、弱風か止んでいると、蒸し暑さを感じる陽気で、ハッチは少なかった印象。しかし、魚は、流れてくるものに注目しているらしく、川底に岩盤が露出している所がある、直線的な流れのポイントなどでは、ヤマメもレインボーも流心に着いていて、浮上傾向。イワナは、流れの中に現れていましたが、低い層にいるものが多く、中には、沈み石の周辺(砂底との隙間など)で、じっとしているものも。多くの魚たちが、速流に定位したり、移動したりしている中で、やや流れが緩いスポットに、じっとしているイワナは、かなり目立つらしく、外敵のアオサギが、常に狙っていたのが心配でした。
先日の大雨以降、たいした雨は降っていませんが、梅雨季特有の陽気になっています。気圧配置が安定している状態であれば、雨天の釣りも上々です。気象予報(天気図)を見極めて、チャレンジされてください。
2017 年  6月  26日(月)   7:00 ~ 17:30  
天気は、曇り時々小雨、時々晴れ間あり。風は時々。吹くと涼しく、止むと少々蒸し暑くなる陽気。気温は~25℃。水温は~19℃強。少々湿気を感じることはあっても、陽射しの熱さがほとんどない分、涼しく過ごしやすい一日でした。今日は、風が弱まっていることが多めで、多湿というほどではないものの、意外にハッチが少なかったのが特徴的。カゲロウが飛んでいるのを見たのは、限られた時間。昼を過ぎて、突然ブユのチームが、活発になったと思ったら、それらに追われながら、パタパタと上空へ飛び上がっていく姿あり。午後1時半頃~2時半頃までの、わずかな間でした。ヤマメが浮上体勢で、ライズが集中していたのは、この時間帯。それ以外は、中層~表層近くに、レインボーが着いていることが多く、イワナは川底べったり。本日のところは、ドライ#15が有効。成果は、25㎝クラスのヤマメもあったが、各年代のレインボー(25㎝前後の良型~大型まで)が高成果と伺う。今日の午後は、弱まっていた風が、再び吹いてきたことで、多湿にならず、涼しくなったのは好都合。最近は、見られることが少なくなり始めていた ガガンボも現れていました。水量は、少し減水。現状は、少なめでも、流れが速いのが、特徴です。
渓相は荒れていて、渡渉ルートに、深い所があるため、ニーブーツでは、まだ一部でご不便される状況です。
2017 年  6月  25日(日)   7:00 ~ 17:30  
今日は、雨が降ったり止んだり。明け方から降り始めて、午前6時頃になると本降りに。午前8時~9時過ぎには、やや強めの降り方でしたが、小雨や止み間もあり、濁ってきたり、急増することはありませんでした。昼~午後も、降ったり止んだり。降り方は、少々強まっては、まもなく弱まる、のを繰り返していて、夕方には数㎜増えている程度でした。
今日の降雨では、渓流は荒れず、新たに崩れた場所はありません。魚にも大きな影響はないようです。
2017 年  6月  24日(土)   7:00 ~ 17:30  
今日の渓流は、水量は昨夕とほぼ変わっていませんが、水圧や勢いが収まってきていて、穏やかな流れを取り戻しつつある様子。流心は、まだ速流ですが、徐々に落ち着いてきたようです。天気は、おおむね晴れ(少々曇り)、風は時々。今日の風は不安定で、強めに吹いたり、止んだり。涼しかったり、少々生暖かったり。昼間の涼風は爽やかでしたが、午後は少し湿気を感じることもあり、ハッチが少なかったのが、今日の特徴。早朝は、モンカゲロウと思われる大型のカゲロウ(ダン)が、飛び立っていく姿を見ましたが、カゲロウ系は、そのときだけ。日中は、陸生昆虫が主で、午後は、昼過ぎ(の涼しかった時)に、チラホラと数種が飛んでいましたが、午後は増えず、夕方になると、ブユや極小の大群があちらこちらで湧くように。今日は、ハッチが(有効な毛鉤の)ヒントにならず、魚の活性の高まり方は、時間帯もあまり関係なし。風(の質や強さ)や、湿気(の多い少ない)など、外気の微妙な変化に着目したり、流れの形状の違いで、適応するフライ(のサイズ・パターン・色など)を選び替えたりするなどして、積極的に、魚の活気を促していただく方法が効果大だったご様子。また、浮力や重さ、大きさなどは、そのポイントごとに、有効なタイプが異なったようで、流れ込み、白泡の中などの「深み」では、白系のニンフ(#14・16)や、テンカラ毛鉤で、25㎝~尺クラスのヤマメなどの成果を伺う。プール状のポイントなど、比較的「ゆるやかな流れ」の場所などでは、ドライ:テレストリアル系(#18 アント等)が有効。下流の壁沿いの流れでは、良型ヤマメ数尾の成果も。「流心ゾーン」のポイントや、瀬など、速めの流れでは、ドライはパラシュート系その他(#13)または、黒系のニンフ(#12・ヘアーズイアー系等)などで成果とのお声。特に、朝8時頃までは、ドライは何でも可だったと伺い、その後は沈めた方が有効だったとか。また、ルアーはミノー系有効。特に、若いサクラマスは、上流域などで、どんどん出てきて次々成果。浅い早瀬でも、若いサクラマスが(ミノーを)しっかりキャッチしている所をお見受けする。一方、最下流域の深みなどでは、40㎝オーバーのレインボーの成果も。レインボーは、25㎝前後の新参者たちは、テンカラもフライ(ニンフ系)も、数釣りだったと伺う。全体的には、陽が照りつけて、暑くなった時間帯(午前10時~11時過ぎ、または午後2時~3時頃など)には、かかっても浅がかりだったり、つり落としてしまったり、とバレることも多かったようでしたが、流れ(の勢いや水圧)が落ち着いてきたこともあり、まだ体の小さい若いサクラマスが、飛びついてきたり、大型の各種が下層から(キャッチしようとして)突き上げてきたりする、活発な姿が見られたようでした。今の渓相は荒れていますが、流水が落ち着いて、且つ、水量が多めを保ってくれると、好条件で、成果チャンスも多いと思われます。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。、
2017 年  6月  23日(金)   7:00 ~ 17:30  
昨日も今日も晴れ。時間が経つごとに、目に見えて減水しています。水量が大幅に減水し、ほぼ平水並みに戻ったため、落ち着いた印象があり、一見すると、穏やかさを取り戻したようなのですが、流水は、まだ通常よりも、勢いが強く、水圧があり、速い状況。渓相は、増水跡が残り、荒れています。(魚が着く)ポイントにも、所々に砂が溜まったり、反対に、川底(の小石や砂利)がえぐり取られた場所もあり、変わっています。魚は、各所の深みや沈み石付近(瀬尻の石の前や、数個の底石の隙間など)に、着いている様子。大雨の際には、数倍に増水し、その後に、減水してくる中でも、川底の様子や流れ方が変わりましたが、雨の前と同じポイントに着いている魚が多く、イワナや若いサクラマスの中には、移動中のものも。浅い流れの中でも、上流へ向かっていく、尺イワナなども見られています。一方、20~25㎝位の新入りレインボーたちは、広範囲に散らばり、下流~最下流に着いているものが増えていたとのお声も。大型の各種は、ほぼ同じ場所で健在ですが、白泡の中や流心の下に潜ってしまうと、ほとんど浮上することがなく、なかなか姿を現さなかったようでした。本日のところは、流水の状況が変わったことで、魚がフライをキャッチするタイミングが、違った様子。主だったハッチが見られず、細かい虫が目立つ中で、ヤマメは、ドライ#20に反応。出ても、すっぽぬけてしまうことが多く、成果はチャンスの半分以下だったご様子。あるいは、テンカラでは、年下のレインボーの他、下流~最下流域の本流ではない(大雨の後にできた)流れで、なんとカジカの成果。同じ場所で、連続して2尾が。しかも、産卵なのか?おなかが大きかったとのこと。大雨の後は、破壊だけでなく、いろいろなことがあるものだと、教えていただく。全体的には、流れが落ち着いてきている途中であることと、渓相が荒れていること、そして暑くなったことが影響して、活性の高い魚は限られていて、活動的に動き回れる流水状況でもなし。特に、レインボーは大型ほど動かず。午後になると、ドライ#15で、尺イワナの成果も伺うが、午後も、際立って活気立つ様子はなく、難しい釣りだったご様子。また、今日の魚は、時々背ヒレが表層近くにあがってくるのが見えても、高い層に、長く留まっていることはなかったようで、やはり、強くて速い流れに、馴染みつつあるようすが、窺えました。
水量が減ってきている現状で、流れが強く速いのは、大雨で増水した際、強雨が降った2~3時間(午後2時~4時頃)に、上流から一気に大水が流れ込んだことが原因と思われます。減水して、水中がはっきり見えるようになると、川底の小石や砂利・砂が押し流されて、所々に、川底の岩盤が露出しているのがわかりました。渓流全体の勾配がきつくなり、各流れ込みの落差が大きくなったようです。荒めの速流対策で、お楽しみください。*現在、ヒップブーツでは、全域を渡渉できます。
2017 年  6月  22日(木)   減水中  
今朝は、大幅に減水しており、ウェダーでは渡渉可能。エリア内の様子が確認できるようになりました。増水跡は、かなり上の方まで残っていて、砂山が削り取られ、石や砂利・砂が流されたり、堆積していたり、樹木の幹や枝などが、至る所に散らかっていたり、と荒れていました。
今回の大雨で、上流域は著しく破壊されて、ダメージが大きく、中流~下流は、破壊が少ない所もありますが、全体的に、流されてきた砂が堆積して、浅い場所が増えています。最下流域は、ダメージが少なく、水量が増えて良好です。魚は、深みに入っていますが、各所に健在。小型のカワゲラなどのハッチもあり。今回の大雨で、渓相は激しく破壊されて、荒れています。今は、通常のようにはいきませんが、可能なポイントで、釣りをしていただくことはできます。今日の渓流は、まだ荒れていて、流水は速流で勢いがありましたが、夕方には、少し落ち着いてきて、濁りもとれ、ヒップブーツで移動できるようになっています。。
2017 年  6月  21日(水)   大雨で増水した濁流に  
午前10時頃から、本降りになり、濁ってきて増水し始めると、まもなく渡渉できなくなりました。雨はそのまま降り続き、午後2~4時は強雨になり、さらに増水。雨の前の3倍以上の水位になり、流れに近づけず。夕方に、小雨になると、少しずつ減水してきましたが、多少減っても、危険で近づくことはできない状況でした。
2017 年  6月  20日(火)   7:00 ~ 17:30  
今朝の渓流は、ほぼ元に戻っていて、水量は少なめ。(最下流の一部を除き)ほぼニーブーツで渡渉可能です。天気は曇り~晴れ(時々曇り)。前日の暑さが影響してか?今朝は曇っていても、肌寒さはなく、体感的に適温。晴れてくると、暑くなって、風が強まると涼しいが、弱めだと湿気があり、少々蒸し暑くなったのが特徴的。昼間は、陽射しの熱さと、(風がない時の)湿気で、厳しい暑さを感じることがたびたびあり、飛んでいる虫は、蝶や各種のトンボ(カワトンボ・シオカラトンボなど)が多く、中型以下の甲虫類もチラホラ。その他は、コバエのような極小の(短い羽翅をした)チームは朝から。昼~午後は、ブユの群れが目立つも、主だった水生昆虫はほとんどおらず、涼しい風が吹いていた午後に、大きめのカワゲラ(ブラウン等)が飛んでいる所を時々見る程度。日中の魚は、流れの中で、低めに構えるものが多く、表層近くにいるものは反応が小さく、特に瀬尻(の石の前)高い層に着いているイワナは、各ポイントで見かけるが、じっとしたまま動かなかったとのお声。成果は、活気のある魚にタイミングを合わせて。朝(~午前中)には、~25㎝位の良型レインボーの反応がよく、好成果と伺う。暑かった昼間は、沈んでいる魚が多くなっていたが、中には浮上しているものもいて、それらをさがしてドライで挑戦。見ていると、上から落ちてくる様子に反応する、とのことで、昼間のドライは#16 テレストリアル系各種が有効。尺イワナは、ピーコック・ビートルタイプ(#16)で成果。尺ヤマメは、#16 アントで成果と伺う。昼~午後は、まだ日向が多。日陰になった所には、徐々にブユが増えてきて活発。昼間には、やはり~25㎝以内の活発なレインボーや、もっと小さい、若いサクラマスなどは、フライを積極的にキャッチしてきましたが、大型は姿を見せず。ルアーも、流心の中から出て、追いかけてくるが、しっかりとキャッチできないことが多かったとのお声。夕方にも、好ましいハッチは見られませんでしたが、涼しくなって動きがよくなった様子もあったとかで、ドライ(#14)で、大型レインボーの成果を拝見する。全体的には、沈んでいる魚が多く、見えるところにいても、反応が小さかったり、動かなかったり、と成果チャンスは少なめで、厳しい釣りになった時間が多かったご様子。
明日は、雨の予報ですので、適度な降雨量で、水量が適量に増えてくれることを期待したいのですが、今のところ、強雨の予報も出ていて、雨量が心配されます。
明日も、状況を更新する予定ですが、緊急避難のため、更新できなかった場合は、ご容赦ねがいます。その場合は、落ち着いてから状況をお知らせいたします。  
2017 年  6月  19日(月)   7:00 ~ 17:30  
今朝の渓流は、水量が微量に増えていましたが、平水よりは少なめ。それでも、水圧が強まったことで、流れに勢いが出て良好。今回の雨も、降雨量は少なく、渓相を崩すことはありませんでしたが、増水分はすぐに減って、元の水量に戻ってしまいそうな状況です。天気は晴れて、風は時々。陽射しは暑く、風は強まると涼しく、弱いと少し温かく感じるような複雑な陽気でしたが、湿気はそれほど多くなく、日中も日陰を中心にハッチあり。今日は、中型のカワゲラ(黄色~ライトブラウン)や、華奢なつくりのカゲロウ(ブラウン系)なども飛んでおり、昼間にも、場所によっては派手なライズを見ることも。また、魚たちの行動は、日向と日陰で明らかに異なり、陽があたると流心の(流れ込み付近の)中や白泡の下に入り、日陰になると、流心に沿って点々と現れていました。流心の中に入っていると、水深30㎝くらいでも、水中が見えにくくなるため、一見どこにいるのかわかりにくいのですが、よく見ると、水面に凹凸ができる速めの流れの中に、ユラユラと見えることもあり、各所に、びっくりするほど巨大なレインボーを見ました。ただし、白泡の下に潜っている時は、なかなか姿が見られないため、ほとんど目にすることがない魚もいる様子。
現状は、ニーブーツでも渡渉できる水量です。次の雨で少々多めに降ったとしても、余裕があります。
2017 年  6月  18日(日)   7:00 ~ 17:30  
天気は、曇り(少々晴れ間あり)のち雨。風は時々強めに吹いたり止んだり。午前中は、徐々に雲が厚くなってくるも、昼過ぎまでは、雨は降らず。体感的には、極端な多湿ではありませんでしたが、やや涼しい程度で、湿気を感じる陽気。朝方には、茶系の華奢なカゲロウ(成虫)が飛んでいたり、羽化したばかりで、水辺の石の上で羽翅を広げようとしている濃いグレー系の小型カゲロウ(亜成虫)などを見かけましたが、昼間には、蝶などが多数で、小型の甲虫類もチラホラ。期待していたような、多種多数の水生昆虫が活動していなかったのが残念でした。本日のところは、飛んでいる虫が少ない上に、風も弱めのことが多く、落ちてくる物や流れてくるものも、あまりない印象で、魚が浮上している捕食体勢ではなかった様子。また、今日もイワナは瀬尻(の石の前など)で高い層に着いているも、ほとんど反応することもなく、動かず。活気立つことがあったのは、流心の中に着く、各年代のレインボーたちが多く、中にはヤマメも。ドライでの成果チャンスは、なかなかなく困難。突然活気立つ、突発的な反応に、タイミングが合う形で、成果に至るご様子。有効なフライは、メイフライ系。#16前後で、良型レインボーは比較的成果多。最下流域で成果の大型ヤマメは、レインボーかと間違う、引きの強さだったと伺う。ハッチがない中も、好調だったのは、マラブーパターン。特に、白~ライトグレー系は、安定した成果だったとのお声。また、ルアーは、変則的なアクションが有効。流れの中に、留まらせておいて、水圧で「回転する」動きでは、特大レインボーやヤマメも、飛びついてきたと伺う。現在は、通常よりも、水量が少ない状態が続いており、ハッチ(の種類や数など)は天候により極端に異なる状況で、意外な作戦が、研究できるようです。
雨は、午後2時頃から、降ってきました。夕方は、時々本降り~小雨。静かな降り方で、すぐに増水するような様子ではないと思われますが、適量増えてほしいものです。
以後の状況は、明朝お知らせいたします。
2017 年  6月  17日(土)   7:00 ~ 17:30  
天気は、晴れ~時々曇り。風は徐々に出てきて、時々強まると涼しい。今朝も、ひんやりとしていました(気温12℃)が、午前7時頃は青空で、太陽が照るとみるみるうちに、陽射しが強まっていき、外気は急上昇。朝方は、少しずつハッチが増える、という理想的な展開にはならず、水辺を飛ぶ虫が多かったのは、「昼間」の「日陰」に限定された、かなり特徴的な状況に。同じ昼間でも、日向を飛んでいるのは、蝶や甲虫類などの陸生昆虫がチラホラに対して、日陰では、やや大きめ(5㎜位)のブユの群れが、多数で活発に飛び交っていました。午後も、ブユが群れていて、夕方にはさらに極小の(白い)大群が渦巻くようにして、空中に浮かんでいる状態。カワゲラなどの目立つ種類は、暗くなる頃になって、飛んでいました。今日は、朝から、いきなり強い陽射しで、暑かった一日。朝方は、ドライ有効。#16は、各所でチャンスあり。中でも、大型レインボーは高活性で、50㎝クラスの巨大レインボーも、ドライで成果。#11前後 フタスジモンカゲロウモデルには、いきなり飛びついてきて、驚かされたと伺う。午前中~昼にかけて、日向は、ますます暑くなってきて、魚は、徐々に、流れ込みの白泡の下や、流心の中に入っていくようになり、昼前後は沈めて有効。午前中には、40~50㎝の大型レインボーの成果をお見受けすることが、たびたびありましたが、昼頃には、それより年下の20~25㎝クラスのレインボーが活発で、テンカラでも高成果に。昼過ぎの気温は28℃(水温は21℃)まで上昇して、日向はかなり厳しい暑さでしたが、#18 ソフトハックル系は有効とのお声。昼~午後は、時々曇ることもありましたが、すでにすっかり暑くなってしまっていて、日向では、魚が完全に流心の中や、白泡の下に潜り込んでしまっており、反応させるのも困難な厳しい状況でした。午後は、3時を過ぎても、あまり涼しくならず、ようやく風が涼しくなってきたのは午後4時頃~。しかし、風が強めの時は良いのですが、ごく弱いか、止んでしまっている時もあり、蒸し暑く感じることもある、辛い時間に。外気が涼しくなったのは、待たされて、午後5時でした。昼~午後の釣りは、日陰になったポイントで、魚の着き場や定位層に、変化が見られたのを機に、作戦を立てて成果に。大型の魚たちを狙う場合は、(見える所にいるものは、対象にせず)姿を現していないけれど、巻きになっている所など、いつもは見かけられるポイントで、行動パターンのコースを辿るようにすると、テンカラで、巨大レインボーを導き出すことに成功。ゆっくりと上がってくる、悠然とした登場ぶりだったと伺う。また、夕方になると、テンカラは、各年代のレインボーを各所で。フライでは、尺クラスのヤマメの成果。あるいは、昼間には、びくともしなかったイワナが、ついにルアーで成果と伺う。いずれも、居着きの魚が、捕食行動をしているポイントや、コースをご存じで、その辺りで、突発的に活気立つタイミングに合わせたり、行動を起こすきっかけを促したりして、チャンスをつくっていただいて、成功されたご様子でした。
*渡渉の際は、一部を除き、ニーブーツで大丈夫です。
2017 年  6月  16日(金)   7:00 ~ 17:30  
天気は、おおむね晴れ。午前中は時々曇りましたが、昼~午後は快晴で、厳しい暑さ。梅雨の合間ながら、晴れると強烈な陽射しで、夏そのものになるのが、今の時季の痛いところ。朝の外気は、まだつめたく肌寒い(気温12~13℃)のですが、太陽が照ると、いきなり強い陽射しで、日向になって1時間も経つと、すでに暖かいどころではなくなっている状況。本日は、時間帯による差が大きく、暑い時の典型的なパターンに。一日の中で、最も好調だったのは、朝。午前7時の釣り始めから、ご計画通りにドライで成果。岩壁沿いの流心ポイントなどでは、大型レインボーの成果をお見受けし、40㎝前後~50㎝も、#15パラシュートで成果と伺う(ただし、巨大レインボーは、寄せるまでに10分はかかってしまったとのお声)。また、浅い平瀬でも、朝すでに立て続けの成果。ドライサイズは#16とのお声。昼前までは、時々曇ったり、涼しい風が吹くことがあり、陽射しの暑さから時々免れることができたため、徐々に魚が下層に沈み、反応が少なくなる中も、白泡付近など場所は限定的ながら、突発的に活気立つ魚を見つけていただく作戦は有効でしたが、昼になると、雲が消え、最も陽が高い時間帯に、サンサンと照りつけられてしまうことに。さすがに、昼~午後3時過ぎまでは、暑さに耐えられない状況でした。午後は、徐々に日陰が増えてきましたが、午後4時~5時にも陽があたり続けている場所があり、日陰になって2時間位経ったところから、少しず活気が戻ってきた様子。午後4時頃になると、再び風が涼しくなってきて、20~25㎝くらいの活動的なレインボーなどが成果に。午後も成果のドライサイズは、#16(クリップルなど)と伺う。一方、昼間の暑さの中でも、白泡付近などで、活気のある魚たちを対象に、成果をあげてくださった方法は、ウェット~ニンフのソフトハックル系(MSC~ビーズヘッド/ファジー系等)各種の、大きさ・タイプを頻繁に替えて、反応を起こして、キャッチさせる作戦。かかっても、浅がかりだったり、フライを咥えたまま、強い力で、岩や大石の下に潜られてしまい、切れてしまうことも多かったとのお声ながら、成果はいずれも、見事、尺上のイワナやヤマメだったのを拝見する。今の季節は、天気によって、気温や湿度、気圧などが極端に異なるため、その日・その時間の天気に合わせて、臨機応変に対応されると、厳しい状況にも、成果チャンスのご様子です。
*渡渉の際は、一部を除き、ニーブーツで大丈夫です。
2017 年  6月  15日(木)   7:00 ~ 17:30  
天気は、曇り時々晴れ。風は一時強め、のち弱め。少し肌寒かった朝~午前中は曇りがちで涼しく、昼には晴れて、陽射しが暑くなり、午後は徐々に涼しくなりつつも、湿気が出てくるように。晴れている間は、暑くなりましたが、気温は最高でも25℃。曇ったり、風が吹くと、涼しくなる方が多かった印象で、午前中はかなり快適。特に朝のうちは、数種のハッチがあり、小型のカワゲラ(ベージュ~黄系,10㎜前後)は所々で飛んでいて、小さいカゲロウ(白系,5~7㎜位)は、昼間にも見かけることが。ライズが集中するポイントもありました。ルアーは、朝一から好調。各所とも、瀬尻付近を遠投で狙うと、下流へ流れ落ちるギリギリの所(の石の隙間など)に隠れていたと思われるイワナが高成果と伺う。有効だったのはミノー系。流心ポイント以外でもチャンスがあり、浅い瀬でも成果に。早瀬では、少なめの水量ながら、点在する沈み石や、川底の小石や砂利・砂の状態で、深さや速さに変化が出て、捕食(しやすい)スポットが形成されており、着水時と直後でキャッチさせる方法で。同じく浅い流れでも、平瀬では、長く追わせてきて、飛びつかせる作戦も成功。しかし、本日の場合、かかりが浅めの傾向で、ルアーもフライも、バレが多めだったり、「出てくる」や「咥える」のは多数でも、しっかり咥えこんでいないケースが多かったとのお声。また、各魚種の大型が、突発的に活気立つらしく、唐突に出てくることが多く、成果もあったが、半分くらいは、タイミングが合わなかったという残念な感想も。日中、蝶やハチ、甲虫類などの陸生昆虫は活発でしたが、主な水生昆虫が飛んでいる様子は、ほとんど目立たなかったようでしたが、ドライは#14くらいが有効。スタンダードなパラシュート系で、大型レインボーの成果をお見受けするが、#14はビートルも高成績。成果のレインボーやサクラマスは、いずれも33㎝以上。中には、40㎝オーバーのレインボーの成果もあり、やはり突然、突発的な出方だったと伺う。陽射しの有無(日向→日陰,あるいは日陰→日向など)や、風の強弱・風向き(爽やかで冷たい風か、湿ったあたたかい風か)など、天候のわずかな変化にも注目していると、大型魚が活気立つタイミングをつかめるご様子。
*渡渉の際は、一部を除き、ニーブーツで大丈夫です。
2017 年  6月  14日(水)   7:00 ~ 17:30  
今朝は、雨の翌朝で、水量は数㎜増。朝には、各ポイントの流水は増えて、流れはやや速まっていましたが、晴れて暑くなると、徐々に減水傾向。午後には、ほぼ元の水量に戻っており、またしても、やや少なめの状態に。天気は晴れて、風は時々。午前中は、風が吹いても、やや湿って生暖かく、飛んでいる虫はほぼなし。気温は最も高くても23~24℃でしたが、このところの曇り~雨天には寒かったため、体感差は大きく、かなり暑く感じました。昼頃までは、浮上体勢を保つ魚が少なく、またイワナは、瀬尻付近で、いつものように大きめの石の前に浮いていても、(まるで、雨天に仕事が忙しく、本日は休みと決め込んでいるかのように)身動きせず。本日のところは、ほとんどの魚が、水面の少し下~中層辺りにいて、活性が高い印象ではなく、ドライは、なんとかミッジで成果という、難しい釣りに。それでも、午後になると、風が涼しくなって、2時頃にはカゲロウなどのハッチを見ることもあり、サイズアップが可能に。今日のドライは、バレやすかった印象もあったようでしたが、浮いている魚をさがして、キャッチできるようエスコートするか、水面下に確認した魚に、見やすいフライで注目させて、表層に誘い出す、などの作戦で成果に。成果のドライサイズ・パターンは、ミッジ・#20 の他、#16 (CDCカディス~)アント、#15 パラシュート(メイフライ)などで、成果のレインボーやヤマメは、いすれも良型~大型。流れ込みポイントでは、ネットに入りきらない大型レインボーの成果(#15 パラシュート)をお見受けし、流心では、22~25㎝クラスの2年めヤマメが速流の中で。また、最下流域倒木のぶっつけポイントでは、倒木がふさいでいる下流の、大きく巻いている流れにいる多数の魚たちの中で、一番大きいヤマメに、キャッチさせることに見事成功(#16 CDCカディス→アント)。32㎝だったと伺う。今日は、雨の翌日だったにも関わらず、降雨の好影響がほとんどなく、かえっていきなりの好天が、虫や魚の調子を狂わせていた感がありましたが、外気が涼しくなったタイミングなど、魚の様子に変化の兆しを見つけて、チャンスをつくり、好成果に導いてくださったご様子でした。
*現在の水量は、平水~やや少なめで、ほぼニーブーツで渡渉できます。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  6月  13日(火)   現在の営業時間 7:00 ~ 17:30  
昨夜から、雨が降り始めて、今日は明け方に一度止みましたが、午前10時頃から、再び雨がパラつき始めて、11時からは時々本降りに。降雨は、小雨や霧雨の状況が多いですが、止んでいる時間は少なく、夕方になっても降っています。夕方には、少々水量が増えてきている様子ですが、今のところ極端な増水ではなく、まだ降り続いて、もう少し増水しても、余裕があり好都合です。
以後の状況は、明朝お知らせいたします。
2017 年  6月  12日(月)   7:00 ~ 17:30  
天気は、曇り時々晴れ。今日は、午前と午後で、かなり体感的に異なる陽気。曇っていることが多かった午前中は、湿気はほとんどなく、涼しさ~少々肌寒さを感じることも。太陽が覗いて、強い陽射しが瞬間的に照りつけると、(いつもは熱いが)外気が暖まって適温に。朝は、フタスジモンカゲロウなど、数種のカゲロウが目立ち、涼しかった午前中は、小型のカワゲラ~陸生昆虫(甲虫類や蝶・ハチなど)が増。昼の気温は21℃。水温は17℃、と最近の中では低め。昼過ぎには、晴れたり曇ったりして、風も時々強め。午後になると、多湿傾向になって、極小のコバエのような大群が、あちらこちらで活発に飛んでいました。魚の様子は、午前中のうちは、突発的なライズを見ることもあり。表層で狙っていた虫は、小さめだったようでしたが、中層以下では、捕食対象になるものがさまざまだったようで、ニンフ系は高成果。巨大レインボーの成果チャンスが多く、かかってからもパワフルで、寄せるのに困難。中には、引きが強すぎてどうにもならず、サポートしていただいて、やっと手元に寄せられた大物があったと伺う。夏陽気が多くなってから、特大レインボーたちは、白泡下の深みに沈んでいるケースが多くなり、時々活気立つ様子が見られる状況でしたが、大胆な捕食意識を見せたのは、久しぶりだったように思われます。午後は、降雨に向かって、ゆっくりと天気が変化し始めてくる中、晴れ間も続いたが、風が弱まり湿気が多くなってくると、多湿に強い虫(ブユなどの極小の大群が中心)が増えて、魚の体勢は低くなっていました。夕方までの間に、雨は降らず。今日のうちか、日付けが変わる頃までには、雨が降りだす予報のため、以後の状況は、明朝お知らせいたします。
2017 年  6月  11日(日)   7:00 ~ 17:30  
天気は、曇り時々晴れ。風は時々。風が吹くと肌寒くなる一方で、風がないと少し蒸し暑くなってくる、体感的に不安定な陽気で、ハッチは(多湿の時に活動的な)極小の大群が主。レインボーなどの大型は沈んでいながら、突発的に活気立ち、ヤマメやサクラマスは時々浮上。イワナは瀬尻などの表層に着いていても、活発な様子はほぼ見られず。25㎝~尺クラスのレインボーは、比較的行動的で、成果チャンス多。また、若いサクラマスは、速流の中でもすごぶる機敏。本日のところは、気温は~23℃(水温は19℃)ながら、晴れ間では、体感的にもう少し高めの印象で、多湿感も。魚は、完全な浮上体勢は少なく、中層以下にいるものが多かった様子。ニンフ系は大きめ(#12)で、40㎝以上の大型レインボーのチャンス増。ソフトハックル系有効。#12 パートリッジでの成果は、寄せてくると、ネットに入りきらなかったと伺う。一方ドライは、実際のハッチが極小だったこともあり、有効なフックサイズは小さめ。浮上しているヤマメには、#20で成果。表層にいるイワナの成果も。ポイントによっては、#14で成功したケースも。パターンとしては、クリップルなどの半沈み形状が好まれたとのお声。今日は、爽やかな風が少なく、つめたい風が吹くか、風がなくて蒸し暑くなってくるか、のどちらかに。(湿気などにより)ハッチが限定している時には、ぜひとも涼風を望みます。落ちてくるものや、流れてくるものが充実して、魚の反応や活性が安定してほしいです。
*渡渉の際には、一部を除き、ニーブーツで移動できます。
2017 年  6月  10日(土)   7:00 ~ 17:30  
天気は、(曇ったのはわずかで)おおむね晴れ。風は時々強め。今朝も少々肌寒かったが、太陽が照ると、かけあがるように暑くなっていく極端さでしたが、午前1中は、夏陽気に変わってしまうまでに「間(ま)」があったようで、午前10時頃までは、もうすでに暑い日向で、時々ライズあり。また、中層以下の流れの中に入ってしまった魚も、活気があったようで、流れ込みの白泡の少し下流辺りなど、ポイントを押さえて即成果。朝(午前8時頃~10時頃)のルアーは、プラグ系等で、尺上レインボーの成果など、好調な様子をお見受けする。日中は、ますます気温上昇して、昼は~29℃。水温は20℃。昼間の暑さは、涼しい風が吹くおかげで、やり過ごせましたが、少なめの水量のところに、強い陽が射し込み続けると、虫や魚に影響あり。日向になってから時間が経って水温が上昇したり、水生昆虫の活動に適さない暑さ(高温)の上に、弱風や無風になり、熱気や湿気が飛ばされなかったりすると、魚がほとんど反応しない状況になって、厳しい釣りに。また、魚が活気立っても、突発的で瞬間的な捕食行動で、一回でタイミングを合わないと、再チャンスはなかったとのお声も。本日ところは、厳しい暑さで成果難の状況下。その場その時の、魚の反応や状況をヒントにして、作戦を次々に変更されたり、状況が変わるのを待つなど、工夫されて成果に。フライは、実際のハッチが見当たらなくても、岩壁沿いの流心などで、ヤマメが表層に現れたタイミングでは、ドライサイズと色を選び替えて正解。#16 いまいちだった茶系を止めて、白(真っ白)に替えたところ、キャッチしたと伺う。あるいは、午前中は傾向をさぐり、昼休憩後に、ポイントを絞って集中したところ、30~40㎝クラスの大型ばかりの成果になったとのお声も。午後のルアーは、流れ込みの白泡付近のみで勝負。下流~最下流域の、複雑な流れ方をする(乱雑する大小の石や岩が形成するスポットだらけの)難所ポイントでも、スプーン(5g)を巧みに操作して、良型レインボーなどの成果と伺う。また、流心ポイントでは、コースをきっちりと取って流すと、育ち盛りのヤマメ(入渓して1年経ったと思われるもののうち、10㎝に満たない小ささで入渓し、渓流で育ってきて現在15㎝ほどになったヤマメ)が、出てくるとのお声も。本日は、厳しい暑さの中で、策を練り、技術を用いて、さまざまに工夫していただくことで、成果となったご様子でした。
ちなみに、今日のような暑さの中でも、大型種は、食欲旺盛だったとの目撃情報あり。午後の最下流域では、水面上をカワトンボが数匹飛び交っている静かな状況下に、突然落石かと思うような大きな音がしたので、顔を向けると、今飛んでいたトンボに向かって飛びついている派手なライズだったとのこと。こちらとあちらで跳ねていて、まさか魚が立てたとは思えない大きな音は、衝撃的だったと伺いました。・・・スクープです。
*渡渉の際には、一部を除き、ニーブーツで移動できます。
2017 年  6月  9日(金)   7:00 ~ 17:30  
今日の渓流は、ほぼ平常通り。水量は、平水よりやや少なめで、流れは落ち着いています。天気は、曇り時々晴れ。晴れると暑くなりますが、曇っている時間の方が多く、気温は(朝が15℃で少し低めだったこともあり)、最高でも22~23℃。風が吹くと、熱気が飛んで、意外に過ごしやすい方でした。今日は、雨の後ということもあり、水温もやや低め。昼間も17~18℃だったと伺い、午後3時頃に測定しても19℃でした。本日のところは、日向になったままの場所は少なく、カゲロウ(キイロヒラタや、フタバカゲロウなど)のハッチは、朝だけでなく、昼間でも見られる所があったのが特徴的。魚の活性は、風通しがよく、日陰のポイントがベスト。特に、岩壁沿いの流心ポイントは、(陽があたる前の)朝には、岩壁に沿って、ヤマメ・サクラマスは、すべての所で浮上。大型レインボーやイワナは、樹木が覆うポイントの壁沿いでは、表層に着いていました。陽が射し込むようになると、中層へ移動。その後は、午後になって曇っても、浮上体勢になりにくかったとのお声。雨の翌日で、上流から流れてくるものが多かったのか?レインボーなどは、下向きに構えていた様子で、イワナは(降雨時に移動したらしく)渡渉ルートなど、意外な所にいるものや、定番の渓流ポイントに着いているものもいて、それぞれ。ヤマメは、白泡周辺の少し下辺りに着いていながら、表層に意識あり。サクラマスは、若いものは、勢いよく飛び出てくる元気さだったのに対して、尺上の大御所たちは、低めの体勢だった様子。この頃(梅雨入りの少し前から)は、風が弱まると、多湿傾向になることが多く、今日の午後も、やや多湿に。そのため、ハッチが極小の(白い点や粉のように見える)大群が登場。夕方には、小型のカワゲラなども見かけましたが、数はまだ少なく、辺りが暗くなってから、大型のカワゲラやトビケラなどが、飛び回っていました。本日のところは、太陽が覗いてからは、ハッチをヒントにする方法よりも、速流の流心の中や、白泡が立つ流れにいることを踏まえて、その時の「明るさ」や「眩しさ」等を考慮しながら、見つけやすいフライサイズや色を選ぶことで、ドライの成果に。昼まで(時々晴れ)は、やや明るめの系統。~黄土色などが有効で、午後(曇り)になってからは、黒・茶系が有効に。サイズは、大きめ(#16前後~)の方が、チャンスが多かったご様子。また、浮上体勢やライズを待つ方法は、(水量が少なめなため)好条件がそろいにくいと割り切って、渓流(で魚が捕食場にする)ポイントにアプローチして正解。流水が「巻く」所や、沈み石や川床の形状(砂や砂利・小石などの堆積の仕方等)などの状況で、流水の動きが止まったようになる「スポット」などを見つけて、フライを表層に留めておく間をつくると、中層辺りから出てきて、キャッチするのは、ヤマメだったと伺う。この作戦は、倒木があったり、ぶっつけの形状だったり、川底の深さが極端に違うなど、流れが複雑になる場所でも、渓流ポイントさえ見分ければ、有効のご様子。また、狙った魚種のみを釣り分けることも可能なようです。微妙な季節は、研究と技術磨きを楽しみつつ、成果チャンスを増やしていただけると、おもしろいようです。
*渡渉の際には、一部を除き、ニーブーツで移動できます。
2017 年  6月  8日(木)   只今の営業時間 7:00 ~ 17:30  
昨日から、雨が降っています。昨日は、夕方~深夜にかけて降り、明け方には止んでいました。今日は、朝のうちは、時々パラつくも、本降りになったのは、午前10時近くなった頃から。小雨になったり、霧雨になったりしながら、弱雨が降り続いていて、午後4時を過ぎると止んで、一時太陽が覗くことも。今回の降雨は、比較的長く降っていましたが、極弱い雨で、雨に濡れても、滴り落ちることはなく湿る程度。降っている間も、みるみる増水してくるようなことはなく、夕方になると、微量増えて、流心の流れが、やや速まった印象。今回の降雨の増水分が、保たれるかどうかは、微妙ですが、今後も適度な間隔で雨が降るようになり、少しずつでも、水量が増えていくことに、期待したいです。
現在の水量は、やや少なめで安定。浅い早瀬などでは、ドライが出やすくなっている一方で、浅いトロ場などでは、鳥獣に襲われやすくなっているのが、心配なところ。流心が続き、落差の大きい流れ込みも多数。さまざまな渓流ポイントが存在して、魚が着く渓相的には良好です。梅雨季に願うことは、魚が身を隠しやすい水量を保持してくれることです。渡渉の際には、一部を除き、ニーブーツで移動できます。
2017 年  6月  7日(水)   7:00 ~ 17:30  
今日は曇り~昼には一時晴れ間あり、のち雨。雨が近い曇り空でも、多湿を感じることは少なく、涼しさ~肌寒い陽気でした。朝は涼しく、小型のトビケラやカワゲラが飛び始めていましたが、午前中はほぼ曇っていて、次第に肌寒くなって、ハッチは増えず。浮上している魚は少なく、中層程度にいるレインボーも、下を向いて何かを拾っているような様子。イワナは瀬尻にいても、活動的ではなく、ヤマメは水面の少し下辺りで、サクラマスは流心の中に着いていた様子。昼前後に、一時薄日が射した時には、フタバカゲロウが現れて、突然サクラマスが、川スジの流心に、浮上し始めてライズも。午後になると、まもなく曇って、少しずつ空が暗くなっていき、夕方には雨が降り始めました。本日のところは、なかなか表層での捕食態勢にはならず、川底にべったりと、はりついている状態も多。朝のうち(午前8時頃)は、#15 パラシュートで、40㎝以上の大型レインボーの成果に、驚かされたとのお声。また、ヤマメの成果もあったが、時間が経つと、活性が低くなっていった様子。昼過ぎには、尺上イワナの成果などもあったが、突発的だったようで、なかなか活性が続かず、難しい釣りだったご様子。せっかくの曇り空でしたが、今日の場合は、涼しさよりも、肌寒さに移行してしまい、暑さを避けられたのは幸いでしたが、虫や魚に好都合ではなかったのが、残念でした。
雨は、午後5時前から降り始めています。降り方は、小雨~弱雨で、今のところ、急激な増水はないようです。
明朝は、増水にそなえて、魚を保護(若いサクラマスの保護場の保護)してから、状況の更新をいたします。
2017 年  6月  6日(火)   7:00 ~ 17:30  
明け方には、雨が降っていて、午前6時までは、本降りになることも。午前7時には霧雨になり、8時にはあがった様子。午前中は、曇り時々晴れ一時小雨。昼~午後は、曇り時々晴れ。今日は、雨あがりや晴れ間には、やや多湿で蒸してきましたが、つめたい風が吹いていたため、蒸し暑さは(陽があたった時以外に)ほとんどなく、外気はひんやりとして、特に午後は肌寒いことが多い陽気でした。本日のところは、やや大きめの雨粒がたたいていた時には、魚は低めの層にいたようでしたが、小雨や霧雨になると、中層以上にあがってきて活動的。弱雨~曇りには、極小の群れも現れていましたが、小型のカゲロウ(ヒラタ科)や、カワゲラ(フタスジクサカワゲラ)など、いずれも10㎜位で、淡い黄色系(の亜成虫とアダルト)が、飛んでいるのを所々で見かけました。魚の方は、魚種によってそれぞれ。イワナは、各所で、瀬尻の落ち込みギリギリの所(の沈み石の前)に、低い体勢で着いている姿が多く、しかしそこでじっとしている風ではなく、そばを通る時などには、石の隙間から、いきなり飛び出てきて上流へ移動することがたびたび(その後、再度元の場所に戻っているものもいる様子)。尺ヤマメは、浮上体勢が多く、浅い所でも高い層に着いて捕食していた様子。年上のサクラマスは行動的で、さまざまな所にいたようでした。レインボーは、各所で低めの層にいたようでしたが、流心の中に入っていて、捕食態勢だったらしく、昼には、ドライで、まっ先に成果と伺う。また、すこぶる元気な若いサクラマスは、少し成長した姿を見せていて、今日は(いつもより気温が低かったためか?雨が降って、数㎜増えて、流れが少し速まったためか?)水面より1㎝位下(~以下)に構えていることが多かったようで、さらに、流れの緩い溜りに集まっておらず、川スジの流心(最も速流)に着いていて、速流を浮き沈みしながら、捕食する逞しさでした。午後になってすぐは、時々晴れ間もありましたが、つめたい風が強めに吹くようになり、曇り空に。晴天の場合、最近は午後3時~5時位まで、陽があたり続ける場所が数か所(中流域と最下流域の一部)あり、暑い日には、魚の活性が復活するまでに待たされてしまうのが定番なため、曇っていることは好都合なのですが、今日の場合は、午後1時頃~3時過ぎまで、外気がつめたく、肌寒くなってしまっていたため、ハッチが再登場せず。午後は、新入りのレインボー(25~27㎝)は、高成果。ヤマメは、姿を見せていても、なかなか積極的にならなかった様子。午後の魚は、全体的に低めに着いていたようで、ルアーも沈ませる状態が有効と伺う。夕方にかけての、活性の盛り上がりは起こらず、なかなか難しい状況だったようでしたが、35㎝クラスのイワナやレインボーの成果もあったとのお声。午後に、ハッチを見たのは、風が弱まり、肌寒さが落ち着いた午後3時半頃~。半を過ぎると、極小の群れが飛ぶようになり、午後4時近くなって、中型カゲロウ(半透明~白系)のスピナーが現れ、数匹が忙しなく空中で上下を繰り返す様子(スウォーミング)が、各所で見られ、その調子、その調子といった状況。今の夕方はまだ、主役級の水生昆虫のハッチは、期待するほど増えてきません(午後5~6時頃には、なぜか湿気が出てくることが多く、ブユなどの大群ばかりが増える時間帯あり)が、徐々に季節が移行して、夏季モードになることを望みます。
2017 年  6月  5日(月)   7:00 ~ 17:30  
天気は、午前中は曇りのち晴れ。昼過ぎは、曇り~一時雨がパラつき、午後は、曇り時々晴れ。風は時々。止んでいると、湿気が多くなるのを感じましたが、吹くとつめたい風。爽やかというより、ひややかでした。今朝は、冷えていて12℃(午前5時)。外気がつめたい朝で、午前7時になっても、曇っている間は寒かったのが印象的。7時半頃になって、太陽が照ると、急速に暖まってきて、ようやく外気が適度な状況に。今朝は、気温が低かったため、強い陽射しが恵みとなって、朝は理想的な釣り日和に。日向が出来始めた、午前7時半頃から、徐々にハッチが増えてきて、小さい大群の他に、アカマダラやコカゲロウなど、小型のカゲロウや、クサカワゲラなどの小型カワゲラが飛び、小型のトビケラ(濃茶系~黒褐色,10~12㎜)が現れていたり、中型のトビケラは、水面をしきりに叩くような行動を繰り返す・・・など、多種多数の水生昆虫が賑わうようになりました。すると、魚は浮上体勢になってライズ開始。はりきっている、若いサクラマスはもちろん。25cm前後の2年めのヤマメや、それより大きい年上のヤマメ、新入りの~尺クラスのサクラマスなどが、各所でライズを繰り返していました。また、イワナも瀬尻で浮上体勢。レインボーは、水面の少し下辺りに着いていて活発。陽のあたり始めには、暖かかった日向は、徐々に暑くなってきて、午前10時を過ぎると、状況に変化あり。魚たちは、中層程度に構えるようになり、瀬尻に浮いていたイワナは、落ち込みギリギリの所の大石の隙間に挟み込まれるようにして、潜っていました。レインボーは、流心の中に入って、姿が見えにくくなり、元気な若いサクラマスだけは、表層にいましたが、中には、少し流れが緩まる所や、流心の中の沈み石の前などで、静かに止まっているものも。昼までは、太陽が照りつけて、暑かった(気温:~22℃,水温:~19℃)のですが、午後になると、またも天気は劇的に変化。急に雲が押し寄せてきて、やや暗めの曇り空に。この時間帯は、風が止んでいて、湿気が多くなる様子があり、一時は雨がパラついたり、再び太陽が現れたりして、忙しない空模様でしたが、風が一定の吹き方になり、曇り空で安定。以後は、つめたい風が吹いて、外気がひややかになってきました。午後の水辺は、昼間に活動していたカワトンボなどが、引き続き活発でしたが、水生昆虫は、なかなか増えてこなかったのが特徴的。本日気づいたことは、生き物の活動(スイッチが入る)には、「メリハリ」が重要ということ。早朝が冷えていたため、(陽が射して)暖かくなってくるまでに、いつもよりも時間がかかり、3時間くらいかけて、活動に適した陽気になったのが幸い。この間に、さまざまな水生昆虫が、それぞれの成長段階の活動(羽化したり、飛び交ったり等)ができ、魚にとっては、いろいろなタイプの捕食対象(浮き上がってくる虫、降りてくる虫、流れてくるもの、落ちてくるもの等々)が混在して、それぞれの各層で、活発だったようでした。
本日のところは、昼~午後には、ハッチも、ライズの捕食態勢にも戻らなかったものの、魚たちは、表層を意識していたため、ドライで、レインボー・イワナ・サクラマスの成果と伺う。成果のサクラマスの中には、銀化の尺上、鼻先が尖ったオスの成果も。
次は、午後にも、メリハリのある展開が見られることを期待します。
そして、梅雨季になれば、一日中ほぼ天気が安定する傾向が考えられるため、時間帯にとらわれず、暑くも寒くもない気温で、釣りに適した陽気が続くことを願います。
*水量はやや少なめで安定。一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
2017 年  6月  4日(日)   7:00 ~ 17:30  
天気は、午前中がずっと晴れて、午後は時々曇り。午前7時近くなると、水辺周辺の山肌に、陽があたり始めて、ひんやりと肌寒かった外気が、急速に暖まってきました。陽が照る前には、小型カワゲラ(淡い黄色系)などが、石の陰から飛び立ち始めるところで、まだ数が少なかったのですが、エリア内に日向が広がってくると、極小~中型の多種多数の水生昆虫が飛ぶようになり、昼間は甲虫類なども増えました。朝の魚は、高活性。午前7時過ぎ、早々に成果をお見受けすると、その後は立て続けの成果。その場を動けず、ひたすらロッドがしなっていましたが、午前8時半頃になると、落ち着いた様子に。午前9時には、すでに陽射しが強く、暑くなってきていましたが、徐々に風が出てくると、涼しくて快適。昼間は、時々強まりましたが、適当な吹き方の状態が多く、日向で太陽に照りつけられていても、熱気が冷まされるように感じ、日陰では暑さを忘れるほど。日中の水辺は、朝ほど大量のハッチではなくなりましたが、カワトンボや蝶、甲虫類なども増えて、水生昆虫も、時々単体で混じることも。昼間の魚は、樹木の下などで、ライズをするものもいましたが、全体的には浮上体勢ではなくなって、中層以下に着いていた様子。暑い日中の成果は、落ち込みなどを中心に。各所とも、流れ込みの脇や、沈み石などが作用して、スポットができる所には、最近、イワナが陣取っていることが多いとのお声が届いていますが、やはり今日もその傾向。特にニンフ系などでは、(それぞれの年代の)イワナの成果が多かったと伺う。ニンフ系の場合、フックサイズは、大きめ(#12前後)では、運動量の多い良型レインボーの成果多。40㎝上の大型レインボーは、浅がかりしたらしく、惜しくも寄せる途中で、切れてしまったご様子。また、若いサクラマスは、水面上か水面直下(わずか数㎝)に定位しているものが多いが、#18では、(ニンフフライが)まだ空中を飛んでいる時に、すでに目をつけているらしく、キャッチしてしまうこと、たびたびとのお声。反対に、#12では、飛びついてこなかったようでした。本日のところは、渓流ポイントを意識される方法で、成果上々。魚が浮上してくる状況を待たなくても、捕食に適した流れの形状には、イワナが。流心の中で、目についた対象物をめがけて、下層から出てくるレインボー。など、見えやすいサイズや形状のフライで、層を合わせつつ、着き場・隠れ場にアプローチすることで、高成果をあげていただいていたご様子でした。
*水量はやや少なめで安定。一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
017 年  6月  3日(土)   7:00 ~ 17:30  
今日の天気は、午前中が晴れ時々曇り。昼~午後は晴れ。時々風が強め。朝の外気は、少々冷えて肌寒かったが、陽が出ると急速に暖まって、まもなく暑くなる、という、最近の晴天らしい、気温の変化。また、今日の風はいつも通りの涼しさで、強めに吹くと、照りつける陽の熱さが軽減され、日陰では快適。特に、午前中は曇ることが多く、気温・水温の上昇をおだやかにしていた印象も。昼前の気温は23℃。水温は19℃。陽射しは暑いが、外気が爽やかに感じることもあり、日向でも、陸生昆虫(各種甲虫類など)が多く飛んでいて、中型カゲロウなどが、チラホラと混じるのも見ました。昼になると、上空の雲はなくなってしまい、昼~午後はしばらく晴れ。最も陽が高い時間帯に、太陽が照りつけたことで、午後1時過ぎ~2時頃までは、さらに暑くなり、さすがにこの時間帯は、活動している虫が減っていたようでした。本日のところは、「陽射し」と「風」がキーワード。魚の活性が高まる条件は、「日陰」になり「風がある」状況。反対に、日向で風が弱い時は、瀬尻(の流れ落ちるスレスレの所)に浮上しているヤマメやイワナも、反応が少なく、捕食意識が低い様子あり。また、深場や流心ポイントにいる魚は、姿を見せているものも多く、毛鉤に興味を示すことがあり、追いつかせることには成功するが、かかりが浅く、バレやすいとのお声。興味深いことに、午前中は20~25㎝クラスのレインボーやヤマメの成果が多く、大型は現れず。午後になると、日陰になって少し(~1時間位)したタイミングでは、いよいよ各魚種の大型が活動開始。所々でライズが始まったり、大型レインボーがフライをキャッチすると、咥えたままで、左に右に手前へ奥へ振り回して、上がったり下がったりした挙句、ネットイン間近で、振り切って行ってしまうのをお見受けする。
朝夕はひんやりと肌寒く、昼間だけ極端に暑くなる、今日のような晴天の釣りは、各ポイントが、「日陰」になるタイミングを知っておいて、日陰になってしばらく経った頃、本命のフライ(各種ドライ:#~16 カゲロウモデル~カディス系等)で臨むのが効果的なご様子。ちなみに、朝は、冷えている日陰から、一度陽が射して、暖まってきた頃に、ハッチが増えてくるため、早朝(太陽の照り始め)に限っては、陽が射し込んで、外気が暖まってきてまもなく(30分~1時間)した頃が、成果チャンス開始の様子。午前中は、晴れ続けてしまうと、午前10時には(暑さとまぶしさで)厳しくなり、曇っていると、昼頃までは、風が強まった時(に落ちてくる物、流れてくるもの)が、突発的ながら、チャンスになることが。今の時季は、天気の変化(陽射しや風)に注目しているのが、効果的なようです。
尚、非常に活発な、若いサクラマスに関しましては、少しずつ落ち着いてきており、体勢が決まりつつある様子。定位層は、(小さく軽い分)浮上傾向が多く、陽射しが暑くまぶしい時間帯は、やや低くなるも、深く沈む状況ではなし。そのため、ドライには飛びついてしまいがちですが、沈めるとキャッチすることは少ないよう。(キャッチさせない)対策としては、大きいサイズ(#10前後)で、シルエットも大きいタイプが、効果ありのようです。
目下、渓流に暮らすための練習中につき、お気遣いくださり、感謝いたしております。日に日に、馴染んできていますので、成長ぶりにご期待ください。
*水量はやや少なめで安定。一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
2017 年  6月  2日(金)   7:00 ~ 17:30  
天気は晴れて、曇ってもほぼ瞬間的。風が強まることが多く、時々突風に。いつもは、つめたい風ですが、今日は風向きが異なり、弱風だと生暖かく、やや多湿傾向か?陽射しの熱だけではない、かなり厳しい暑さになったのが特徴的。晴れて、気温が高温(~29℃)になるのは、珍しくなくなっていますが、暖かさを含む風が吹くことは、ほとんどなかったため、水辺でも、いつもとは全く違う様子が。朝~昼間は、細かい白点のような極小の虫が大群で、上流~下流まで、どこにでも漂うように飛んでいて、コカゲロウなどは、ほんの少し見る程度。これらは、魚の捕食対象にはなっていなかったようで、流れてくるものや落ちてくるものに、注目していた様子。本日のところは、日中涼しかったのは、朝の少しの間(午前9時)と、曇っている時(昼前の30分間くらい)と、日陰になった午後には(午後3時頃からは、一部は日向が続くが、徐々に範囲が拡大するようになる)、つ強めの風に吹かれている間など、つまむ程度の時間しかなかったのが、きついところでした。太陽がずっと照りつけている日中も、時間経過に従って、少しずつ日陰になってくると、成果チャンスあり。陽が照りつけて眩しい状態から、木漏れ陽になったり、影ができたりすると、白泡や流心を頼って、沈んでいた魚の反応がよくなったとのお声。見えやすい大きさ・重さ、あるいは停滞時間や動きなど、さまざまに工夫されることで、表層や水面のすぐ下、中間層など、捕食対象をさがして、注目しているらしい手応えがあると伺う。ルアーは、上げたり下げたりする動きの中で、出てくる傾向も。フライは、魚の姿が見えていない状況でも、渓流ポイントを押さえるとビンゴ。ソデや巻きなどのピンポイントでは、ガバッと現れるイワナの成果と伺う。ヤマメは、浅い早瀬などの流心で。白泡が消える少し下流辺りなどで、下から飛び出てキャッチ。同じポイントでは、少し間を取った後には、今度もレインボーの成果とのお声。尚、元気すぎる若いサクラマスは、各所で活発。この頃は、瀬尻(の流れが落ちるスレスレの所や、石の前など)で、落ち際の何かしらを食べようと狙っている傾向。スルーするには、瀬尻よりも手前で流すのを止めると、飛びつけず、咥えさせずに済むと教えていただく。有効なドライフライは、#16 パラシュート系(後方下がりのバランスは優秀)。色は、数種試すも、茶系が最も好まれたと伺う。
今日は、大気が乱れているとかで、夏の陽射しと、暖かめの突風・強風に見舞われつつ、風が止むと蒸し暑さも。日中は、高温多湿を体感する時もあり、ぐったりする暑さでしたが、午後3時を過ぎると、まだ陽があたる一部を除いて、いきなり涼しくなるのが、今の特徴。特に午後は、1~2時前が暑さのピークで、3~4時が過ごしやすい気温。それ以降は、ひんやりと肌寒くなってしまい、体感差の変化が激しい時間帯です。
現在、カゲロウやカワゲラ、トビケラなどのハッチが増えるのは、午後の場合は、暗くなる直前です。暑かった陽が翳って、すぐに出てくるのは、今のところ、ブユ(湿気があるとガガンボも)などで、それらが主役の時間が長い状態。また、日中は、超極小の点や粉にしか見えない大群が、大量に現れています。涼しくなってすぐに、主役級の水生昆虫に切り替わるのは、もう少し先のようです。
2017 年  6月  1日(木)   7:00 ~ 17:30  
今日は、雨のち曇り時々晴れ。雨は、午前3時過ぎから降り始めて、午前4時~5時頃までは本降り。午前7時になると、止んでいることが多くなりましたが、10時過ぎは静かな雨ながら、本降りに。昼間は時々雨がパラついて涼しくなったり、曇って多湿になったり、晴れて暑くなったり。今日の雨は、まとまった降り方になったのは限られていて、短時間で、わずかな雨量。少し増水し始めたようでしたが、午後にはほぼ変化なし。雨量は、期待したほどではなく、ほぼ増えず。もう少し降ってほしいところでしたが、渓相は壊れず、魚にダメージもなく安定。小雨になった時には、一部でライズが起こったり、曇った時には、ガガンボなどの大きめの虫が現れたり、晴れた時には陸生昆虫が飛んだり・・・など、天気が変わるたびに、状況が変化していました。
現在の水量は、平水よりも少々少なめですが、深い所もあり、速流も、勢いの強い流れもあり、魚が暮らしにくい状況ではありません。渡渉の際も、ほぼニーブーツで移動できます。




5月 >
フィールド情報
 <5月に活動する水生昆虫の一部>    撮影日 5月3日
  カゲロウ類 (モンカゲロウ・スピナー)   オドリバエ    カワゲラ類
 20170503-1 20170503-2 20170503-3 20170503-4
  拡大       拡大         拡大         拡大

5月1日は、雷雨になり、一時濁流になりましたが
翌朝には、元に戻っています。
10日は、前日の夜から降り始めた雨が、ほぼ一日降っていて
1~2㎝増水しましたが、濁らず、大きな変化はありません。

13日(土)は、徐々に雨足が強まり、昼前から増水しましたが
雨があがると、順調に減水し落ち着いてきて、14日朝には澄んでいます。
18日は、一時雷雨になり、少々増水。翌日には、平水~少しずつ減水傾向。

26日(金)は、強雨で増水濁し、濁流になりましたが
夕方には渡渉できるまでに戻り、翌日から平常通りです。


2017 年  5月 31日(水)   7:00 ~ 17:30  
天気は、晴れのち曇り。午前中は晴れて、午後は曇り時々晴れ間あり。雨雲が近づいていたようでしたが、天気が急変することはなく済みました。今日は、吹く風が、いつもとは異なり、あたたかめ。強めに吹く時には、涼しくなりましたが、爽やかさは少なめで、蒸し暑かったのが特徴的。通常よりも、湿気がやや多めだったのか?朝は、中型~大型のガガンボが、湿り気のある岩壁で、群れていました。本日のところは、昼頃までは、安定した天気で、陽射しが暑くなりました。陽が高くなると、日向と日陰に差ができて、日陰での成果が好調に。元気な若いサクラマスの他、レインボーやイワナの成果を伺い、有効なフライは、トビケラやカワゲラに似せた、カディス系タイプとのお声。このところ、暑い日が続いていて、微量ながら、連日水量が減ってきている傾向で、通常よりも、流れがゆるやかになったと感じる場所あり。その分、ドライは出やすいのですが、鳥などから、狙われやすいのも事実。背中が傷ついている魚も見られ、もう少し水量が増えてくれると安心できるのに・・・と、適量の雨を期待しているところです。
今日の午後は、天気が急変することなく、突然の降雨や雷雨に見舞われずに済みました。雨を期待していても、一度に大量に降られると、渓相が破壊されたり、魚がダメージを受ける恐れがあるため、シトシトと適量を適度に降ってくれることを願います。
明日は、日付けが変わる頃から降り始め、昼前には止みとの予報です。降雨状況は、明朝お知らせいたします。
2017 年  5月 30日(火)   7:00 ~ 17:30  
天気は晴れ。朝方は冷えていて、午前6時半頃までは肌寒かったのですが、渓谷(の山肌や岩壁)に陽があたり始めると、まだ日向になる前から、暑くなる予感が。今日は、曇ることがなく、ずっと晴れていましたが、午前中と午後では、体感の違いあり。昼頃までは、風の吹き方にムラがあり、強めの風は涼しいのですが、弱風では、外気がムーッと熱気をためてくることがたびたび。気温は、昼前に29℃。風が弱い時は、陽射しの暑さに、外気の熱気が加わって、体力を消耗する厳しい暑さでした。今日の水辺は、早朝に冷えていたこともあり、水温が下がっていて、朝は16℃前後(昼は19~20℃)。早朝(午前5時前~)の魚は、まだ活動前の状態がほとんど。しかし、若いサクラマスたちだけは、浮上していて、すでに元気に泳ぎ回ったり、跳ねたり。他の魚たちが、姿を見せていないにも関わらず、遊んでいるのか?おなかがすいているのか?忙しなく、動いていました。ハッチが見られたのは、陽があたり始める午前7時頃~。午前8時~9時頃には、種類も数も増えて、賑やかでしたが、すっかり暑くなってしまうと、昼前~午後には、見当たらなくなっていました。魚はというと、冷えていた朝も、強烈な暑さになった昼間も、ほとんど変わらず活発だったのは、若いサクラマスたち。恐ろしく機敏で、フライを見ると、飛びつかずにはいられない様子。どの方のフライも、この子たちに大人気で、アタックの嵐。物怖じしない逞しさでも、まだ入渓して4~5日しか経っていないため、キャッチのしかたは、まだまだ練習中で、タイミングが難しいらしく、しっかりと咥えこめないことも多。それでも、飛びついてきて、すっ飛んでしまうなど、ご迷惑をおかけしておりまして、申し訳ございません。皆様には、やさしく対応していただきまして、誠に感謝いたします。サクラマスは、他の魚種よりも、成長が早い上に、順応性があり、学習能力も高い様子ですので、まもなく、身の丈に合った振る舞いが、できるようになると思われます。ご迷惑をおかけいたしますが、少々お付き合いいただけますよう、お願い申し上げます。
あまりの積極性に、数釣りになってしまう若いサクラマスを落ち着かせるには、大きいサイズが有効とのお声。#12は、大型レインボーの方が、キャッチするのが早く、昼時でも連続の成果と伺う。レインボーの場合は、フックサイズが大きければ大きいほど、より巨大なサイズが好むと判明。#9では、まさか、そこにいるとは思わなかった50㎝クラスの特大レインボーに咥えこまれてしまい・・・相手をするはめに。あと一歩のところで、切れてしまい、結び替えた#11では、やはり、いるとは思わなかった40㎝の(2~3年)居着いているサクラマス(顔つきが完全にシャープになっていたとのこと)がキャッチ。興味深いことに、サイズやモデルとなった種類は違っても、どの方も、パラシュート(メイフライ系)だったと伺う。ちなみに、#12は、テレストリアル(パラアント)では成果ならずとのお声。40㎝上の大型の魚たちは、岩壁沿いの流心ゾーンや、階段状に続くストレートの流心ゾーンなどで、成果をあげていただくケースが多。瀬尻(の流れ込みギリギリ)の石の隙間や、流れ込み下(の白泡立つ辺り)で、隣り合う石の間隔があいている所などに、隠れていたようだと、教えていただきました。勇気ある方の、チャレンジをお待ちしています。
2017 年  5月 29日(月)   7:00 ~ 17:30  
天気は晴れ(曇るのは瞬間的)。風は時々強め。今朝は、(昨夜遅く~)明け方に冷えていて、早朝は寒かったのが印象的。しかし、午前7時を過ぎると、太陽が照りつけて、まもなく暑くなるのが、最近の状況。晴天の日は、気温が急上昇して、体感的に極端に変化しますが、そのメリハリが、水辺の陸水生昆虫たちの刺激になるのか?曇りや雨の日よりも、朝のハッチが大量。今朝は、小型のカワゲラ(透明の羽翅,10~12㎜)やトビケラ(茶系,10㎜前後・触覚が長め)やガガンボ、少しすると、大型カワゲラ(20~25㎜,茶系の羽翅,黒とカーキ色の脚)なども現れ、その他も多種多数。昼には陸生(ハチ・蝶・トンボ・甲虫類等)が増えました。今日の水量は(先日の雨の後で、少し増えていた分が減り)、やや少なめに戻った様子で、全体的に穏やかになりましたが、水圧は保たれて、白泡は豪快で、流心の流れは強く、良好。本日のところは、意外にも、魚が高活性とのお声が多く、ルアーは1投めから成果。ごく浅い瀬で、大型にキャッチさせるのをお見受けし、その後も、尺ヤマメの成果など、好調。作戦を伺うと、多種のルアーを試すが、最も有効だったのは、クランクベイト系など、浮かせるも沈めるも自在に操れるタイプ。コツは、30㎝位沈めて、徐々に浮いてくる状況をつくり、その間にキャッチさせるのだそう。渓相タイプは、瀬が面白いそうで、浅い瀬をせりあがってくる大物の成果も楽しめたと伺う。
テンカラは、深みに着く大型レインボーをターゲットにして、成功。50㎝にもなると、力が違い、かかったまま空中に飛び出て、何度もジャンプを繰り返されると、かなりなスリルだったとのこと。毛鉤をキャッチしてからも、悠然と泳ぐ姿は見とれてしまう迫力。今日の陽気は、たっぷりと陽射しの暑さを体感されられつつも、吹く風が昼間もつめたく、蒸し暑さはほとんど感じられず。真夏の陽射しでも、外気はまだ夏ではないため、昼間も魚の活性が高い状況があり、成果チャンスがあるのが、現在の陽気です。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  5月 28日(日)   7:00 ~ 17:30  
今日の渓流は、ほぼ雨の前の水量に戻ってきましたが、数㎜程度の多さでも、流水の水圧には勢いがあり、流心の流れは強く、落差のある流れ込みにできる白泡は、豪快。
天気は、(早朝は小雨~)曇り時々晴れ。風は止んだり強まったり。雨あがりの早朝は、羽化したてのカゲロウ(中型・黒~濃茶系)や、小型のカワゲラ(黄色系)、中型ガガンボ、羽アリなどが目につきましたが、午前中は、風が止むと多湿傾向でハッチ減。昼前後は、しばらく晴れ間があり暑く、午後は徐々に翳ってきて、外気も涼しくなった様子。
天気(陽射しの有無)・湿気(の多少)・風(の強弱)などが、時間帯で変化した本日のところは、極端に暑くも眩しくもない陽気ながら、ハッチが少ない状況。午前中~昼頃の魚は浮上体勢ではなく、昼前後にはライズがあるが、流れてくるものが対象のよう。午後には、パラパラと虫が現れるようになり、縄張りをもつ魚たちも、ようやく活動的になった様子。有効なフライは、時間帯で異なり、午前中はニンフで大型レインボーの成果が多。ドライには、昼間は、入渓したばかりの若いサクラマスが、はしゃいで飛びついてしまうことが多。昼間に有効なドライサイズは、#20~。大型レインボーの成果も。ライズのヤマメには#30で。午後は、カディス系で、居着きの各種や大型の成果。ヤマメ・サクラマスは、#20で成果。大型レインボーは、#~12前後のボリュームがあるタイプを好んだと伺う。ルアーは、深さと流水の勢いがあるポイントで好調。最下流域のぶっつけでは、居着きのイワナ。その他でレインボーの成果が多いと伺う。また、全体的に、浅がかりすることも多かったようで、かかってからもジャンプしたり、激しく移動したりする中で、惜しくもバレたり、切れたりしてしまう場面も多々お見受けしました。今日は、微妙な天気の変化で、活性の仕方が変わる魚たちに、合わせていただくのが、効果的なようでした。
*やや速めだった流れは、落ち着いて、ニーブーツでも渡渉しやすくなってきました。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  5月 27日(土)   7:00 ~ 17:30  
今朝の渓流は、1~2㎝多めの水量を保持して、水圧が強めで、流れは良好。朝のうちは、やや速流でしたが、徐々に落ち着きました。天気は、晴れ時々曇り。昼前後は快晴で暑くなる(気温~27℃)も、風が心地よいのは、この頃の特徴。今日の日中に吹いた風には、つめたさはありませんでしたが、爽やかで、日陰では充分涼むことができました。本日のところは、昨日の降雨で、久しぶりに水量が増えた状態を保持。1㎝前後増でも、水圧が強まったため、流心に勢いが出たり、白泡の立ち方が豪快になったり、水深が増したりして、渓相は良好。暑くなった日中も、魚たちは、流心や白泡を頼って、活動中。水圧の強さは、暑い時間帯も好都合。暑くて眩しい昼間の日向は、工夫していただいて、成果続々。テンカラは、各渓流ポイントで、思った(コース)通りに出て、しっかりとキャッチするとのお声。尺ヤマメは、下流の流れ込みポイントが階段状に連続する、ストレートゾーンで。最下流域の樹木が倒れるぶっつけでは、良型レインボー。大石が隆起するポイントでは、45㎝以上の大型レインボーの成果等々。午後2~3時はさらに好調。流れの動きを見極め、下層に入り込む流れに、打ち込んで効果大。成果の毛鉤サイズは#13。尺クラスイワナや、大型レインボー、若いサクラマスの成果も伺う。ルアーは、(中流~下流を中心に)白泡付近狙いで、40~50㎝の巨大レインボーの数釣りに。スピナー~ミノー有効。着水時と、ほぼ直後のタイミングでは、各ポイントで成果と伺う。ドライフライは、各所の状況(流れの形状と魚の着き方)に合わせたテクニックで、昼の日向でも、順調な成果に。流れ込み~早瀬ポイントや、流れ込み~底石の速流ポイントなどでは、ピタリと正確に魚種の釣り分けに成功。これらのポイントでは、いずれの魚も、低めの体勢をとっているため、ヤマメの場合は、各所の流れの下手で構えている傾向のため、ドライを流れ込み下(にある石の下流など)にキャストして、魚が気づくまで、表層に留まらせてから少し流すと、下からパシッと、あるいはピシャッと、各所で居着きヤマメが出てくると伺う。一方イワナは、渓流ポイントのうち、「巻き(状を形成するポイント)」に、ドライをキャストすると、浅瀬でも成果。 下からガバッと出てくると伺う。成果のドライは、#16パラシュート。フライの工夫は、フックサイズとバランス(半沈み)や、色の選択(黒系など)で、成果チャンスが多。午後の、日陰が増える時間帯(午後3時頃)は、成果ペースがあがると伺う。夕方、水量は少々減った印象ですが、流れの勢いは保持されていて良好。渡渉の際は、一部を除き、ニーブーツで大丈夫です。
2017 年  5月 26日(金)   増水・濁流 ~ 減水して澄みました  
今日の雨は、朝に最も強い降り方で、午前7時半を過ぎると増水し始めました。午前8時前には、濁流になり渡渉不可に。雨はしばらく降り続いていましたが、2倍程度の増水で収まったようで、午後は減水傾向に。夕方には澄み、1~2㎝多めの水量にまで減って、渡渉できるようになりました。今回の降雨では、渓相の破壊や魚へのダメージはありません。昼間は弱雨か止んでいる時もありましたが、夕方はまた降っています。
明日は、やや多めを保持している見込みで、平水並みの予想。最近は、水量が少なめの状態(魚の暮らしぶりに支障があるほどの少なさではありませんでしたが)が続いてきたため、少々増えたのは好都合です。
渡渉の際、ニーブーツは、(流れに勢いがある所などで)一部ご不便される可能性がありますが、時間が経てば、徐々に流れが落ち着いてきて、渡りやすくなると思われます。
2017 年  5月 25日(木)   7:00 ~ 17:30  
今日は、曇り時々雨(瞬間的に晴れ間も)。雨は、朝からパラついていましたが、本降りになったのは夕方に一時的。日没後も、降ったり止んだりしています。日中、陽が射したのは瞬間的で、ほぼ曇りか弱雨の過ごしやすい陽気。風は涼しいが、外気は次第に蒸し暑くなってきたのが特徴的。ハッチは、パラパラ。朝には、大型カワゲラ(20㎜~25㎜羽翅は閉じていると濃いブラウン,飛んでいると淡いブラウン・頭部は黒)なども活発に飛んでいましたが、昼間にはブユやオドリバエ、ガガンボなどを見かけましたが、数は多い方ではなし。魚は、表層か水面下ほんの数cm辺りに着いているものが多く、流心、瀬尻、カタ、流れ出し、等々さまざまな所で浮上している姿を見ました。今日は、活発に移動している魚が多く、捕食対象をさがしている様子も。飛んでいる虫は多くはなく、対象物は、はっきりしませんでしたが、それでも、各所で反応があり、成果チャンス増。テンカラでは、数釣りに成功とのお声も。蒸し暑さはあっても、充分に涼しい陽気だった本日は時間帯に関わらず、魚の活性は良好だったご様子。午後5時半過ぎには、雨足が少し強まった様子でしたが、降ったりやんだりしていて、水量等に変化はありません。ほどほどの雨量で、少し増水すると、さらに好都合です。
2017 年  5月 24日(水)   7:00 ~ 17:30  
天気は、昼までは曇り時々晴れ。午後は曇り一時雨、(暗くなる頃に再び雨)。風は時々。今日は、晴れ間があっても、曇っていることが多く、陽射しの熱さと眩しさからは、かなり解放されました。昼間の気温は~25℃、水温は最高でも19℃、と晴天の時よりも、2~3℃低かったのですが、連日とは風が違っていて、涼しさは半減。風の吹き方はランダムで、強かったりほとんどなかったり。また、風そのものが暖かめなのか?爽やかな陽気ではなく、湿気が感じられて、蒸し暑かったのが特徴的。そのためか?照りつける陽射しがなく、極端な高温ではなかった昼間に、飛んでいる虫はほとんどなし。魚の行動は、種類によって異なり、表層で構えているのはイワナが多く、最近、有効なスタンダード ドライフライ(#20 メイフライモデルのパラシュート,カーブフック使用)では、レインボーよりも、イワナが数釣りだったと伺う。ウェット系などでは、40㎝以上の大型レインボーの成果。今日のレインボーは、各種のフライや毛鉤で、大型が出やすかったようでしたが、中には、尾ヒレも巨大で、非常にパワフルな大物がかかり、10分以上のやりとりには、根負けしそうになったとのご感想も。また、テンカラではサクラマスの成果。ドライフライでは、1尾めのイワナ~レインボー、さらに各年代のヤマメ(自然産卵・孵化と思われる10㎝未満の子どもヤマメ~放流時から丸3年経っている35㎝以上の大型ヤマメ)まで。成果のドライフライは、#12ビートル(黒)や、#14 ソラックス・ダン等と 伺う。本日のところは、曇っていて(無風では)蒸し暑く、梅雨を想わせる陽気で、ハッチのヒントはほとんどなし。さらに、風にもムラがあり、落ちてくる物や、流れてくるものも少なかった状況下。効果的だったのは、魚目線の心理作戦か?大きめでボリュームがあり、食べ応えがある(と思わせる)フライが、好まれたようでした。ほとんど虫がいない中で、ビートル(#12)のチョイスをされた発想力は、お見事です。
日没頃、再び雨がパラついてきましたが、本降りではないようです。
2017 年  5月 23日(火)   7:00 ~ 17:30  
今日も、一日晴れて、昼間はかなりな暑さに。しかし、暑いのは、やはり強烈な陽射しのみで、風がつめたいのが、今の特徴。特に今日は、適度な強さで日中ずっと吹いていたため、日陰では熱気を飛ばしてくれて、非常に快適でした。最適な風は、水辺の生き物にも好条件だったのか?昼間にも、華奢なつくりのカゲロウのようにみえる虫が飛んでいて、竹や樹木の下などでは、陽があたっている真昼にもヤマメが浮上体勢。ライズもあり、何と暑い中でもドライで成果とのお声。昼頃までの成果は、浮上しているヤマメが多く、数釣りに。成果のドライフライは、ミッジ~#17 パラシュート(メイフライ,色:ナチュラル系)と伺う。午後も、しばらくは暑く、午後2時を回ると、日陰が増えてきてチャンス増。午前中には、なかなか成果にならなかった大型レインボーや、イワナの成果と伺う。同じような天気でも、一日一日で、微妙に状況が異なっているため、その日の状況(ハッチや魚の行動など)に合わせて、対応されるのが効果大のご様子です。
*現在の水量は、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
2017 年  5月 22日(月)   7:00 ~ 17:30  
天気は、今日も晴れ。一日中晴れている日も4日め。今朝は、気温があまり下がっておらず、午前5時でも17℃だったのはショックでした。本日も、太陽が照り始めると、まもなく適度な状態は越して、午前9時には厳しい暑さに。最近の朝方は、午前6時前は、肌寒かったり、適温だったりと日によって異なるが、午前6時を過ぎると、放射冷却か?吹く風がつめたく感じられ、一時的に外気がひややかになるのは、(天気に関わらず)毎日のこと。そして、午前7時過ぎに暖かくなり、午前8時半には、日向と日陰の差が大きくなってくる傾向。しかし、吹く風がつめたいので、日向にいても、風に吹かれていれば、意外にも、爽やかなのですが、後になると、体がほてっていると気づかされることに。本日も、昼間は、釣りには厳しい陽気で、低層・深い所に入っている魚が多く、テンカラでもルアーでも、出て来させることはできても、キャッチしきれなかったり、浅がかりだった様子。午後は、陽が翳ると、すっかり涼しくなるのも、最近の状況。水辺の様子は、連日と少し違っていて、昼間には、カワトンボが多数飛んでいましたが、その他の虫はほとんどおらず。甲虫類なども少なかったのが、意外でした。また、午後に涼しくなってからは、あれほど、大群で飛んでいたブユやオドリバエが、それほど多くなく、カゲロウやカワゲラが落ち着いて飛んでいる姿を見れたことも、意外でした。午後4時半頃には、産卵行動でしょうか?水面に何度も降りてくる様子も。また、この時間になると、中型のカワゲラが飛んでいるのを見かけるようになりました。しばらくの間、時季以上の暑さが続いていましたが、明日からは平均的な陽気に戻るとか。この時季の通常の陽気とは、どんな感じだったのか、すぐには思い出せなくなっていますが、引き続き観察して、ご報告いたします。*現在の水量は、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
2017 年  5月 21日(日)   7:00 ~ 17:30  
今日も快晴。一日中晴れたのは、3日連続。暑くなりました。毎日、涼しい朝ですが、今朝は少し気温があがっていて14℃。太陽が照り始める(午前7時頃~)と、暖かいのを通り越して、直射はまもなく暑くなった印象。午前7時前は、目立つハッチはなく、魚はバラバラと広範囲に散り始めるところで、見える所に現れても中層程度~以下。陽があたり始める頃に、浮上してきて、ヤマメが表層に並ぶのは、見慣れた状況。最近の傾向は、時間帯による気温差が非常に極端で、朝の体感気温が丁度よい時間帯はわずか。午前7~9時頃までが、各所で成果チャンス多。今日も、ルアー(プラグ系)でイワナ。フライのニンフでは、引きの強いレインボー。ドライはヤマメ、と好調。しかし、午前10時にもなると、日向の暑さはすっかり厳しくなってしまっていて、日陰に逃げ込むことに。幸い、日陰の涼しさは、強烈な陽射しを忘れる、別世界の快適さ。しかし、今日は、時々風が弱まっていることがあり、昼前後の風に頼りたい時間帯に、効果が少なかった様子。涼しさが足りないだけでなく、(風が吹くことで、落ちてくるものや流されてくるものが期待できず)魚の捕食意識が、なかなか盛り上がらず、ライズが少なかったという現象も。昼前後~午後は、所々で反応のよい場所や、活気のある魚をさがして成果に。ドライは、#20黒系が有効。浮上していない状態から、まずは反応を起こして、さらにキャッチさせる、という難しさながら、ヤマメやレインボーの成果を伺う。ニンフは、#14・16で。日陰になったポイントに集中して、下層から導き出す手間をかけて成果に。トータルではイワナが多かったとのお声。ルアーは、落ち込みの深みや、流心の沈み石周辺などのスポットに、ポイントを絞って成果。難しいながらも、かかるのは大型。42~43㎝のレインボーと伺う。午後は、4時頃になると、ほぼ日陰になりチャンス増。水辺を飛んでいる虫は、ブユや、それよりももっと小さい虫の大群ばかりでしたが、魚の活気はぐんと上がったようでした。本日は、とにかく「日陰」「日陰」作戦で。注目させ、反応を起こし、さらにもう一歩、キャッチさせるまでの過程は、的確な判断(フライ・ルアー選び~ポイント決め等)をされつつ、アプローチの仕方(立ち位置や体勢など)に気を配り、そして、突発的な魚の出方に、反射的にタイミングを合わせる、という難問続きの中、様々な工夫をもって、成果に辿りついていただいたご様子でした。もう少し、やさしいお天気であってほしいと、心底ねがいます。
*現在の水量は、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
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2017 年  5月 20日(土)   7:00 ~ 17:30  
天気は晴れて、風が時々。涼しい朝も、エリア内に日向ができ始める午前7時頃からは、今日も気温急上昇。昼の気温は~28℃。水温は~21℃。夏日でした。朝から午後(3時頃までは、エリア内に日向が多く、午後4時になると日向は一部のみ)まで、陽が照りつけて、日向は体力を消耗する暑さに。その一方で、吹く風は涼しく、日陰は、昼でも抜群の快適さ。現在の暑さの原因は、すべて「強烈な陽射しのみ」。強すぎる陽射しが、虫や魚に影響大。水生昆虫の成虫が飛ばなくなったり、魚の反応が少なくなったり、見える所に現れなくなったり・・・する様子。本日は、それが証明されるような面白い現象あり。朝(太陽が照り始めた頃~しばらくの間)には、多数のハッチが見られていたが、陽が高くなるに従って、飛んでいる虫が減り、昼時はほぼ皆無。しかし、水辺周辺の林が日陰になると、午後1時~2時という時間帯は、まだ流水に陽があたっているのに、次々に様々な昆虫が、涼しくなった林の中から現れてきて、水辺の上空を飛び回るようになりました。また、同じく、流水に陽があたっている昼時にも関わらず、竹や樹木(の枝や葉)が覆ってくる、岩壁沿いゾーンの流心ポイントでは、何とヤマメがライズを繰り返していたとのお声。ライズには、もちろんドライ有効。小さめサイズ(#20)で、黒系のやや巻きの多いボディや、CDCカディスなどで成果と伺う。その他の場所でも、今日は、小さめの黒いドライフライで成果とのお声を多数伺う。反対に、ほとんど浮いてこない、最下流の深みや、各所の落差の大きい流れ込みポイントなどでは、大きいフライや毛鉤をかなり深く沈ませるのが有効。最下流の豪快な流心が入る深いポイントでは、全く姿が見えない状態から、テンカラで巨大レインボーを引っ張り出すことに成功と伺う。また、大きめでボディにやや厚みのある毛鉤や、目立つ動きを演出できるニンフでは、速流の流心下から、瞬間的に飛びつかせることに成功。イワナやヤマメ、育ち盛りレインボーなどを素早い反応で、キャッチさせることができたとのお声。日中は、非常に暑かったのですが、午後になると、みるみる涼しくなり、午後2時過ぎには、魚の活性が高まって、成果チャンスが、ぐんと増えたご様子でした。
朝方は涼しくても、晴れると、いきなり夏になってしまうこの頃。日中は、(陽射しの暑さとまぶしさで)釣りには厳しい状況になりますが、(風が吹いたり、太陽の角度が変わって影ができたりなどといった)ちょっとした状況の変化を見つけて、観察されると、成果のヒントが発見できるようです。
*現在の水量は、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
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2017 年  5月 19日(金)   7:00 ~ 17:30  
天気は晴れて、風あり。朝方の外気はひややかでしたが、太陽が照ると途端に暖まり、午前7時頃からはハッチが増えて、流心の魚は浮上。ライズあり。日中は強い陽射しと、涼しい風が混在して、日向と日陰の差が極端。昼間は、日向ではかなり暑くなり、日陰で風に吹かれるのが快適に。昆虫や魚は、陽射しの暑さとまぶしさのためか?午前10時を過ぎると、魚の行動に変化がみられ、朝には岩壁沿いゾーンの流心に、きちんと並ぶように浮上していたヤマメたちは、流心の下や白泡の中に入ったようで、昼~午後には、浮いている様子は見られなくなりました。浮上体勢あるいはライズのヤマメ狙いは、朝が有効。時間が経つと、徐々に厳しくなるも、昼前までにはライズ取りの成果を伺う。成果のドライフライは、ブユなどの大群に混じって、日陰では昼間にも飛んでいた小型カワゲラ(黄色系)を意識して、#(18~)20 カディスとのお声。昼~午後は、照りつける太陽の下では、ライズは見られなくなったため、「流れ込みの白泡(またはソデなど)~流心~流れ出し辺り」に、ポイントを絞る作戦が有効に。特に、下流域の階段状のストレート流域では、(階段状のため)どのポイントにも、流れ込みの落差があり、水圧がかかって、勢いのある流心が保たれる好条件を活かして、午後1時半~2時頃、日陰になったタイミングではドライでの数釣りに成功。このポイントは、サクラマスやイワナの新入りが多く、大型レインボーやヤマメは先住者。ピンスポットへ打ち込んで、瞬間でキャッチさせると、イワナが出やすい傾向ですが、アプローチの仕方次第で、連続するすべてのポイントで、ほぼヤマメのみ(成果12尾中、イワナが1尾、後はすべてヤマメ)をピックアップすることに見事成功。方法は、下流側から構図を取り、目の前より少し上流のポイントを狙うのだとか。成果のドライフライは、#16 クイルボディで、後方半沈みのバランスと伺う。午後は、3時頃には日陰が増え、4時以降は涼しくなりました。昼間は、ほとんど飛んでいる虫を見かけませんでしたが、涼しくなってからは、ブユやそれよりも小さい大群が大量に登場。暗くなる少し前に、大型~小型のカワゲラは多数、フタスジモンカゲロウが単体で飛ぶようになり、水辺は賑やかになりましたが、同時にブユの大群やオドリバエの集団が、それらを執拗に追い回していて、カゲロウやカワゲラは必死に逃げているばかり。一部の小型カワゲラ(黄色)は、決死の覚悟のように、ほとんど墜落するかのように降りてきて、水面を叩いて去り、また叩いて去り・・・をしていました。夕方のハッチは増えましたが、今のところ、(オドリバエとブユの攻撃が激しくて)魚が捕食できる状況ではない様子。午後は、実際のハッチを待つ方法の他に、日陰になり涼しくなった状況など、魚の動きが活発になるタイミングに、作戦を仕掛けてみるのが、効果的なようです。
*現在の水量は、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
017 年  5月 18日(木)   7:00 ~  
天気は、曇り時々晴れ~一時雷雨のち曇り時々晴れ。今日は、昼を境に天気が急変。午前中は、時々晴れては曇り、暑くなりかけても涼しくなる、過ごしやすい陽気。今日も、ハッチは極小のものが、ほとんどでしたが、時々小型の甲虫類などが飛んでいるのを見ることも。魚は高活性で活動的。岩壁沿いの流れゾーンでは、やはりヤマメやサクラマスが、川スジの流心レーンに(上流から下流にかけて)並んで浮上。表層より少し下では、イワナや大型レインボーも定位していました。また、水圧のある速流ポイントでは、イワナの反応がよく成果に。流れ込みポイントの深みでは、巨大レインボーの成果をお見受けする。イワナや、45㎝~50㎝以上の巨大レインボーに有効なフライは、ニンフ系#14~16(18) マシュマロ等。一方、常に浮上しているライズヤマメは、限定的なハッチに合わせてか?ドライフライを選り好みする傾向。なかなか適合すサイズやパターンが見つからなかったとのお声。昼が近づくと、風が出てくるようになり、徐々に天気が変化。午前11時半頃には、雷鳴が響くことがあり、雨に。今日の雨は、雨雲が(西から)流れてきて降り始めたのではなく、上流地域の上空に、突然、現れた積乱雲によるもの。みるみるうちに発達して、黒い雲がふくれあがった状態の中で、雨になりました。雨粒は大きめでも、雨の強さは普通~弱め。本流の源流域では、すでに降っていたようで、少しずつ増えてくる中で、(雨で、源流の山や岩の成分が流れてきて)少々白濁してきましたが、激しい雨にはならず、時々晴れ間あり。前回の降雨のような、濁流にはならずに済みました。夕方、少し雨がパラつくこともありましたが、水量は少し増えて安定。今夜~明朝の天気が安定していれば、明日は平常通りです。(明朝、増水や濁りがあった場合は、早朝にお知らせいたします)
2017 年  5月 17日(水)   7:00 ~ 17:30 
天気は、曇り時々晴れ。今朝も、少し肌寒かった(12℃)ですが、午前7時頃になると、外気が暖まってくるのを実感。太陽は時々覗くくらいで、陽射しが暑くなってきたところで、曇ってくれる都合のよい天気でした。曇りがちで、瞬間晴れ間のある昼間は、ほぼ涼しく、午後になると、少々風がつめたくなってくるほどで、過ごしやすい陽気だった本日は、釣り日和。気温は、昼でも19℃、水温は17℃と涼しく、多種のハッチは見られませんでしたが、魚の方は高活性。朝から浮上体勢で、ライズも多く、昼~午後も、表層近くに着いている魚が多。ドライチャンスは、一日中続きました。が、捕食対象に難あり。主役クラスの水生昆虫は、ほぼ飛んでおらず、時々小型のカワゲラ(黄色系)やカゲロウ(ベージュ~オーク系)などをチラッと見かける程度で、最も多かったのは極小のブユなど。また、風が吹くと、浮上している魚たちは、落ちてくる花びらや葉に、注目していたことから、それらに付着している陸生の虫たちを狙っていた様子も。いずれにしても、実際に食べていたのは、ミッジサイズだったようで、場所によっては、(形状も似せて)リアルサイズにすると、即反応で、ヤマメが奪い合うこともあったとのお声。ミッジの場合、ブユモデルでは~#32。毛虫系を模しては、グリフィス・ナット(グリーン)でも成果と伺う。一方、ハッチを見かけたタイミングや、安定した浮上体勢のポイントなどでは、カゲロウモデル(黄色)も有効。反応が鈍くなったら、時季のカゲロウのうち、ナミトビイロカゲロウタイプを選んで、#16で成果とのお声も。ただし、大きいサイズにすると、アプローチしていたヤマメより先に、巨大レインボーが強奪してしまって、焦らされたとか。その他、尺イワナの成果もあり、ヤマメは各所で成果。場所によっては、並んで浮上している順に、午前も午後も7~9尾の数釣りに成功と伺う。ただし、最下流の深い淵などでは、姿を現してはいても、表層で捕食している様子ではなかったとか。本日は、フックサイズ、パターンなどを絶妙に選び替える作戦では、ドライで特にヤマメの数釣りになったご様子でした。先週の暑さから、またしても極端な涼しさに戻っている今週。フライは、時季の昆虫をモデルにしたもの以外にも、その場で応用できるように、幅広いサイズ・形状・色などをご準備されると有効。絶好のチャンスをほしいままにできる可能性がありそうです。   
2017 年  5月 16日(火)   7:00 ~ 17:30 
昼間の天気は、曇り時々晴れ。風が時々。今朝は、ほぼ適温(12℃)ながら、外気はひんやりと、つめたい風あり。日中は、晴れ間には、陽射しが暑く感じたものの、曇るとすぐに涼しく、昼間も気温は20℃そこそこで、水温は~17℃。涼しく過ごしやすい陽気でした。昼前後には丁度よい気温も、午後はやや湿気が増えつつも、徐々に冷ややかに。夕方(午後5時半頃~)には突然雨が降りだしました。涼しかった本日は、ハッチ(の種類)が少なく、極小のものがほとんど。大型カワゲラが飛んでいたのを見たのは、夕方の雨が降る直前(午後5時頃)だけで、昼間の捕食対象は、落ちてくる花びらや葉についている虫だったようで、風が吹いて花や葉が落ちてくると、ライズあり。ストマックの中身は、小さい毛虫らしい形の虫が多かったと、教えていただく。成果のサイズは#14。ドライで、各所に有効。浅い早瀬では、今まさに、下流から上がって来たところのイワナの成果もお見受けする。また、流れ込みポイントでは大型レインボーの成果も。ルアーは、全体的に、大型の成果が多かったご様子。
*午後5時半頃から、雨が降っています。雨足がやや強まり、本降りになることも。すぐに増水してくる様子はないようですが、昨日と今日で少し減水傾向だったため、少し増えたとしても、平水と思われます。以後の状況は、明朝お知らせいたします。     
2017 年  5月 15日(月)   7:00 ~ 17:30 
今日の天気は、午前中が霧雨~小雨。昼~午後は曇り~晴れたり降ったり。雨量はわずかで増水せず。昼頃に本降りの後は、一時ささ濁るも、まもなく澄みました。気温は一日低め(朝は12℃、昼前後は16~17℃,水温は15.5℃)で、午前中は爽やか。昼に涼しく、午後の晴れ間には少々暖か。過ごしやすい陽気でした。水辺には、雨があがると、湿気を好む極小の虫たち(点のような白系の大群や、ブユなど)が、湧くように出現するも、主役クラスの水生昆虫は見当たらず。しかし、魚は活発で、中層より少し上(水面下5㎝以内)で、非常に活発な様子を見るポイントも多。水量は、1~2㎝増を保持して良好。特に、中流~下流にかけての「階段状のストレートゾーン」は好条件。この(ストレートが形成される)ゾーンだけでも、タイプの異なる7~8ポイントが連続しており、それぞれにサクラマス・ヤマメ・イワナ・大型レインボーなどが着いていますが、ポイントの特徴は、水圧が保たれ、(溜まりや淀みなど)流れが滞る箇所はほぼなく、川底は比重の重い小石や砂利で、砂だまりも少ない。そのため、点在する(あるいは並列する)大小の石の間や周辺に、広い窪みや深い溝など、魚が隠れる場所が多。一見浅く、流心の中が見えにくい速流ながら、突然、良型の魚がどこからか出てくるミステリーポイント。本日は、テンカラで好調のお声。いったいどこにいたのか?と驚く大型の成果も。毛鉤サイズは#14と伺う。*現在のエリアは、一部を除き、ニーブーツで渡渉可能です。     
2017 年  5月 14日(日)   7:00 ~ 17:30 
天気は、曇り時々晴れ。風は時々。今朝の渓流は、水量が少々増えて適量。早朝から、すでに澄んでいました。流れは、やや速めで、勢いは少し強めでしたが、徐々に落ち着いてきました。エリア内には、増水した時に、砂地を削り取っていった跡や、崩していった跡があり、渓相は荒れていましたが、各ポイントに大きなダメージはなく、魚の着き場も隠れ場所も守られており、魚たちは、それぞれの場所で健在。入渓したばかりの魚たちも、各所に着いていました。水量が少し増えたことで、流れ込みの水圧が強まり、各所の流れは良好。広くなった場所や、深くなった場所、流心が太くなったり、厚くなったり、と、好都合な状況です。本日のところは、白泡がまだ荒く、流れ込み下では、吹き上げる力が強かった印象で、深みでは、毛鉤を沈みにくくしている様子がありましたが、石が点在する瀬などでは、速流(川スジの流心に勢いがついて、瀬尻まで速い流れが届く)と、緩流帯(白泡の外側や白泡と白泡の間などに、流れが緩まるスポットができている)が、はっきりと現れるようになり、魚種の釣り分けが、面白くなった様子。また、岩壁沿いの流れも良好。今日は、少し中央寄りの流心に、ヤマメが浮上して、落ちてくるものに敏感に反応したり、何度も水面から顔を出して、しきりと何かを食べていたり、ライズしたりしていました。大型レインボーは、中層程度で構えていて、水面のすぐ下辺りまで上がったり下がったり。イワナはそれぞれ。流心下や周辺を広範囲に移動している活発なものがいたり、ある場所を陣取って微動だにしない姿があったりしていた様子。曇りがちで、晴れ間は時々。太陽が照ると、急に暑くなりましたが、すぐに曇って暑さは解消。風が吹くと涼しくなり、止むと少し蒸し暑さも。気温は14~22℃。水温は17~18℃弱と適温範囲内。久しぶりに、過ごしやすい陽気でした。今日は、速流の深みでは、タナ合わせが、少し難しいご様子でしたが、落差の大きい流れ込み下などで、テンカラは尺イワナの成果を伺う。夕方になると、水量はほぼ保ったまま、流れが落ち着いてきたようです。一部を除き、ニーブーツでも渡渉できます。
2017 年  5月 13日(土)   増水 
朝から、雨が降ったり止んだり、強まったり弱まったりしていましたが、午前9時過ぎからは本降りになることがたびたびあり、昼頃から増水しました。昼~午後は、しばらく強雨が続き、渡渉が危険な状況になり、中止になりました。
2017 年  5月 12日(金)   7:00 ~ 17:30 
天気、晴れのち曇り。風は時々。今朝は、体感的にほぼ適温(12℃)でしたが、風はつめため。しかし、午前7時になり太陽が照ると、まもなく強い陽射しが暑くなりました。午前8時を過ぎると、日向と日陰の違いは大きくなっていき、陽射しはますます強烈に。昼の気温は27℃、水温は19~20℃。またも夏日でした。今日の特徴は、昼までは太陽が照りつけ、かなり負担になる暑さでしたが、涼しい風が吹いていて、時々強まると快適に。午後は、曇ってきて時々晴れる程度で、暑さからは解放され、過ごしやすくなりましたが、時々吹く風はつめたくなってきた様子。本日のところは、朝のうちが好調。時間でいうと、少々微妙。午前7時は、まだ日陰では風がつめたく、活性は盛り上がっていない状況ですが、晴れると急速に気温が上昇して、日向はぐんぐんと暑くなるため、陽当り時間が長くなると、魚は偏った着き方に変化してくる様子。昼近くなると、流心の下や白泡立つ流れ付近の、中層以下に着くように。ルアーの場合は、魚の行動に、縄張り争いが見られていた状況から、ミノー系を試みて成功。ヤマメの成果も伺う。また、昼前後は、さらに暑さが厳しくなっていましたが、ポイントを絞って、イワナの成果とのお声も。昼~午後は、すっかり暑くなってしまったエリア内が、ひたすら涼しくなるタイミングを待つことに。午後は、日陰になった順に、反応がよくなった所から巡ると有効。幸い、曇りがちになったため、涼しくなるのが早く、各所でヤマメが浮上したり、イワナやレインボーも姿を現していました。しかし、今日は、水生昆虫を見ることがなぜか少なく、一時的に極小のカゲロウ(~10㎜・白~アイボリー系)が集団で現れたのを見ましたが、まだ暑かった昼過ぎに、木漏れ日の場所で、ほんの10分くらいでした。午後になると、曇ることが多くなり、気温は下がるが、徐々に多湿傾向に。同時に、涼しさから、少しずつ肌寒さに変わっていき、活発な虫はなかなか見当たらなかった印象。昼間の魚は、突発的に活気立って成果に。落差のある流れ込みポイントの、真ん中~瀬尻にかけての所で、レインボーは、午前も成果をお見受けしましたが、涼しくなった午後には、各所で反応がよくなり、成果チャンス増。有効なフライサイズは、大型の魚には大きめ(#13)、ライズはなかったが、浮上していたヤマメも、午後には反応を見せて、飛んでいる虫が確認できないながらも、サイズ合わせして、キャッチさせることに成功。成果はミッジ・#24~26よ伺う。
本日も、状況が変わるタイミングを見出して、チャンスにしていただいたご様子でした。
*現在の水量は、やや少なめで安定しています。雨が降りやんで、落ち着いた後に、多少増水しているのは、好都合ですが、急激な増水には警戒しています。
明日の降雨状況によっては、危険回避のため、急遽避難する場合も考えられます。情報の更新ができない場合は、ご容赦ねがいます。状況が落ち着いてから、お知らせいたします。

2017 年  5月 11日(木)   7:00 ~ 17:30 
天気は、晴れのち曇り(時々晴れ)。風は時々やや強め。太陽は時間通り(午前7時~)に照り始め、午前中はずっと晴れていて、昼間の気温は28~29℃。昼過ぎには、水温も上がって、21℃になっていました。雨天の肌寒かった昨日から、大幅にジャンプして、今日は夏。強烈な陽射しに、またしても「天気には敵わない」ことを思い知らされてしまいました。厳しい天気だった本日のところは、朝方(午前8時~9時過ぎまで)が、最も釣りに適していた時間帯だったよう。陽が射し込む前の外気は、ひんやりとしていて、午前7時頃は、風が吹くと少しつめたく感じていましたが、日向が広がり始めると、外気は急速に暖まり、(日向でも日陰でも)各所の魚たちは、バラバラと活動開始。水辺には、虫が目立つように。まだ陽があたっていない所では、すでに飛んでいる極小の群れ(ブユや白い羽翅類など)や、足元の石の上で待機しているオドリバエなどが主でしたが、日向になって少しすると、カワゲラやトビケラなどが飛び立ち始めて、午前8時~9時には、大型のカワゲラも飛ぶようになり、(テントウムシのような)鮮やかな色の甲虫類や、カワトンボ(ブラウン系)なども、増えてきました。午前9時半頃を過ぎると、日向の暑さと日陰の涼しさが極端に異なるようになり、昼前までは、日陰で風に吹かれると、爽やかで快適。昼を過ぎると、日陰に逃げこんで風に吹かれ、熱気を冷ますと(厳しい暑さから)「救われる」状況になっていました。午前10時~午後1時頃までは、朝には(多種の陸水生昆虫で)賑やかだった水辺には、ほとんど虫が飛んでいなくなり、魚は各所の白泡の下や流心の中に潜って、暑さや眩しさを凌いでいた様子。この時間帯は、反応を促すことも、お手上げだったご様子。状況があからさまに変わったのは、(午後1時半頃~)午後2時頃。ただし、まだ陽があたっている所では、相変わらず。虫を見たり、魚がよく見える所に現れてきたのは、日陰になって1時間以上経ったポイントに限られてはいましたが、これら数か所では、それぞれの流れ出し辺りや、かけあがりなどに、堂々と良型イワナが陣取っているのを各所で確認。近づいても、その場を動かない大胆さは、やはりブレない気質のイワナらしい、と思わされました。さらに観察していると、流心から少し離れて、流れが緩くなった所に、ガガンボのような飛行体が登場。水面を何度も叩く動きをしていると、後方からスーッと、尺~それ以上の大型ヤマメがやってきて、ライズ。しばらく見ていると、その周辺には、各年令のヤマメたちが、並ぶように集まるようにして、浮上体勢に。しかし、レインボーは、大型も、巨大も、育ち盛りも、なかなか現れてこなかったのが印象的でした。(強烈な陽射しが注ぎ続けていた状態から)日陰になって1~2時間位したポイントでは、魚が行動を再開し始めて、ようやく成果チャンス到来。が、流れ込み~速流の流心の魚は、キャッチできても、かかりは浅め。その上、涼しくなって元気を取り戻して、勢いよく引っ張るため、寄せきる手前でバレてしまったのをお見受けする。また、緩めの流れで浮上するヤマメは、狙う捕食対象が決まっているのか?慎重に流しても、なかなかキャッチしようとしなかったとのお声も。午後は、このまま順調に日陰になって、どこでも活気が戻ると思われましたが、午後3時を過ぎると、再び晴れ間が。しかも、やや強め~適度に吹いていた涼風が弱まってしまい、止んでいる時も。高温の日中にも、風があって、熱気を冷ましてくれたから、暑さから瞬間でも解放されていたのに、少し気温が下がったとはいえ、まだまだ充分に夏の気温で、暑さは復活。さらに、湿気が多くなったようにも感じられて、陽が翳るまでの30分位の間は、体感的にしんどい状態になり、魚も、期待したような、活性の盛り上がりを見せることがなかったのは、残念でした。今週は、春に戻ったり、夏になったり、極端から極端に変化して、振り回す天候が続いています。今のところ、「肌寒い状態から、暖かくなって1~2時間内」または、「暑い状態から、涼しくなって1~2時間経った頃」が、ハッチが増え、魚の活性が高まるタイミングのように思われます。この時間帯をチャンスにして、研究されると、有効なようです。
2017 年  5月 10日(水)   7:00 ~ 17:30 
天気は、雨のち曇り時々霧雨。昨晩は、午後10時頃から降り始めて、明け方は止んでいることもあったようでしたが、午前5時過ぎから再び降り始めて、午前中は本降りから、徐々に弱雨に。昼間も、小雨~霧雨がなかなか止みませんでしたが、昼過ぎから、陽気が変化。今日は、ぐっと気温が下がって、降雨の間は15℃以下。降雨中も止み間も、外気の涼しさに、飛んでいる虫は極小限定。昼になって、霧雨があがってくる中、風がなく、一時ムワッとする多湿になるが、気温は少し上昇して17℃に。この時、急にオドリバエが賑わい出して、水面を忙しなく飛び回るように。午後1時頃になると、風が出て、適度な湿気に戻ると、外気は少々涼しくなりましたが、小型のカゲロウなどもチラホラ。すると、流心の瀬尻で、ライズを見る場所があったり、浅い早瀬に、次々とサクラマスやヤマメが乗り上がってきて、高い層に着くと、時々ライズをするようになって、突然、ドライのチャンスタイムに。午後は、少しずつ肌寒くなっていき、水面付近には、またブユなどの極小の群れが目立つようになっていました。本日のところは、久しぶりの雨で、涼しい一日に。先週中は、連日晴れて、ほぼ1週間暑かったので、またしても極端な変化を体感することに。今日の場合は、降雨の間は、時間が経っても、気温などに大きな変化はなく、降り方の強弱の差も小さかったため、ハッチや魚の行動に、際立った違いはなく、沈みがちの魚は、低活性でほぼ一定。雨が止み、気温がわずかに上がって、活発な虫が増えると、にわかに活気立ちましたが、外気が爽やかだった時間は短く、徐々にひややかになり、午後も時々霧雨。ハッチも魚の活性も、安定性に欠けて、その場その場で、状況に合わせる難しい釣りに。それでも、反応を促し、追わせたり、惜しくも浅がかりなどするが、下層から飛び出させたり、といった、成果チャンスを 各所で数々つくり出してくださったご様子。活性の高まりが頻繁であれば、ぐっと成果が多かったはずなのが、残念でした。レインボーの活性が盛り上がらない中、成果は尺イワナなどと伺う。
今回の降雨では、1~2㎝増水しましたが、濁ることはなく、流れが極端に速まったり、流水の勢いが強まったりといった影響はなく、落ち着いています。渓相や魚にも、ダメージはありません。

2017 年  5月 9日(火)   7:00 ~ 17:30 
天気は、曇り時々晴れ。風も時々。朝の気温は12℃と適温。水温も16℃で、風はまだなく、今朝は過ごしやすい釣り日和に。午前中、徐々に風が出てくると、薄着では肌寒くなってしまうことに。昼までは外気がややひややかでしたが、昼過ぎには薄日が射すこともあり、午後の早い時間帯には、影ができるくらいの晴れ間が。午後1時の気温は22℃、水温は17℃。体感的に少し暖かくなると、大型のカワゲラや小型の甲虫類などが、チラホラと現れました。今日は、昨日とは全く異なる天候で、ほぼ曇りの涼しい陽気。前日が、30℃近かったとは思えない快適さで、午後3時を過ぎると、外気がひんやりとして、少し肌寒く感じたほどでした。今日は今日で、極端な陽気になり、虫も魚も、またしても行動パターンを変更。朝(午前7時~)はすでに魚の活性が高く、浮上体勢。しかし、現れている虫は、早朝から落ち着かない多数のオドリバエと、湧くように群がっている極小の双翅類がほとんどで、時々カワゲラやトビケラなどを見ましたが、午前9時頃からは、つめたい風が吹くようになると、飛んでいるのは、極小の大群ばかりになっていて、魚の捕食対象はそれらに限られてしまったらしく、魚たちは、川スジの一番強い流心の中に着いていて、尺クラスのレインボーやイワナは、流心の真ん中あたりに。ヤマメは瀬尻付近で構えて、水面から顔だけ出して、しきりと捕食していたり、小さい動きのライズをしていたのが特徴的。テンカラは朝に好調。昼にかけては、反応が少なくなったようでしたが、イワナの成果も伺う。(現在の中流から下は、長く居着いているものと、若い新参者とが混在しており、イワナの特有の着き場が細かく分布している傾向。)フライは、ドライの成果チャンスは、時間帯が限られていて、本日の場合は、昼過ぎ~午後早くの、晴れ間があり、大きめの虫が飛んでいた時。観察されたところ、目立ったのは黒い虫だったとのことで、お手持ちの黒いドライフライを試されることに。#14 テレストリアル系は、浮力の高い、ボリュームのある形状ながら、扱い方でフォローされて、40㎝クラスにキャッチさせることに成功。やはり大型は、よりリッチな捕食対象を好む様子。ニンフ系も、落差のある流れ込みの速流ポイントなどでは、浅がかりする傾向ながら、瞬間的に大型が飛び出てくる様子。最下流の、岩壁と岩盤、大石や岩で形成するワイルドなポイントでも、成果と伺う。本日は、強烈な陽射しがなく、体感的に楽な曇天の釣り日和でしたが、一定に見えて、微妙に変化した外気の状況(風の有無や湿気具合など)によって、活動する虫が変わり、それに従って魚の反応や行動も異なった様子。今日も、その都度、対応していただく工夫で、成果に導いていただいたご様子でした。
*今夜~明朝にかけて、雨の予報がでています。明朝には、状況をお知らせする予定ですが、万が一、増水して渡渉できず、更新が遅れる場合は、ご容赦ねがいます。
見通しとしましては、現在の水量は少ないため、多少の降雨量には余裕があり、少々の増水は好都合です。
2017 年  5月 8日(月)   7:00 ~ 17:30 
天気は晴れて、風が強まることが多。朝方は、(昨日を除く)最近の傾向通りの冷え方(8℃)で、カワゲラが水辺の所々で、石の陰に隠れて待機中。外気は、太陽が照り始める午前7時頃を境に、変わるのもいつも通りでしたが、「暖」から「暑」に一気に変化した後、陽射しはますます強まる一方で、午後に陽が傾くまで、照り続けました。また、徐々に風が出てきて、時々強く吹くように。午前中はまだひんやりしていましたが、昼~午後は、強まった時には涼しいが、弱まると暖かい風に感じました。昼前後の気温は29℃。水温は、午前11時には18℃弱でしたが、午後1時を過ぎると、とうとう20℃に上昇。3時になっても、日向はそのまま。日陰はわずかに下がっていました。夏になった今日は、高温になりましたが、(強風ではキャスティングに支障がありましたが)風があり、熱気が多少散らされたのか?意外にも、暑い日中(昼前)に、大型カワゲラなどが飛んでいるのを見ました。が、さすがに昼過ぎ~午後(5時過ぎ)までは、ほとんどハッチを見ることはなく、辛い暑さの中での厳しい釣りになりました。昼間の陽射しと、日中の気温・水温は、完全に「夏」だったものの、魚は、まだ真夏の昼間のようではなく、全く動かない状況にはなっておらず、高い層に着いている状況ではなく、沈んでいるが反応を見せ、中低層から上がって見にくることは多いが、キャッチする積極性はない様子。また、突然キャッチしようと上がってくるも、かかりが浅すぎて、バレてしまうという具合。また、流れてくる何かを捕食しようとしているようだが、それが何かは難問。さまざまなものが対象なのか?藻が流れてきた時にも反応するのを確認後、ニンフはビーズヘッド使用のモシャッとしたタイプを試してみると、キャッチしたというケースも。本日のところは、瞬間的な魚の反応に、対応する方法で成果に。ニンフ系は、流水の水圧や水理現象などで、フライにアクションがつけられた状況が効果大。白泡から出て、一瞬浮かび上げられる時の動きに、飛びついてきて成果になったとのお声。#14・12の大きいサイズは、大型のイワナやレインボーに特に好まれたと伺う。一方、ドライは、サイズやタイプで結果が異なる。ヤマメを対象にして、朝に少し飛んでいた小型カゲロウを意識して、#18(メイフライ系など)では、見に来るまで、誘い出しに成功するが、惜しくもあと一歩及ばず。#16 カディス系等(ナチュラル~黒)や、大胆にも#9 などの大きいサイズにすると、40㎝クラスのレインボーの成果に。ただ、日中の成果チャンスは、ポイントが限られていて、同じポイントで(間をとりながら)何度もチャンスがあったり、同じ場所で2~7尾の成果だったりするが、他では、全く反応なしということも伺うが、それらのお声御は、それぞれ違うポイントだったのは、興味深いことでした。午後3時以降は、日陰が増えてきて、大型レインボーやサクラマスの成果あり。浅がかりが落ち着いてきた様子はありましたが、いっそう風が強まってしまって、ハッチが復活しなかったのは、残念でした。突然、極端に暑い夏日になりましたが、魚が瞬間的にみせる反応を感じとって、成果に結びつけていただいたご様子でした。現在の水量はやや少なめで安定しており、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
*最新のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  5月 7日(日)   7:00 ~ 17:30 
天気は、晴れのち曇り(時々晴れ)、風が時々。今朝は、早朝から気温が高く(15℃以上)、太陽が照り始めたばかりの午前7時頃には、あたたかかったが、すぐに暑くなる。
今日の場合は、通常より早い時間から、虫が飛んでいて、何と午前6時台から、水面上をオドリバエが、活発に飛び交っていました。しかし、いつもはカワゲラが(水辺の石の陰で)待機しているのを多数見るのですが、今日は姿がなかなか見られず。朝から様子が変わっていて、魚の活性は、午前7時頃から、すでに高かったのが特徴的。水中では、活発で反応良好。沈めるフライは、1投めから成果。浅い早瀬で、イワナの成果をお見受けする。この時間帯(早朝~午前中)、有効なフライサイズは#15・16。日中は、気温がぐんぐん上昇して、午前10時前に26℃。昼過ぎまでは、白泡や流心下に沈んでいる魚が多くなり、低い層にいる魚の成果には、まず、ルアーやフライに気づかせる必要がある難しい釣りが続くことになりました。ルアーは、白泡(と周辺)ポイントで、「着水の瞬間と、ほぼ直後」が、キャッチさせるチャンス。根がかりスレスレの低さだったり、落とす位置がずれると、興味を示して現れた魚も引っ込んでしまうシビアさだったと伺うが、成果は、各所で活気のある良型レインボー。昼間は、曇っていても25℃を保持。少々風があったため、体感的には爽やかに感じることも多かったですが、しっかりと夏日で、昼~午後の水温は19℃に上昇。昼~午後3時前までは、深い所に沈んでいる魚がほとんどで、場所によっては、浮上していたり、ライズするヤマメを見ることも。しかし、昼頃のライズヤマメにキャッチさせるのは至難の業。ハッチはほぼなく、見かけても極小で、ヤマメは「見えない何か」を啄むように捕食中。流水の勢いが弱まったトロ場の淵では、流れてくるフライがしっかりと確認できる状況で、出来る限り、サイズ合わせで応戦。成果のドライは#28だったと伺う。また、岩盤沿いの流れポイントでは、最も奥の竹が覆っている(涼しい)所に、サクラマスが浮いているのを発見して、成果に導いたとのお声も。テンカラは、流れ込みの深い所へ、タナ合わせしてチャンスをつくる方法で。潜っていたヤマメの成果を伺う。午後はほぼ曇っていて、時々晴れ間がある程度。気温は、少しさがって22℃に。魚の活性が高まったのは、午後3時頃から。流れ込みポイントでは、大型レインボーの成果をお見受けする。各所でヤマメが出てくるようになり、浅瀬には、次々乗ってくるのが見られて、ドライチャンス急増。この時間には#18有効と伺う。本日のところは、高温ながら、曇りがち。日中の成果は、かなり厳しいが、魚は低層からでも、瞬間的にキャッチしようとする姿勢が見られたため、チャンスをいかして、突発的な成果をあげていただいていたご様子。ちなみに、ハッチが増えたのは、暗くなる頃。今日の場合は、虫が多くなる前に、涼しくなったことで、活性が高まったようでした。
現在の水量はやや少なめで安定しており、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  5月 6日(土)   7:00 ~ 17:30 
天気は、(晴れ~)曇り時々晴れ。昼頃から、たびたび強風が吹き荒れて、一時は(藤の花や樹木若葉の)花吹雪状態になることも。体感よりも、気温・水温が高く、初夏の陽気でした。今朝は冷え込まず、気温は午前5時台でも10℃以上。午前7時には、まだ風もなく、すでに適温(気温17℃)で、陽が照ると暑くなり始めました。本日は、早朝の冷え込みがない、珍しい朝で、日向になるとまもなく、大群のオドリバエが、あちこちを独占して飛び回る状況に。1時間くらいすると、大型カワゲラが飛んでいるのを見ましたが、空が曇ってくると、外気が冷えてきて、カワゲラを見失うと、その後はなかなか現れませんでした。朝に太陽が覗きた後、午前中は曇っている状態が長く、魚の活性が高まり始めたところで、外気が暖まる前に冷えてきたという、例外的な展開に。昼前までは、時間が経過しても、暖かくならないままで、魚の活性は一時的。午前中の成果チャンスは、朝に限定されてしまったが、早くから活性が高まった、大型レインボーにキャッチさせることに成功と伺う。日中、晴れたり曇ったりしていて、強烈な陽射しを浴びる時間が少なく済み、また、たびたび強まる風に熱気が散らされて、体感的には、かなり過ごしやすく思われましたが、実際は高温の初夏陽気。昼の気温は25℃。水温は19℃。午後も23℃から下がらず、水温は夕方も19℃をキープしており、厳しい天候だったのは意外でした。厳しかったのは、天気だけではなく、昼以降(日没後も)たびたび吹き荒れた強風も。花びらや葉など、細かい様々なものを巻き上げてきて、頭上から降らせたり、水面上にばらまいたり。風が強まるたびに、虫がいなくなり、飛んできたものが落ちるたびに、魚が沈下したり、と釣りの妨げに。昼に日向になったタイミングで起こったライズは止み、流れに沿って浮上し、姿を見せていたヤマメは、見えなくなってしまったとのお声。本日のところは、念願の曇ってひかえめな暑さだったにも関わらず、水生昆虫や魚の好条件とはならず、魚の活性は一時的で、ライズを阻止される強風にも見舞われて、結局、厳しい釣りに。成果チャンスは、風の止み間や、突発的な活気を見せた時など、ごく限られていて、瞬間的。沈んでいる状態では、魚に見えやすいサイズにされたり、ライズ体勢の場合は、飛び出てきやすいように導いたり、と工夫していただいて、見事成果をかなえていただいたご様子でした。現在の水量はやや少なめで安定しており、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  5月 5日(金)   7:00 ~ 17:30 
天気は晴れて、風が時々。今日も、朝と昼間の気温差が大きく、日中は強い陽射しとつめたい風が混在する、複雑な陽気でした。朝は8℃で、外気はひえていて、つめたい風もあり、午前7時前までは、厚手の上着を着ていてもゾクゾクする寒さでしたが、太陽が照ると急変。気温はぐんぐん上昇して、午前8時頃の体感は暖かいが、午前9時を過ぎると、気温は20℃以上(水温は15℃)になって、すでに日向は暑くなりました。午前中は、寒い状態から徐々に暖まってくる「間」があり、午前8時頃には多種多数のハッチ(極小~中小のカゲロウ・カワゲラ等)が見られるようになり、連続の成果をお見受けする。日向になって時間が経つと、魚は低層に沈んでいる状態が多くなり、昼近くなると、かかっても浅く、バレやすい状況に。昼~午後は、反応させることも難しく、成果チャンスがほとんとない状態。午後は、少しずつ日陰ができ始めましたが、魚が動きだしたのは、午後3時頃になってから、という厳しさ。夕方は、午後4時頃になると、やっと主だった水生昆虫が現れて、大型カワゲラなどが至る所で飛ぶ賑やかになりましたが、同時にオドリバエやブユの群れも活発になり、たくさんいても、皆、魚が届く高さではない所を飛んでいたのは、残念でした。本日のところは、成果チャンスが午前中に集中していた様子で、陽が高くなってくると、バレやすくなるも、成果は40㎝以上の大型レインボーやイワナなど(#16)と伺う。昼頃~午後は、魚が底から上がってこない状態が続き、まずフライや毛鉤を魚に見えるようにする工夫が必要で、何とか気づかせても、反応が瞬間的なため、タイミング合わせが難しく、非常に厳しい釣りでした。見える所にいない魚を見つける「目利き」と、反応させるための「工夫」、タイミング合わせの「コツ」の上に、キャッチさせる「技」・・・暑い中で、巧みにやりとりされて、チャンスをつくっていただいたご様子でした。晴天の日中は、時々曇ってくれることを 切に願います。
水量はやや少なめで安定しており、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
017 年  5月 4日(木)   7:00 ~ 17:30 
天気は曇り時々晴れで、風が時々強め。今朝の気温は10℃あり、少々肌寒い程度で済むも、吹いてくる風がつめたかったのが特徴的。つめたい風は、日中も時々吹いて、晴れ間では心地よく、曇ると肌寒くなり、陽射しの有無による体感差が大きい陽気でした。午前中は、晴れると途端に暖まり始め、曇るとまもなく冷めてきて、結果的には、徐々に気温が上昇したようで、朝~午前中は、活動する昆虫が、少しずつ増えていった様子。極小のブユなどは、朝から現れていて、徐々に数が増えて気がつくと集団になっていました。オドリバエも、朝からいましたが、まだ活発さはなく、暖かくなってくると活動的に。一方、カワゲラやカゲロウ、トビケラは、晴れ間がでると、飛ぶ姿が見られるようになりましたが、活動的だったのは、各種とも小型の方が多。本日のところも、(強い陽射しの)暑さと、(つめたい風の)冷ややかさが混在していましたが、空は曇りがちで、暑くなる時間がセーブされ、うっすらと肌寒いことの方が多い陽気で、魚は、低層で構えている状態が多。成果は、時間帯あるいは天気で、魚種が分かれた傾向で、午前中~昼過ぎの晴れ間が多めで、数種のハッチの中に、小型(10㎜前後・淡いグレー系~ベージュ系)のカゲロウや、中型ガガンボなどが混じって飛んでいた時には、ヤマメの成果に。特に、ヤマメがいつも現れるコースに注目していると、(風が吹いた時など)浮上してくる様子を見せてドライのチャンスに。岩壁沿いゾーンのポイントでは、#18・19 コンパラ・ダンや、スパイダーが有効。見事、居着きの大型サクラマスの成果を拝見する。昼の気温は22℃、水温は16℃。午後になると、晴れ間には、陽射しがさらに強まり暑くなるも、冷たい風が強まることが多く、曇ると肌寒く感じることが増えるように。午後(~夕方)のハッチは、午前中ほど多くはなく、まばら。各所の魚は、フライを見つけると、低層から急浮上してキャッチするようで、大きめ(#16<)のフライ・毛鉤では、レインボーが成果に。また、浅い早瀬では、ドライで繊細に、ヤマメにアプローチしているところ、(速流に着くヤマメをさしおいて)川底がやや深くなる窪んだ所などを占領しているイワナが、成果の場面をお見受けする。午後は、たびたび風が強まる中、浮かせても沈めても、不思議なことに、レインボーかイワナの成果になったと伺う。
水量はやや少なめで安定しており、最下流の一部を除き、ニーブーツで渡渉できます。
2017 年  5月 3日(水)   7:00 ~ 17:30 
今日の天気は、朝の予報とは異なり、曇り時々晴れ。今朝も6℃と低く、つめたい風が吹いていて、早朝は吐く息が白く見えました。午前6時頃までは、やや厚手の上着を着てもゾクゾクする寒さを感じることも。が、6時半になると、外気が暖まってくるのを実感。水辺の足元には、中型のカワゲラや大型のカゲロウなどが、(まだ飛ぶ体勢ではなかったが)現れていました。また、今日は小型のトビケラ(7~10㎜・茶系~濃いグレー・黒系)が、いつもよりも多く見かけたのが特徴的でした。朝は、順調に太陽が照り始めたのですが、並行して、つめたい風も。そのうちに、空は曇ってきて、時々太陽が覗く程度に変わりました。曇りがちだった本日は、昼間でも、つめたい風が吹いていて、外気はひややか。気温は上がっても20℃そこそこで、水温は午前中が14℃。昼~午後が17℃に。朝に比べて、かなり気温が上昇したのですが、体感的には肌寒く、ハッチが限られたままだったのが印象的。川辺の所々には、中型のオドリバエがいましたが、いずれも砂地の石の上などに止まっている状態が多く、時々飛んでも、また砂地のどこかへ降りる繰り返しで、流水の上を飛んでいる様子はなし。水面上を飛んでいるのは、ブユなどの極小ばかりで、活発だったのは、さらに小さい、ほぼ点のような粉のような白い虫の群れで、朝方に現れていた、カワゲラやカゲロウが飛んでいる様子は、見かけられず。魚は、流心の下に入り込んでしまっている状態が多く、時々陽が射してくると、反応がよくなったり、出てきたりするも、ドライは浅がかりばかりだったとのお声。お見受けした成果は、状況に合わせてニンフで。落差が大きく、(豪快な)流心(が数本入り込む)ポイントで、大物がかかり、向こう岸側まで、引っ張られて、移動されるご様子を拝見しました。全体的には、活性が低く、今日の天気の場合は、陽が射してきて、暖かくなったタイミングなどに、突発的な活気立ち方を見せた様子。しかし、時々晴れ間はあっても、外気は通常よりも冷えていたままで、昼間につめたい風が止んでいる時には、湿気が多くなった感覚も。普段のハッチが見られたのは、夕方になった頃の、風が収まって、外気が安定したひととき(午後4時~5時半頃まで)。まず、大型カワゲラが飛び始めて、1時間くらいすると、大小のカゲロウ類が飛ぶようになりましたが、昼間からずっと待ち伏せていた連中も活発に。この時間帯の気温は18℃前後で、風がない間は、昼間よりも暖かく感じられたのがよかったのか?水辺は急に賑やかになりました。しかし、「初夏(~)のギャング・オドリバエ」が執拗に追い回すせいで、カワゲラもカゲロウも、魚が待つ水面から、高く遠く飛び上がっていくばかりで、捕食対象にはなりにくかった様子でした。本日は、少々肌寒いという、意外な陽気になりましたが、連日の夏日の暑さとの差が極端すぎて、またしても難しい釣りに。天気が変化する時の、瞬間的な活性の変わりめに、タイミングを合わせていただく方法が、有効だったご様子です。
*活動していた水生昆虫の写真を掲載しています。ご覧ください。
2017 年  5月 2日(火)   7:00 ~ 17:30 
天気は晴れて、風が時々。今日は、極端で複雑な陽気。朝方は冷えて(6℃)いましたが、日中は晴れて強い陽射しに。しかし、風が吹くと冷ややかで、昼間でも日向と日陰の体感差は大。陽があたっている場所では、午後になっても暑かったですが、太陽が翳ると、夕方は急に肌寒くなったのが特徴的。強い陽射しの暑さと、涼しい風の冷たさが混在して、活動する陸水生昆虫は、通常よりも種類も数も少なく、魚の活性は低めで、時々活気立つ程度。晴天の行楽日和でも、釣りには非常に難しい陽気でした。今日のハッチは、朝から平常とは異なり、気温が上がってくるのに従って、種類も数も急速に増えるのが、最近の傾向でしたが、今日の場合は、なかなか変わらず、極小サイズがパラパラと現れている状況。それならば、昼頃には、(最近の晴天のように)ハチや甲虫類など陸生の多種や、気温が高い方が活発なカワトンボなど、夏の頃のような賑やかさになるのでは?と期待するが、実際には蝶などが少し飛んでいたくらいで、やや増えてのは午後になって、日陰になった場所が増えてから。しかし、ほぼ全域が日陰になった頃には、外気のつめたさが際立つようになって、肌寒いくらいに。結局、本日、最も主だった水生昆虫の成虫が飛んでいたのは、風がやんで、外気が落ち着いた「午後5時過ぎ」だったのは、残念でした。素晴らしい好天で、日中ずっと晴れていた本日のところは、魚が、わかりやすい活性の高まりを見せることがなく、時々大きめのカワゲラなどが飛んでも、各所の魚たちの多くは、川底にはりつくように沈んでいることが多く、少々昆虫が増えただけでは、成果のチャンスにはならず。魚の反応に変化があったのは、日向だった場所が日陰に替わり、それまで陽射しの強さで暑かった状況が、快適になって、少し時間が経った時、など、非常に曖昧で、はっきりした変化のタイミングがつかめず。厳しい状況が続く中、成果をあげていただいたのは、その魚が、突発的に高まる活気に、タイミングを合わせていただいたケースや、(今日のところは、動きが小さくても)普段の魚の行動をヒントに、成果の経験のあるコースをガイドして、キャッチさせる方法など。また、条件のよい渓相(流れの水圧や水量、流れ方など)に、陽当たり具合や風の有無などの状況が、適切な状態であった時に、ほぼ瞬間的に、魚にキャッチさせることに成功した場合などだったご様子。有効なパターンは、それぞれ。#16前後~ カディス系・メイフライ系その他各種で、成果と伺う。4月の下旬~5月は、梅雨前に一度、「夏日」が増える厳しい季節です。何とか、生き物たちにやさしい気候であってほしいものです。
2017 年  5月 1日(月)   雷雨のため、午後中止 
昼過ぎに雷雨が降り始めて、午後には濁流になったため、一時中断から再開できず、中止になりました。


4月 >

4月現在は、朝は、放射冷却現象で一時的な冷え込みあり。
昼間は、晴れれば陽射しは暑く、曇りや雨では気温は低めでも寒くはなく
夕方は、午後3時を過ぎると、徐々に外気が冷えてくることも。

陽があたる時間帯は 午前7時20分頃~午後3時半過ぎ。
ハッチは、時間帯で異なり
朝:ブユや小型ガガンボ等,昼:カワゲラやカゲロウ各種、大型ガガンボ等
夕方:ブユ・小型ガガンボ等
晴天には、昼に甲虫などの陸生昆虫が活動することも。
魚の活性は、午前7時半頃~高まり始め
ライズは、午前10時頃~午後3時頃までは、通常時は各所であり。
午後3時半以降は、天候などによって、魚の状況は異なる様子。

現在の営業時間 7:00 ~ 17:30
(只今の受付は 13:00で終了となります)



4月は、周期的な降雨により、増減を繰り返しています

4月17日午後に雨が降り始め、深夜~18日明け方にかけて強雨になり

大幅に増水して、18日の夕方も流れに近づくことができませんでした。
19日の夕方には、全域で渡渉できるまでに減水しました。

22日の夜に、一時的に雨が強まりましたが、短時間で止んだため
23日朝は、前日の夕方とほぼ変わらない状況です。
24日以降は、ほぼ平水で落ち着いています。


2017 年  4月 30日(日)   7:00 ~ 17:30 
天気は晴れて、徐々に風が出てきて、時々強まる。今朝も冷えて(6℃)いましたが、太陽が照ると、まもなく気温上昇。朝のうちは風もなく、穏やかな暖かさだったものの、そのまま一度も曇らず照りつけて、日中は暑くなりました。本日のところは、手厳しい天気に、翻弄された感が強く、チャンスは時々巡ってくるも、限られていて、対応策を瞬時に探さなくてはならない、困難な状況に。また、風があったわりに、雲が流れて来ず、昼間は充分過ぎるほどの陽射しを浴びて、さらに、太陽が翳った後は、過ごしやすくなると期待していましたが、なぜか夕方になってから、強風が吹き荒れるようになり、なんともバランスの悪い陽気でした。結局、ハッチが最も多く、魚が活発だったのは朝「午前8時~10時前」。しかし、早朝に冷えていた状態から、急速に暖まったことで、すでに成虫になっていた水生昆虫だけでなく、水中の幼虫たちも、同時に活発になったようで、この時間帯、魚の活性が高まった様子が見られるも、水中での動きが目立って活発で、ライズが多発することはなかった、とのお声。それでも、午前8時半頃には、階段状のガンガン瀬などの速流は、ドライ(#16 パラシュート系)のパッシングショットで成果と伺う。午前中~昼前、陽射しが強い中で、ニンフは成果上々。日中は、活性が低い状態が多く、作戦が重要。テンカラは、大きい毛鉤を川底深くへ思いっきり沈めて、魚の目につきやすくする方法で、40㎝以上の大型レインボーの成果に。ルアーは、流れを利用して、アクションを与えて、興味をひく方法などが効果的だったとのお声。イワナは、岩壁沿いの流心ゾーン内に、スポットを見出して成果に。昼間の魚は、全体的にかかりが浅く、やりとりの途中でバレたり、手元に寄せるのに苦労されたそうで、ルアーの場合は、サクラマス数尾にキャッチさせるが、惜しくもネットイン直前に外れてしまったと伺う。午後も晴れて、日向は暑かったですが、徐々に日陰ができてくると、日陰になった所では、魚が活気立ってきて、ライズが起こるタイミングもあり、ドライのチャンスも。成果は、ヤマメ・サクラマスの他イワナ。イワナは、「浅い早瀬」や「落差のある流れ込みの(ある程度深さがあり、沈み石が点在する)ポイント」など、タイプの異なる各所で成果と伺う。午後は、日陰になった場所から、活性が見られるようになってきていたのですが、午後4時になると、急に強風が吹き荒れるようになり、ハッチの障害に。夕方も、成果は、ハッチ頼みだったため、時々風が弱まる時がチャンスという、難題続きの一日でした。ちなみに、夕方の風が弱まっている時には、今日も、大型カワゲラやガガンボ、華奢なタイプのカゲロウなどが、飛んでいました。陽が翳ってすぐから風がなければ、夕方に活動する水生昆虫(の成虫・亜成虫)の種類や数は、もっと多かったと思われます。理想なのは、(ほどよく上下する)気温や、(晴れたり曇ったりする)天気にメリハリがあって、陸水生昆虫や魚たちに、適度な刺激が与えられる陽気でしょうか?期待通りでない場合は、瞬間的な微妙な変化に目を光らせて、即対応する方法で、チャンスをつくり、成果を導かれていたご様子でした。
2017 年  4月 29日(土)   7:00 ~ 17:00 
天気は、昼までは晴れ。午後は晴れ時々曇りで、風が時々強め。今日も気温差大。朝は冷えて、6℃でしたが、午前7時に太陽が照ると、気温は急上昇して、10時前に20℃以上、昼は24℃。強い陽射しが暑い中、たびたび風が強まり、水辺には多種の昆虫が飛んでいましたが、その多くは極小(ブユやユスリカ等)の大群や、甲虫・ハチ・蝶などの陸生で、昼過ぎまでは、魚の主な捕食対象は少なかったのが特徴的。本日のところは、朝方、寒かった状態から、徐々に暖かくなってくる頃には、魚の活性が上がり、反応が良かったのですが、太陽が照り続けていた午前中~昼までは、ぐんぐんと気温が上がっていき、水生昆虫のハッチは増えず。魚は、流心の深い所に、沈んでしまった様子。昼前後は、特に厳しく、通常見られるカワゲラやカゲロウのハッチはほとんどなく、いつもはヤマメが浮上している岩壁沿いの流れにも、誰も現れていないという寂しさでした。日中の活性は低く、沈んでいる体勢の魚が多い状況が続いていましたが、昼を過ぎると、一部では少しずつ変化が。上流の浅い早瀬では、川底に岩盤が剥き出しになっている所ながら、ヤマメが浅い流心に入ってきて、表層近くに現れるようになったり、別の浅瀬でも、流れてくる何かに反応して、瞬間的なライズを見せることも。流れ込みポイントや水量のある流れで、魚が活気立ったのは、曇ってきた午後1時頃~。まるで、日陰になるのを待っていたかのように、曇ると突然、ロッドが大きくしなり、大型レインボーの成果に。なかなか寄ってこない引きの強さをお見受けする中、隣り合う各ポイントで、連鎖的に次々と成果に。伺うと、曇ってすぐ、レインボーが活気立った様子。また、カゲロウ類のハッチを確認後、ドライは#16 カゲロウモデルが有効に。レインボー以外では、居着きイワナをまず川底から誘い出し、次にキャッチさせることに成功されたとのお声。成果のドライフライを拝見すると、繊細なつくりのリアルな形状。ボディとテールは躍動感のある「しなり」をもたせたラインのカゲロウそのもの。ハックルはガガンボにも見えて、トビケラにも見えるウィング付きなど、デザイン性の高いタイプでした。午後は、再び晴れ間があったり、さらに風が強まったり、と不安定で、またしても、活性は盛り上がりきらなかったのが残念でした。本日も、(気温差が)極端な陽気になったため、瞬間的に条件が良くなったタイミングに、工夫されて成果につなげていただいていたご様子。ヤマメの成果は、朝のうち(#15)か、午後に浮上したわずかなチャンスだったと伺う。ちなみに、風が収まったのは夕方。この時は、(朝に水辺の石の陰に隠れていた)大型のカワゲラ(ライトブラウン系・20㎜以上)が、あちらこちらで飛んでいました。晴天の日には、昼間に時々曇って、チャンスを増やしてほしいものです。
2017 年  4月 28日(金)   7:00 ~ 17:00 
昨夜は、降雨が一時本降りになりましたが、今朝の渓流には、増水や濁り等の変化はなく、落ち着いていました。
天気は、晴れ時々曇り(瞬間雨も)。日中は時々風が強まり、意外に不安定な天候。今朝は冷えていて、気温は7℃。午前7時頃になると、太陽が照り始めて、急速に暖まり、昼間の気温は22℃、水温は17℃に。今日は、強い陽射しが暑くて、つめたい風に冷える、暖かさと寒さが混在する複雑な陽気になり、日向で風に吹かれるのが、丁度よい快適さでした。午前中~昼頃までは、強い陽射しと、たびたび強まる風で、数種の陸水生昆虫が活動していましたが、常に飛んでいるものはほぼなく、湧くようにして群がっている極小の羽虫(白)が目立ち、大きめのオドリバエなどもいましたが、止まっている状態が多かった印象。蝶やハチ、甲虫類は、比較的活発でした。午後になると、曇ってきて、実際の気温は1~2℃下がった程度でしたが、日陰で風に吹かれると、少し肌寒く感じることが。午後1時を過ぎると、風が弱まるようになり、過ごしやすい状況に。午後は、時々曇るようになると、魚の主な捕食対象の水生昆虫たちが、ようやく増えてきました。午後1時過ぎには、ミドリカワゲラなどのカワゲラ類が現れ始めて、午後1時半過ぎには、ヒラタ科などのカゲロウ類が、多数見られるようになると、魚が流心に出てくるのを確認。上流に向かって、移動する様子を見たり、ライズが起こり始めたのもこの時間帯。いよいよ活性が高まると思われましたが、またしても風が強まり、カゲロウ類はそれ以上増えませんでした。その後、再び晴れ間があり、中型のカワゲラ類はパラパラと活動を続けていた様子。しかし、空色は変わりやすく、雨がパラつくこともあり、スタンダードな種類のハッチは、残念ながら長く続きませんでした。本日のところは、不安定な陽気の影響か?魚の体勢が低めで、活性が高まるタイミングもなかなか訪れず。結局、活気だったのは、陽射しの暑さが遮られた午後1時~3時頃に集中。魚の主食が多数ハッチした、この時間帯がドライの成果チャンスでした。有効だったのは、#14 カディス系。好条件の時間が短かったこともあり、瞬間的に活気立った魚が成果に。レインボーは、各ポイントでリーダークラスの大物。成果は、皆40㎝オーバーで、寄せるのに時間がかかったと伺う。一方、ヤマメは、カゲロウ待ちしていた大型が活気立つ前に、育ち盛りサイズがドライフライをキャッチ。エリア内で産まれて、孵化し、成長してきたと思われる、10㎝クラスの若いヤマメが成果とのお声でした。このところ、一日ごとに、陽気が異なっています。気温差も大きく、体感的には同じ季節ではないような不安定さですが、晴れて暑くなる日も、曇りでつめたい風が強まる寒い日でも、不思議なことに、昼過ぎには陽気が変化する様子。このタイミングも、いつ変化するかわかりませんが、たいてい「午後1時~3時くらい」が、その日の成果チャンスになっているようです。
017 年  4月 27日(木)   7:00 ~ 17:00 
今朝は雨が降っていましたが、前日とほぼ変わらず、渡渉に問題はなく平常通りです。
天気は、昼間は曇り(瞬間雨、一時晴れ)、夕方は雨。今日は朝から肌寒く、一日中ほとんど晴れ間がなく、昼でも気温は上がらず14~15℃でほぼ一定、水温も14℃。さらに、午前10時頃~昼過ぎまでは、風が強まることが多く、日中はつめたい風で寒く、午後は、薄日が射した時(午後2時過ぎ~3時頃まで)だけ、少し暖かくなったようでしたが、午後3時を過ぎると冷えてきて、午後4時を回ると雨が降ってきました。
4月末とは思えない寒さだった本日のところは、ハッチが見られたのはわずかで、魚の活性が高まるきっかけがなかった様子。また、上流でも雨が降りやすい天候だったようで、ささ濁ることもあり、成果に至るには、有効なタイプを見つける必要があったご様子。ニンフ系は、同じ大きさ・沈み方(重さ)でも、形状や色などで反応が異なり、最適なタイプ(#12前後 ビーズヘッド・白系のボリュームがある形状)を選ぶと数釣りに成功。お見受けしたイワナの他、40㎝クラスの大レインボーを中心に、上流~最下流まで成果があったと伺う。ドライの対策法は、風の止み間や薄日が射した瞬間など、状況が変化した時に、現れた虫を観察して、パターンやサイズ・色を合わせると成果増。本日の場合、成果のドライフライは、時間や場所で異なり、午前中の有効パターンはそれぞれ。#16・黒系各種で、ヤマメばかり成果とのお声という一方で、ヤマメの成果には、サイズ・パターンの他、素材が重要で、「触感」の違いで、反応が極端に変わったそうで、極柔な部分でつくったフライは、しっかりとキャッチするが、「エルクヘア」(の硬さ)では、咥えてすぐに吐き出していたと伺う。(たしかに、現在、成虫になって飛んでいる水生昆虫の多くは、羽化したてがほとんどで、数多く飛んでいるのは、ミドリカワゲラなど、透明に近い薄い羽翅のもののようです。)午後は、徐々に風が収まってきて、2時~3時頃の薄日が射した時間帯には、数種のカゲロウ(ヒラタの集団や、単体のフタスジモンなど)が登場すると、有効なドライフライは、ハッチと同系に。特に、飛んでいる時の色味は、各種とも、明るい白~淡黄色系が多く、ベージュ~ジンジャー系の色が最適。年令違いのヤマメが高成果と伺う。また、成果の決め手は、フライのチョイスだけではなく、渓相の読みで高成果に。(明け方まで雨が降っていた)今日の流水状況では、目立つ増水はなく、流れは落ち着いていたものの、場所によっては、やや速めだったり、強めだったりすることもあり、今日の魚の捕食ポイントは、やや限定的。イワナは、流れ込みポイントの白泡周辺にできるスポットや、浅い早瀬の川底が窪んだ所などで成果。ヤマメは、速流の流心付近で成果。反対に、瀬尻や「カタ」では、出なかったと伺う。ルアーは、魚の活性が低かったため、ミノー系は厳しかった様子。テンカラは、薄日が射した時間帯に、集中的に成果チャンスに。またしても、季節外れの天候になり、平常時の状況をふまえつつ、一工夫して、成果につなげていただいていたご様子でした。
*夕方から、雨が降っています。多少の増水は、問題ありませんが、明朝に状況が変わっていた場合は、お知らせいたします。
  4月 25日~26日は、濁っていましたが、27日からは平常通りです 
25日(火)~26日(水)にかけて、濁りましたが、おかげさまで、先週の強雨で、破壊された箇所は、ほぼ元に戻りました。エリア内にあった破損箇所も戻り、一時的に狭くなっていた魚の着き場は、広く深くなり、行動に制限されなくなって、各所の魚たちは、ますます元気です。エリア内は、上流~最下流まで、全域で楽しんでいただけます。水量は、やや少なめで、流れは落ち着いています。渡渉の際は、ニーブーツでは一部ご不便されますが、渡れる場所が増えました。
26日の昼間は、雨が降りませんでしたが、夜~明け方にかけて、雨の予報があります。現状では、多少の増水は問題ないと思われますが、明日の朝に増水していた場合は、お知らせいたします。ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。
明日、27日(木)からは、平常通りです。     
2017 年  4月 24日(月)   7:00 ~ 17:00 
天気は、曇り一時晴れ。外気はひややかで、つめたい風が時々。肌寒いことが多い一日でした。今朝は9℃で、暖かくはないが、朝のうちは風がなく、寒くはありませんでした。太陽は、なかなか照らず、午前9時過ぎにやっと晴れたのですが、まもなく曇ってしまって、その後は薄日が射す程度でした。昼間の気温は~15℃、水温は14℃。まずまずの気温ながら、つめたい風に吹かれて、午前中も昼も肌寒いまま。ハッチはわずかで、なかなか増えず、魚の活性が低い状態が続き、チャンスはあるが成果に至らず、とのお声。午後になると、うっすらと陽が覗く時間ができ、風も弱まり、外気のつめたさが収まった印象に。すると、パラパラとハッチが始まりました。今日のハッチは、午前中にはわずかながら、明るい色のカワゲラなどが。日中の風の止み間には、茶系のカゲロウなどで、午後の薄日が射していた時には、数種のカゲロウ(アイボリー~ベージュ系,茶系等)が増えていました。テンカラの成果は、待たされて、ようやく午後2時~。ルアーは、かかりが浅く、厳しい釣りに。フライは、ハッチに合わせて、カゲロウのダン(濃茶ボディ,グレー系ウィング等)モデルでは、(エリアの成魚が親と思われる)若いヤマメの成果を伺う。今日は、突然に、季節外れの肌寒さになり、難しい釣りになりました。
このところ、雨が周期的に降るかと思うと、天気や時間帯による気温差が激しかったり、季節が進んだり戻ったりするような、日によって極端な違いがみられています。ハッチのタイミングや、魚の反応・行動・捕食態勢が、その都度変わって安定しませんが、外気が適温になったり、(陽射しの眩しさや、雲に覆われた空の暗さなどが落ち着いて)快適な明るさになった時など、瞬間的な変化の際に、周辺を観察して、ハッチや魚の活動層などに注目していると、対応策が見つかりそうです。
*「おきゃくさまフォト」に、新情報をご紹介しています。ご覧ください。 
*恐れ入りますが、明日25日(火)と明後日26日(水)は、濁って釣りに支障が出ますので、27日(木)以降に、お越しいただけますよう、お願い申し上げます。      
2017 年  4月 23日(日)   7:00 ~ 17:00 
昨夜は雨。深夜に一時的に強く降るも、短時間で、今朝の渓流は増水も濁りもなく、平常通り。天気は、晴れのち曇り(時々晴れ)、風が強い。朝方は低温で6℃。午前7時を過ぎて、太陽が照ると、肌寒さは消えて、昼過ぎまでは直射が暑いことも。昼間の気温は~20℃。水温は~16℃と上々。今日は、昼を境に、午前と午後で天気も異なり、水辺の様子や魚の行動、釣果も、全く異なったのが特徴的でした。午前中は、レインボーが高活性。ニンフ系は数釣りに。ライン切れしてしまった50㎝の大レインボーは、タイプや大きさ(ヘアーズイアー他,#11~20)を替えて、再び成果。一度取られたフライの回収に成功とのお声も。また、ドライは#16が有効と伺う。対照的に、ヤマメやサクラマスは、活動層が狭く、反応も小さい印象。ルアーは、サクラマスにキャッチさせても、浅がかりか?寄せきれないケースが続いたとのお声。フライは、ドライでアプローチすると、レインボーに横入りされて、奪われること多数とか。午前中の少ないライズをものにしたのは、#26ミッジドライというシビアさで、その他でヤマメに成功したのは#20(ブラック・ラット)。一方、テンカラでは、1尾めに35㎝ヤマメの成果をお見受けする。昼までは、強い陽射しと風があり、極小の点のような白い虫や、黄色いカワゲラなどは、パラパラと飛んでいましたが、それ以外のハッチはなかなか増えず。ところが、午後になると、空が曇ってきて、風もやや穏やかに。曇り空の下で、午後1時半ごろになると、カゲロウのハッチが急増。徐々に種類も増えて、数も増。中型の白系~大型(#10位)の茶系など、次々と水辺から飛び立っていくのが各所で見られ、午後2時頃からは、ライズ多発。中には、尺ヤマメばかりが、突き上げてくるようなライズを繰り返すポイントがあり、ドライは各種有効(メイフライモデル~アント)、高成果に。実際の捕食物は、グレー~黒系が多く、成虫はガガンボや甲虫類などで、その他は大きめの幼虫なども。テンカラは、午後3時を回ってからが好調。大レインボー~若いヤマメまで、数釣りに。ルアーは、午後2時前から、ミノー系有効。居着きイワナの成果も。さらに、午後4時近くなると、パワーのある大型レインボーの成果増。フライもルアーもテンカラも、かかったまま大暴れ。上に下に、左に右に泳ぎ回りかかった場所から、数段、下流へ連れて行かれるご様子をお見受けしました。本日のところは、午後2時頃~(午後4時過ぎくらいまで)がドライタイムでしたが、晴れて暑くなった日は、曇って(強かった陽射しが遮られ)、風が弱まった時に、ハッチ&ライズが充実するようです。
現在の水量は、ニーブーツで渡渉されるには、ご不便される箇所があります。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。       
2017 年  4月 22日(土)   7:00 ~ 17:00 
天気は、曇り(一時雨)時々晴れ。昼までは、風が時々強め。今日は、暖かくなったのが、昼前後の一時的で、体感的には肌寒い状態が多い陽気でした。ハッチは、通常より少なく、昼間にカワゲラなどが。昼過ぎに、空が明るくなった時には、中型のミドリカワゲラ(黄色系のボディ・半透明な羽翅)が目につきましたが、外気がひんやりとした朝夕は、ブユのような極小が主。日中の風がない時には、ハチや蝶の他、様々な大きさのハエの仲間が飛んでいるのは、よく見ました。曇りがちだった今日の気温は、(朝は10℃)昼間は16~17℃。水温は14℃。冷たい風が、たびたび強まったため、体感的には、気温より低い印象で、魚の活性は低め。全体的には、川底にはりつくような体勢が多く、浅い早瀬では、流心の中に着いてはいるものの、中層より上には浮上して来ず、いまいち、活発になりきれない戸惑いが感じられました。本日のところは、各所で、活気のある魚の、捕食層やキャッチするタイミングなどに、合わせていただいて成果のご様子。ルアーは、渓相や対象魚などで、異なるタイプを使い分けて有効。各所に最適なチョイスで、バラエティに富んだ成果に。若いヤマメは、スプーンで。スピナーやプラグは、大型レインボー。何と、深い・(流れが)速い・(白泡が)荒いの難所である、最下流のぶっつけでも、45㎝オーバーの大レインボーの成果に。あるいは、上流の落差の大きい流れ込みポイントで、イワナの成果(プラグ)もお見受けする。同じ場所で挑む時は、一尾成果(あるいはバレるなど)の後は、同じタイプに見切りをつけて、チェンジするのが効果的だったと伺う。フライは、ニンフ系は、時間や場所を選ばず好調。しかし、伺った成果は、午前と午後で、対象魚が異なるという不思議。午前中は、速流の中で、(低層の)レインボーの成果。また、ヤマメの成果は午前中~昼。ドライの場合は、#14前後パラシュートが有効だったと伺う。また、厳しいながらも、昼頃までは、ドライの成果に。ヤマメの他、イワナも成功とのお声。しかし、午後は、(昼のひとときは晴れたが)再び曇って、外気が冷えてきてしまい、魚は下層に集中したようで、ニンフが主力。成果は、なぜか、イワナばかりで、レインボーは全くかからなかった、という極端さでした。夕方までの間に、本格的な雨は降りませんでしたが、雨が近い天候のわりに、外気がひえていたのは、意外でした。
*水量は、さらに減って、かなり渡渉しやすくなりました。(ニーブーツは、一部ご不便されますので、ご注意ねがいます)
2017 年  4月 21日(金)   7:00 ~ 17:00 
天気は、曇り(一時雨)時々晴れ。風が時々強め。今朝は、比較的あたたかく、一時的な冷え込みもなし。朝のうちは、風もなく過ごしやすい陽気でしたが、次第に風が出てきて、一時的に雨がパラついたり、時々晴れ間があったり、と天気は変わりやすく、陽射しが暑くなったり、風がつめたくなったり、と体感差が起こりやすかったのが特徴的。日中の気温は18℃前後、水温は15~16℃。流れは、日に日に落ち着いてきており、昨日よりも数㎜減で、勢いがかなり収まって、水面の凹凸がなめらかになりました。今日の魚は、目立った行動をとるものが多く、このところの増水・濁流・速流に、少し疲れたのか?大型の各種は、大石の下流にできる緩いスポットに、着いているのを見ました。特に尺上イワナは大胆で、「ソデ」になる所に、ぽっかりとできた、流れ(のスピード)がほぼ止まるお休み処を陣取っていて、自身も石のように動かず。そのうちに、ほぼ同じ大きさのレインボーが、イワナの下手に寄り添うようにして、しばらくの間、並んで休んでいました。また、流心の中央に沈む大石の下流では、尺上ヤマメを中心に、やはり、流れが大石に遮られて、速度がゆるやかになるスポットに、集まっていた様子。あるいは、小型の各魚種たちも、白泡から出て、水面が平らな場所の「かけあがり」辺りに、バラバラと着いているのも見られました。本日のところは、過ごしやすい気温ながら、風が吹いている状態が多くなり、ハッチは風が弱まったり、止んでいる時に。足元の石には、大型トビケラ(ヒゲナガカワトビケラ:20㎜以上)も現れていましたが、飛んでいるのは、それよりも小さいサイズだったり、時間帯によって、カワゲラ(昼)だったり、カゲロウ(朝・午後)と、交替していたり。また、カゲロウは種類が増えて、今日は、黄色系の明るい羽翅(フタスジモンカゲロウのダン)も飛んでいる時がありました。夕方には、ブユなどの極小の大群ばかりになり、今日の陽気で活発だったのは、やや小さめだった印象。本日のところは、あえて、見やすい大きい毛鉤で勝負されたところ、テンカラは徐々に感触があり、午後に成果と伺う。アピール度の高いタイプは、意外にも、育ち盛りの魚たちが注目していたようで、成果は、若いヤマメやレインボーだったとのお声。
*現在の水量は、わずかに多めで、ほぼ元に戻ってきています。が、先日の強雨で増水した際に、砂地を削り取ったり、押し流したり、川底をえぐったりしたため、雨の前と深さが異なっています。一部が極端に深くなっているため、渡渉の際はヒップブーツ以上が安心です。
2017 年  4月 20日(木)   7:00 ~ 17:00 
今朝の渓流は、水量・流速・水圧とも、昨夕とほぼ変わらず、多い・速い・強い状況でしたが、徐々に減水してきて、少し穏やかになってきました。今朝は、肌寒かった(気温5℃)ですが、晴れて気温上昇。しかし、吹く風がつめたく、外気は意外にひややか。昼間の気温は17~20℃位でしたが、体感的には、日陰の場所や風に吹かれると、少し肌寒く感じることも。水温は、午前10時で15℃。昼には16.5℃とほぼ平常通り。本日の場合、流水は水量が多め(1~3㎝位)で速流、水圧が強い状況。天気は晴れて、気温は上がるが、つめたい風がたびたび強まる陽気。昼間には、中型のカゲロウ(ヒラタカゲロウ:白系~半透明・テイルが長い)や、極小のブユの群れなど、風が弱い時に飛んでいましたが、速流の中では捕食対象には、なりにくかったようでしたが、魚は時間経過に従って、様子が変化していったとのお声。朝は深場に沈んでいて、午前中は全体的に低め。昼には、日向のヤマメは、表層に上がってくることもあり、レインボーは下層。午後は、ヤマメが浮上体勢をとるようになり、夕方には、流れ込みポイントの流心周辺などで、中層程度を(魚が)毛鉤をキャッチする最適なタイミングにできたようでした。成果のタイミングは、各種それぞれ。ルアーは、速流にも、追いついてこれる魚に、巧に合わせて(朝~)午前中に、好調。落差が大きく、豪快な流れ込みで、太い流心が数本合流して、白泡の立ち方が激しいポイントなどで、大型レインボーの成果をお見受けし、また、対照的な最年少のヤマメ(中には自然産卵・孵化したと思われるものも)の成果も。フライは、午後になって、ヤマメの浮上傾向を見ると、チャンスに。岩盤沿いの流れなどでは、移動しながらも、浮上体勢をとるようになると、浮上した瞬間に、見事キャッチさせることに成功。水面に凹凸ができ、クセが強い流れには、フライを水にもませて、シルエットや
浮力・水抵抗の具合などを微調整することで、有効にされたとのこと。さらに、速流では、流すレーンが数㎜ズレると、浮上体勢ではキャッチできないであろうシビアさですが、ピッタリ合うと、瞬間でキャッチする爽快さに。テンカラは、#14(16)スタンダードタイプ有効。徐々にペースがあがり、高成果に。午後には、流れ込みポイントなどで、年上の良型ヤマメの成果も増。逞しい顔つきになった、尖った尾の居着きヤマメの成果も、お見受けする。今日は、少しずつ減水が進んだ様子で、夕方には、数㎜減って、勢いが収まってきた印象です。今のところ、渡渉の際には、ヒップブーツ以上が必要です。
017 年  4月 19日(水)   減水中 明日は平常通りです 
今朝は、かなり減水しており、上流域は渡渉できる水量に戻っていました。エリア内の、2か所めの渡渉ルート以下は、水量も多く、川底がえぐれていて、速流で強いため、朝のうちは渡れませんでしたが、徐々に減水してきて、午後には渡渉できる水量に戻りました。今日のところは、夕方にも、まだ流れが速く、勢いが強いですが、少しずつ落ち着いてきており、穏やかさを取り戻してきています。
現在のエリアは、増水時に削り取られた跡や、崩れた箇所が各所にあり、荒れています。川底の様子や流れ方が変わった場所もありますが、流心を中心とした原型は保たれており、魚の着き場は守られています。おかげさまで、魚たちは皆元気です。
 明日は、さらに渡渉が楽になっていると思われ、平常通りです。
2017 年  4月 17日(月) ~ 18日(火)  強雨のため増水・濁流 
17日(月)は、天気は不安定。昼過ぎには雷注意報が発表されながらも、風がなかったため、しばらくは曇り空でしたが、午後から雨が降りだし、徐々に本降りになりました。深夜(2時頃)~明け方までの間に、強雨になり、18日の朝までの降雨量は、70㎜以上に。数倍に増水した濁流になったため、近づくことはできない状態でした。18日は、朝のうちに雨があがり、晴れて、減水傾向。順調に減水しましたが、日没時までに、渡渉できるまでに減りませんでした。
2017 年  4月 16日(日)   7:00 ~ 17:00 
天気は、ほぼ晴れて(時々曇り)、風が時々強め。今日も、極端な天候で、朝は午前6時半頃までは、外気も風も冷たく、ゾクゾクする寒さでした(気温~7℃)が、午前7時を過ぎると外気が暖まり、陽が射し込んできた途端に気温は上昇。午前9時には19℃、午前10時は22~23℃。水温は、午前9時で15℃、10時は16.5℃。と日中は暑くなりました。昼間は、時々強まる風も暖かく、日陰で風に吹かれるのが心地よい状況で、またしても、適温を通り越して、初夏の陽気に。日中、時季のスタンダードな水生昆虫が飛んでいたのは、(昼過ぎに)時々曇った時のみという異常さで、朝からブユや陸生昆虫が活発で、時間が経つごとに種類も数も増えて、黄緑や黄色、オレンジなど(甲虫類やハチ・蝶等)の鮮やかな色が飛び交っていました。目移りするような多種多数の虫たちでしたが、たびたび強まる風のせいもあり、飛んでいるのは上空の高い所が主で、ほとんどが魚の捕食対象ではなかった様子。ごく一部のライズしているヤマメには、ブユモデルが有効だったと伺うが、全体的に活気が安定して続かず、活性は低い印象。良すぎる陽気は、難しい釣りになりました。それでも、フライは、流心の際の最も自然に流れるレーンや
、特徴的な流れ方を形成するスポットなどで、活気のある魚にキャッチさせることで、成果に。大型レインボーは、浅瀬でも深みでも、各所で成果をお見受けする。ルアーは、アプローチする場所(立ち位置)、向きや角度など、様々に工夫されつつ試して、有効だったのは軽めのスプーンとのお声。しかも、成果のポイントは、速流のガンガン瀬。さらに魚種はイワナだったという、変化の多い渓流ならではの成果をお伺いする。ドライは、日中には「修業」のよう。限られたライズや、ヤマメの好反応に、一回勝負で挑む方法が唯一の成功法。成功されると、真昼(12時~13時)に、ナイスキャッチをお見受けする。過ごしやすい気温になったのは、午後3時~。以降、エリア内がほぼ日陰になると、チャンスが増えて、浅がかりも解消したご様子。午前中には、レインボーの成果だった浅瀬で、ヤマメの成果をお見受けしました。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」で、ご紹介しています。ご覧ください。
017 年  4月 15日(土)   7:00 ~ 17:00 
今日の天気は、非常に極端。朝方は肌寒かったのですが、午前7時を過ぎて、太陽が照り始めると、すぐに気温急上昇。何と、午前9時の気温は、すでに「20℃」、水温は「15℃」という高さに。日中の天気は、晴れのち曇り。時々強風。吹き荒れる場所も。昼までは晴れて、強い陽射しは暑く、日陰でも気温は22℃。昼間は、時季以上の暑さと、強い風に見舞われて、快適だった時間が限られていた状況。午前中は、午前8時~9時頃に最もハッチが多く、多種多数が飛び交っていました。・・・が、適温を通り越して、気温はさらに急上昇。水辺には、ハチや蝶、甲虫類などが増えてきて、アリなどが活発に。と、まもなく風が出てきて、強く吹くようになると、あれほど賑やかだった陸水生昆虫たちは、ほとんど見当たらなくなってしまいました。太陽が照りつける昼間には、ほぼハッチが見られず、再びカワゲラなどが飛んでいたのは、午後になって曇ってから。しかも、風の止み間に限られていた様子。天気が抜群に良かった本日のところは、暑かった時間帯には、虫も魚も、行動を制限されてしまっていたようで、魚の定位層は低めがほとんど。動きや反応は小さく、咥えこみも浅め。しかし、かかる魚は大型レインボーが多く、浅がかりでも、強い力で泳ぎ回るため、もう少しのところで、バレてしまうご様子を所々でお見受けしました。暑い陽射しと強風の中、バレやすさを克服されての成果は、テンカラでは朝はイワナ数尾、午後には45㎝レインボーなど。ルアーは、砂底の浅瀬ではチャンスに恵まれなかったご様子でしたが、大小の底石が乱雑する、少し深さのある瀬では、厳しかった日中にも、成果をあげていただくのをお見受けする。また、午後は、下流のガンガン瀬で。速流の中を巻いてきて、もう引き上げようと思った所で、イワナだったと伺う。ドライフライでは、ライズ狙いができない状況ながら、低層から急浮上してくる大型レインボーには、見事キャッチさせることに、成功されていました。ヤマメの成果チャンスは、午後になって、陽が翳り、風が収まってきて、再びハッチ(ガガンボ等)が現れてから。日中は、フライを見つけて浮上してきても、なかなかキャッチせず、さらに深い所から出てきたレインボーに奪われていたようっでしたが、午後3時頃からは、風が弱まることが多くなったこともあり、いつものライズ(が安定して見られる)ポイントなどで、ドライ(#18)で、ヤマメの成果と伺う。中には、当方の育成ヤマメではない、若いヤマメ(10㎝位)もいたとのお声。夕方は、再び風が強まってきましたが、日没までに、雨は降りませんでした。
この春は、雨の周期がありつつも、突然、極端な天候になることが多い、なかなか荒れる春のようで、その日、その時、その場で、状況ごとに、作戦されるのが、効果的なようです。
*水量は、ほぼ元に戻ったようです。渡渉の際は、一部を除き、ニーブーツも可能です。
2017 年  4月 14日(金)   7:00 ~ 17:00 
今日の渓流は、数㎜減で、さらに落ち着いてきました。水圧が収まり、水面の凹凸が穏やかになったため、渡渉が楽になってきつつ、水量は少々増えた状態を保って適量に。流速はまだ速く、魚が構える層は低め。今日は、昼~午後に、一部でライズを見ましたが、出方は通常よりも極めて高速。体勢が低いため、姿が見えなかった所に、突然水面に波紋をつくると、すぐに水中に消えていってしまう素早さ。ライズを見た場所は限られていて、壁沿いの流れや、流れ込み下の巻きなどだったため、ヤマメと思われます。速流の中、表層に着いている魚はほぼなく、中層程度に見えたのは、流れが緩いプール状(のかけあがり)などでした。天気は快晴。風が時々強め。朝は冷え込んで(3℃)寒かったですが、午前8時頃からは急速に気温が上昇して、午前9時過ぎには15℃を超え、昼には20℃になりました。水温も高く、午前中は13℃でしたが、昼~午後は17℃に。時々強まる風も暖かく、陽射しは暑く感じられ、初夏の陽気でした。好天の本日は、陽射しが暖か過ぎた様子で、昼間の日向には、(5月頃から目立ってくる)オドリバエや、陸生昆虫が多かったのが特徴的。太陽が照り始めた朝には、カゲロウやカワゲラその他が、多数飛んでいたのですが、昼時の日向では、陸生かブユ・オドリバエなどの集団に替わっていて、午後になると、日陰になった所では、数種のカワゲラ(7㎜以下の小型~中型の黒系・半透明な羽翅の黄色系・大型の茶系など)が活動しており、全体が日陰になった頃には、カゲロウも。本日のところは、流心の流れが速い状況下で、魚は、構えている低い所から、猛スピードで出て、瞬間的にキャッチしようとする捕食態勢だった様子。有効なフライは、目につきやすい大きさ。層は低めに調整して、追いつける速さのレーンを選んで流していただくなどの方法では、大型レインボーやイワナなどの成果と伺う。ドライは、大きめサイズでなどで、表層まで出てこさせることはできたとのことでしたが、最も有効だったのは、大きいニンフをどっぷりと沈める方法で、特に午後は次々と成果と伺う。夕方になると、また水量が減った様子で、さらに穏やかになりました。(渡渉の際は、一部深い場所があるため、ニーブーツはご不便される所があります)
017 年  4月 13日(木)   7:00 ~ 17:00 
今日の渓流は、昨夕よりも減水していて、かなり水圧が収まっていた印象。水量的には、雨の前より数㎝増えて適量。水量が増えた分、流れ方が豪快になり、流速も速まって、より面白い渓相になりました。エリアには、一昨日の増水の際に流水が溢れて、砂地や砂利の丘だった所を削り取ったり、崩したりした跡が、箇所箇所にあり、荒れた様子が残っていますが、流心は活きていて、魚の状態も良好です。
天気は、曇り時々晴れ。外気は、朝から冷えていて、日中はつめたい風が時々強まり、意外にも、肌寒い陽気でした。気温は、朝6℃・午前中は12℃・昼16℃・午後1時過ぎは瞬間的に17℃になるが、午後は14℃~さらに低下。水温は午前中に12℃・昼~15℃。日中は、順調に気温が上昇したようにみえましたが、体感的には、数値よりも低く感じられ、特に風が吹くと、昼でも寒かったのはショックでした。天気も曇りがちで、晴れ間は時々。陽が射すとあたたくなるのですが、風がつめたいため、曇るとすぐに寒くなる状況。昼過ぎのしばらく晴れていた時は、外気が暖まってきて、カゲロウやカワゲラのハッチが集中的に起こり、数種が飛んでいましたが、どれも小さく(#20位)、まもなく外気が冷えてくると、ほとんど見られなくなっていました。本日のところは、冷たい風の肌寒い陽気の影響で、ハッチはほとんどなく、浮上体勢の魚は現れず。多くの魚が沈んでいて、ライズをあてにできない、厳しい状況下では、速流の中でも、低層から出て来ることができる魚を対象にする方法で、成果に結びつけていただいたご様子。テンカラの成果は、落差が大きく、白泡が暴れているガンガン瀬の流れ込み付近で。高低さで躍動する流れに、うまく引き込ませて、レインボーにキャッチさせることに成功。特に下流域は、通常よりも流れが速く、強まっているため、やりとりはヒヤヒヤしたとのお声。フライは、速流に対応させて、あえて大きいサイズ(#14)に。上流の(通常はライズが多い)ポイントでは、ノッテくるのを促していたヤマメの前に、大型レインボーが横入りして強奪。ネットの中にずっしりと、Uの字になっても尾が入りきれていなかったようにお見受けする。大レインボー確保の後は、案の定、暴れすぎて場内が騒然となってしまったとのこと。また、流れ込みポイントなどでは、各所で居着きイワナの成果と伺う。イワナは、随時入渓していますが、流動的ななため、居着くものは希少。おそらく、それぞれが縄張りをもち、ブレない格上のものと思われます。夕方には、やや減水した印象ですが、適量です。
*流れが速いため、ニーブーツは、ご不便されると思われます。(ヒップブーツは、最下流も大丈夫です)
017 年  4月 12日(水)   減水中・釣りは可能になりました 
昨日の降雨は、午後1時~3時頃までが最も強まったようで、夜には止みました。今朝の渓流は、深夜~明け方までの間に、大幅に減水した様子があり、駐車場~エリア前までの間と、エリアの一番目の渡渉ルートは、渡ることができました。
流水は、朝から川底な見える透明度でしたが、最も浅い所でも、雨の前より5㎝以上多くかなりな速流で、水圧が強い状況。午前中は、一番め(の渡渉ルートのみ)が何とか渡渉できる状態でした。2番めの渡渉ルートは、流心が深くえぐられていて、昼も渡渉不可。午後になって、さらに減水して澄むと、ようやく渡れるようになりました。
エリア内には、増水時に削り取られた跡が多数あり、流水が暴れた様子が残っています。渓相には、崩れた箇所がありますが、流心は砂で埋まらず、保持されていて、魚が着く場所は守られています。本日のところは、まだかなり流れが速いですが、明日はもっ渡渉が楽になると思われます。荒れた跡はありますが、魚は健在で、釣りに問題はありません。本日、午後はドライで成果。#14 (ガガンボ系等)で、尺ヤマメの成果をお見受けする。上流域だけでも、各所の流心付近の流れが緩まる所などで、高成果。レインボーは混じる程度で、どれも尺ヤマメばかりと伺う。
現在の渓相は、落差(水圧の強さ)を活かして、流心をゾーンで形成して、魚道を保持した、渓流ヤマメ仕様。とにかく、最も数の多い、ヤマメたちのお気に召すよう、心がけて管理しています。エリアのヤマメたちは、当エリアで発眼卵孵化~育成して、稚魚クラス(15㎝~育ちがよくて20㎝位)で、入渓してきたヤマメたち。毎年3000~5000尾ずつ、10年ほど続けています。入渓後は、渓流でさらに成長して、産卵期を迎え、生涯を終えるのですが、今、35㎝以上のものは、入渓から3年以上は経っていると思われ、おそらく今年の秋(の産卵後)に、落ちると思われます。ヤマメの渓相である分、難度レベルは「高」ですが、ぜひぜひ、出会ってみてください。
017 年  4月 11日(火)   濁流になり中止 
朝から雨。午前中は弱い降り方でしたが、昼からは強雨になり、増えてきて、まもなく濁流に変わりました。昼には、渡渉できなくなり、中止となりました。
017 年  4月 10日(月)   7:00 ~17:00 
天気は、曇り時々晴れ。つめたい風が、時々強まり、晴れ間があった昼前後は、暖かくなりましたが、曇っている時の外気はひややかで、午前中と午後は、少し肌寒い陽気でした。今朝の気温は、久しぶりにやや低めで6℃。午前中は、徐々に気温が上がってきて10℃以上になるが、風があり、体感的には肌寒く、水温も12℃とやや低めで、ハッチがなかなか見られなかったのが特徴的。午前中の流水は、昨夕とほとんど変わらない水量で、2~3㎝多めで、流れも速まり、勢いも少々強め。昼になると、ようやく外気が暖かくなってきて、小型のカゲロウなどが現れ、午後には小型カワゲラも飛んでいました。水量は、少し増えて適量ながら、午前中は少し速めの印象が強くかったのですが、昼になると、少し減水して、流れが落ち着き始めた様子。同時に、晴れ間があり、外気が暖まった(気温12~13℃・水温13℃)こともあって、水面の少し下辺りに、流れてくるらしい捕食対象が増えたようで、昼前後はライズ増。大型のヤマメは、昼前(午前11時過ぎ頃)から浮上していましたが、年下のヤマメたちは、昼になってからライズ開始。午後1時近くなると、大型レインボーもライズしていました。今日の流速では、2本の流心が合流する先の、流れ出し辺りが、最も捕食物が多いらしく、大型のヤマメは早くから陣取って、ライズを繰り返しており、しばらくすると大型レインボーも、並ぶようにしてポジションを取っていたのが印象的。年下のヤマメたちは、その周辺や、もっと下手で跳ねていました。全体的には、いつもよりも低めの層で、活動している魚が多かったようで、浮上している時もあり、場所や時間によって、行動が変わっていた様子あり。本日のところは、その時々の魚の状況に合わせていただいて、成果に。落差のある流れ込みポイントでは、40㎝クラスの大型レインボーの成果をお見受けし、(昼~)午後(2時頃)のライズタイムには、ヤマメの成果と伺う。午後4時を回ると、外気は冷えてきて、水温も低下(12℃)。風が止んでいると、小型カゲロウやブユなどは活発でしたが、魚は中層以下に移動していたようでした。夕方の水量は、昼よりも少し減水したようで、勢いが収まってきて、さらに落ち着いた流れになりました。
2017 年  4月 9日(日)   7:00 ~17:00 
今日の天気は、バラエティに富んでいて、朝6時頃は本降りの雨で、午前7時~9時頃までは晴れ間があり、なぜか多湿で蒸し暑さも。その後は、徐々に曇ってきて、午前10時を過ぎると、小雨が混じるようになり、昼は雨足が強まり、午後には止み間もあり、夕方は霧雨~再び本降りに。天気の変化に伴って、流水も変化したのが、今日の特徴。朝はささ濁り始めて、途中で澄み、昼前は減水傾向。昼には強く降った後に、またもドロ濁りが入ってきて、しばらく濃い濁り状態が保たれてしまいましたが、午後には少しずつ澄んできて、午後3時には川底が見える透明度に戻りました。今日は、(昨日同様に)雨が強まったり、濃い濁りが入ったりしたため、待機する時間がありましたが、雨の止み間や、濁りが薄くなってくる時など、サクラマスやヤマメのライズが見られて、成果チャンスに。気温は16℃前後(昼~午後は15℃)、水温は14℃。ハッチは、晴天の時よりは、数が少ないものの、午前10時頃~昼頃にカゲロウ類。午後の雨が止んでいる時は小型カワゲラも。夕方、本降りの雨の中も、小型カゲロウ(白)が、集団で上空へ向かって飛んでいくのを見ました。本日のところは、雨の降り方の程度で、水量が数㎝の範囲で増減しやすく、増えた時には流れが速まり、土色に濁ったり澄んできたりして、流水は常に変化していて、場所や魚種によって印象がかなり違った様子。平常時に浅い場所は、増水したことで、いつものようにライズが起こっても、タイミングが合いにくくなったというお声の一方、落差のある流れ込みから、直線状に流心が通るポイントなどは、普段からライズポイントと呼ばれていますが、このポイントは、水が増えて流れが速まっても、いつも通りに、ライズのサクラマスが成果。ドライサイズは、リアルにやや小さめがかかりやすく#20が有効。パターンは、半分下がるバランスが最適だったと伺う。サクラマスやヤマメが、いつも通りのポイントに現れて、ライズしている一方で、イワナは水量の変化を利用して行動的。いつもは、ヤマメやサクラマスが好んで着いている、川底に岩盤が露出している浅い瀬に、今日は、居着きイワナが乱入していたようで、ドライでの成果をお見受けする(明日には、さらに移動していると思われます)。水量が少ない状態を保持していた真冬の渓相は、各ポイントで流れ方の基本であったため、当時の流れの形状をヒントにされて、水量や流速が変化した場面でも、チャンスをつくり、成果につなげていただいたご様子でした。
午後6時以降も、雨が降っています。本降りの間は、もう少し増水するかもしれませんが、止めば減水してくると思われます。以後の状況は、明朝お知らせいたします。
2017 年  4月 8日(土)   7:00 ~17:00 
今日は、朝~夕方まで、ほぼ雨。朝のうちは、弱い雨で、水量は変わらず、うっすらとささ濁り程度でしたが、徐々に強めに降ることが増えていきました。雨足が強い本降りが続くのは、長くても30分~1時間程度でしたが、何度かあり、強まった後、少しすると(30分程度)、まるで鉄砲水のようなドロ濁りになりました。今日の雨は、強まると濁りが濃くなってしまい、弱まっている間に薄くなってくるのが、繰り返されていましたが、増水量は派手な濁り方のわりに穏やかで、5㎝以内で済んだのが幸い。濁りが澄んでくるのを待つ必要はありましたが、緊急避難する状況ではなく、休みながらも釣りを続行できました。増水して流れが速まったドロ濁り状態では、さすがに釣りあげるのは難しく、テンカラ毛鉤では、色を替えて「手応えあり」まで、寄せていけたとのこと。(10時頃には濃い濁り状態~)昼過ぎには、少しずつ澄んでくるようになり、成果のチャンスに。テンカラは、反応が変わって、通常パターンの色が有効になったと伺う。澄み始めは、テンカラ毛鉤もドライフライも、浅がかりするようで、キャッチさせても途中でバレてしまう場面を多くお見受けしましたが、午後になって霧雨程度で安定するようになると、成果増。今日の気温は、雨天ながら15~17℃。水温は14℃。弱い雨で、風もない状況では、小型のカゲロウが飛んでいて、ドライは、サイズも色も、ハッチに合わせたパターン(#16・18カゲロウモデル/アイボリー系~ベージュ系)が有効。午前中には、惜しくも寄せきれなかった尺ヤマメを 午後には見事成果となるのをお見受けする。午後は、再び雨足が強まることはありませんでしたが、一時的に風が出ることも。午後2~3時頃は、外気に一時的な変化(風が吹いて外気が少し冷えた状態から、風が収まると冷ややだった外気が、再び適温に戻った状況)があり、この時間帯とさらにその後には、活動する水生昆虫が交替するのを見ました。風が出た時には、飛んでいる虫が減って、風が収まると、中型カワゲラ(羽翅が半透明の黄色系をした12~13㎜位など)が現れるようになり、午後4時を過ぎると、極小ブユの集団。夕方には、ガガンボが塊になって、水辺の石に群がっていました。
今日の場合、午後3時頃までは、テンカラが有効でしたが、以後は毛鉤の反応が明らかに変わったとのお声も。また、ルアーは、水量は数㎝増えて良好ですが、流れが速まったため、キャッチさせるタイミングに、工夫が必要だったと伺う。有効なタイプは、小型スプーン(1~2g・黒など)。アクションなどで、タイミング合わせをしてあげることで、レインボーの成果だったご様子。
夕方の渓流は、濁りの程度はささ濁り。増水量は2~5㎝位。流れはやや速まり、水圧が強まっていますが、雨が止んでいる間に、少しずつ減水して、徐々に落ち着いてくると思われます。現在は、降雨の強さによって、水量がすぐに変化する傾向ですので、ニーブーツではご不便されると思われます。
2017 年  4月 7日(金)   7:00 ~17:00
昨夕、降り始めた雨は、深夜~明け方にやや強まることはありましたが、今朝の渓流に極端な変化はなし。今日の天気は、小雨や霧雨が降っていることが多く、時々止んだり、一時的に晴れ間があったり。また、(昨日のような暴風ではないが)風が時々強めに吹くことも。今日の天候の特徴は、朝から際立って気温が高く、何と午前6時前にすでに「13℃」という、信じられない暖かさ(最近の朝は0~3℃位が普通でした)。さらに、水温も朝から高めで、午前9時にもう「13℃」。昼間は、時々薄日が射したりしましたが、日照時間はほとんどないものの、気温・水温は上昇。午前9時の気温は15℃、昼は18℃、午後1時は17℃。午後1時の水温は14℃でした。今日の雨は、霧雨~小雨で、つめたい雨ではなく、小型のハッチも少々。魚は中層程度で活発な様子を見せていて、午前中~昼過ぎはほとんどの場所で活性良好。本日のところは、低めのポジションで反応する魚を考慮して、ニンフ系各種(特にビーズヘッドにテールを工夫されたパターンは高成績)でタナ合わせをされ、流心が形成するポイント(岩壁沿い・白泡・流心脇・巻き返し等々)を中心に、大きめサイズ(#12前後)の色違い(黒→モスグリーン)が有効。数釣りをお見受けする。特に、ココという渓流ポイント(巻きや白泡など)では、狭くても小さくても、各所でイワナが着いていたとのことで、年代や系統が異なるさまざまなイワナが成果。イワナだけで10尾以上と伺う。また、ヤマメは、岩壁沿い等の速い流れなどで、やはり年代違いの成果。最下流域の倒木があるポイントで成果の、37㎝鼻曲りは、姿を見せていなかったが、コースを選ぶと、突然現れてキャッチしたのだと伺う。また、レインボーは大型の成果が多。強い引きをたびたびお見受けしました。今の魚は、いずれもパワーがあり、さらに育ったものが多数。ヤマメ・イワナも尺以上が多く、レインボーは40㎝以上の多数。渓流シーズンになったため、対象の水生昆虫はミッジではなくなっています。本日も、かなり際どいロッドのしなりや、なかなか寄ってこない様子などを拝見しましたが、4番ロッドに5Xの組み合わせで、ロッドの損傷とライン切れは防げたとのお声。しかし、フライは壊されてしまったとか。ずいぶん好かれたフライとお察しいたします。
今の時季の雨は、ほぼ警戒することのない「恵みの雨」。夏頃からは、降り過ぎることが多くなり、渡渉できなくなるような増水の恐れもありますが、現在は、真冬に減水した影響で、水量が少ない状況を保持しており、多少の増水は好都合です。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
4日(火)~6日(木)は、えさ釣大会準備のため濁りました
2017 年  4月 7日(金)以降は、平常通りです
4月4日(火)~6日(木)まで、上流のえさ釣場で、えさ釣大会準備のため、濁っており、ご迷惑をおかけいたしましたが、おかげさまで準備が終了いたしました。
7日(金)以降は、9日(日)の「えさ釣大会当日」も、平常通りです。
2017 年  4月 3日(月)   7:00 ~17:00
天気は、午前中がほぼ曇りで時々晴れ、昼~午後はおおむね晴れで、風が強めに吹くことが多く、意外にひややかな風だったのが特徴的。今朝は2℃で、寒くはなく、晴れてくる前に、瞬間的な冷え込みがあった程度。しかし、午前中は晴れている時間が少なく、太陽が覗いては隠れ、を繰り返して、昼近くなっても肌寒いことも。午前中いっぱいは、ほぼ太陽待ちをしていましたが、昼になるとようやく雲が切れて、午後は晴れ間が続きました。本日のところは、ひややかな風と、陽射しの少なさに、午前中は足止めされていた感があり、ハッチはなかなか現れず、魚は活性が高まるのに時間がかかり、反応してキャッチしても、咥えこみが浅めでバレやすかったご様子をお見受けする。しかし、活気立つのは、大型が多かったようで、惜しくも寄せきれなかったケースのほとんどが、ロッドのしなりが危険な大型。レインボーは逃亡して、サクラマスは切れてしまったらしいご様子。昼を過ぎると、気温は急上昇して、(風があっても)18℃。水温は15℃。昼以降は、風もあったが、午後3時を過ぎても陽射しもあり、ハッチは少しずつ増えた様子。魚は、場所によって異なったようでしたが、普段からライズが多いポイントでは、ヤマメが浮上。午後は、全体的に成果チャンスが増えたようで、大型レインボーのナイスキャッチをお見受けしました。今日は、一日中、風が吹いていることが多く、弱まったのは夕方になってから。最近の夕方は、充分に気温が上昇していた昼間に(さらに無風などの好条件で)カゲロウやカワゲラのハッチが急増していた場合は、午後3時を過ぎると、極小のブユや中型ガガンボに交替してしまうのですが、昼間の天候が微妙(曇りや雨・風がないなど)で、しかも夕方に外気が冷えてこなかった場合には、午後4時頃までは、中小のカゲロウが飛んでいることも。現在は、晴れると気温差が大きく、曇りや雨では気温安定。また、風は比較的あたたかくなってきましたが、時々冷たい風に変わることもある様子です。
*お知らせ*
明日4月4日(火)~6日(木)まで、上流のえさ釣場での作業により、濁りが入ると思われます。7日(金)以降は、平常に戻ります。恐れ入りますが、ご了承ねがいます。
017 年  4月 2日(日)   7:00 ~17:00
天気は、曇り時々晴れ。つめたい風が時々強め。今朝は、冷え込んではいなかったが、午前中には晴れ間が続かず、気温・水温がなかなか上昇しなかったのが特徴的。午前9時半の気温は7℃、水温は10℃で、水辺は冬の頃の様。ハッチは少なく、魚の姿はあまり見えず。状況が変わってきたのは、ようやく気温が10℃を超えた、午前10時半頃~。昼の天気も変わりやすく、晴れると陽射しは暖かく、魚は活気立って、ライズを見る場所もあるが、曇って風が吹くと、途端に外気がひややかになり、ライズは休止。本日のところは、つめたい風が吹くなど、活性の高まりが継続しにくい陽気でしたが、昼前後などの(気温が上がり、暖かくなった)好条件の時には、カワゲラやカゲロウのハッチが集中的に起こると、魚は上層に現れて、捕食態勢で待機する様子を見せるが、風が出ると捕食対象が見当たらなくなり、魚の活気は落ちて、反応が少なくなってしまうことが多く、気難しい釣りに。ルアーは、ミノー系が不調とのお声が多く、ルアーに興味を示しても、もう一歩の積極性を引き出してあげる必要があったご様子。上流域では、スプーン、スピナー系で成果。ヤマメ、イワナは、いずれも良型。レインボーは、バレが多いがネットインできたものも、皆大型だったのをお見受けする。一方、下流域では、クランク系が有効で、居着きイワナやヤマメ、レインボーの成果を伺う。あるいは、反応が小さい状況下では、ルアーのサイズを小さくしていくことで調整していると、10㎝クラスの若いヤマメばかりが飛びついてきたとか(現在、ヤマメの稚魚は入渓していないので、自然産卵・孵化後、育ったヤマメかも知れません)。また、テンカラは、昼頃には最下流でも有効。この場所の居着きイワナ(アメマス系)や大型レインボーは、突進してくるようなキャッチの仕方だったとのお声。上流域では、午後に、力強い引きの尺サクラマスの成果をお見受けする。今日は、活性にムラがあり、捕食態勢が安定しなかったようで、活気のある魚を見つけたり、反応がよいタイミングを逃さない、といった工夫で成果を導いていただいていたご様子。ハッチの出現や浮上するタイミングに合わせては、ドライフライを大ヤマメにキャッチさせることに成功されたケースあり、と伺う。
夕方、雨が降ってきました。現状では、多少の増水は問題ありませんが、激しい降りではないので、極端な増水はしないと思われます。今夜の降雨で、状況が変わっていた場合は、明朝お知らせいたします。
2017 年  4月 1日(土)   7:00 ~17:00
天気は雨のち曇り(時々雨)で、風も時々。今朝は、やや冷えて2℃。朝のうちは、風が強まると、外気がつめたく感じましたが、午前中に徐々に気温が上昇して、昼には8℃に。昼間の気温も、晴天よりはかなり低めでしたが、日中に吹く風は、時々強まっても、つめたい風ではなく、体感的には意外に暖かかったのが印象的。昼前後の水辺には、小雨がパラついていても、小型のカゲロウなどが飛んでいました。また、水温も11℃と通常よりは低めでしたが、水中も意外に快適だったのか?今日は霧雨、小雨が降っていても、止んでいても、少々風があっても、様々な所でライズ多発。特に、ヤマメは浮上傾向で、高活性。ヤマメが好んで着くゾーンを読み取られると、面白いように、各所で次々と成果のご様子をお見受けしました。本日は、午前中(午前10時頃~)~夕方までドライタイム続行。#20の各種を場所によって、選び替えて有効。特に、フローティング・ピューパパターンは好調。場所によって、適合しない時は、CDCスペントなどが有効だったとのお声。狙ったライズは、ほぼ制覇。午前10時~午後2時までの成果は、ヤマメ14尾・サクラマス12尾・レインボー2尾と伺う。本日は、「冬の寒さが戻る」と予報されていましたが、風の質が冬の頃とは変わったようで、意外な暖かさと、春らしい渓流状況に、驚かされることに。特に、ヤマメは、もう冬の頃とは、まるで違った行動をするようになったのを実感されたとのお声。現在のエリアは、ヤマメ好みの渓相に、浮上しやすい水量、捕食対象は日に日に増えてきていて、研究されるには、申し分のない状況です。
*水量も数㎜増くらいで安定し、ニーブーツでも渡渉できます。



3月 >
3月下旬も、朝方に冷えることが多め。夕方は冷え込まない場合あり。

陽があたっている時間帯は、午前7時25分頃~午後3時30分頃。
魚の活性時間は、天気(気温の高さ・風の有無)によって異なり
早い時は、午前7時半頃から高く、8:00過ぎにはライズが始まることも。

現在、朝方は極端に冷え込むことがあり、冷え込むと魚の活性は遅め。
昼間は天気によって全く異なり、晴れると陽射しが暑く、曇って風があると寒い。
全天候で魚の活性が最も高いのは、昼過ぎ~午後1時半頃。

現在の営業時間 7:30 ~ 16:30
(只今は12:00で受付終了となります)


2017 年  3月 31日(金)   7:30 ~16:30
今日は、昼前から雨。午前11時頃にパラつき始めて、その後はずっと降っています。降雨状況は、時々弱まるが、本降りの時間が長く、夕方までに少しずつ増水してきました。午後5時になると、ニーブーツでは渡渉しにくくなってきましたが、ヒップブーツ以上では問題ありません。今のところ、水量は数㎜~1㎝位増え、流れが少々速まってきていますが、まだ濁ってはいません。雨天の今日は、冷たい雨でしたが、風はなく、ハッチはチラホラ。魚は、流れ出し付近や、かけあがり辺りで、時々ライズが見られましたが、本降りになると、全体的に低い層に移動していた傾向。
以後の渓流状況は、明朝お知らせいたします。
2017 年  3月 30日(木)   7:30 ~16:30
天気は晴れて、風が時々。今朝は、明け方には冷えておらず(3℃)、放射冷却の一時的な冷え込み(午前6時~7時)が強めでしたが、その分昼間は暖か。昼過ぎの気温は18℃、水温は16℃と高く、風が時々強まったものの、つめたい風ではなく、まさに春陽気でした。本日は、朝~午後まで晴れていて、陽射しがたっぷり。ただ、風があったことで、ハッチの種類や数が、おさえられた様子はありましたが、それでも充分春の釣りだったとのお声。魚の活性は高く、表層には至る所で、ヤマメやサクラマスが浮上していて、ライズ多発。午前10時半頃には、受付前で、良型レインボーのライズをキャッチするご様子をお見受けしましたが、レインボーの成果はそれきりで、その後ドライ#16(~20)CDCカディス等での成果は、どこでも尺ヤマメばかりと伺う。あるいは、天候等の条件がよければ、常にライズがあるポイントでは、大型がバンバンライズを繰り返しているとのことで、成果の大ヤマメは37㎝という驚きの成果も。また、岩盤沿いには、イワナが出ていて、こちらは、キャスティングにひと手間かけて(水面上のラインを置き方を工夫して)、キャッチさせることに成功すると、尺イワナは長く居着くアメマス系だした。ドライは、各種有効。サイズは、時間や場所など、状況によって選び直して高成果。カゲロウ系は、あまり飛んでいなかったこともあり、小型(~#21)の方が有効のようでしたが、昼過ぎ~午後は、大型ガガンボ(体長2㎝以上)も現れ、数種のカワゲラのハッチが多く、エルクヘアカディスなどは#~14でも成果あり。午後2時頃までは、ライズが続いていましたが、過ぎると収まった印象。午後3時を過ぎて、日陰になると、魚の体勢は低めに。風がややつめたくなり、外気がさめてきたのを実感するようになると、活動する水生昆虫が交替。夕方は、まだ日向もある時には、ブユの大群が突然発生して賑やか。日陰のみになる(午後4時以降)と、中型のガガンボばかりが目立つようになっていました。
このところ、微妙な天気が続き、春の気配が遠かったのですが、晴れている時間が長い場合には、昼前後を中心に、春陽気の釣りを満喫できるようです。
017 年  3月 29日(水)   7:30 ~16:30
今日の渓流は、昨日よりも少し減水しており、流水の勢いは、ほぼ平常通りに戻った印象。水量は少々多めで、流れもやや速めですが、落ち着きを取り戻してきた様子。
今朝は、冷えて0℃。天気は、曇り時々晴れ。晴れ間が少なく、風が時々強まることもあり、気温はなかなか上がらず、昼でも12℃。水温も12℃で、やや低めのままでした。曇りがちで、風があった本日は、ハッチが極端に少なく、昼にも増えず。そのためか?魚はフライやルアーに反応しても、上層付近ではキャッチするまでに至らなかったり、追いつききれなかったり、咥えても浅かったりすることが多めとのお声。毛鉤は、低めに合わせて、やや大きめにすると有効。白系ニンフでは、27㎝前後や尺上の居着きイワナの成果と伺う。また、低層でかかるレインボーが、いずれも大型。パワーが強かったと伺う。テンカラは、落差のある流れ込みポイントで、2年めの居着きヤマメの成果をお見受けするが、その姿は、冬の間の過ごし方を連想させる色模様。水量が少なく、水温も低かった状況では、石の隙間や岩陰などに身をひそめていたようで、入渓した頃よりも、パーマークが濃くなり、全体的な体色が暗めになっていて、成長ぶりに感動しました。一方ルアーは、タナ合わせしつつ、大きめのミノー系(ダークカラー)では、各ポイントで格上の魚たちを引っ張り出すことに成功。闘争心を刺激したらしく、成果は、流れ込みポイントで、イワナや巨大レインボー。ロッドを大きくしならせているご様子をお見受けしていたが、何とか寄せると、ネットに半分も入らず、網目にルアーを引っかけて逃亡して行きました。また、階段状のガンガン瀬では、居着きヤマメの成果も。今日は、まだ春とは言えない微妙な陽気で、陽射しの少なさは、水勢昆虫や魚の行動に影響があったようでした。
2017 年  3月 28日(火)   7:30 ~16:30
今朝の渓流は、昨夕と比べて、かなり穏やかになっており、水量は数㎜~1㎝多い位にまで戻っていて、最下流まで渡渉できるようになりました。
流れは速めですが、勢いはかなり収まった印象で、水量は少し増水して適量。流れが落ち着けば、各ポイントはベストな状況になりそうです。
本日は、朝方に冷えて0℃。水たまりが凍り、霜が降りる寒い朝でした。天気は、晴れ~曇り時々晴れ、時々雨、風もあり。つめたい風ではないが、日中はたびたび強まり、空模様が次々と変わっていました。晴れ間は暖かく、気温は15℃近くなりましたが、風が出てきて曇ると、昼には13℃くらいで一定に。水温も13℃。昼過ぎには、雨がパラついたり、晴れたり曇ったりして、暖かくなったと思うと、一時的に肌寒かったり。雨は、上流でも降っていたようで、流水が、ささ濁ったり澄んだりしていました。午後は、2時半頃から、外気がつめたくなり、3時以降は本降りの雨になり、5時過ぎに止みました。
本日のところは、天気が変わりやすく、風もあり、気温がそれほど上がらなかったため、ハッチは少ない方でしたが、昼~午後2時前までは、カワゲラやカゲロウなどのハッチもあり、時間帯でサイズやタイプを替えることで、ドライ有効。午前中は#21 ミッジピューパ。午後は、#17 ストーンフライ,#14 フローティング・ピューパ等で、年それぞれの居着きヤマメたちの成果をお見受けする。ルアーも上々。速め多めの流れの中、成果のレインボーは、どれも大型と伺う。雨の後の、落ち着きつつある流水で、変わりやすく安定しない天候の中、場所や時間帯などで変化する魚に合わせて、成果に導いていただいたご様子でした。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  3月 27日(月)   
昨日降っていた雨は、夜~明け方まで強い降りをしており、今朝(午前5時半頃)の渓流は、増水した濁流で、渡渉することができませんでした。朝のうちは、減水した跡があっても、水量が5㎝は多い状況で、しばらく一定でしたが、午前9時を過ぎると、目の前で明らかに減水してきて、一部が渡渉できるようになりました。午前中は、瞬間的に薄日が射すこともありましたが、時々雨が降る不安定な天候。午後になると、晴れ間がありました。本日は、増水した濁流から減水中。午後になると、減水が進みましたが、雨の前よりも3㎝前後は増えている状況で、流れが速まり、水圧が強く、濁っています。
渓相は、所々に荒れた跡がありますが、極端な破壊はなく、魚にも大きなダメージはありません。
今夜のうちに、さらに減水する見込みですので、明日は、かなり落ち着くと思われます。
017 年  3月 26日(日)    7:30 ~16:30
昨夜から、雨が降り始めて、今日は一日中降り続き、昼間は一時弱まるも、午後は本降りになっています。渓流は、朝から増え始めていて、濁っていました。昼からは、流れが速まってきて、水圧も強まっています。夕方までに、2~3㎝は増えている様子です。
ヒップブーツでは、渡渉に問題ありませんが、ニーブーツではご不便される状況です。
今夜~明朝も雨が降り続くと、明日も水量は多め、流れは速め、水圧は強めと思われますが、渓相に極端な破損はなく、魚へのダメージもありません。
017 年  3月 25日(土)    7:30 ~16:30
天気は、晴れのち曇り。風が時々。朝方は少々冷えていて1℃。日中も、外気はひえていて、冷たい風が吹いていましたが、晴れている間は徐々に暖まって、昼には一時12℃まで上昇。水温は13℃。午後になると、曇ることが多くなり、風が吹くと10℃。陽が射すと11℃。という微妙な気温に。本日は、外気と風の冷たさが影響して、ハッチがあまり増えませんでしたが、昼間の風の止み間には、カワゲラやカゲロウが活動していて、比較的暖かい状況には、魚が浮上して来ようとするようで、ヤマメやサクラマスは、狙えるチャンスがあり、数尾の成果と伺う。曇って風があり、外気がひややかな状況下では、魚は沈みがちになり、層を合わせると、大型が反応。成果のレインボーは、大きすぎて、フライを咥えたまま、流れ込みポイントの大石の下に潜りこんで、動かなくなってしまう場面をお見受けすることも。あるいは、大型のサクラマスも、パワーが強すぎて、逃亡したとのお声。今日は、晴れ間はあっても、春らしくない陽気で、水生昆虫や魚たちは、(陽射しで)暖かくなったり、(冷たい風で)冷えたりする中で、定位層や待機場所を替えたりしながら、ハッチなど、条件がよい時に活性していたようで、その時々に合わせることで、成果につなげていただいていたご様子でした。気温が低い天気でも、一日のうちには、どこかしらで、活気立つタイミングがあるようです。
017 年  3月 24日(金)    7:30 ~16:30
天気は、曇り時々晴れ。風も時々強め。今朝の冷え込みは少なく、気温は4℃~。今日は、時々晴れ間があるが、曇ってつめたい風が吹く状態が多く、日中も少々肌寒い陽気。気温は、昼も11~12℃で、冷たい風が吹き、水温は13℃。魚は、午前8時頃からは点在してきて、9時過ぎには浮上してくるものあり。10時頃には、ヤマメは上層、レインボーは中層程度が多め。また、川底の何かをすくい取るように、体をひねる魚が多く、あちらこちらで、水中でキラッとする様子が多いのが特徴的。ハッチは多くはないが、風の止み間などに増えて、小型のカワゲラ(黒・メタリックグレー系)、カゲロウ(白・ベージュ系,茶系)や中型のトビケラ(濃淡の茶系,12~13㎜位)も飛んでいました。午後になると、外気が冷えてきて、風はさらにつめたく、晴れ間は時々あるも、曇ると途端に寒く、ゾクゾクすることも。意外にも、寒さがずっと続く状態よりも、暖かい時との差が大きい方が、体感的には厳しいようで、今日の陽気のような落差は、かなり辛く感じられました。風が収まったのは、夕方になってから。本日のところは、朝~午前中の方が、魚の活性が高まっていたようで、昼頃には、テンカラで大型の成果をお見受けしました。午後になると、外気のつめたさが際立ってきて、魚は低層に移動した様子。現在も、「寒の戻り」は続行中らしく、上空のつめたい寒気に、振り回されやすい状況なため、晴れ間は、貴重な活動タイムのようです。
017 年  3月 23日(木)    7:30 ~16:30
天気は、曇り(瞬間小雨)のち時々晴れ。風も時々。朝は、極端に冷え込まなかったが、なかなか晴れず、午前中は曇りがちで、昼頃には雨がパラつく瞬間もあり、時々風が強まると、つめたいことも。昼前後には、空が暗くなり、(上流では雨が降ったらしく)白濁してくることに。昼の気温は10~11℃、水温は12℃と、いずれもやや低めでしたが、午後1時になって、太陽が覗くと、気温は14℃・水温は13℃に上昇。その後、2時過ぎには再び曇り、その後は時々晴れ間あり。午後も風があり、徐々に外気がつめたくなってきました。本日も、不安定な天候で、気温も(陽射しや風で)急変傾向ながら、暖かかったのは、午後1時~2時頃の、陽射しがあり風がなかった間で、曇天で冷たい風に吹かれると、肌寒いことが多い陽気でした。ハッチは微妙で、小型のカワゲラやカゲロウなどは、昼まではチラホラと見る程度で、午後の晴れ間には少し増。午前中の魚は、場所によっては、浮上体勢をとることもあったようでしたが、浮いているヤマメは非常に敏感で、体勢を低くして近づき、身を隠しながらキャストしなくてはならなかったとのお声。しかし、用心深いだけあって、ドライ#18で成果のヤマメは、遠目にも大型、体高のある居着きヤマメ。ネットの中でずっしりと、Uの字になっているのをお見受けする。流水に、白濁が入り込んだ昼前後は、曇っていて風は冷ややか。ハッチも限られる中、流心を流すと、キャッチして来ようとする魚が時々見られ、#24ではチャンスありと伺う。午後1時~3時過ぎには、晴れ間もあるが、風もあり、さらに再び白濁が入ることも。ささ濁りの状態では、流心が通る瀬などで、掴みきれずも挑んでくるため、ややゆっくりめの所に、#20 ユスリカピューパパターンで、ガイドして成功。良型の銀化・居着きサクラマスや、ヤマメの成果をお見受けし、大型レインボーに振り回されたと伺う。ルアーは、濁りの中でも、タイミングを合わせて成果も。テンカラは、澄んだ時にチャンス。沈めて成果と伺う。天候と外気、流水状況も微妙で、気温・水温が左右される、季節の変わりめらしい状況下では、変化するたびに、その都度その都度、最適なパターンを選び直し、魚に合わせて、成果に導いていただいているご様子です。
2017 年  3月 22日(水)    7:30 ~16:30
天気は、瞬間的に曇るもほぼ晴れ。風は時々強まることも。昨日の降雨は、久しぶりに本降りになり増水。今日の渓流は、本流の上流域でも水量が増えた影響(源流は、普段は伏流ですが、増水して地表も流れると、細かい砂が混じり白い色になることがあります)で、あるいは、標高の高い山に積もっていた雪が融けた影響か?雨の翌日にも、時々濁るという、珍しい現象でした。また、陽射しの強さ(暖かさ)と、外気の意外なひややかさ(冷たさ)が混在する陽気は、最近の特徴で、本日もその傾向。そのため、時間帯によっては、気温の上下の変化が非常に大きく、体感差が極端。朝は、午前7時「30分」と「50分」では、明らかに変化あり。7時半までは、強い冷え込みで非常に寒く、午前8時近くなると、外気がいきなり暖まってくるのを実感。また、午前10時頃までは、日向と日陰の体感差が、まだはっきりしているが、11時を回ると、完全に外気が暖まり、日陰でも差がない暖かさに。午後は、風の有無で体感差が出てきて、2時半頃になると、つめたい風が吹く場合は、日陰では急に寒く感じられるように。陽射しと風による体感的な外気の変化は、水生昆虫や魚にも、同様に影響するようで、昼前の暖かい時間帯には、風の止み間にハッチが増えて、魚が浮上。昼間でも、風が強まると、ハッチが減って、(今日の場合は濁ってくる時もあり)、魚は下層に移動。風が止んで、再び虫が飛び始めて、(澄んでくると)ヤマメが再び浮上。午後になって、風がつめたくなると、昼に飛んでいたカゲロウやカワゲラ、大型ガガンボなどは見えなくなって、魚はほぼ沈むようになっていました。本日のところは、外気や風、流水の濁りなどで、ハッチや魚がやや翻弄されぎみだったようでしたが、ハッチが増えて、魚の反応がよくなったり、浮上したりする、変化に合わせて、成果をあげていただいたご様子。有効なフライは、#16(前後) ソラックス系では、浮上していた25㎝以上の居着きヤマメの成果と伺う。今日の魚は、活性が高い状態では、その時にハッチしている虫を 表層で捕食しようと試みるようで、反応が小さくなっても、リアルなサイズを選ぶ傾向。また、(風が吹くなどで)低姿勢の時は、捕食意識が低くなっていて、下層から上がって来ないようで、なかなか気難しい釣りだったご様子でした。早く、バランスのとれた陽気に、落ち着いてほしいものです。
017 年  3月 21日(火)    7:30 ~16:30
天気は一日雨。今日は、朝から雨が降っていて、冷え込みませんでしたが、昼間も気温は上がらず。ほとんど風がなかったため、極端な寒さではなく、意外にも、やや大きめの雨粒が落ちてくる本降りの中でも、カゲロウやカワゲラが飛んでいることも。しかし、多数の水生昆虫は、石の陰などでじっと雨宿りをしていたようでした。降雨は、日中に本降りになっていて、濁ってくると、少しずつ増水。午後には、2~3㎝は増えて、下流は5㎝位増。ニーブーツでは、渡渉しにくい水量になっていて、少し流れが速まった印象ですが、渓相に破損箇所はなく、魚にもダメージはありません。夕方は小雨で、冷えてきてきました。明日は、濁りがとれていると思われます。水量は、少し増えているかもしれません。以後の状況は、明日お知らせいたします。
017 年  3月 20日(月)    7:30 ~16:30
天気は晴れて、風が時々強め。今朝は、明け方の冷え込みは普通でしたが、太陽が照る時間が近づいてくると、徐々に冷え込みが強まり、霜が降りて、霧がたちのぼる真冬の朝に。特に、午前6時過ぎ~7時半前までは、ゾクゾクする寒さでしたが、上空に太陽が現れると、すぐに外気が暖まり、エリア内に陽が射し込むと、朝から強い陽射しだったのが印象的。今日の気温は、朝1℃・昼17℃。水温は、午前10時頃までは12℃・昼は14℃、午後は15℃。日中は、時々風が強まりましたが、冷たい風ではなく、昼間はずっと暖かい陽気に。水温も適温ながら、強めの風が、水生昆虫や魚に影響して、暖かさのわりに、ハッチが少なかったり、魚の捕食態勢が微妙に変わりやすかったりで、その時々の状況に合わせて、一工夫されて成果を導かれていたご様子。テンカラは、流れ込みポイントで、中層程度にタナ合わせされて、誘いかけて成果。立て続けで、イワナばかり3尾の成果をお見受けする。また、ガンガン瀬の中(に点在する大小の沈み石の後ろなど)に複数できているスポットなどでは、潜んでいた大きすぎるレインボーがかかるも、パワーがあり過ぎて、寄せきれなかったと伺う。ルアーは、水量が少ない現状に合わせて、白泡の立つ流れの中から出させる方法で。成果のレインボーは、皆、大型で40㎝以上と伺う。また、魚は、風の止み間に見られるハッチに反応して(実際に、足元でマダラカゲロウのハッチを目撃されたケースも)、表層で何度もキャッチしてこようとするヤマメもいて、ドライのチャンス。本日のドライサイズは、#20はヤマメ、サクラマス。#18(カディス)は、大型レインボーの成果と伺う。このところ、朝が冷えて、昼間の気温は高く、暖かい時間に、風が出てたびたび強まる陽気が続いていて、極端な気温差があり、ハッチの種類が時間帯ではっきりと異なる状況。また、風の程度で、ハッチの種類や数が大幅に変わる傾向も。流水状況は、水量も少ない状況が続いているのが特徴です。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
017 年  3月 19日(日)    7:30 ~16:30
天気は、晴れて、風が時々強まることも。今朝は0℃(午前6時前)。午前7時半までは冷え込みましたが、7時50分頃になると、陽が射し込んでくるようになり、日向は急速に暖まり、まもなくブユの大群があちらこちらに登場。寒気に見舞われている最近は、天候に関わらず、水温が安定している流水と比べて、外気は影響されやすいのが特徴。今日も、太陽が照ると、まもなく気温が上昇して、水生昆虫が活動できるようになったのですが、風が出てくるようになると、意外に冷たい風で、たびたび強まり、ハッチの障害になる様子。昼前までは、気温12℃・水温13℃。昼を過ぎると、気温16℃・水温15℃。昼間も、時々風が強まり、通常よりも飛んでいる虫は少なめでしたが、昼~午後2時頃までは、風が弱まっている間に、カゲロウやカワゲラが飛んでいました。太陽が翳った午後3時以降は、冷えてくるほどではありませんでしたが、外気は徐々にさめてきて、活動する虫は交替。再びブユが増えて、夕方にはガガンボが多くなりました。本日のところは、風に影響されるも、魚の活性は上々。ライズ体勢ではありませんでしたが、中層程度では活動的で、#12ソフトハックル系では、サクラマスの成果をお見受けする。また、フライはイワナやヤマメの成果も伺う。午後3時頃からは、#20ミッジ有効。40㎝超えの大型レインボーや、イワナなどの成果とのお声。また、流心の中にできるスポット狙いでテンカラの成果。ルアーは、水量が少なめな現状を考慮して、速流を活かして成果チャンスに。
017 年  3月 18日(土)    7:30 ~16:30
天気は、晴れ時々曇り、時々風が強め。昨夕の雨は、夜のうちにあがり、今朝の渓流は変化なし。連日、雨が降る時間がありますが、いずれも少量で、1㎝以上の増水量ではない様子。また、本降りの雨に濡れると、つめたくて肌寒くなることがあるのですが、水温の低下はみられず、最近の水温は、朝から10℃(~以上)で安定しています。一方、外気はまだ不安定で、気温差大。今朝も-1℃の冷え込みで、午前中に10℃まであがり、昼~午後2時前までは14℃に上昇。昼の水温も14℃でした。水温が安定しているわりに、気温差が大きい理由のひとつは、連日見舞われている「風」。ここ数日は、強まると、特に下流から吹いてくるつめたい風であることが多く、本日も冷たい風がたびたび強まり、ハッチは乱れて、ライズは増えず。ハッチが多く見られたのは、風が弱まっている間に集中。昼~午後の陽射しがある時は、小型で細身のカワゲラ(12㎜位・シャーペンの芯の色のような、メタリックグレーの羽翅)や、小型のカゲロウなどが多く、夕方になって風が収まってからは、ブユの大群と中型ガガンボが多数飛ぶようになり、時間帯でハッチの種類が異なっている様子。本日のところは、(風のため)全体的にライズが少なく、ドライのチャンスは少ない状況で、多くの魚の捕食層は、水面下5㎝程度~下の様子。なかなか難しい状況ながら、成果が増えてきたのは昼前~。速流で沈み石が多いガンガン瀬では、多数のピンスポットの中から、瞬間的な成果あり。有効なフライサイズは#18、成果の魚は、ヤマメとサクラマスと伺う。昼過ぎ~午後は、中層~以下では、大きめのサイズも有効。レインボーはテンカラ毛鉤#14で成果をお見受けする。フライも、白泡のすぐ脇辺りなど、流心を中心にしたポイントでの成果をお見受けする。このところ、冷たい風が吹くようになると、好天にもかかわらず、外気がひややかになることが多め。季節本来の暖かさは、まだ完全には戻っていないようですが、朝夕は冷えても、昼間に晴れれば、春陽気になるため、日中は風が収まってくれることに、期待したいです。
017 年  3月 17日(金)    7:30 ~16:30
天気は、晴れ~曇り時々晴れ。夕方は雨。今朝も冷えていて、-1℃の寒い朝。特に午前7時半過ぎまでは、強く冷え込みましたが、午前8時になると、太陽が照り、急速に暖まりましたが、午前中は時々曇るようになり、冷たい風が吹くことも。昼までは、曇りがちで、気温は10~12℃とまずまずで、ハッチはチラホラ程度。魚は、定位層が安定しない状態で活動し始めたようで、場所によっても、魚によっても、それぞれ。水中で何かを追いかけている様子を見ながらも、底の方にいる大型は、なかなか活性が高まらず、捕食意識がなかったり。曇って風が吹いている状況では、捕食対象が特定しにくく、有効なフライが判断できないご様子も。昼には太陽が覗いて、午後もしばらく晴れ。昼過ぎ~午後1時半頃は、陽射しがあり風は少なく、気温は14℃、水温は13℃。この時間帯は、ハッチ急増。今日は、各種のカゲロウが一斉に飛び立ち、大きめの茶~黒系、中型のベージュ~白系、小型の黒~グレー系などなど、多種が次々に活動していました。その他は、小型のカワゲラも活発でしたが、体長25㎜位の大型のカワゲラは、物陰に隠れるようにして、活発さが見られなかったのが印象的でした。午後2時半くらいになると、再び曇ってきて風も強め。その後は、徐々に外気がひえてくるようになり、午後4時を過ぎると、雨が降ってきました。本日のところは、昼過ぎ~午後の早いうちが、魚の活性が高まり、成果チャンスが増えたご様子で、ドライの反応もよくなったとのお声。このところ、一日の中の気温差が大きく、外気が冷えて寒くなる時間帯があります。たいてい、朝は強めに冷え込み、夕方~夜は極端な冷え込み方はしない傾向。また、天候が変わりやすいのも特徴的。最近は、気温があがり、陽射しが届いている時に、集中的にハッチが増えて、魚が高活性になるのが、目立っています。
夕方から、雨が降っています。降り方は、小雨程度で安定している様子。現在は、水量が少なめなので、多少の増水は好都合です。
017 年  3月 16日(木)    7:30 ~16:30
天気は、朝が小雨、午前中~昼は、曇り時々晴れ。午後は晴れのち曇り~雨。今朝は冷えていて-1℃。日中は、曇ったり晴れたりしながら、気温は10℃前後まで上昇。昼前後は、つめたい風が吹いて、寒い時もありましたが、実際の気温よりは暖かめな印象で、水温は14℃とやや高めを保持。晴れ間には、カワゲラやカゲロウ、ガガンボなどのハッチあり。魚は(時々風が強まったこともあり)ライズは少なかったようですが、活性は高く、中層程度でも運動量が多く、活発だったのが特徴的。本日のところは、浅瀬でも速流のガンガン瀬でも、流心とその付近を中心に、ルアーの成果好調。浅瀬ではヤマメの成果をお見受けし、深さのある流れでは、大型レインボーやイワナなどの成果と伺う。フライは、晴れ間のハッチが見られた時は、ドライ好調。今日の場合は、飛んでいたコカゲロウの反応がよく、#20~24が特にヤマメに高成果。中には、ライズして飛びつく大型レインボーも現れましたが、寄せてくる時に暴れてしまって、その後しばらくは他の魚たちが静まってしまったご様子とか。また、サイズをそろえるとドライは有効。真冬に活躍した極小ミッジ(#26~30>)は、不調だったとのご感想も。また、つめたい風が吹いて、小雨混じりの肌寒くなった状況では、魚の着く層が下がり、ニンフが有効な場面も。晴れたり、曇ったり、降ったり、と変化の多い天候には、定位層や活動層が替わるごとに、合わせると、数釣りが楽しめたご様子。また、水量が少なめなため、プール状になった緩い流れよりも、流心の速流で、活動する魚が活気あり。ポイントを絞るのも安定した釣果になるご様子です。
夕方以降も、小雨が降っています。明朝、状況に変化がありましたら、お知らせいたします。(現在の状況では、多少の増水は、好都合です)
017 年  3月 15日(水)    7:30 ~16:30
天気は、朝方に雨が降っていて、午前中は曇り、昼前後は時々晴れ。午後は曇って、時々風が強まることも。今日の雨は、傘が必要だったのは一時的。雨量はほとんどなかったようで、水量に変化なし。雪に変わることはありませんでした。
昼前後には晴れて暖かく、カワゲラやカゲロウなどなどのハッチが現れて、所々でライズあり。午後になると、曇りがちで、風が出てくると、突然つめたい強い風が吹くようになり、震えるほど寒くなってしまいました。冷たい風が吹いている間、外気はとても冷えて、ハッチはなくなり、魚は低層に総移動。その後、夕方には風が収まると、ハッチはほとんど復活しませんでしたが、魚は流れ出し辺りでは、高めに着く様子も見られ、真冬のような寒さでしたが、原因は「つめたい風」の存在のみだったようでした。
017 年  3月 14日(火)    7:30 ~16:30
天気は、午前中が雨で、昼には曇り、午後は晴れ間あり。時々風が強まりました。今朝は、小雨が降っていましたが、気温は高めで5℃(午前6時前)。午前中は、しばらく雨が降っていて、朝のうちは傘が必要でしたが、昼にかけて徐々に弱まり、同時に風が出てきました。昼は曇り、時々風が強まると、少し肌寒いこともありましたが、午後には晴れ間もあり、気温は12℃まで上昇して、ハッチあり。曇っている時も、12℃あると、水生昆虫の成虫は、活発になるようで、各種さまざまなサイズが飛んでいて、カワゲラは黒い小型や、羽翅が透明感のあるグレー系の中型など。カゲロウの大型(15㎜以上)は、(気温が10℃の時にはじっとしているのを何度も見ていたのですが)、12℃では、やや強めの風には、フラつくことがあっても、くるくると回転するような姿勢で飛んでいました。飛んでいる時は、茶系の太めの芯にプロペラがついているように見えるのですが、止まるとボディは黒に近い色で、羽翅はまだら模様でした。水温は、朝に11℃、昼は12℃。魚は、朝方(午前7時過ぎ)から広範囲に点在するようになり、小降りの時は中層より高めに着いていましたが、本降りになると中層~さらに低めに。午前中、ルアーの成果は上々でしたが、昼近くなると、エリア上空は小降りになったものの、上流域では強めに降っていたようで、砂色に濁ってきて、ささ濁りよりもやや濃いめの白色に。昼過ぎには、澄んできましたが、白っぽくなっている間は、釣果が落ちたとのお声。午後は、各種の水生昆虫がハッチするようになり、テンカラの成果が徐々にアップ。特に、階段状のガンガン瀬では、やや深めの速流の中で、大型レインボーの成果をお見受けし、すでにこのクラスが3尾めと伺う。本日のところは、時間帯や場所、流水状況の変化などによって、成果は異なりましたが、雨の中も気温が保持されていると、ハッチがあり、魚も層は変化しても活動的。成果も上々のご様子でした。今日の降雨では、ほぼ水量に変化はないようです。
2017 年  3月 13日(月)    7:30 ~16:30
天気は曇り一時晴れ間あり、風も少々。今朝は冷え込まず、気温は5℃(午前6時前
)。朝~午前中は曇っているが、風はほとんどなく、水温は11℃。気温はやや低く、昼にも9℃位で、午後1時過ぎ~30分くらいの間、晴れていた時に11℃に上昇。水温は12℃強に。曇っていて風がない時は、ブユやガガンボ、コカゲロウなどがチラホラと飛んでいる程度でしたが、短時間でも晴れると、小~中型のカワゲラが一斉にハッチ。しばらくすると再び曇り、ハッチは一時減ってから、夕方はガガンボ、ブユに交替して増。魚は、場所によって異なり、今日の場合は、緩めの流れや落差が小さい所よりも、落差があり流れが強めのポイントが、高活性の印象。また、時々ライズがあったり、一時的に浮上体勢のこともあり、それ以外は、川底べったりの位置がほとんど。成果の層は、活気のある魚が、水面下10㎝程度。大型は底、とはっきり分かれていた様子。表層での成果は、晴れていた時の一時的だったご様子。成果のフライは、天気の変化や、魚の動きで、選び替えて、各種が有効。ドライは、カワゲラが飛んでいた時に、#17エルクヘアカディス等で成果に。ウェット系も好調。ニンフ系は、小さめ#22~黒のヘアーズイアー等では、ヤマメの数釣りも。テンカラも、やや小さい方がよかったようで、#14は、大きすぎるレインボーに、振り回されてしまったとのお声。また、午後3時頃には、サイズアップさせたピューパモデル(#12 モワッとする形状を表現)が、じっと待機していた魚に有効。遠目にも豪快な引きをお見受けしたが、キャッチしたまま、大回りの円を力強く何度も周り、必死で巻き取る手が熱くなったという事態だったと伺う。この魚の正体は、(増水などの変化にも生き抜いて、入渓当時の銀色に光っていた表面が擦り取られて)すっかりシブイ風貌になった、居着きのサクラマスだったようでした。いよいよ、隠れるように潜っていた魚たちも、姿を現してきたようで、新入りが目立っていた状況は変化しつつあり、冬季に深場でじっとしていた主たちが、まだまだ登場しそうです。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
*只今、公開準備中のおきゃくさま情報があります。少々お待ちください。
017 年  3月 12日(日)    7:30 ~16:30
天気は曇りのち晴れ、風が時々強まることも。明け方には、あまり冷え込んでいなかったものの、午前7時~8時前に、強い冷え込みがあり、その上、すぐには太陽が現れず、晴れたのは午前9時頃~。最近の水温は、朝方でも10℃はあり、今朝の魚も、午前7時半頃になると、バラバラと点在するようになるのですが、水温が上がった方が活発になり、気温が上がって、ハッチが増えてからの方が、浮上傾向になる様子。今日の場合は、陽があたり始めた時間がやや遅く、また風も出てきたことで、午前中はゆっくりと上昇していき、午前11時頃の気温は8~9℃、水温は11℃、とまだ微妙でしたが、昼を過ぎると、陽射しの強さが際立って、気温11~14℃・水温12~13℃。午後は、気温は下がっても、水温はほぼ変わらず、午後3時過ぎても、12.5℃ありました。本日のところは、朝方に徐々に気温が上がってきて、活性も次第に高まってくる・・・という順調な展開ではなく、晴れてくる前には、深み・えぐれなどや、低層で落ち着いている状態だったようで、ルアーは朝~午前中の(快晴になる前の)方が反応がよく、流れ込み下などの深場や、速流の流心下などで、イワナや40㎝オーバーの大型レインボーの成果と伺う。午前9時頃を境に、晴れてからは、どんどんと水生昆虫が活動するようになり、午前10時頃~午後になっても、ドライに即反応して、次々とチャンスあり。が、浅がかりするのか?バレやすい傾向のようで、ロッドがしなっている場面と、バレたり切れてしまったり、という場面を交互にお見受けすることも。時々風が吹いていた状態では、#22にすると有効とのお声。午後の風が弱まっていた時には、カゲロウが飛んでいることがあり、#18でヤマメの成果もお見受けする。夕方は、また風が出てきましたが、急速な冷え込みはしなかった様子。朝方は、日によってはまだ冷えますが、夕方の気温は徐々に安定してきているようです。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」に、ご紹介しています。ご覧ください。
017 年  3月 11日(土)    7:30 ~16:30
天気は、曇り時々晴れ。風も時々。今朝は、冷え込みは緩めで、気温は1℃。比較的暖かい朝でしたが、空は曇ったまま、なかなか太陽が現れず、午前中はチラッと晴れては曇る、の繰り返しで、気温は10℃に届かず、ハッチもほぼなし。外気が冷たく感じる陽気に、魚の活性は高らず、点在してはいても、低い位置に構えたままでした。ようやく雲が切れて、しばらく太陽が照っていたのは、昼前後の1時間くらい。この時間帯は、急速に暖かくなり、あちらこちらで、多種の水生昆虫が飛ぶようになり、カワゲラは小型~大型も登場。カゲロウも数種が活動していた様子。午後2時近くなり、再び曇ってくると、風が強めに吹くように。午後3時頃には、風が収まった時があり、今度はブユやガガンボが出てきましたが、また風が出てくるといなくなり、まもなく外気が冷えてきました。本日のところは、なかなか暖かくならなかった午前中には、低層の魚に合わせて、沈めて成果に。昼前後は、ハッチもあり、活性も高まってドライの成果も。ニンフ系も、晴れていたこの時間帯が最も成果が多く、再び曇った午後には、すっかり反応が少なくなってしまい、風が止んでいた間に、盛り返したとのお声。今日は、予報と異なり、晴れ間が少なく、意外な寒さに見舞われてしまい、太陽が出ていた時間帯に、虫も魚も集中的に活動していたようで、活性が高まったタイミングに合わせて、成果をあげていただいたご様子でした。現在、陽射しはすっかり春ですが、太陽が出ないと、まだ外気がつめたく、その差は極端。晴れていた昼前後に、快適に過ごたのが幸い。釣果が稼げたご様子でした。
017 年  3月 10日(金)    7:30 ~16:30
天気は晴れ時々曇り、たびたび強風。今朝は、少し冷えて-1℃(午前6時前)。しかし、午前8時には6℃に上がり、昼には14℃に。水温は、昼前は12℃弱、昼過ぎは13℃。陽射しは強めで、晴れると急速に暖まり、直射では暑い時もあるほど。また、午前中から風が出てきて、冷たい風ではないものの、ビュービューと音がするほどの暴風が吹き荒れました。気温・水温が上々ながら、暴風は残念で、たびたび手を休まれる場面あり。風がない時は、多種多数のハッチが見られ、大きめのカゲロウやカワゲラ(15㎜~20㎜以上)も飛んでいましたが、止み間が短いと徐々に現れなくなり、風が収まった夕方には、ブユの大群だけが活動していました。強風にハッチは限られ、暴風が水面にさざ波をつくって、魚の活動に水をさすようだった本日は、魚の活性は上々でも、低めに構える状態が多く、時々浮上して稀にライズも。強風の合間をチャンスにして、各種で成果。ドライの成果も伺うが、強風の中でも、しっかりと捕食対象を見分けているのか?時々見かけても、魚が届く所で飛んでいることが少ない大きさ(#20)よりも、どんな天気でも連日活動していて、実際の主な捕食物であるミッジ(ブユタイプ:#~30)が有効。成果は、尺クラスのヤマメがほとんどとのお声。一方、レインボーは少し活性が低かったようでしたが、沈めては、40㎝以上の大型の成果が多かったのをお見受けする。
本日は、強風の中でも、反応のよいタイプを見極めて、風の止み間には、魚がキャッチできるよう、導いていただく方法で、釣果を上げていただいていたようでした。
このところ、朝晩の冷え込みと、昼間でも外気が冷たくなることもあり、寒さが戻ってきている状態で、しかも、今日は、強風・暴風が加わる荒々しい天気になりましたが、流水の中は、またさらに春が進行中。今日は、下流域の階段状のガンガン瀬ゾーンで、新発見。ここは、底石や沈み石が点在して、複雑な流れが、多数の(魚が居着く)ポイントをつくっているのですが、各スポットや流れの中に、サクラマスやヤマメ、イワナやレインボーが居着き、捕食行動をするのを確認しました。現在は、水量が少なめなので、魚の様子がよく見え、いよいよ表層でも、捕食物をキャッチするようになりそうです。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
017 年  3月  9日(木)    7:30 ~16:30
天気は晴れて、風がたびたび強まる陽気。今朝も冷えて(-3℃)、水たまりや、川端のほとんど流れていない所では、氷がはっていて、午前7時半過ぎまでは、かなりな寒さでした。朝方は、太陽が照ると、すぐに暖まりだしてハッチ多数。(午前8時半頃~)午前9時半過ぎまでは、穏やかな天気で、ヤマメのライズが所々で見られていましたが、少しすると、風が出てきて、たびたび強まるように。昼~午後も、風が強いことが多く、しかも、川下から吹き上げてくる冷たい風で、虫や魚に影響あり。昼前の気温は11℃、水温は12℃。昼を過ぎると、気温14℃、水温13℃になりましたが、ひんやりと冷たい風は相変わらず。風の止み間の午後には、カワゲラの群れ(~10匹くらい)の一斉に飛び立ったり、足元の石の上に、大型のマダラカゲロウ(体長15㎜位,ダン)が止まっていたり、本流の脇にできた浅い小川で、大型ガガンボ(~20㎜位)が、水面に産卵していたり・・・と水辺は賑やかだったのですが、強い風が吹くと見当たらなくなり、風が収まった夕方には、ブユの群れを再び見ましたが、外気が冷えてくると、いなくなっていました。本日のところは、昼間に風が強まったことが影響大。風が出てからの魚は、低姿勢になり、中層~下層に着くことが多かった様子。時々、上向くタイミングには、ヤマメが表層まで上がってくるが、フライをキャッチする手前で、ブレーキがかかるようで、ドライは困難。中層~やや下では、数尾が入り乱れる活発さだったため、今日の主な捕食層だったようでした。今週は、「寒の戻り」といわれますが、早く切り替わってほしいものです。
017 年  3月  8日(水)    7:30 ~16:30
天気は晴れ時々曇り、時々風あり。今朝は、冬の冷え込みで-3℃。屋外水道や水たまり、霜が凍っていて、午前9時過ぎに融けました。早朝は、強い冷え込みでしたが、朝から太陽が照って、急速に暖まっていったのが印象的。日中の気温は~11℃、水温は~12℃。今日は、陽が射し込み始めるとすぐ(午前8時頃~)に、ハッチが見られ、時間の経過とともに、種類も数も増。朝はブユやユスリカの群れが多く、午前中には華奢なつくりのガガンボやカゲロウなどが現れて、昼には小型カワゲラが、群れで水辺から飛び立っていく様子を所々で見ました。魚は、早朝(午前7時前まで)には、姿を見せていませんでしたが、午前8時頃になると、深みからバラバラと広範囲に現れてきて、日向になった所では、流心の周辺や下手などの中層程度に、着くようになりました。午前9時頃からは、魚種によって異なる動きを見せるようになり、ヤマメやサクラマスは、表層に少し凹凸ができる(速めでやや強めの)流れに浮上して、同じコースのライン状に、3~5尾で並ぶようにして、着いていたのが特徴的。運動量の多い、あるいは若いレインボーは、流心下の中層辺り、年上・大型のレインボーは低層に着いていました。午前10時前~昼は、捕食ポジションも決まっていて、ライズ多発。昼~午後の早い時間は、曇ることがあり、また時々風も強め。昼を過ぎると、気温は9℃位になりましたが、再び陽が射すと、(気温は上がらなくても)体感的には暖かく、意外にもハッチは変わらず多め。落差のある流れ込みポイントなどでは、流れ出し~下流で、頻繁にライズがありました。体感的には暖かくても、実際の気温はまずまずの10℃前後だった本日。午後2時を過ぎると、順番に日陰になってきて、外気がひんやりとし始めるように。この時間になると、浮上していた魚たちは、低い位置に移動していました。本日のところは、朝方に強い冷え込みがあっても、晴れたため、午前中のうちに春陽気が戻り、水温は極端に下がることがなく、魚の活性は良好でした。3月の初めは、寒暖差が大きいと思われ、まだ朝夕に冷え込む日があるかも知れませんが、陽射しが強まっているため、晴天であれば、昼間も冬陽気・冬の釣りに戻ることは、なさそうです。
017 年  3月  7日(火)    8:00 ~16:00
天気は、ほぼ曇り。太陽が覗くことが時々ありましたが、いずれも瞬間的で、一時はあられや小雨が降ることも。一日中、曇っていることが多く、気温は昼間でも6~8℃止まりでしたが、日中に風はほとんどなく、水温は意外にも11℃で安定していました。最近の中では珍しく、気温は10℃以下で陽射しなし。上空の外気はつめたく、時々風が吹くと冷ややかでしたが、体感的には少々肌寒い程度。しかし、気温が低いため、陸水生昆虫は正直で、ハッチがほとんどない状態が続きました。ハッチはないが、水中では(水温はほぼ平常通りで)魚が活動的。中層程度では、活発に動き回っていましたが、表層には捕食物がないようで、午前中は安定した浮上体勢ではなく、ライズもほとんどなかった様子。午前11時40分頃になると、ヤマメたちが、いつもの浮上体勢をとるようになって、所々でライズが見られるように。中には、レインボーも浮上することがあり、豪快なライズをすると、場が荒れてしまう(他の魚たちが静まり返ってしまう)場面も。昼過ぎも、所々でライズがありましたが、午後2時を過ぎると、魚の着く層が下がったようでした。本日のところは、魚が浮上してくる状況を待って、ライズ狙いのドライは、一尾一尾丁寧に対応されて成果のご様子をお見受けする。フックサイズは、小さめにした方が(#~20)、ターゲットにしたヤマメには有効。大きめにすると、レインボーが下からあがってきて、先にキャッチしてしまう様子を拝見。今日は、季節が少し戻ってしまったような陽気でしたが、流水は逆戻りすることはなく、水温良好。外気はまだ不安定ですが、流水状況が安定してきたので、明日からは(まだ少し早めですが)春時間「7:30~16:30」になります。
2017 年  3月  6日(月)    8:00 ~16:00
天気は、晴れのち雨。今朝はあまり冷え込まず、午前9時頃までは晴れて、暖か。魚は、午前8時前までは、沈んでいましたが、徐々に現れてきて、本降りになる前(午前10時前)までは、流心に着いて、至る所でライズあり。雨の降り始めは、天気雨でしたが、まもなく空が暗くなって、本降りに。外気は冷えず、冷たい雨でもなかったため、雨粒はやや大きめでしたが、雨の中もハッチあり。小型のカワゲラや、ガガンボのような華奢なつくりのもの、またカゲロウは10~12㎜位の数種が飛んでいて、茶~黒系の丸いボディに、透明な羽翅(マダラ科のスピナーと思われる)や、ベージュ・オークル・イエロー系のボディに白っぽい羽翅(コカゲロウ属のダンと思われる)などが、目につきました。魚は、雨が降りだしてからは、中層~下層に着くようになり、午後になって、徐々に肌寒くなってくると、各所で、レインボーが底付近に沈んでいたようでした。
今日の降雨では、数㎜増えた印象ですが、目に見えて流れが速くなったり、水圧が強まった様子はありません。流れは、落ち着いています。
2017 年  3月  5日(日)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、昼間は暖かいが、徐々に風が強まりました。今朝は、少々冷えて0℃。水温も、午前9時過ぎには10℃弱と少々低め。朝方が冷えていた分、気温・水温の上がり方は遅く、冬に近い印象。午前11時で気温・水温12℃。午後1時は気温15℃、水温14℃に。気温・水温の最高は、昼過ぎ~午後2時前だったのは、通常ながら、今日は、昼以降に、風が強まることが多かったため、最も暖かい時間帯にハッチがほぼ見られないという現象に。今日の場合は、陽が射し込んで、暖まってきている午前9時頃に、ハッチが多く、ブユの大群があちらこちらに出現。昼過ぎは、風の止み間に、小型のカワゲラが飛んでいましたが、風が吹くと見当たらなくなっていました。魚が最も高活性だったのは、午前10時~11時頃というお声多。この時間帯になると、日向では厚手の上着は着ていられない暖かさで、比較的浅い流れにも、魚が着くようになり、浅い早瀬や、岩盤沿いの流れ~窪みのある開きのポイントなどでは、表層近くに現れて、ライズを見ることもあり、ドライ#20有効。サクラマス・イワナ・ヤマメ・レインボー、と次々の成果をお見受けする。また、流れ込みポイントなどでは、ウェット系#16・18有効。低めに着いていたレインボーの成果を伺う。昼以降は、風が強まることが多くなり、状況に変化あり。活性が高まっていた魚は、プール状のなだらかな流れの中では、ハッチも流下物も見あたらず、ウロウロとするばかりで、フライやルアーへの反応が、次第に薄れていった様子。昼~午後の、(魚が)捕食対象をなかなか探せない状況では、流れの中に着いている活発な魚にアプローチして、成果チャンスに。ある程度水深がある速流では、キャッチさせても、かかりが浅く、バレてしまうこともあった様子。あるいは、同じポイントのおそらく同じ魚たちと思われるが、フライサイズで反応が全く異なる様子も。#24では、キャッチしようとして活気立つが、#20では静かになってしまったよう。本日のところは、日中の暖かさにしては、やや冷たい風が吹く冬寄りの陽気で、ハッチの時間や種類が限定されていたようでしたが、水温が高めで安定しているため、水生昆虫の幼虫が、順調に成長していると思われ、日に日に成虫が増えてきそうです。
2017 年  3月  4日(土)    8:00 ~16:00
天気は(一時雨~)曇りのち晴れ。つめたい風が時々。今朝は、一時的に冷える時がたびたびあり。朝のうちは太陽が覗いても曇りがちで、なかなか暖かくならず。しかし、魚は、午前7時頃からは、見える所に現れてきて、午前9時頃には、ヤマメは次第に中層以上に浮上するようになり、レインボーはやや低めで広範囲に着くようになりました。
気温は午前10時過ぎは11℃、水温も11℃。昼の気温・水温は、12℃。午後1時を回ると、気温・水温とも13℃。午前中~昼頃は、時々風が吹くとつめたい風で、ハッチはあまり見られず。魚は中~低層にいて、ヤマメは高め。レインボーは低め。ライズ体勢はほとんどなかったが、ドライ有効。浮力の高いタイプで、表層まであがってきて捕食するよう導く方法で高成果。#20 フタバコカゲロウモデル(黄色)は大正解。同じ場所で、尺クラスのヤマメばかり、20尾の数釣りと伺う。また、川幅が狭く、階段状の底石・沈み石の多いガンガン瀬は、速流の中、ピンスポットの難ポイント。テンカラでレインボーの成果と伺う。また、テンカラで鼻曲りの居着きヤマメの成果も伺う。昼過ぎ~午後は、気温・水温ともさらに上がって、カワゲラなどのハッチを見ることが。しかし、風が強まるようになり、魚は沈んだ様子。ニンフは、ヘアーズイアー系(ボリュームをもたせて、モアッと感を強調したタイプ・茶系)#16~22有効。こちらは、大型レインボーばかりの成果。フックが大きいものほど、大型に好まれたご様子。総合的には、ウェット系が適していたようでした。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  3月  3日(金)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風は時々。今朝は、朝方の気温が1℃(午前8時で3℃)ありましたが、体感的に寒く、川辺には霧がモウモウと立ち上っている冬の景色。平均値が高くなってきた水温とは対照的に、外気はまだ上下しやすい様子を実感しました。しかし、太陽が照り始めてからは、外気の暖まり方が急速で、午前9時頃になると、(それ以前の魚は深場や流心の中にいましたが)ヤマメが浮上してきたとのお声。午前中~昼頃の気温は10~15℃、水温は12℃。徐々に各所でライズが増えてきて、ドライ(~#22)好調。昼を過ぎると(午後1時)、水温は15℃に。今日は、時間帯のよって大きな違いが見られ、水温が上昇すると、魚の動きが明らかに変化。全体的には、魚が着く所が広範囲になっていき、ライズを見る場所が増え、ライズする魚種もヤマメやサクラマスだけだった状態から、イワナ(岩壁沿いの流れで)~レインボー(流心の瀬尻寄りの深み、沈み石の前で)も参加してきて、皆、ドライで成果と伺う。また、浅瀬では、気温・水温が上がると、次々と早瀬の中に入ってくる魚が増えたのが印象的。昼前には、早々に着いたレインボーが、ルアーで1投めに成果。昼を過ぎると、#18 フローティング・ピューパ等で、サクラマスなどの成果を拝見しました。また、テンカラは、下流のガンガン瀬ゾーンで、大型レインボーの成果と伺う。本日は、晴れて暖かい陽気になり、場所や時間によって違いがありましたが、魚は活発で高活性。時々風があり、ハッチは安定しませんでしたが、魚は(午後2時頃までは)浮上傾向のものもいて、所々でライズも。午後3時になると、全体的に低い層に下がってしまいましたが、落差のある流れ込み下の速流では、上層でキャッチさせることに成功(#18 ピューパ)のご様子をお見受けする。また、夕方(午後3時半頃)は、活性が上がった瞬間をとらえて、ヤマメの成果(#18 ガガンボ イマージャー)というお声も。このところ、昼間はほぼ春陽気になってきたようで、暖かい時間帯の魚は、活発な様子を見せています。最下流域の魚が行動的になるには、もう少し時間が必要なようですが、大半のポイントで、渓流シーズンになってきています。
*本日のお写真と教えていただいたコメントを「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
2017 年  3月  2日(木)    8:00 ~16:00
天気は、曇りのち雨。午前中は、弱雨が降ったり止んだりしていて、やや強まった時に、山土が入り込んだようで一時濃く濁った後、ささ濁りに。雨は、昼に本降りになり、午後は止み間あり。今日は、朝方の冷え込みはほとんどなく、陽射しがなくても、水温は11℃ありましたが、気温は昼に上昇しても9℃止まり。ハッチはほとんど見られず、高めの層に浮上している魚は、活発に動き回る様子ではなかったのが印象的。一方、速流の流れの中に着く魚は、活気があり、流心が岩壁に沿うポイントや、川底に岩盤が露出している、浅い早瀬など、瀬でルアーの成果好調。なんと、受付前で、居着きイワナの成果をお見受けし、早瀬や、なだらかな流れ込み~平瀬に続く流れなどで、年越し3年の居着きヤマメの成果もお見受けする。有効なルアーは小型ミノー系等。ささ濁りの中、魚は、雨が本降りになって、水面に叩きつける状態になってから、さらに高活性とのことで、落差のある流れ込みポイントなどで、ルアーは次々高成果。大型レインボー数尾以外は、ほぼヤマメで20尾は成果に。小型のミノー系は、うっすらとささ濁った流れの中で、目を引く色が、特に好まれたとのお声。午後、雨の止み間は、風がなく、気温が安定する時間帯もあり、引き続き高活性でルアー好調。ガンガン瀬の一部では、イワナ・サクラマス・大型レインボーの成果も。本日は、雨が降ったり止んだりする中、風も時々。雨に濡れて風に吹かれると、外気が少々つめたいが、水温は安定していたようで、ハッチがほぼない状態ながら、雨足が強まった後、ささ濁りの流水で、魚の活性が極めて高い状況で、毛鉤の反応は厳しく、ルアー(ミノー系)は競って追ってくる、という極端な結果だったようでした。
*夕方も、雨が降っています。午後になって、数㎜~1㎝位増水した様子です。
以後の状況は、明朝お知らせいたします。
2017 年  3月  1日(水)    8:00 ~16:00
天気は曇りのち晴れ。朝方は、薄氷がはるくらいの冷え方でしたが、午前中はなかなか太陽が照らず、徐々につめたい風が出てきて、強まることもたびたび。昼頃になると、ようやく陽が射してきましたが、昼前までは曇ることが多く、久々に震えるような肌寒さに。午前中の気温は5~6℃でほぼ一定。なんとか昼前に9℃、昼過ぎに10℃になるが、上がったのはそこまで。冷たい風が吹く寒さの中でも、水温は10℃以上だったのは幸い。昼過ぎにはさらに上昇して、午後2時頃も約13℃を保持していました。午前中は、震える寒さでしたが、昼前後は晴れて暖かくなり、午後は、瞬間的な晴れ間でも、風が止んでいる時間があったため、体感的には過ごしやすく、風の止み間にハッチあり。今日は、上流でも、大型のカゲロウが飛んでいて、日に日に増えている様子。魚の方は、早朝にはまだ沈んだままでしたが、徐々に流心の中や、深場から出てきて、ゆったりした流れの「開き」や、流心の勢いが弱まる「流れ出し」など、様々な所に定位するようになりました。本日のところは、外気が冷えた寒い状態が多く、ハッチが極端に少なかったことが特徴的。しかし、水温はほぼ平常と変わらず(10℃以上)、流水の中は安定していたようで、昼頃に気温・水温が上昇してくると、捕食意識が高まり、流れてくるものを待機する体勢に。特にヤマメやサクラマスは、表層の少し下辺りまで浮上していて、自分がいる前後左右の半径30~50㎝には、スペースをつくるべく、時々ぐるっと回ったり、レーンを替えてみたり、と捕食ポイントを陣取っている姿をあちらこちらで見ました。けれど、今日の陽気では、陸水生昆虫の成虫も幼虫も、活動的な状態だったのは、ほんの少しの間だけだったようで、捕食物はなかなかなかったらしく、毛鉤での成果は厳しかったとのお声。一方で、ルアーは好調。各所で、大型の成果をお見受けすることが多。さらに、最下流の(倒木が障害になっている)ぶっつけで、居着きの大型サクラマスの成果も伺う。
今日は、外気が冬に戻り、流水は春に変わっていたようで、魚の活性は良好でしたが、捕食対象が現れない複雑な陽気で、成果が偏ったようでした。
*午後6時前から、雨が降り始めています。今のところ、すぐに増水する様子はありません。以後の状況は、明朝お知らせいたします。
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 2017 年  2月 28日(火)    8:00 ~16:00
天気は晴れのち曇り、風が時々。今朝は、冷え込んでいませんでした(2℃)が、気温の上がり方がゆっくりで、朝のうちは午前8時頃まで2℃位が続き、昼前に9℃。午後1時には10~11℃に。一方、水温は午前9時でも10℃で、午後1時には11.5℃。今日は、太陽が照っている時は、暖かかったのですが、日陰になると外気はひえていて、ひんやりと肌寒いことが多く、風もあったため、ハッチがなかなか増えなかったのが印象的。しかし、風がない時に飛んでいる水生昆虫は、極小の群れの他に、小型~中型のトビケラや、カゲロウもいました。また、魚は、表層で(ハッチを)待ち構える体勢ではありませんでしたが、レインボーよりも、各所でヤマメやサクラマスの活性が高まっていた様子で、時々ライズを見ることも。本日の陽気では、狙いやすい捕食対象に合わせると、水面よりも少し沈めてあげると、捕食意識が高まったようで、#23ミッジ系の水面直下辺りを流しては、浅い早瀬などで、尺上ヤマメのみの選び釣りを可能にされる方も。あるいは、浮上傾向のヤマメをさがして、ライズを取る方法では、#20 カゲロウモデルパターンなどが有効だったご様子。本日は、やや冬モードに戻っていたようで、レインボーが少々おとなしく、各所でヤマメやサクラマスが目立っていたようでした。
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明日も、新しいお写真を更新いたします。お楽しみにお待ちください。
2017 年  2月 27日(月)    8:00 ~16:00
天気は(晴れ~)曇り時々晴れ、時々強い風あり。今朝は0℃。午前5~6時は、平均的な冷え方でしたが、午前7時~8時前はさらに冷え込んで、一時的に厳しい寒さに。しかし、午前8時になると、陽が射し込むようになり、急速に暖まりました。朝は晴れていましたが、まもなく曇ってきて、晴れ間は時々。陽があたると急に暖かく、翳ると急にひえるのを繰り返して、気温は最高でも11℃。水温は13℃弱が最高値でした。しかし、日中がつめたい風が吹いていて、体感的には肌寒いことが多。水辺には、ブユの大群は飛んでいましたが、カゲロウ系は現れていても、足元の石の上に。大型カゲロウ(体長15㎜以上+テール,茶系まだら柄)も、石にしがみつくようにして、風に耐えていたのを見ました。今日の陽気では、ハッチは限られていて、ライズが見られなかったですが、魚は各層で活動的。水量や、流れの速さ、川底の様子など、それぞれ異なる特徴の各ポイントで、最適なフライを選んで高成果。多数の石が点在する速流のガンガン瀬では、#16 ヘアーズイアー(ラビット)で、尺上レインボーの数釣りに。流れ込みポイントでは、流心を中心に多数の魚がチェイスする状況では、#8 ウェット系(ソフトハックル)で、順番に成果。普段は、ヤマメやサクラマスが上層に出てくることが多いポイントでは、#30ミッジ(ユスリカ)で、浮上させて成果に。顔が尖った大型サクラマス(銀化)の成果をお見受けする。
先週あたりから、流水はかなり春めいていて、レインボーの活気が戻ってきました。さらに、サクラマスの活性が高まると、獰猛ともいえる元気さで、ヤマメは、いよいよ広範囲に着いて、機敏な動きを見せるようになりました。地表では、まだ風が強いことが多く、季節の変わり目の最中ですが、流水の中は、もう渓流シーズンが始まったようです。
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2017 年  2月 26日(日)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風あり。今朝は、水たまりに氷がはる冷え込み(-1℃)でしたが、太陽が上空に照りだすと、日向になった順に気温が上昇してきて、(午前10時頃からは)ややつめたい風が出てきて、時々強まりましたが、日中は過ごしやすい陽気でした。今日は、午前10時前に気温も水温も10℃まで上がっていて、昼前は気温13℃・水温12℃、昼過ぎの気温は13~14℃・水温は13℃。朝は、一部の場所で、活気のある魚が目立つ程度でしたが、徐々に魚の活性は高まってきて、各所で浮上傾向、ライズあり。中層以下では、大型レインボーなども活発で、沈めて成果チャンス多。ヤマメは、上層にいて、ゆっくりした巻き返しの中でも、水面上に顔を出して、しきりと捕食。サクラマスは、さまざまなポイントで浮上しているのを目撃され、ライズも多。何と、(冬の間はすっかり姿を見せなくなっていた)最下流の山肌・岩壁沿いポイントに、居着きのサクラマスが浮いていたため、 ドライで試みたところ、一発で成功。#20 ストーンフライモデルと伺う。昼~昼過ぎは、ハッチが目立ってきて、今日はカゲロウ系の中小(ブラウン~グレー、アイボリー~白系等)などが所々に見られました。午後は、徐々に風が収まってきた様子。沈めぎみにして、イワナの成果とのお声も。今日も日中に風があり、また朝方に冷え込んだため、水温は昨日よりは、やや低めでした。けれど、水温の最低値(10℃)は、徐々に上がってきているようで、日に日に春らしくなってきたようです。
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2017 年  2月 25日(土)    8:00 ~16:00
天気は(一時曇るが)おおむね晴れ、風があり、徐々に強まる。今朝は、少し肌寒いが冷え込まず、気温は午前6時前でも1℃。陽射しは暖かく、気温水温は順調に上昇。午前11時には、気温水温とも11℃。昼過ぎ(午後1時)はさらに暖かく、気温水温とも14℃に。本日は、たびたび風が強まり、ハッチは乱れていましたが、気温水温が高めで安定していて、シーズン到来のような好天で、魚は高活性。各層で活発、捕食意識が高く、ライズあり。ニンフは、下層に有効な重めのビーズヘッド系(#16)も、流れの中での動きや抵抗などで、アピール度の高いマラブー系(#12・14)も高成果。大型レインボーの他、イワナ・サクラマス・尺上ヤマメの成果と伺う。ドライは、主な捕食対象に合わせたミッジ(#20 ユスリカ・ピューパ系)では、大型レインボーの成果。浅い早瀬ポイントや、ライズには、#20 クリップル・ダン等、半沈み形状が有効。成果は、ヤマメ・サクラマスと伺う。ルアーも流心ポイントなどで、大型レインボーの成果とのお声も。テンカラは、見えているレインボーを狙っても、キャッチするのはサクラマスばかりだったと伺う。午後は3時頃になると、日向はなくなってきて、外気がつめたくなりましたが、このころになると風が止んで、ハッチが増えたのが印象的。ブユの群れや小型のカゲロウなどが、少しの間飛んでいたのを見ると、昼間に風がなければ、もっと多くの虫が活動していただろうと、想像させらました。強い風には見舞われたものの、春陽気だった今日は、サクラマス・ヤマメ・イワナが高活性で高成果。ドライ(#20)も好調で、数釣りのご様子をお見受けしました。伺うと、サクラマス8尾、ヤマメ3尾以上などの高成果。今日は、まさに春でした。
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2017 年  2月 24日(金)    8:00 ~16:00
今日の渓流は、降雨で増水した状態から戻ってきており、1㎝位多めを保持して少し速まっている印象ながら、澄んでいます。今朝は、気温が驚くほど高く(午前5時で8℃)、早朝は暖かでしたが、朝方の天気は曇りがちで、午前8時頃にはやや低下。また、日中は時々風があり、吹かれると少しひんやりするが、午前10時になると太陽が照り、昼前後は晴れて、気温は徐々に上昇。午前10時の気温は9℃、11時は11℃(水温も11℃)。朝は低めに構える魚がほとんどでしたが、昼にかけては、バラついてきてライズあり。昼過ぎ~午後は、時々風がある中ながら、巻きの中の中層に現れていたり、速流の中の沈み石後方にできたスポットの中に着いている魚もあり、活動的な様子を見せていました。有効なタイプはそれぞれ。ニンフ(特にグリーン系で、モワッとした形状は好まれたとのこと)は、多種の魚が高成果、大型レインボーの40㎝以上は、なかなか手前に来ず、相当時間をかけて、なんとか寄せていただいたのは、46㎝だったと伺う。また、イワナの成果多数(お一人で6尾)とのお声も。一方、ドライの成果は、ライズをしていたものも含む、ヤマメ。ハッチがほとんど見えないながらのライズには、#28 CDCダン等で成果と伺う。ルアー(ミノー系)は、瀬に着く魚にキャッチさせることに成功。ヤマメやイワナの成果を拝見。テンカラは、午後になって風が収まり、落ち着いてから動き出した魚が立て続けの成果になったと伺う。今日の陽気は、外気は寒いほどではないものの、風もあり、安定した暖かさにはならず。昼前までは、ハッチがまだ少なく、昼過ぎに各種のカゲロウやカワゲラが飛んでいるのを確認するが、数はまばら。昼の気温は13℃まで上昇、水温は12℃にあがるが、午後になり日陰になると、徐々に外気がつめたくなりました。本日のところは、魚の活性の高まりや反応が、各ポイントで異なり、成果の場所も時間もそれぞれ。今の陽気は、寒暖のバランスが変わりやすい、季節の変わりめ特有の状況ですが、水生昆虫や魚たちは、着々と春の行動パターンになってきているようです。
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2017 年  2月 23日(木)    8:00 ~16:00
今日は、荒天の予報が出ており、(深夜~)昼前までは雨が降っていて、ほぼ本降りが続き、時々強い降り方も。午前中の渓流は、少しずつ濁ってきて増水傾向。雨は、昼前に止んだ様子で、午後は晴れ間も。流水は1~2㎝増えてやや速まった印象。午後になっても、しばらくは濁った状態でしたが、徐々に澄んできており、午後3時には、かなり透明度が増してきました。風は、午後も時々強まり、外気は非常に暖かいが、ハッチに影響あり。風が吹くと、飛んでいる虫はいなくなっています。
明日は、まだ水量が少し多めかも知れませんが、平常通りに澄んでいると思われます。今回の降雨で、渓相の破損や、魚へのダメージはありません。
2017 年  2月 22日(水)    8:00 ~16:00
天気は晴れのち曇り。午前中~昼はつめたい風が吹き、午後は収まる。今朝は、明け方にすでに冷えていました(-1℃)が、放射冷却でさらに冷え込み、午前8時前は-2~-3℃。この時間帯、流水もかなりつめたく(午前8時は5℃)、水たまりが凍る寒さでした。朝方は、太陽が照り始めると、徐々に暖まり始めて、気温は1℃程度でも、午前9時頃には、マラブー系で成果好調。早々に、活発なサクラマスの成果をお見受けする。全体の活性が上がり始める前は、尺上~大型の魚たちが、一足先に動き出すようで、50㎝クラスの大きすぎるレインボーも、そのポイントに陽があたる少し前(午前10時前)にかけていただくと、ロッドを庇わなくてはならない、危険な引きの強さで、時間をかけてやりとりされるも、ついには切って逃亡する様子を目撃。午前10時頃には、風が出てきて、次第に曇ってくると、気温はほぼ5~6℃で一定に。昼には、水温は10℃になるが、気温は変わらず、ハッチがほとんどなかったのが印象的でした。昼までは、つめたい風が時々あり、昼間でも肌寒い陽気でしたが、ショット活用が有効で、深い層に合わせては、#14前後で成果上々。年越し3年の尺上ヤマメや、大型レインボーの成果と伺う。ルアーは、特徴的なアクション(回転など)が有効。40㎝オーバーの大型レインボーの成果も伺う。午後になると、風は収まって、時々チラッと晴れ間も。昼過ぎは、ブユやユスリカが、チラホラと飛んでいましたが、浮上してくる魚はほぼなく、ドライは困難。唯一、フライが落ちた瞬間に、飛び出てきてキャッチ(#19 ブラウン系パラシュート)した場面もあったと伺う。本日のところは、春めいていたのは陽が射していた朝方と昼過ぎのみ。ハッチは増えず、魚の活性は低めが続く、冬の状況に。しかし、大型レインボーが全く動かなかった1月の時とは異なり、低層ながら、捕食待機状態だったり、ウロウロする姿を見たり、ともう少し暖かかったら、成果チャンスがぐっと増えたと思われる様子でした。
*只今、おきゃくさまからご提供いただいた情報とお写真の掲載準備中です。お楽しみのお待ちねがいます。
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2017 年  2月 21日(火)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風が時々強め。明け方は冷えて-1℃でしたが、朝から晴れて、日向になった順に、暖まってきました。しかし、朝のうちから風あり。時々強まっても、昨日の嵐ような暴風ではありませんでしたが、やはり昨日とは異なり、つめたい風だったのが影響大。昼の気温は11℃。水温は11~12℃、とまずまず上昇しましたが、体感的には気温も水温も冷たかったのが印象的。また、今日は昼間でも、ほぼハッチを見ることがなかったのですが、所々で、足元(の石の上)に、カゲロウのダンが止まっていました。冷たい風が強まる、晴れ空だった本日の魚は、低い位置に着いている状態がほとんど。暖かい時間帯にも、風の止み間にも、残念ながら、ライズはほとんど見られず。反応や動きも小さかったようでしたが、濁りが入ってきた時など、流下物の変化には敏感で、突発的なライズを見せることもありましたが、ほとんどが瞬間で終わっていた様子。本日のところは、白泡や流れの中で、深く沈めて成果に。フライ・テンカラで、層を合わせる方法では、42㎝など大型レインボーの成果を伺う。冬陽気で、上層で構えている魚はいませんでしたが、下層では捕食物の意識が高く、深い所にいながらも、大型ほど、チャンスを待って待機していたようでした。晴天の場合は、昼間だけでも、陽射しの暖かさをたっぷりと体感できることを期待したいです。
2017 年  2月 20日(月)    8:00 ~16:00
天気は、午前中は晴れ、昼は曇り、午後は雨。風が強く、たびたび突風に。雨は降りだして間もなく本降りになり、午後は暴風雨になっています。
降雨状況は、本降りですが、極端な大雨ではなく、夕方までに数㎜増えた程度です。
現在の水量は、少なめで安定しているため、多少の増水は渓相に問題なく、魚にもダメージを与えることはないと思われます。
以後の状況は、明朝お知らせいたします。
2017 年  2月 19日(日)    8:00 ~16:00
天気は、晴れのち曇り。今朝は、少し冷えていて(0~-1℃)、霜が凍っていましたが、午前8時からは、陽が射し込んでくると、急速に暖まっていきました。早朝には丁度よかった厚手の上着は、日向では、着ていられなくなりました。天気は晴れて、昼間はずっと暖かい陽射しに恵まれていましたが、今日は朝から風があり、強まることもたびたび。日中、体感的には、充分な暖かさでしたが、冷ややかな強風が影響して、気温の上がり方はゆっくりめ。午前9時過ぎに5~7℃(水温は9℃)、午前11時過ぎに11℃(水温も11℃)。昼(~午後1時)の最高値は13℃(水温も13℃)。本日は、風が強まりましたが、晴れて日向が暖かかった午前中~昼は、流れ込み~やや浅めの瀬などの各ポイントで、成果好調のお声多。特にルアーの成果は、ほぼヤマメとイワナ。しかもヤマメは、鼻曲りの35㎝クラスを含む、年越し3年ものばかり、昼までですでに7尾の成果を伺う。今日の魚の定位層は、全体的に低めながら、ライズを見る場所や時間もあり、下層にいる時も、表層付近(~水面直下)に意識が高いようで、ドライの成果上々。パラシュート系(後方下がり形状等)~フローティング・ニンフなど#20・22有効。サクラマス・ヤマメの成果を伺う。午後1時半を過ぎると、曇ることが多くなり、風が強まることも増え、徐々にひえてくるのを実感(気温は、午後2時以降10℃以下)。ハッチは昼間こそブユやユスリカをチームで見ましたが、午後にはコカゲロウ(シロハラ等)をチラッと見るも、数は極めて少ない。ながら、午後になって別の場所(中流)で、サクラマスのライズがあり、ドライの成果充実と伺う。春が近づくと、地表では強風に見舞われることが多くなり、最近はその傾向。水中では、もう比較的安定し、春寄りなのかも知れません。、
2017 年  2月 18日(土)    8:00 ~16:00
今朝も、昨日と引き続き、冷え込みは緩く、1℃スタート。天気は、晴れのち曇り(時々薄日)、風が時々。昼間は時々風もあり、昼からは曇りがちで、気温はそれほど上がりませんでした(~11℃)が、朝から、気温・水温が高かったのが特徴的。午前8時過ぎの水温は、なんと10℃(8℃位が通常)で、魚は朝から活性が高く、ライズあり。朝は、放射冷却の冷え込み(午前7時~8時前)が、少し強めで、その時間帯だけ寒かったのですが、太陽が照り始めた、午前8時頃から、日向はかなり暖かく、コンディション良好。ライズ狙いをしていると、大型レインボーが乱入してきて、フライを奪うと、場が荒れて、ライズが止んでしまったり、という元気すぎる大型レインボーの事件が起こったのも、午前8~9時でした。しかし、午前10時頃には、風が吹くようになりハッチ減。朝から高活性だった魚たちは、運動量が多く、活発に捕食活動をしていたため、水中の捕食対象に注目するようになったようで、川底付近に沈めて高成果に。活動層に合わせると、大型レインボーの成果が多く、50㎝クラスも。また、年越しヤマメの活性も高く成果増。昼になると、天気が変わって、午前11時過ぎからは時々曇るようになり、昼~午後はほぼ曇り。好調だった午前中とは対照的に、陽射しが届かず、時々風が吹く午後は、活性が下がった印象に。浅がかりしやすいが、大型の成果が多く、一段下に逃亡されたり、寄せられずに切られたり、というお声多。ルアーでは、スプーン等を流していると、下からガバッと大型レインボーが現れたと伺う。本日は、全体的に、低い層で活動している状況が多かったようですが、各魚種が活動的で、特に大型レインボーの活気は、際立っていたようでした。
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2017 年  2月 17日(金)    8:00 ~16:00
今日は、朝から気温が高め(午前6時前で約1℃)で、昼間はさらに上昇し、暖かく過ごせることが多かったですが、強い風が吹き荒れることがあり、午後には天気が急変して雨が降りました。晴れ~曇り一時雨、強風がたびたび・・・という盛りだくさんの天候で、暴風に飛ばされてくる樹木の実や枝、葉などが、水面上にバラ巻かれることもあり、午後の雨は本降りになることもあって、釣りの障害になる場面も多々あったのですが、(強風で)ハッチはほとんどなくても、気温が高く暖かい(昼の気温は17℃,水温12℃)ことは、魚には好条件だったようで、活性が高かったとのお声。場所によっては、ライズもあり、ドライの成果も伺う。今日は、流心が活きているポイントは好調で、上流~中流は、魚の反応に合わせていただいて、成果上々。最下流はやはりまだ、チャンスがなかったようでした。本日は、場内メンテナンスをさせていただき、渓相が整いました。崩れていた流れも復活し、様々な形状のポイントが増えています。ぜひ、お楽しみください。
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2017 年  2月 16日(木)    8:00 ~16:00
今日も、晴れて、風が時々。朝方は、多少緩めの冷え込みで-2℃。陽射しは春のようですが、風が吹くと冬陽気に。暖かかったのは、日向で風が止んでいる時に限定されてしまい、ハッチはまばらで、魚の動きがセーブされた、冬の釣りでした。それでも、春めいてきたと思われるのは、気温の上がり方が早まってきたこと。午前6時の気温は-2℃でしたが、10時前には7℃。正午には12℃に。水温も、午前10時前に9℃、昼は12℃。日向で、暖まれる時間が、増えてきているのはありがたく、有効なパターンを研究できる体勢ではあるのですが、冬~春の切り替わり時には、風がつきもので、午前10時頃になると、風が吹いてくるのは、お決まりのよう。今日は、川下から吹きあがってくる風で、それほどつめたくはなかったが、ハッチには影響が強く、ブユの大群は蹴散らされて、いなくなることも多く、また、昼~午後は、カワゲラやカゲロウが飛んでいましたが、単体がチラホラという程度。案の定、魚の捕食対象ではなかったようで、浮上体勢をとる魚がほとんどいませんでした。唯一、昼頃~午後の早いうちに、サクラマスが流れ出し辺りで、ライズをしていましたが、水面の下をすくいあげるような体勢らしく、大きな泡があちこちに、ボコボコとあがるものの、飛び上がる姿はありませんでした。本日のところは、ほとんどの魚が、深みや流心の下などに入り込んでいて、流心付近で目につく魚は、中層程度でウロウロしている様子。流れ込みの深みでは、出て来ない魚が多く、厳しい釣りに。
ルアーは、活気立ち始めたタイミングが有効だったようで、午前9時に早々と尺上レインボーの成果。しかし昼間は、活性が高まらず、困難だったご様子。フライも、ニンフ系そのものは、大きくても小さくても(~#30)食いが悪く、重り調整で、深く沈めて有効。大型レインボーの成果に。ドライは、普段ライズが多いポイントで、浮上するように導いて成果に。有効だったのは、#26 フローティング・ニンフ。年越しヤマメの成果の他、流れの中で居着きイワナの成果も伺う。テンカラは、落差がある流れ込み下の、太い流心の中で、成果をお見受けする。毛鉤サイズは#14。強い流れに着く、活気のある魚がキャッチするようでした。今週の木・金は、極端だった寒さから、急速に暖かい陽気になる、といわれていますが、確かに陽射しはまるで春。しかし、それ以外(風や朝夕の冷え方、一日の気温差など)の多くは、冬の要素が強い印象で、春の釣りには、まだ移行中です。
2017 年  2月 15日(水)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風がつめたい陽気。朝方は、しっかりと冷え込んで-4℃でしたが、午前8時には0℃。9時半には4~7℃。10時過ぎには9℃、11時は11℃まで上昇して、昼は最高気温13℃くらいに。水温は、午前9時半には9℃、11時には11℃に上昇、とまずまず順調な暖まり方だったのですが・・・。今日も、午前10時頃から、冷たい風が吹くようになり、たびたび強まって、実際の気温よりも、体感的には低めに感じられ、陽射しの暖かさよりも、風のつめたさが際立ち、昼間も肌寒かったのが特徴的。風がつめたく、肌寒かった本日は、ハッチはほぼ瞬間的な出現の仕方。午前9時過ぎから、ブユの群れが飛び始めましたが、風が吹くようになるとあまり見当たらなくなり、昼にはカゲロウも見かけましたが、ほんの数匹。午後は、ブユなどの極小も少々という程度で、魚の活性も盛り上がらず。浮上体勢だったのは少なく、ライズはわずか。しかも、非常にデリケート。ドライの釣りは、チャンスがなかなか訪れず、苦戦されたご様子。今日の魚は、白泡の中で構えてしまっている状態が多かったとのことで、白泡や流心の中、深い層~中層に流して成果と伺う。本日のような陽気では、魚の活性が低く、上層に上がってくる魚がほとんどなく、見える場所に着いていない状況。最下流では、効果的な作戦が見つからなかったとのお声の中でも、その他のポイントでは、有効な方法が。各所で(魚が見えないため)、まず、魚に見つけやすいようにガイドしてあげるのが効果的だったとのお声。特に、35~40㎝オーバーの大型レインボーは、フライサイズ#14 マラブー系(グリーンのモシャっとした形状)が有効。一度、かかりそこねた魚も、再度チャレンジしてきて成功ということも。また、イワナや年越しヤマメの成果も伺う。一方、ドライは一日不調。午後になって、やや風が収まった3時頃には、一時サクラマスが活気立った様子を見せるも、ハッチはほとんどなく、ライズ体勢ではなかったようでした。本日の場合は、つめたい風の冷えた外気で、陽射しに暖まることができず、好天のわりに、厳しい冬陽気でした。風がなければ、日中は、もっと春らしく過ごせたと思われます。
  2017 年  2月 14日(火)    8:00 ~16:00
天気は晴れのち曇り。朝~昼には晴れて、つめたい風がたびたび強め。早朝は冷え込んで(-3℃)いて、太陽が照り、徐々に暖かくなってきたところで、風が吹くようになり、日向の暖かさも、冷たい風にひやされて、午前中はゆっくりと気温上昇。午前10時前には、気温は(日陰は)5~(日向は)7℃。水温は8℃、とまだまだ外気のつめたさが勝って、ハッチも極小のみで、魚の活性は上がらず。午前10時半を回ると、気温は9℃、水温は10℃になり、魚は、順番に活動し始めたようで、陽があたって1時間以上経った場所などでは、尺クラスの年越しヤマメが、最も太い流心の真下に現れて、流心脇にもチラチラと出てくるようになりました。一方、晴れている間も、冷たい風が吹いていることが多く、ハッチはあまり増えず、ライズポイントのサクラマスやヤマメたちも、浮上する様子が安定せず、ライズの捕食態勢には、なりにくかったようでした。本日のところは、午前10時頃から、活気立ってきた状況に合わせて、層を低めにしてあげることで、良型~大型レインボーの成果チャンスにしていただいたご様子。昼を過ぎると、エリアの上も、暗い雲が覆うようになり、曇天~小雨に。午後には小雨~曇り、のち再び晴れ間もありましたが、通常は最も暖かくなる時間帯に、天気が急変して、外気は急降下(午後1時で7℃以下)していたため、午後に太陽の恩恵があった(午後2時前~)のは、一部の日向になる所のみで、今日の魚は、全体的には高活性までに至らず、活気立った状態が続かなかったのが、残念でした。深みに潜ったまま出てこない魚も多く、ルアーも困難だったご様子で、小さい反応に注目され、ヤマメに追って来させるまでいっても、もう一歩、積極性に欠け、しっかりキャッチしなかったと伺う。午後の天気も慌ただしく変化。再び陽が射し、風が収まっている時(午後1時半頃~)は、大きさや色が異なる、数種のカゲロウが飛んでいました。が、またつめたい風が吹いてくると、いなくなっていたのが印象的。シーズン中のカゲロウは、多少の雨風にも、気温が低めでも、飛んでいるのですが、現在のカゲロウのハッチは、気温が高まっている時間帯で、風がないことが、主な条件のようです。
午後3時を過ぎると、雪がチラついてきて、地面をぬらしていましたが、午後4時過ぎには止んだ様子。以後の状況は、明朝お知らせいたします。
  2017 年  2月 13日(月)    8:00 ~16:00
今朝も、冷え込んでいて-4℃でしたが、朝から晴れて、午前8時には0℃。午前10時頃からは、時々風が吹くようになりましたが、陽射しは充分に暖かく、先日の降雪の残りは、みるみる融けています。今日のハッチは、ここ数日の中では、やや早め(午前10時前~)にブユの大群が登場。陽射しに、外気は少しずつ暖まってきましたが、気温の上がり方はゆっくり。午前11時半頃になって、11℃まであがりました。今日も、午前中はまだ外気がつめためでしたが、午前11時を回ると、昼~昼過ぎは気温上昇。13℃くらいまで上がり、水温も12℃近くになりました。ライズが始まったのは、暖かくなった昼前~。ライズしていた、ピカピカの年越しヤマメの成果はドライ。調査された、実際の捕食物を伺うと、一方はシャックばかり。見せていただいたもう一方は、大きさ・種類が異なる、幼虫~成虫までの多数。ブユのアダルトやラーバなど、形がわかりやすいものから、ゲル状の小さな透明の粒(何かの卵?)状のものや、バラバラになったり、丸まったり、ねじれたりして、元の形状を留めていないものまで。中でも目立ったのは、一見、グリーンの藻のようにみえる、モシャッとした丸い塊で、よく見るとフサ状のエラをもつ幼虫のよう(直径は5~6㎜の球状,広げると長さは15㎜以上)でした。本日のところは、各所、日向になっていた暖かい時間帯に、成果チャンスが集中。しかし、翳ると反応が変わり、活性が下がる様子を実感されたとのこと。最近は、日が長くなってきたのですが、まだ暖かい時間帯が多くなったのではないのが、残念なところ。現在、魚の活性時間は、冬季通り、(11:00過ぎ~)昼~午後2時半頃までが中心のようです。
  2017 年  2月 12日(日)    8:00 ~16:00
天気は晴れ時々曇り、時々風あり。今朝は、強い冷え込みで-4℃(午前6時)。太陽は朝から照り、体感的には日向はどんどん暖かくなるのですが、時々曇ったり、冷たい風が吹くことも。午前中は外気が暖まるまでに時間がかかり、午前11時でも7℃。水温はやっと10℃。しかし、昼12時を回ると、晴れ間はさらに暖かく、気温は11℃。水温は11.5℃に急上昇。今日も、つめたい外気と、暖かい(昼には暑いこともある)陽射しが混在して、午前中は外気のつめたさが優勢。そのため、昼前までは、ハッチがなかなか増えず、魚の活性も低く、難しい釣りがひたすら続いた印象。状況が変化したのは正午過ぎ。昼~午後1時過ぎ頃の陽射しは、直射では暑いくらいで、昼~午後はハッチ増。極小がチームになったのも、中型カゲロウ(白系)が飛んでいたのも昼過ぎでした。魚は、場所(水量や形状)、魚種によって、大きく異なり、中下流などの流れ込みや深場では、良型~大型レインボーが、テンカラで成果。見えない所に構えていて、上がって来ながらキャッチする捕食態勢で、毛鉤サイズは#12と伺う。一方、上流域など浅場に着くヤマメなどは、昼頃には表層付近などで反応するように。昼過ぎには、ドライ(#20)での成果をお見受けし、昼~午後2時頃までは、タイプの異なるポイント(やや深めの流れ込み~かけあがりの形状)でも、ライズがあり、ドライチャンス増。実際の捕食物は、ブユアダルトばかりだったとのことで、#26 ミッジで成果を多数拝見。あるいは午後(特に~3時前)は、中流などで、巻き返しにいたサクラマスの成果も。ドライ#20(年越しヤマメの時と同じ)と伺う。本日のところは、降雪の2日後、積雪の翌日で融けている途中ということもあり、まだ上空に寒気がいた上に、残雪が融け込んで、流水がつめたい状況下。午前中は、ハッチも少なく、魚が活発にならず、厳しい釣りが続いていましたが、日に日に強まる陽射しに、外気が暖められて、ようやく気温・水温が上昇した昼には、活気立ってきた様子でした。先週始めに比べて、季節が若干逆行したように感じますが、冬~春は、三寒四温といわれるので、寒暖が目まぐるしく変わるのも、季節柄といえるようです。現在は、まだ冬の状況も見られますが、春の特色も出始めています。
*本日のお写真の一部を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
  2017 年  2月 11日(土)    8:00 ~16:00
昨日は朝から雪が降り、昼間は時々晴れ間もありましたが、夕方以降は積もり始め、深夜に止んだ様子。今朝のエリアは、積雪で真っ白。積雪量は、多少ムラがあり数㎜~数㎝でしたが、昼間は晴れて、徐々に融けてきました。天気は晴れて、風が時々強まることも。陽射しは、体感的には充分に暖かいのですが、風が吹くとつめたく、外気はひんやりとして、気温は意外なことに、午前11時で6℃前後。12時を過ぎて9℃。ハッチは、午前11時を過ぎて、パラパラと。流水には、融けた雪が少しずつ流れ込んできているようで、水温は、午前11時過ぎにようやく10℃。12時を回って11℃に。今日の魚は、各ポイントで、流れ出し辺り(~下手)に着いている姿が多く、流れてきているものがある様子ですが、中層程度が捕食層のようで、ライズはなかなか探せず。それでも、昼になると、ライズポイントのサクラマスたちは、上向いてきた様子で、もじりあり。午後になると、今日は、ブユやユスリカは、それほど多くなく、群れは限られ、カゲロウが増。中でも、ダンと思われる白系の羽翅、10~12㎜が、飛んでいるのを多く見ました。昼~午後は、上流で、サクラマスが目立った動きをするようになり、時々ライズあり。また、巻き返しの年越し3年ヤマメ(~尺クラス)も活発で、巻き返しの中をぐるっと泳ぎ回りながら、かけあがり付近を陣取っていた様子。定位層は、中層~やや上のようで、捕食対象は、水面直下あたりで待っていたようでした。昼~午後は、どんどん雪が融けてきて、日陰の一部に残雪がある程度。道路もほぼ乾いたようです。明日は、念のため、冷え込む時間帯の走行には、ご注意ねがいます。エリア内は、ほぼ平常通りです。
  2017 年  2月 10日(金)    8:00 ~16:00
昨日は、雨が降っていましたが、夜には止み、水量はほぼ変化がありませんでした。
今日は、早朝に雪が降りましたが、まもなく止んで晴れ間が。昼間は、晴れたり曇ったり雪が降ったり、再び晴れたり、と忙しく変わり、気温は昼の晴れていた時だけ9℃まで上がりましたが、昼間も6℃前後でほぼ一定。ハッチは多くはありませんでしたが、淡いグレー系などの、カゲロウは多く見られたのが特徴的。また、曇ったり雪がチラついたり、風が吹いたりしても、水温は安定していて、11℃を保持。意外にも、魚は、巻き返しの中や、流心の脇などで活動的。ライズも見られていました。しかし、捕食態勢が決まっていなかったようで、成果は渋くかったご様子も。午後3時頃からは、雪が降る時間が長くなってきて、午後5時からは積もり始めました。日没後も、雪が降っています。積雪量はまだわずかで、地面の土も見えていますが、明朝は路面凍結の恐れがありますので、県道は、気温があがってから走行されることをおすすめします。
以後の積雪状況は、明朝お知らせいたします。
  2017 年  2月 9日(木)    8:00 ~16:00
天気は小雨。風は少々。今朝は冷え込んでいませんでした(気温1℃)が、朝から雨が降りだして、冷たい風が少々。外気はひえていて、気温はあまり上がらないままで、ほぼ一定。昼の気温も4℃のままで、水温はわずかに上昇して9.5℃。このところ、晴天が続き、朝は冷え込んでいても、昼間は暖かくなっていたため、今日の寒さは厳しく感じられました。雨天の本日、降り方は弱く、小雨が続いて、増水や濁りなどの変化はありませんでしたが、水辺は静かでハッチは見られず。魚も消極的な様子で、レインボーは、最も太い流心の真下、一番深い所にじっと沈んで、大型はほぼ動かず。巻き返しなどに見つけても、川底にはりついている様子。サクラマスも瀬に入って来ず、ライズもなし。唯一、年上(年越し3年)の尺上ヤマメだけは、巻き返しの中で、捕食物を見つけているのか?中層程度に着いて、ゆっくりと回りながら、キョロキョロしている姿を見ました。気温が低く、冷たい雨の中、ひややかな風も時々吹いて、寒かった本日は、ハッチがない寂しい景色の上に、魚の活性は低く、チャンスがなかなかない、難しい釣りに。それでも、昼近くなると、風が止んでいる間は、外気のつめたさが和らいだ様子もあり、魚が瀬でも追うようになったとのお声。動きを見せても、活気があるとは言い難い状況でしたが、魚の反応に合わせていただいて、ルアーで成果をあげていただいたご様子でした。昼~午後も、弱雨が降り続いています。降り始めてから、午後になっても、渓流に大きな変化は見られず、穏やかな雨の様子。以後の状況は、明朝お知らせいたします。
  2017 年  2月 8日(水)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風が時々。流水は、(降雨で少し増水し、速まっていましたが)ほぼ元に戻ったようで、落ち着いています。今朝は、強めの冷え込みで-3℃でしたが、午前8時半前に太陽が照ると、陽射しは朝から強めで、日向はぐんぐん暖まっていきました。早朝の水辺は、虫も魚も活動しておらず静かでしたが、日向が広がってきた午前9時近くからは、活気立ってきた様子。(午前10時過ぎからは、風が出てきて)昼間は、つめたい風が時々強まり、多種(中~小型のアイボリー系~茶系のカゲロウ,12㎜位のグレー系濃淡の模様をしたトビケラ他)の水生昆虫が現れていたものの、飛んでいる状態は風がない時に限られていた様子も。本日は、各所で大型(35㎝~40㎝オーバーの)レインボーの活性が見られ、午前中に成果を多く伺いました。一方、ライズは少なく、集中していたため、ライズを狙えたのは短時間。または、間隔をあけて時々。しかし、日中に有効だったフライは、極小よりもサイズアップしたとのお声。また、ドライは、大型レインボーにも有効。やはり、大食しているのか?成果のサイズは、#8と伺う。本日は、連日の陽射しの暖かさに、水中は春めいてきているようで、レインボーが活動的になってきたり、育ち盛りサイズの各魚種が現れてみたり(放流サイズ以下のイワナの成果など)、と変化を実感しましたが、レインボーなどは、着いている場所や構え方、捕食態勢などが、まだ冬季の特徴が濃く、成果はピンポイントだったり、狭いレーンの範囲内だったりの様子。 午後は、太陽が翳った後も、時々ライズを見ることが。しかし、統一性のないライズで、捕食対象が絞れず、年越しヤマメも、レインボーも、キャッチはしても浅がかりだったとのお声。この時間帯は、#24 コカゲロウモデルが有効と伺う。
最近の状況は、朝はまだ冷え込む日があり、気温は-3~1℃以内が多く、外気が冷えていて寒いです。午前中は、晴天の場合、午前8時半前から太陽が照り、日向になるとすぐに暖まり、昼過ぎまでの直射は暑いことも。しかし、風が吹くと、昼間でも急速に冷えてくる様子。また、日向だった場所が日陰に替わると、急速に気温が下がり、肌寒くなってきます。現在、魚の活性が高い状態が多く、チャンスがあるのは、午前9時頃~午後2時(~3時前)頃まで。昼間と朝夕の(外気の)体感差は大。ハッチがあり、魚の動きがよい、暖かい時間帯に工夫していただいて、成果をあげてくださっているご様子です。
  2017 年  2月 7日(火)    8:00 ~16:00
今日の渓流は、水量はほぼ元に戻り、勢いも収まった印象。が、流れ込みの白泡は、通常よりも泡粒が荒く、重くなっている様子あり。特に、落差のある流れ込みの下の、白泡が立つ流心では、泡が水面上に乗って流れるだけでなく、真下の中層程度まで、落ちる様子が見えました。天気は晴れて、昼間はたびたび強風、時々突風。今朝は冷えて-2℃。陽射しは照り始めから強めで、日向は暖かいが、つめたい風が強まると、昼でも肌寒い陽気に。今日の水温は、午前10時過ぎには10℃、昼には12℃と暖かめでしたが、気温は昼には13℃位に上がるも、風が吹くと微妙に下がって、10℃前後。午後になるとほぼ8℃。暖かい陽とつめたい風が混在する、季節の変わりめ特有の陽気で、さらに春が近づいてくると、恒例の強風・突風にも見舞われて、なかなかの荒天でした。風が吹いてきたのは、午前10時頃。ハッチは、午前9時頃には極小の大群など、多数見られましたが、昼間は、風が止むと水辺に集まり、強まるとバラバラになっていたようで、小型のカゲロウは、少々の風でも飛んでいた様子。今日の魚は、朝~午前中は、沈んだままなかなか姿を見せなかったようでしたが、午前11時頃になると、流心や巻き返し、かけあがりなどに姿を見せるようになっていました。よく見ると、レインボーや年越しヤマメは、流心(の最も流れが速く強い所)の真下に着いていて、中層程度に定位。巻き返しでは、かけあがりで、イワナやヤマメがウロウロしていることも。(先日の降雨で)流れが速まり強まっていた上に、強い風が吹いていたため、流れてくるものが多く、また流下物は重めなのか?速流の中で、構えていたようでした。本日のところは、魚の捕食態勢が(速流の流心など)流しにくい流れで、しかも強風・突風の天候という、難しい釣りに。さらに、捕食対象が、多数流れてくるようでもあり、姿が見える状態でも、反応が小さく追ってこないとのお声も。作戦は、風の影響が少ない場所や、風の止み間などで、魚の構える層に合わせて、ハッチに近い毛鉤を選ぶなどで、成果をあげていただいたご様子でした。一方、寒さが厳しくなってから(魚が潜った状態では深すぎて届かず、着いている場所もシーズン中とは異なり、緩い流れの中には居ないため)、難易度Maxになっている最下流域では、驚きの成果。何と、倒木が障害物になっている「ぶっつけ」のポイントで、居着きの25~26㎝サクラマス(年越し3年め)が、ルアーでの成果を拝見。今日の陽気では、上流などでは、流心から出てくる魚がありましたが、最下流の複雑な流れ(ポイント内の、水深や流速・川底の様子などが非常に多様)では、姿を確認するのは困難なため、現在の条件では、テクニックとセンスが不可欠。伺った成果は素晴らしく、ハイスペックとお察しいたします。感動しました。
  2017 年  2月 6日(月)    8:00 ~16:00
昨日の降雨は、夕方には弱まり、夜には止んでいたようで、今朝は減水跡あり。水量は数㎜増えていて、流れが少し速まった様子。渡渉の際には、やや水圧が強まっている印象ですが、魚に大きな変化はないようです。天気は、晴れ時々曇り、時々小雨。風も時々。今朝は冷え込んでおらず、午前6時の気温は1℃。午前中の天気は、晴れたり曇ったり小雨が降ったり、風が吹いたり・・・と忙しない様子でしたが、気温は順調に上昇して、昼には15℃。水温は13℃。日中は、かなり暖かくなりましたが、昼頃から風が出てきて、強まると冷たい風。日陰では肌寒いが、日向にいると陽射しが暑くなる、混在した陽気で、ハッチに変化あり。今日は、風が出る前には、いつも通りブユの大群が漂っていたのですが、風が出てくると、見当たらなくなり、代わって、小型のカゲロウ数種が、風の止み間や弱まった時に、上空へ飛んで行く姿を多数見ました。昼~午後の早いうちは、突風になることもあり、ハッチは所々で単体を見る程度。風が止んでいた午後3時頃には、再びブユの大群が現れましたが、外気がつめたくなると、いつの間にか消えていました。ハッチが安定しないながらも、今日はサクラマスが流心に目立っていて、ライズあり。降雨の翌日で、少し増水し、流れがやや速まっていたためか?水面に大きめの凹凸ができる流れ方をしていて、浅瀬の魚は、中層~やや上に着いていたようで、深場では、低めに構えていたようでした。夕方も、流水状況に、大きな変化はなかった様子で、少し増えた状態を保持しているようです。
  2017 年  2月 5日(日)    8:00 ~16:00
今日の天気は、午前中に(曇り~)晴れ~曇りのち雨に変わり、午後は雨。昼前までの、天候の展開はドラマチックで、朝は冷えていて寒く(気温0℃)、午前8時はまだ曇っていましたが、午前9~10時には太陽が照って、みるみる気温上昇。午前11時になる前に、気温は10℃・水温は11℃という暖かさに。午前中は、ハッチが増えて、極小の大群の他に、小型のカゲロウ(ブラウン,グレー)の姿も所々で見られ、ウスバカゲロウ(明るいグリーン,体長20㎜)も現れていました。午前11時になると、曇って風が出てくるように。風は、少し強まると肌につめたく、ハッチ減。まもなく、雨が降ってきました。予想外の晴れ間があった午前中は、気温・水温が急上昇して、その後も安定(曇り~雨も気温は10℃をキープ)し、冷たい風が吹いた時以外は、過ごしやすい気温でした。ただ、晴れて曇って降って、と3時間位の間に天候が急変したことで、気圧の変化や、ハッチ状況、水中(にいる水生昆虫の幼虫の活動や、流下物の種類など)の様子が、短い時間内に次々に変わっていったのか?魚の行動にはムラがあった様子。反応が小さかったり、浅がかりだったり、流れの中から出てきてもキャッチしなかったり、浮上体勢が少ない、などの状況が多い中、たびたび活気立つタイミングがあった場所も。特に、成果をお見受けしたのは、落差のある流れ込みポイントで、落ち込みに深さがあり、かけあがりと巻き返しの形状がある複合体のポイントだったご様子。また、流心の中に石があり、流れが緩まるスポットがある流れの中でも、成果のご様子。お見受けした魚は、各種(レインボー~サクラマス)とも大型がほとんどだったのも特徴的でした。また、ガラッと変わった天候のわりに、気温が安定していたのは珍しく、意外にも、魚は各所で見える所に出てきていて、チェイスする様子もあったというお声あり。あるいは、集中したライズもあり、ドライは#24~30で、年越しヤマメの成果と伺う。午後は、雨足が少しずつ強まってきて、午後3時近くなると、徐々に外気がひえて、冷たい雨に変わってきました。今日は、天気が急展開したため、水生昆虫や魚の状況が落ち着かず、通常の(静かな降り方の)雨天の時ような、全域がほぼ安定した状態になる釣りではありませんでしたが、久しぶりの雨になり、夜まで降り続く予報です。夕方には、少しずつ増水傾向。現状は、水量が減っていたので、魚がより活動しやすい水量になる、恵みの雨であるよう、期待しています。
以後の状況は、明朝お知らせいたします。
  2017 年  2月 4日(土)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風が時々。今朝も冷え込んでいて(-1℃)、午前8時過ぎまでは、水辺が霧で白くかすんでいました。太陽が照ったのは、時間通り、午前8時20分頃~。今日も暖かい陽射しで、気温・水温は徐々に上昇。午前9時半頃には、気温3~6℃・水温8℃で、ブユの大群など、至る所にハッチ多数。午前10時頃からは、時々風が吹くようになりましたが、午前11時の気温・水温は、ともに12℃。さらに昼には、ともに13℃に上昇して、昼前後には小型のカゲロウやトビケラなども、パラパラと飛んでいました。本日のところは、午前9時(半)頃~10時過ぎが、陽気の切り替え時だったようで、この時間帯を境に、気温・水温が急上昇したのが特徴的。ハッチは、少し早く、午前9時頃から急増していましたが、魚が白泡や流心から出て、かけあがり付近などに着くようになったのは、午前10時頃~(昼過ぎ)。今日は、珍しく、大型レインボーが、巻きの中などに、数尾で姿を見せていましたが、低層にいて、活発ではなかったことが印象的。チャンスはあるが、浅がかりして、バレやすかったとのお声多数の、厳しい釣りでした。昼間の暖かい時間帯に恵まれた本日でしたが、魚はまだ冬体勢の気難しい状況。成果は、魚の変化を見極めて、反応の度合いに合わせて、小さなチャンスを有効にしていただいてのご様子。ルアーは、午前中~昼頃(午前9時半頃~12時頃)にチャンス多。数タイプを試した中で、今日の場合は、ミノー系が不調も、スプーン(5g)を 対象魚の鼻先まで流して、キャッチさせることに成功。成果は、皆、尺上の大型レインボーだったのをお見受けする。一方フライは、ニンフ系が期待するような効果がなく、浅がかりばかりとか。昼前後は、ドライのチャンスもあり、#20~24が有効。#20で、年越しヤマメの成果も伺う。太陽が翳った、午後2時半以降の魚は、さらに微妙な動きに。外気がさめてきてからも、比較的安定した反応をする場所では、成果なるも、中層(~やや下)程度にフラフラと現れているポイントでは、フライを沈めると、浮上してきてライズが起こることも。しかし、フライを浮かせると、魚は下層に降りてしまうという、複雑さだったとか。本日は、暖かい陽気に、魚が動く様子はあったが、活性が高まるまでには至らず、やはり冬の釣りに。ルアー・フライ・テンカラとも、その場その時で異なる、魚の反応や捕食態勢に、層を合わせ、タイプや大きさ・重さを選んで、対応していただいていたようでした。陽射しは春っぽいですが、もう少し、冬の釣りが続きそうです。
  2017 年  2月 3日(金)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風が時々。今朝は冷え込んで-3℃(午前6時)。水たまりに氷がはっていたり、流れ込みの水撥ねが氷柱になっている所がありました。最近の陽射しは、朝から強めで、日向になると急速に暖まってきて、ハッチは午前中のうちに増えて、ブユなどの極小はすでに大量。また、午前9時半~10時頃には風が出てくることがあり、今日の日中も時々風がありましたが、昼間はつめたい風ではなく、日向では過ごしやすい陽気に。しかし、風があったことで、気温が上がってくるのは遅めで、10℃になったのは昼前(午前11時は水温も10℃)でしたが、昼を過ぎるとさらに上昇して、午後1時頃には気温14℃、水温12.5℃に。今日は、風が多少あっても、昼間は暖かく過ごせる陽気でしたが、大量のハッチのわりに、魚がなかなか浮上してこず、ライズが少ない状況。また、巻き返しの中には、大型レインボーが数尾並んで姿を見せていましたが、下流側に頭を向けてぼんやりと漂ってしまっている様子も。あるいは、動きのよい魚を見つけても、水中で何かを夢中で食べているようで、上を向いていなかったとのお声も。ドライのチャンスは少なく、突発的な反応か、時々起こるライズに合わせて、成果にしていただいたご様子で、有効なサイズやパターンはそれぞれ。午前9時半頃に、ドライで大型の瞬間的な成果をお見受けした際は、#17 カディスだったと伺う。一方、時々見るライズにはミッジが有効。成果はサクラマスだったのを拝見。このサクラマスは、各種を大量に捕食していたと教えていただく(お写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています)。全体的には、魚は低めに着いていて、大きめの見つけやすい毛鉤をガイドしていただくと成果に。現在の魚は、川底付近に着いている状態が多いため、どっぷりと深い場所では、成果が難しいですが、流心や白泡付近で魚が動く場合は、沈める方法ではチャンス多。各所で大型がかかると伺う。昼間以外はまだまだ寒く、思うような釣果が難しい時季ですが、状況ごとに研究され、さまざまに工夫していただき、成果をあげてくださることに感動します。
*おきゃくさまフォトを更新しました、ご覧ください。 
   2017 年  2月 2日(木)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、つめたい風が時々強め。朝方は、やや冷え込み0℃~(朝の水温は7℃)。今朝は、太陽が照る少し前(午前7時半頃~8時過ぎ)が最も寒く、氷が張り始めた所がありましたが、陽射しは朝から強めで、日向は急速に暖まっていき、午前中のうちにハッチ増。ブユの大群やユスリカ、カワゲラ、カゲロウなど、昼過ぎにかけて、種類も数もさらに増えていきましたが、日中はつめたい風が出てきて、時々強まることもあり、外気が冷やされることに。昼間も、暖かいのは風がない時だけで、風が吹くと日向でも寒い陽気でした。青空の晴天で、ハッチ多数。ながら、冷たい風が常に吹いて、外気がひややかだった本日。気温は好天にも関わらず、昼前には10℃以下。昼過ぎにようやく11℃。昼の水温は10~11℃弱。今日の魚は、日向の場所では、白泡の外側や、巻き返しの中に出てきているものもいましたが、ずっと低層のまま。動きも非常に小さく、白泡や流心のすぐ脇から離れず、いつでも泡や流れの中に戻れるような構え方だったのが特徴的。活性は低い状態が続いたようで、良型ヤマメや大型レインボーは、各所でチラチラと姿を見せていたようですが、サクラマスが浅瀬をせり上がってくる、(高活性の時に見られる)迫力ある様子は見られず。本日のところは、陽当り状況、風の有無など、場所と時間で、魚の反応の変化や、活性の盛り上がり方などを探っていただき、わずかな動作にも丁寧に合わせていただいたご様子も、日陰では過敏な様子を見せて、非常に難しい釣りに。それでも、(水温が10℃になった)昼頃には、魚の微妙な動きをチャンスにしていただき、ルアーで良型~大型レインボーや、9寸の年越し3年ヤマメの成果を伺う。今日の場合は、陽射しの暖かさは上々でしたが、冷たい風が止まなかったことの影響が大きかったようでした。
  2017 年  2月 1日(水)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、弱めの風あり。今朝も寒かったものの、冷え込みは弱く、午前6時の気温は1℃。今日の昼間は、微風~弱風ながら、つめたい風が吹いていて、陽射しの暖かさのわりに、気温の上がり方がゆっくり。10℃まで上がったのは午前11時。昼前後の最も暖かかった時の気温は13℃、水温は12~13℃で上々。午後は、日陰になっても、水温はほぼ変わらず、12℃をキープしていましたが、気温はみるみる下がっていき、午後1時を過ぎると、日陰は8~9℃。日向でも11℃まで上がるのがせいぜいという、快晴のわりに、意外な天候に。原因は、風がつめたく、外気がひややかなままだったためのようで、昼間は暖かく過ごせた陽気でしたが、水生昆虫と魚たちにとっては中途半端だった印象。太陽は、照り始め(午前8時25分頃~)から眩しく、直射はかなり暖かく、日向になった所では、まもなくハッチが始まり、j魚も午前10時頃からは、白泡の中から出てきて、流心のすぐ脇辺りに姿を現した魚は、徐々に活発になってきた様子。午前11時を過ぎると、巻きの中でも泳ぎ回っている魚がいくつか見えるようになっていました。しかし、ブユなどが、水面スレスレを飛んでいることもありましたが、冷たい風が吹くと、上空高くを飛ぶことが多くなり、魚は活発になっても低層。また、昼には、小型のカワゲラも多く、午後は、小型のカゲロウ(黒っぽい羽翅,ダン:7~8㎜)を多数見ましたが、外気が冷えてきた午後2時過ぎには、足元の石の上などに止まっているものが多く、午後3時以降は、ほとんど見なくなっていました。魚の方も、見える所に現れて活発だったのは短時間。同じ状態は30分程度で、違う場所に移動したり、別の魚が現れたり、と活性が高まっていたといえるほど、安定はしていなかった様子。本日のところは、またも突発的、瞬間的なチャンスに限られ、難しい釣りだったご様子。朝の冷え込みが弱い時が続いたり、昼間には陽射しが春めいたりしていて、季節の変わりめを実感しています。




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1月上旬の営業時間  8:00  ~ 16:00 (受付は~12時まで)

雨や雪が止んだ後、深夜~翌朝に冷え込んだ場合は
(路面がぬれているため)路面凍結の恐れがありますので
県道710号は、気温が上がってから(午前9時以降)走行されることをおすすめします。
最もカーブが深い所や、橋(谷戸口橋)の上は、すべりやすいので、お気をつけください。


   2017 年  1月 31日(火)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風は時々。昨日は、朝から気温が高く、日中は非常に暖かくなりましたが、夕方から急速に冷えてきて、昨晩~今朝はいつもの寒さに。しかし、冷え込み方は弱めで、氷や氷柱ができるほどではなく、今日も晴れて、昼間の陽射しは暖かでした。ただ、午前10時頃からは風が出てきて、日陰で吹かれるとひんやりとして、午後になって陽が翳ると、肌寒くなりました。昼の気温は10℃。水温は11℃弱。気温・水温とも、まずまずの上昇でしたが、前日が暑いくらい(気温~16℃,水温~13℃強)だったため、今日は、冬パターンに近い状況。魚の定位置は、やや低めでしたが、昼前後の暖かい時間帯を中心に、流心から出てきている魚も見られ、反応は上々。ルアーは、アクションをあえてつけなくても、反応がよくチャンス多。何とイワナの数釣りだったと伺う。かかるイワナは長く居着いている40㎝越えの大型で、ルアーを咥えると流れ込みの深みに入り込もうとして、強い引きをたびたびお見受けしました。本日は、陽射しが暖かかったのですが、外気はそれほど暖まっていなかったようで、太陽が翳ると、急に冷えてきました。今日の昼間は、春っぽい陽気の時間帯がありましたが、まだまだ冬のようです。
  2017 年  1月 30日(月)    8:00 ~16:00
天気は晴れ時々曇り。今日は、朝から暖かく、何と午前7時前に10℃!陽が出る前は、少しひんやりしたものの、午前中の気温は14℃、昼~午後は16℃。水温も昼は13℃強という驚きの暖かさに。昼前後の陽射しは、直射では暑いくらいで、曇っても暖かく、昼過ぎまでは、風もほとんどない穏やかさ。受付前の、クレソンを生育している池では、カエルが活発でした。季節外れの暖かさの本日は、朝のうちから活性していた魚たちも。午前9時頃には、いつものライズポイントでは、すでにヤマメが浮上して捕食態勢をとっていて、ライズの年越しヤマメは、#26(28) ミッジドライで成果をお見受けする。本日のハッチは、ブユなどの極小が多い中、昼~午後は小型(7~8㎜・黒)のカワゲラも増えて、陽が翳った後の午後は、(少しの間強まっていた)風が止んだ時に、茶系の中型カゲロウも飛んでいました。魚の実際の捕食物には、カワゲラやカゲロウも含まれていたと教えていただく。が、有効だったのは、まだまだ小さいサイズでした。本日のところは、突然の春陽気で、魚が活発になる状況が見られ、流心の下(の深い所)から出てくる魚が多かったのですが、浮上していたのは午前中~昼まで。昼には、落差の大きい流れ込みなどでは、最も活性が高く、良型~大型(40㎝オーバー)のレインボーが、テンカラで成果と伺う。午後の魚は、全体的に沈んだ状態で構えるようになった様子で、午後2時頃からは、風が強まる時があり、中層程度ではレインボーが活発に。今日の魚は、暖かい季節のような、活発さを見せることはあっても、場所や時間帯などで全く異なり、活性の高まり方は突発的・瞬間的だったようでした。極端な天候では、魚の生活リズムに変化がありましたが、明日以降も変化しているのか?元(冬スタイル)に戻るのか?注目しています。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」でご紹介しています。ご覧ください。
  2017 年  1月 29日(日)    8:00 ~16:00
天気は晴れ~曇り時々晴れ。微風~弱風が、朝から吹いていて、体感的には少々つめたい風で、昼からはやや強まることも。今朝も明け方は冷えず(午前6時の気温は3℃)、放射冷却の一時的な冷え込みは、やや強めで、太陽が昇って間もなくは、みるみる暖かくなってきたのですが、空は曇りがちになり、太陽が時々覗く程度に。午前中の気温は、期待したほど上がらず10℃。昼過ぎには13℃に上がり、水温もは11℃。昼間の気温水温は上々ながら、曇りがちで風があり、寒くはないが、外気が意外にひえていたのが特徴的で、ハッチは上空の高い所に多く、魚が見つけられるものは少ない様子。また、晴れ間はあるが、長く続かず曇ることが多く、天候による状況(気温・気圧・湿度等)の変化が微妙で、魚の活性が促される「きっかけ」が、なかなかやって来なかった様子も。厳しい季節の成果には、タイミングが重要で、チャンスが限定的な難しい釣りなのが冬の定番。そんな中、曇ったり晴れたりしているうちに、本日は、活気立ってくるレインボーが各所に現れるケースがあり、成果のレインボーは尺以上の大型と伺う。成果は、いずれも速流ポイント。流心の中やその周辺、あるいは巻き返しになった所などで。午前中、流心の外側(岩壁沿いや石周りなど)で、構えている状態のところでは、ルアー(流れに有効な形状のミノー系)で流心の中に誘い込む作戦で、大型レインボーにキャッチさせることに成功。速流の中で追わせてキャッチさせる必要があり、なかなか合わない中、落とす位置や引いてくる距離を計算して、上限5回までの内に勝負を決められたと伺う。また、すでに速流の中に着いているレインボーは、障害のない流れでは層を合わせて#18ニンフ系(黒)で成果とのお声。落差と傾斜のある速流ポイントで、且つ流れの中に石(の下部半分)が沈んでいる下側の、クセが強い流れ方のスポットで構える大レインボーは、的確な流れ方になるまで、丁寧にチャレンジされて成果と伺うが、ボスの貫録を拝見する。一方、やや上層に着こうとする魚たちは、水面直下の捕食態勢だったようで、ドライのチャンスは極めて少なく、サクラマスのライズはデリケートに対応(#24ミッジドライ,10X)されて、成果に至る場面をお見受けする。また、一時的に濁りが入り、まもなく澄むと、流心から出て、巻きにフラッと現れたタイミングに、ドライ(#18 クリップル)で成果と伺う。
日中の暖かさが戻ってくる中、各所・各層で、成果チャンスが増えてきてほしいです。
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  2017 年  1月 28日(土)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風が時々。今朝は冷えておらず、屋外水道が凍っていないことに驚きました。太陽が照り始めたのも時間通り(午前8時25分頃~)で、昼間は陽射しがたっぷりと注ぎ、ますます暖か。午前10時頃からは、気温も水温も10℃を超えて、昼の気温は14℃、水温は12℃に。暖かい陽射しの中、今日も時々風あり。体感的に暖かい風で、暴風にはならずに済みましたが、水生昆虫(の成虫)や魚の活動には影響した様子も。今日の場合は、日向になったところから、ハッチが増えてきて、極小のユスリカなどの大群の他、昼前後にはカゲロウ(#16位・黒系等)も所々に飛んでいて、カワゲラなども。魚はというと、活気立ち方にムラがあり、午前8時半頃には、流れ込みポイントの深みから、早々に飛び出てフライをキャッチする魚あり(突発的すぎて、外れてしまったとか)。また、午前11時頃には、下手からせり上がってきて、流れ出し辺りに、並び出すサクラマスが数尾いましたが、流心から外れたり再びのったり、上がってきたり下がったり・・・と安定した着き方ではなかった様子。さらに、しきりとライズをしているが、有効なドライフライが、なかなか見つからない状態が続く。あるいは、流れ込みなどの深場では、沈んだまま出てこない魚が多く、見える場所には着いていない状況だったと伺う。魚の定位置は低く、運動量も少ない状況下、成果のチャンスは瞬間的だったようで、難しい釣りに。本日は、(暖かさのおかげか?)大型の魚が、反応することもあったようですが、出方は瞬間的で、咥えこみは浅めだったのが特徴的。バレることも多かったようですが、しっかりとキャッチした魚は、非常に強い引きで、ラインをピンと張ったまま動かない様子を拝見。寄って来ないため、移動されて、対岸側へ少しずつ近づけて、ようやくネットインに至ったのは、鼻曲りのサクラマスだったのをお見受けする。有効なフライは、ウェット系。レインボーは#14。サクラマスは#20以下だったと伺う。また、50㎝クラスの大型レインボーの成果というお声も。本日のところは、まだ全体的な活性の高まりは見られませんでしたが、寒すぎた時には動かなかった魚たちも、暖かい時間帯には、少しずつ動き出してきているような兆しです。
  2017 年  1月 27日(金)    8:00 ~16:00
天気は、曇り~時々晴れ。朝方は冷えていましたが、午前中は曇りがちでも、気温は早めに上昇して、午前10時には気温水温とも10℃に。昼の気温は13℃、水温は11℃になっていました。今週は厳しい寒さが続いていたため、午前中のうちに、気温水温が10℃以上になったのは久しぶりで、太陽が照るようになると、多少風が吹いていても、かなり暖かく過ごしやすい陽気に。ハッチが増えてきたのは、外気が充分に暖まった、午前11時頃~。今日の魚は、流れの中の川底に、潜ってしまっている状態から、なかなか出て来なかったのが特徴的。午前11時半近くなって、サクラマス数尾のライズが見られると、見事ドライで成果(#26 CDCダン,パラシュート等)をお見受けする。伺うと、水面直下の捕食態勢のようで、非常に繊細なかかり方のようでした。昼過ぎには、ハッチがさらに増えて大群になりましたが、このころから風が強まるようになり、午後はたびたび突風・強風・暴風に。特に、突風になると、欠片や粉々になった木の葉が、風で巻き上げられて、上空から大量に降ってくることも多く、悩まされることに。結局のところ、魚が表層近くで活動していたのは、昼頃のわずかな時間のみ。強風・暴風が吹いている間は、止んでいる時でも、流心の底から出てくることがない状態がほとんどで、魚が活気立つきっかけが掴めない厳しい釣りに。そのような中で、思わぬチャンスは、突風の最中にあり、立て続けの成果をお見受けすることが。何と、突風で、たくさんの木の葉の欠片が降り注ぎ、水面に落ちて、流れが緩い所にたまってくると、次々と流れ込みの深場から、姿を現すようになり、もしや・・・と思って、(落ちてきた木の葉がほぼ茶色だったため)フライを白系に替えて、キャストしてみるとビンゴ。良型~大型の連続の成果に。しかし、この現象はその一時で、暴風の中ではまもなく、再び沈んでしまったようでした。激しかった風は、なかなか収まらず、弱まったのは暗くなる頃でした。今日は、連日の寒さから解放されて、陽射しの暖かさが戻ってきたのを実感できましたが、強風に見舞われて、成果チャンスの時間帯は、ごくわずかで、魚の反応が変わるチャンス自体も、把握できない状況で、その場その場で研究されて、成果につなげていただいたご様子でした。明日以降は、穏やかな陽気を期待しています。
  2017 年  1月 26日(木)    8:00 ~16:00
天気は晴れ。午後は風が時々やや強め。今朝も冷えていて、凍っている箇所が多数。昼間は陽射しが暖かく、昼頃までは少々風があっても、体感的に暖かく、気温上昇。昼の気温は~13℃。水温は午前11時には10℃ありませんでしたが、昼には11℃超え。午前11時頃~昼過ぎには、ハッチの大群が現れて賑やか。暖かい時間帯は、日向ができてきた午前8時半頃~陽が翳る頃の午後2時過ぎまででしたが、最近は昼間の日向でも肌寒いことが多かったので、今日は充分に暖かく過ごせました。ただ、昼~午後は、風がつめたくなり、時々強まると、外気が冷えてきたのが予定外。そのため、浮上している魚はほとんどなく、たまに年越しヤマメがライズしても、ごく小さい動きで、ドライの成果チャンスにはならなかったのが、残念でした。本日のところは、まだ表層での捕食態勢は整わなかったものの、低層では活性が高まり、ルアーは午前中の、活発が高まりつつある状況で、すでに年越しヤマメの成果も。速流の中、有効だったのはミノー系。アクションを工夫されたオリジナルのハンドメイドと伺う。午前11時を過ぎると、ようやくレインボーが動き始めた様子。流心の脇に現れるようになり、ウロウロする姿も。全体的には沈めて層を合わせて成果。昼はレインボーの成果を伺い、午後すぐは年越し3年ヤマメを拝見。外気が冷え始めた頃には、居着きのイワナの成果もお見受けする。久しぶりの珍し成果とは対照的に、今日はなぜかサクラマスが、かかってこなかった様子。実際に行動を見ていると、いつもは流れの中にせり上がってくるのですが、今日は白泡の下などに潜り込んでいる状態が多く、また流れの中でも、下手から移動せず、川底付近に注目していたようでした。ともあれ、強烈だった寒さが緩んだ印象で、魚の動きに変化が見られた本日。明日以降は、つめたい風が吹かなくなると、もっと活発さに期待できそうです。
  2017 年  1月 25日(水)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風は少々。今朝は、最強の冷え込みで、ついに-6℃(午前6時)。午前8時頃でも-3℃という冷え込みよう。エリア内は、霜柱や水たまり、屋外水道はもちろん凍り、何と渓流にも氷が張る所(岸側のほとんど流れてこない川の端部分)があったり、岩壁を伝い流れてくる水が氷柱になっていたのは衝撃的でした。しかし、朝方が強烈な冷え込みだったに関わらず、昼前後(午前11時頃~午後2時過ぎまで)は意外にも暖かく過ごせることに。連日のように、午前10時頃から、風が出てきたのですが、この数日間のような冷たさはなく暖かめ。吹き方も少し強まる時がある程度で、陽射しが暖かい昼前後の日向では、微風が心地よいくらいでした。ハッチは、午前9時頃から増え始めて、極小がほとんどでしたが、あちらこちらに大群で活動的。晴天で風は少々。朝から暖かい陽射しに恵まれて、気温は徐々に上昇していきましたが、早朝に強く冷え込んでいた本日は、外気が暖まるまでに時間がかかり、昼になっても、まだ魚の活性が高まっておらず。姿を見せていることはあっても、捕食態勢にはなっていない様子で、反応は少なく、成果チャンスには至らない状況が続いたご様子。それでも昼過ぎには、早瀬に入ってくる魚も現れたようで、チャンスができるも、浅がかりとのお声。魚は、低い体勢から変わらず、よく見るタイプを普通に流したのでは、成果が遠いとのご判断から、対象魚を大型のみに絞る作戦に。色も形状も大きさも目立ち、さらに動きに特徴のあるフライを選んでチャレンジ。その他の小魚たちが、驚いて逃げるのを承知で勝負したところ、案の定、群れになった魚たちがサーッと避ける中、下手から勢いよく飛びついてくる魚が。シーズンであれば、当然、巨大レインボーが現れるのですが、特別寒い本日だけに、成果は、遠目にも激しい引きの尺サクラマスをお見受けする。午後は、陽が翳る午後2時半過ぎからは、冷えてきました。このところ、寒い日が続いていましたが、今日は風が暖かめだったこともあり、昼間はやや寒さが和らいできた印象。明日からは、春めく陽気もあるとか・・・。極端な天候に振り回されるのは望みませんが、通常のように、魚が活性する時間帯が安定する陽気になってほしいものです。
  2017 年  1月 24日(火)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風あり。今日も陽射しに恵まれて、日向ではぬくぬくと暖まってくるも、つめたい風が吹いて、一気に外気が冷やかになり、寒さが勝る陽気に。今日も、朝方は冷え込んでいましたが、昼間は陽射しが暖かく、夕方に再び冷えてくる、冬晴れの典型的な気温の変化をしていましたが、週明けに現れて、徐々に南下してきた-9℃の寒気の影響で、体感的には寒さが際立つ、厳しい天候でした。通常、冬の晴天は、朝夕に強く冷え込んでいても、昼間(昼前後の数時間)に限っては暖かく、早朝と同じ厚いコートは着ていられなくなるのですが、ここ数日は、陽射しの暖かさを感じられるのは、風がない時のみで、少しでも風が吹くと、陽だまりの暖かさは、外気の冷ややかさに掻き消され、冷たい風に蹴散らされてしまって、昼間にも体温を奪われるような寒さに豹変します。
風がない時は、汗ばんでくる暖かさに、ハッチ増。今日も、ブユの大群やカワゲラなどが飛んでいましたが、風が吹くたびに翻弄されていた様子。風が強まると、上空へ吹き上げられてしまうも、止むと水面近くに一斉に降りてきて、再び風が吹いて上空へ。また、大群を形成しているが、風に流されて散り散りになり、止むと再び集まる・・・を至る所で繰り返していました。魚も、水面近くに浮上してきて、下手から流れ出し付近にのぼってきたり、川底のえぐれた深みの中に戻ってしまったり。早瀬の速流に現れることがあったり、流心に沈んでいる石の後ろ側のスポットや、深さのある流心の下に潜ってしまったり、と捕食対象を探して動いている様子でした。極端な天候が、一日も早く去って、通常の陽気に戻ってほしいのは、水辺の皆の願いのようです。
  2017 年  1月 23日(月)    8:00 ~16:00
(昨夜遅くには、一時粉雪が降ったようで、朝方は地面にうっすらと積もっていましたが)天気はおおむね晴れて、昼間は冷たい風が時々強め。今日も冷え込んでいて、朝夕は寒く(今朝の気温は-3℃,水温は8.5℃)、晴天の昼間は、陽が高い時間帯の日向は暖かいが、外気はひややかで、風がつめたい陽気でした。それでも、陽射しは暖かく、午前9時過ぎからハッチ増。午前10時頃になると、風が吹くようになり、気温・水温が上昇するまでに、少々時間がかかりましたが、昼前には上昇して、気温・水温とも12~13℃に。しかし、昨日と同様、体感的には外気がつめたく、風が強まると昼間でも肌寒い状況で、水生昆虫や魚たちも、安定した活動をしずらかったようで、成果チャンスは限定的。本日は、午後1時~2時頃に、活性の高まりやライズが見られたとのことで、年越しサクラマスの成果をお見受けする。冷たい風が吹く、難しい条件下では、魚の動きを見ている中で、浮上してくる、流心や白泡から出て姿を現す、などの変化で、捕食意識を読み取ったり、魚の頭の向き(目線)などから、捕食対象を絞り込み、有効なフライを選択される方法で、わずかなチャンスも、成果に結び付けていただいたご様子でした。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
  2017 年  1月 22日(日)    8:00 ~16:00
天気は快晴ながら、風が強い陽気。今朝も並みの冷え方で-2℃(午前6時)。太陽は、時間通り(午前8時半前)に照り始めて、朝の気温は急上昇。凍っていた屋外水道は、午前9時過ぎには融けていました(通常は昼、強い冷え込み時は午後になってから融ける)。ところが、暖かい陽射しに期待をもてていたのは、ここまで。何と、午前中のうちから、つめたい風が出てきて、吹き荒れることに。昼間は、たびたび強風になり、暴風も。暖かい陽射しとは対照的に、つめたい風だったため、昼頃までは高めの気温(13℃,水温も~11℃)を感じさせない寒さでした。昼過ぎには、ようやく外気が暖かくなったように思われましたが、風は時々止み間が増えた程度。水辺には、様々な水生昆虫が現れて、多数飛んでいたのですが、吹き飛ばされたり、舞い上げられたりして、水面近くにいることがほとんどなく、魚の捕食対象にはなりにくかったようでした。気温が高めの快晴ながら、強風・暴風に翻弄された本日のところは、ただただ悩まされたご様子。魚が構えている状態が見えにくい上に、活性が高まるきっかけがなく、反応が少ないことが多く、ルアーの場合は、ようやく魚に捕食のスイッチが入っても、キャッチしようとしてくるのは、瞬間的で、しかも非常に浅い咥え方。40㎝オーバーの大型レインボーが、黒い影になって迫ってきても、甘噛み程度の咥え込みで、チャンスがあっても難問で、厳しい釣りだったと伺う。今日は、つめたく強い風が障害になっていましたが、高めの気温水温は、水生昆虫や魚たちを活動的にしていたのも事実で、低温の時には、川底にはりついているレインボーは、今日は底から3~5㎝上に着いていたり、サクラマスは、強風の中も、流心に入っていて、中層程度に着いて、しきりと頭を振って、何かを追っていた様子も見られました。相反する条件(「陽射しの暖かさ」・「気温水温の高さ」と、「風の冷たさ」「強風・暴風で体感的な肌寒さ」)が同時に混在すると、複雑なようです。
  2017 年  1月 21日(土)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風が時々。(昨夜~)今朝は、強い冷え込みで、路面が凍結していましたが、朝から晴れたため、気温が早めに上昇してきたのは意外でした。午前9時の気温は2℃、午前11時には10℃、昼は13℃。水温も午前中から10℃に。陽射しが暖かく、気温が高まる中、午前9時過ぎからは、冷たい風がたびたび強めに吹くようになりました。暖かい陽射しと冷たい風が混在して、風の止み間にはかなり暖かく、風が吹くと冷えてくる複雑な陽気の本日は、午前中からライズが見られるも、風があるため、タイミングを合わせるのが難しかったり、何を捕食対象にしているのか判断できないこともあり、(1週間ぶりくらいに)底石の浅瀬の流れに出ているサクラマスたちも、ライズのヤマメなども、なかなか成果チャンスにならなかったのが、残念なところ。昼過ぎは、浮上傾向のサクラマスに、ドライフライをキャッチさせていただくも、切れてしまったとのお声。このところ、極端な寒さが続いていて、本来は寒い時季でも活発なサクラマスたちさえ、白泡の下などに潜ることが多かったのですが、今日の昼間の暖かさに、積極的になっていた上に、持ち前の気性の荒さが際立ちすぎた様子。サクラマスに限っては、少しおとなしいくらいが、(パワーが)ちょうどよいのかも知れません。午後の早いうちは、日陰になってもまだ暖かく、流れの中などに、姿を見せていた魚たちでしたが、午後3時頃になると、外気が冷えてきて、いつの間にか、深場の流れの中に潜り込むようになってきた様子。この1週間は、寒気・寒波・爆弾低気圧、などと言われ続けて、寒さが続いていることと、減水したことも影響してか?魚が着くポイントが変わっています。現在は、水面の凹凸が激しい流れの中にいる魚が多く、石の間や岩が切れ込みなど、陰になる所などに入り込んでいる魚が多く見られるようです。機敏なヤマメなら、そのような所に隠れるのはわかりますが、意外にも尺クラス(~それ以上)の良型レインボーも、足元の浅めの(水面に激しい凹凸ができる)速流の中を上手に移動して、すっと隠れてしまうのを 何度も目撃しています。寒さが厳しい時は、意外な所が着き場になるようです。
  2017 年  1月 20日(金)    8:00 ~16:00
天気は、(早朝は一時粉雪~)曇り一時晴れ時々雨。昼間は、たびたび雨が降り、本降りになることもありましたが、増水はせず、夕方までに、雪に変わることはありませんでした。
今日は、昼間から外気がつめたく、午後には風が出てきて、夕方は急速に冷え込んできています。
日没時までに、雪は降っていませんが、降雨で路面がぬれているため、深夜~明朝は
県道710号が路面凍結する恐れがあります。
明日は、気温が上がってから、走行されることをおすすめします。
  2017 年  1月 19日(木)    8:00 ~16:00
天気は曇り~晴れ時々曇り。今朝は冷え込まず、気温は2℃。久しぶりに、霜も氷もなく
何と(連日、昼まで融けない)屋外水道も、凍っていませんでした。朝方が暖かく、午前10時前からは、順番に陽が射し込むようになり、晴れ間もありましたが、つめたい風が吹いていることが多く、微風でも肌につめたく、外気がつめたいままだったのが特徴的。午前10時頃から、ユスリカの群れが現れましたが、昼前後にはパラパラといるものの、風が吹くとそれ以上は増えず。気温は、昼には11℃。水温は9℃。今日は、強くはないものの、日中はほぼ冷たい風が吹いていて、止んでいるのは少しの間という、厳しい条件が続いていました。本日のところは、(風に見舞われる中で)なんとか気温が上昇するまでに時間がかかり、さらにつめたい風が収まらず、ようやく魚が活気立ったのは、昼を過ぎて、午後2時頃。この時間帯、着き場のポイントを選んで、繊細に誘って、ルアー(ミノー系)で尺ヤマメの成果と伺う。フライは、沈めて好調。こちらは、レインボーが立て続けに、連続の成果をお見受けする。午後2時半を回ると、すでに陽は翳っていて、再びつめたい風が吹くと、冷えてきました。本日も、陽気の状況下で、魚のタイミングに合わせて、成果をあげていただいたご様子でした。
  2017 年  1月 18日(水)    8:00 ~16:00
天気は晴れ~曇り時々晴れ。昼頃からは風が出てきて、冷たい風がたびたび強め。今朝は、しっかり冷え込んでいて-4℃。氷も霜も霧も存在していて、ぼんやりと白い幻想的な景色でした。朝のうちは、順調に陽が射し込んで、少しずつ暖かくなってきたところに、雲が流れてきて、午前中から太陽が遮られることがたびたびあり。それでも、気温は順調に上昇して、昼は11℃(水温は10℃)に上昇。しかし、数値は上がったわりに、昼頃から冷たい風が吹くようになり、体感的には肌寒い陽気。ハッチは、昼前に増え始めたところで、午後にはいなくなってしまう正直さ。曇ることが多く、昼間でも、外気がずっとひんやりとつめたかった本日は、いつものライズポイントでも、ほとんどライズが見られない事態に。魚たちは、流れ込みの一番深い所や、白泡の下などに潜り込んでしまっていて、巻き返しなどに出てきても、川底べったりにはりついている体勢を変えず、ドライのチャンスが巡ってこない、厳しい釣りでした。今日の場合、魚の着き場と定位層に合わせていただいて、反応した魚が成果に。(各所で、ほとんどの魚が深場に集まっているため)着き場が混み合っている状況では、運動量の多い魚や、リーダー格の強い魚の方が、かかる可能性があるようで、成果の魚は35~40㎝クラスの大型と伺う。
この頃は、午前中にどれだけ外気が暖まるか、でハッチの出方、及びライズ状況が左右される様子です。そして、ハッチが増える時間帯からは、風の有無の影響が大きいようです。冬季は、成果チャンス(魚の活性が高まる時間帯)が限られがちですので、昼前後(午前11時頃~午後2時頃まで)には、充分に晴れているか、あるいは曇っていても、風がない状態で、チャンスに恵まれることを願っています。条件が整わない状況下では、さまざまに工夫してくださり、チャンスをつくっていただけますことを感謝いたします。
*おきゃくさまフォトに、お写真をご紹介しています。ご覧ください。
   2017 年  1月 17日(火)    8:00 ~16:00
天気は晴れ時々曇り。時々風があり、強まると日中も肌寒い陽気。今朝も冷え込んでいて(-3℃)、氷や氷柱や霜があちらこちらに。朝から風があり、早朝は頭がキーンとする寒さでしたが、午前8時半頃から陽射しあり。朝~午前中は、日向だけが暖かく、外気はつめたく感じられていましたが、それでも連日よりは気温上昇。なんと、午前8時半頃から、開きのポイントでは、年越しサクラマスが派手なライズを繰り返していました。日向以外は、まだ肌寒かったのですが、午前10時前に気温は6℃に。昼は7~8℃から、11℃。水温も10℃。午前10時過ぎからは、ハッチが増えて賑やかでした。日中、暖かい時間もありましたが、風が出てくると、外気のつめたさが際立ち、強まると日向でも肌寒い極端さ。本日は、このところ居座っている寒気の影響がやや弱まり、魚の活気が出るタイミングがあった様子。朝(午前9時半頃)には、やや低めの層に合わせると、いきなり年越しヤマメの成果があるも、全体的には深い所に潜った状態の魚が多く、午前中はなかなか活性せず、姿を見せている魚は限られている状況でした。昼近くなると、ようやく外気が暖まり、各所で反応する魚が現れた様子。ここ最近の寒さでは、浅瀬では速流でも、緩い流れでも、着いている魚がいないのが特徴的。白泡の下、流心の中にどっぷりと沈んでいるのが、通常の定位置のようで、活気立つと、流心の際や白泡の周辺などに現れてきてチャンスに。観察されていると、レインボーとヤマメでは、出てくる所に違いがあり、釣り分けが可とのお声。また、低い層に合わせる場合、大きめのフライ(#14)を選ぶと、この寒さの中でも、(しばらく見られていなかった)40㎝前後~それ以上の大型レインボーの成果と伺う。また、通常よりも寒い状態に慣れてきつつある先週~今週の陽気でも、安定した数釣り(本日も、尺ヤマメ~大型レインボーも含む、トータル19尾の成果)を可能にされるのは、通年で魚の状況をご存じくださり、盛期とは異なる時季であることから、想像力をもって、対応していただけるため、と感動とともに、感謝いたします。
寒い時季ですが、低姿勢、低活性になりつつも、魚たちは好条件をさがしつつ、毎日暮らしています。どうぞ、冬季パターンの魚に譲歩していただき、悠然とした大レインボーたち、敏速な年越しヤマメたち、縄張りには手厳しい大イワナたち、気性が荒く活発なサクラマスたち・・・が、活気立つタイミングに、ぜひおつきあいいただき、お楽しみください。
*本日のお写真は、掲載準備ができ次第、ご紹介させていただきます。
  2017 年  1月 16日(月)    8:00 ~16:00
天気は晴れ時々曇り、風が時々強め。今朝も-5℃。川辺の水たまりに張った氷は厚く、凍った屋外水道は昼まで融けない、強い冷え込みでしたが、朝から晴れて、気温は少しずつ上昇しました。午前10時頃になると、風が出てきて、時々強まり、突風になることも。昼間は、風が強まると一気に寒くなり、止むと陽射しの暖かさも。ハッチは、昼近くなると現れて、極小のブユの大群は、風に煽られて上空に吹き上げられたり、強い風に流されたりしながらも、止んでいる時は水面に降りてきており、寒さのわりに、日陰になってからも、大量に飛んでいたのは意外でした。昼の気温は5~7℃、水温は9℃。魚は浮上体勢にはなりきれず、深い所や白泡の中に潜っているものがほとんどのようでしたが、(風がない時や、気温が安定している時など)場合によっては、活性が高まる状況があったようで、流心が注ぐ開きでは、(午後1時~1時半頃に)年越しヤマメがライズを繰り返していたり、落差のある形状の浅い速流では、午後2時頃の風のなかった時には、年越しヤマメや良型~大型レインボーが、入れがかりになっていたご様子をお見受けする。有効だったフライは、ニンフ系(#16 ヘアーズ・イアー)と教えていただく。本日のところは、やはり気温の低さと、強い風に見舞われる厳しい気象条件で、魚の活性は全体的に低く、かかっても浅がかりしやすく、そもそも見えやすい所や、流れが緩い浅場などには着いておらず、突発的な反応や瞬間的な動きに合わせて、成果のご様子でした。
  2017 年  1月 15日(日)    8:00 ~16:00
天気は晴れ時々曇り。風があり時々強まる。今朝は、明け方にすでに冷え込んでいる上に、太陽が照る直前は放射冷却でさらに冷え、日中はつめたい風がたびたび強まり、外気がひやされて、晴れていても寒い一日に。今日の気温は、朝は-5℃。午前10時までは0℃。午前10時半過ぎに上昇してくるも、昼でも衝撃的な数値でなんと3℃。水温も、8℃は死守しているが、通常、魚が浮上してくるのは10℃になってからが多く、活性が高まる条件に及ばない状況。気温があがらない、厳しい陽気ながら、陽射しは体感的に暖かく、風の止み間には小型カゲロウなどが飛び、それらを目的に、小型の野鳥(キセキレイなど)も活発ですが、風が吹くと一瞬で冷えて、川辺の水たまりの氷や凍った霜柱は、日向になった昼にも融けない、強烈な冷え方でした。また、風が強まると、細かく粉砕された木の葉や、小枝の欠片などが、流れてくることが多く、魚にとっては、飛んでいる虫を見ることが少なく、流れてくる物の中に、食べ物をさがすのに苦労する、といった状況で、一日中活性が低かった印象。本日のところは、寒波の影響で、予報通りの冷え込み。外気のつめたさが、陽射しの暖かさに勝って、風が強まると、厳しい寒さを実感。今日の魚は、白泡や流心の下、深みの底などに沈んでしまっていて、出てこない状況でした。通常の冬陽気に、安定してほしいものです。
  2017 年  1月 14日(土)    8:00 ~16:00
天気は晴れ一時雪~時々曇り。昼間は風あり。今朝は冷え込み-2℃。朝~午前10時前までは晴れて、気温(4~6℃)・水温(~10℃)は上昇しましたが、空は徐々に雲に覆われてきて、昼前は雪がチラつくことも。降雪は少量で短時間。午後には曇っても降らず、積もることはありませんでした。今日は、晴れ間には暖かい時もあったのですが、たびたび風が吹いて肌寒く、ハッチは少なく、午後には見当たらず。魚も白泡の中や深い所に沈んでしまっている状態が多く、陽が射した時や風が止んだ時など、少しでも条件がよくなったタイミングに、捕食態勢になっていた様子。本日のところは、寒さの中、反応のよい魚を見つけてチャレンジする、厳しい釣りに。全体的に活性が低いため、かかっても、浅がかりしてバレてしまったり、そもそも低層から出てくる魚をさがすのに苦労する状況。それでも、少ないながら、ライズを見ることもあり、ドライチャンスも。珍しくレインボーがライズしていたため、ターゲットにしていると、いきなり現れたサクラマスが、フライをキャッチしていったとのお声。また、風が止んだ午後、流心の中で、ライズする様子が見られていたところに、丁寧に流すと、こちらも良型サクラマスが飛びついたのをお見受けする。成果のドライフライを見せていただくと、サイズは#16。上方はパラシュート、下方はボリュームのあるボディを巻いて、各種水生昆虫の様々な状態に見えるよう、工夫されたフライでした。
*雪は積もっておらず、路面もぬれてはいませんが、今夜~明朝は強い冷え込みが予想されています。念のため、路面凍結に対応して、県道710号は、気温が上がってから走行していただけますと安心です。
  2017 年  1月 13日(金)    8:00 ~16:00
天気は晴れ時々曇りで、風が時々。今朝は冷え込まず、午前6時過ぎの気温は3℃。霜は降りていましたが、凍っている所はほとんどなく、暖かい朝。午前8時半頃には、太陽が照り、さらに暖かくなってきましたが、朝のうちから風が出てきました。午前中はほぼ晴れていて、昼以降は時々曇ることも。今日の風は、強まったり、曇った時に吹くと、つめたいのですが、弱めに吹いていたり、日向で吹かれる場合は、意外にあたたかったのが特徴的。今週は、冷たい風に吹かれることが多かったため、今日に限っては、いくらか穏やかな陽気に感じられました。体感的には暖かめといっても、午前中の気温は5℃前後の状態が多く、水温は午前10時までは9℃。午前11時を過ぎると、気温は10℃になり、水温も10℃強に。気温・水温は、それほど上がりませんでしたが、今日の水辺は、風の影響が連日よりも少なく、ハッチが多め。また、ブユなどの極小の群れは、風が吹くと、上空高くへ吹き上げられてしまうのは同じですが、今日は風の止み間が多かったため、飛んでいた虫が消えることはなく、風が止むと、ブユなどは、次々に水面に降りてきていたのが印象的。さらに、水面上に捕食対象が現れることで、魚の活性が高まるタイミングあり。陽があたり、気温も高まってくる午前10時頃~11時過ぎは、開きに注ぐ流心の最後方や、流れ込み脇(ソデ)のゆるめの巻きなどでは、年越しヤマメのライズあり。また、同じ場所(ソデの巻き)には、良型レインボーも現れていて、こちらは、底石の隙間に頭を突っ込むようにして、ウロウロと動き回っている様子も。あるいは、サクラマスが数尾で競うように、左右に移動しながら捕食している姿も見られました。本日のところは、好条件(風の止み間・気温・水温が上昇した状態・ハッチや流下物あり等)のタイミングに、捕食しようとする魚が多く見られ、活性が高まる様子を見ることができましたが、好条件は、時間や場所など限定的で安定せず、成果のチャンスとしては弱かった様子。ルアーは、反応させ追ってこさせても、咥えこみが浅く、難しい釣りだったようでした。
午後になると、曇りがちで、風が強まるようになりました。寒気が影響する陽気でも、対応策が見つかることを期待しています。
  2017 年  1月 12日(木)    8:00 ~16:00
今日も晴れて、昼間は暖かい陽射しに恵まれましたが、寒気のため、外気がつめたい一日に。今朝も冷え込んで-2℃。朝のうちは5℃になるまでに時間がかかり、午前11時頃にようやく10℃に(昼の水温も10℃強)。今日は、午前中からつめたい風が吹き、日向でも外気はひんやりしていて、昼でも日陰は肌寒く、午後になると気温が下がってきました。ハッチは、午前中はなかなか見ませんでしたが、昼前後には風がない時に増。ブユなど極小の大群は、風がないと水面近くに群れて、風が吹くと上空高くに移動(吹き上げられていたのかも?)。また、小型カゲロウのダンも、風がない時にはパラパラと飛んでいましたが、冷たい風がたびたび吹くと、姿が見えなくなっていました。本日のところは、気温があがってきて、魚の反応がよくなるまでに時間がかかり、チャンスはあるものの、ドライの成果は昼近くなってからだったご様子。このところ、寒波や寒気の影響で、晴天のわりに、外気が昼間もひえていて、冷たい風が吹きやすく、日中でも肌寒い陽気が続いており、魚の活性に影響あり。レインボーは、低い体勢のままの状態が多く、活性があがらず。ヤマメやサクラマスも、浮上する機会を待っているようですが、なかなかきっかけがなく、ライズをしても、微妙な高さの小さい動き。成果のヤマメが捕食していたのは、小さいニンフが少量だったと伺う。今週は、平年よりも寒い陽気だと聞きます。体感的には、好天にも関わらず、昼間も肌寒いのを実感していて、魚の活性が低い状況が多。繊細で厳しい釣りでしたが、ライズの年越しサクラマスやヤマメを狙う方法では、水面直下の捕食態勢であること、捕食物が成虫や亜成虫が入っていないことから、流れてくるものを対象にライズしているらしく、イマージャーで成功と教えていただく。
*本日のお写真をご紹介しています。「おきゃくさまフォト」をご覧ください。
  2017 年  1月 11日(水)    8:00 ~16:00
天気は晴れ。今朝も、水たまりに氷がはる冷え込み(-2℃)でしたが、午前8時半前から、翳るまで順調に太陽が照り、各所に日向になる時間あり。日向になると、流心が注ぐ平瀬では、まもなくもじり始めて、昼前~午後の早いうちは時々ライズも見られましたが、浮上体勢は(ハッチや無風など)条件がよい状況に限られて、サクラマスやヤマメは中層。レインボーはほぼ川底に着くことが多。最も暖かい時(昼過ぎ~午後1時頃)で、
気温は12℃・水温は10℃強。しかし、寒波の影響か?陽射しは暖かくても、外気はひんやりとしていて、風がやや強まると、昼間の日向でも肌寒かったのが印象的。ハッチは、風がない状態では、小型のカゲロウが上空高くへ飛んでいく姿が、ポツリポツリと見られ、風の止み間に羽化して、ダンになったばかりのようで、時間的には午前11時過ぎ~昼過ぎに集中していた様子。この時サクラマスは、流心に入ってきて、中層程度で左右に大きく移動しながら、底石の流れを上流に向けて、せり上がってくるのを見ました。昼になると、風がやや強めに吹くことが多くなり、午後1時を過ぎると、気温は10℃以下に。日陰では、かなり寒くなって、ハッチは細かい双翅類がチラホラするくらいになっていました。本日のところは、ハッチが(気温があがってから、風の止み間に)限られていて数も少なく、空中の捕食物はあまりアテにならなかった様子。しかも、流下物(おそらく水生昆虫の幼虫の抜け殻など)も、風がない時の方が、魚が見つけやすかったようで、捕食態勢になっている時が、極めて少なかったようでした。今日の魚は、全体的に活性が低く、条件がよくなったタイミングに、突発的に捕食しようとしていたようで、魚の瞬間的な反応をチャンスにして成果という、非常に厳しい釣りに。レインボーが、深い層から出てくるのは、ほぼ瞬間的。突然活気立つサクラマスも、反応してもキャッチしきれなかったり、といった釣果に結びつきにくい状況だったのが、残念でした。
  2017 年  1月 10日(火)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風が時々。今朝は冷え込んでいて(-3℃)、霜や霧で、朝のエリアは白い景色でしたが、朝から晴れて、午前8時20分頃から(午前9時前までに)は、まず上流(の角から順番に上流に向けて)と中流域が日向に。昼過ぎ(~午後2時頃)までは、順番にエリア内のどこかしらが日向になっているのですが、今日はつめたい風が吹いていて、暖かいのは日向だけという肌寒さで、冬らしい釣りに。昼の気温は13℃、水温は12℃まで上昇して各種のハッチもチラホラありましたが、強くはなくても、冷たい風が吹くと影響あり。また、今日の渓流は、流れの勢いはかなり落ち着いていましたが、水量はまだ多めで、流れが速まった状態。そのため、ライズはまだ増えず、動きが非常に小さいのが特徴的。難しいライズに挑んで、有効だったのは#24 CDCダン。ヤマメの成果をお見受けする。全体的には、定位層が低く、特にレインボーの活性はひかえめ。また、最下流域の深場では、居着きヤマメが突発的に出て、ルアーはバレが多かったとのお声。あるいは、時間帯や場所などでも、チャンスポイントに変化があったようで、タナやタイミングを合わせていただいて成功のご様子。ミノー系は、白泡の中から40㎝クラスの年越しヤマメや、イワナの成果をお見受けする。本日のところは、まだ(降雨の影響が残っていて)流れが速めでしたが、水量は順調に減ってきているようです。
 2017 年  1月 9日(月)    8:00 ~16:00
天気は、午前中が時々雨。昼は晴れて、午後は曇り時々晴れ。風は時々あり。昨日の降雨は、明け方に一度あがって、午前中は時々降るも、水量はそれ以上増えることはなく、3~5㎝多めを保っていました。水量が増えた分、流れは速まり、勢いも強まっていて、今日の魚は、低い層に入っているものが多く、早瀬の速流の中や、白泡が勢いよく注ぎ込む、巻き返しなどには、まだ着ける状況ではなかった様子でした。昨日から引き続いて、雨が降っていた(のちに晴れ間あり)今日は、気温の上下が少なく、通常よりも暖かめで、少々風が出ても、日中の気温は11℃(水温も11℃)。しかし、昼に風が吹いていたため、ハッチは一時的だったのが残念。カゲロウのスピナーなどが数匹飛んでいたり、カワゲラなども現れていましたが、午後には、あまり見られなくなっていました。水量が多めで、流れが速まり勢いが強まっていた本日は、ハッチが少なかったことや、流れてくるものがあったことなども加わって、魚の捕食タイミングがまばらで、難しい釣りに。それでも、ハッチがあった時にはライズし、流下物がある時には中層程度で、頭を左右に振りながら、流心をせり上がっていく、など、年越しのサクラマスは、場面場面で積極的な様子を見せており、晴れた昼頃(午前11時過ぎ頃)にはライズをとらえることに成功(ドライサイズ#20)されたケースも。全体的には、レインボーが、低い体勢しかとれずなかなか流れに出てこれなかったため、釣果は厳しかったようでした。
夕方になると、流れの勢いが、ようやく収まってきた印象で、流れ込みの白泡が、朝方よりも、きめ細かくなっていました。水量の方は、今日一日では、少々減水した程度と思われ、明日は元の水量に近づいてくる見込みです。
  2017 年  1月 8日(日)    8:00 ~16:00
天気は、曇りのち雨。本日は、やや冷え込んでいた朝(-1℃)から、あまり気温が上がらず(日中は3~5℃)、水温も9℃止まりで、昼間も外気がひんやりとしていました。午前中は、風がなかったため、気温の低さのわりには、体感的には震えるような寒さは感じなかったものの、ハッチはなく、魚は全体的に低層にいて、昼頃にはサクラマスなどが、やや高めに着いて、もじったり控えめなライズをしていたりしましたが、ライズが小さすぎて、タイミングが合いにくかったご様子。レインボーは、各所で川底にべったりと沈んでいて、昼には、冷たい雨が降ってきて、さらに外気はひえてきて、魚の動きは少なくなったようでした。午後の雨は本降りになり、夕方には、少々濁りが入り、少しずつ増水してきました。雨が止むのは、明日の明け方の予報ですので、以後の状況は明朝お知らせいたします。
雨が止んだ後、深夜~翌朝に冷え込んだ場合は、(路面がぬれているため)路面凍結の恐れがありますので、県道710号は、気温が上がってから(午前9時以降)走行されることをおすすめします。最もカーブが深い所や、橋(谷戸口橋)の上は、すべりやすいので、お気をつけください。
  2017 年  1月 7日(土)    8:00 ~16:00
天気は晴れ。風が時々。今朝も冷え込んで-4℃。午前9時頃でやっと1℃、午前11時を過ぎて10℃、昼は瞬間的に11℃になりましたが、午後になると再び9℃前後。水温は昼に10℃強になりましたが、日中は風があったため、それ以上はあがらず。太陽は、今日も朝一(午前8時半頃)から、山の向こう側に隠れてしまう時(午後2時頃)まで、エリア内を順番に照らして、昼間は箇所箇所に時間差で、暖かい日向あり。ハッチは、午前10時過ぎに増えてきましたが、暖かくなった頃に、風が吹くようになり、昼のハッチはまばらに。しかし、風の止み間には、中型のカゲロウ(スピナー)やカワゲラ(黒・12㎜位)なども単体でしたが現れていました。晴天ながら、気温はやや低め、日中にはつめたい風が吹き、外気がひややかだった本日は、気温が上がった状態で、風が出る直前の午前11時頃にライズあり。以後は、風のつめたさに、浮上していたサクラマスやヤマメも、低い層に着くことが多くなり、止み間には中層程度で、流心を(流れ出し辺りから)せり上がってくる様子をみましたが、全体的に低姿勢。ライズには、ドライ(#20)を流して、年越しサクラマスの成果をお見受けし、中層以下に下がった状態では、白泡の中などから、突然飛び出てくるサクラマスやヤマメを対象に、魚が見つけやすい大きさのニンフで、成果と伺う。
午後は、1時半を過ぎると、ほとんどが日陰になってしまいますが、流れ込みの巻き返しなど、活気立つ魚がいるポイントでは、層を合わせて成果をお見受けする。今日も、冬らしい陽気で、条件のよい状況(風が止む、気温が安定するなど)で、魚の反応や動き、定位置が変わるなどが見られたようで、成果にはタイミングが重要だったようでした。
*本日のお写真を「おきゃくさまフォト」でご紹介しています。ご覧ください。
  2017 年  1月 6日(金)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、昼頃までは時々風あり。今朝は、強めの冷え込みで-4℃。霜や水たまり、屋外水道が凍る寒さでした。太陽は、時間通りに順番に(午前8時半頃~午後2時頃まで)照り、日向の気温・水温は何とか上昇しましたが、昼の最高気温は7℃弱。水温は10℃。午前午後とも、ほぼ5℃前後で落ち着く、肌寒い一日でした。ハッチは昼過ぎに増えて、ブユの群れにカゲロウやトビケラがチラホラ。風が出るといなくなり、止むと現れる状況でした。冬本番の陽気だった本日のところは、ライズポイント(ほぼ毎日、ライズの捕食態勢をとる場所)でも、ライズタイムは短く、(ライズの)回数も少なく、かかりも弱い状態だったようで、ドライは、限られたチャンスをものにしていただいて、成果のご様子。全体的には、活性が低い状況が多い中、突発的な活気に合わせて、チャレンジしていただく釣りだったようで、厳しい条件で成果の魚は、年越しサクラマスや、居着きのレインボーなど、良型でパワーのある魚だったようでした。
  2017 年  1月 5日(木)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風が時々強め。今朝は、久しぶりに冷え込んで-3℃。朝の水辺は、白く霞む冬らしい景色でした。陽が射し込むと、日向になった所から(陽が射す順番は、午前8時半:上流の角~午前9時:中流域~午前10時前:上流域・下流~午前11時頃~昼過ぎにかけて:最下流と最上流)、順番に暖まっていき、魚は徐々に活動的になり、外気が暖まると(昼前頃~)ハッチが増えました。今日は、季節外れの暖かさだった昨日までとは状況が異なり、朝方の魚は、活動し始めている場所でも、深い層で移動していた様子。また午前中は、ルアーに突然飛びついてくるが、浅がかりすることが多く、大型レインボーや年越し3年と思われるヤマメも、バレてしまったとのお声。日中、晴れて好天になりましたが、次第に風が出てきて、昼前には強く吹くことがたびたびあり、気温は意外に上がらず12℃弱止まり。水温は(朝10℃~)午前11時には11℃になりましたが、ブユの大群やカゲロウ(中型のスピナーなど)は、風の止み間に現れて、風が吹くと見当たらなくなる状況で、魚の定位置は低め。ライズポイントでは、年越しヤマメやサクラマスが浮上してくる様子や、水面をすくいあげるようなライズを見ることがありましたが、反応が良い状態は、長く続かなかったようで、大型レインボーや尺サクラマスなどの成果は、昼前後に集中して、お見受けしました。今日の陽気(朝方が冷えていて、日中に風があり、気温が上がりきらない晴天)では、魚の活性の高まり方が微妙だったようで、突発的に活気立つ様子も見られ、各所でかかる魚は、縄張りをもつランクが上位のものだったり、もしくは長く居着いていたり、際立って強い個体だったりしたようで、午後2時以降にも、いきなりかかると、毛鉤を咥えたまま広範囲に動き回り、なかなか寄らず、流れ込み下まで突っ走る様子を拝見しました。本日のところは、その時その場で活気立つ魚に、ターゲットを絞って、反応に合わせてやりとりしていただく方法が、有効だったようでした。
  2017 年  1月 4日(水)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、風あり。今朝は冷え込まず(気温3℃,水温10℃強)、朝一(午前8時半頃)から太陽が照り、日向になった所から順番に気温が上昇して、午前11時前に気温は10℃、水温は11℃、昼の気温は15℃、水温は12℃になりました。今日の陽気は、陽射しが暖かく、気温が高かった反面、午前中から風が出てきて、時々強め。吹く風はつめたく、日陰では昼間でも肌寒かったのが特徴的。日中に、つめたい風が強まったことで、今日のハッチは風の止み間に増えて、吹くと散らばって、姿が見えなくなることもたびたび。気温が高いわりに、体感的には寒いという、アンバランスな陽気だった本日は、レインボーの活性にムラがあり。最下流では、珍しく、早朝(午前7時頃)から、姿を見せていたり、上流の平瀬では、午前9時前の陽が射し込んで間もない時間帯から、活気があり、大型レインボーがルアーで早々に成果をお見受けすることに。しかし、その後、風が出てくると、各所のレインボーたちは、活性が落ち着いてしまった傾向で、代わって、年越しヤマメやサクラマスたちが高活性に。風があり、ハッチは乱れがちでしたが、ヤマメやサクラマスは、浮上体勢を崩さず、昼を中心に、ずっと表層で活動していたとのことで、ルアーは各種有効。ミノー系は、変則的なアクションをつけられるタイプでも、サクラマスの成果。また、手持ちの中で、最も小さいスプーン(2g)を選んでは、スピード調整などで、年越しヤマメの成果、とヤマメ系の数釣りをお見受けする。午後になると、徐々に風が収まってきましたが、太陽が翳ってしまうと、外気はひんやりと冷えてきました。活性が高まっていたのは、今日もやはり昼頃が中心だったようです。
  2017 年  1月 3日(火)    8:00 ~16:00
天気は晴れ時々曇り。昼は、少々風あり。今朝は、やや冷え込んでいて、凍ってはいないが霜が降りていて、朝の水辺は霧でしばらくかすんでいました。太陽が照り始めたのは午前8時半頃から。順番に日向ができて、午前中はゆっくりと気温上昇。午前10時頃までは5~6℃でほぼ一定でしたが、午前11時になると10℃以上に(水温は朝10℃、昼11℃)。しかし昼になると、風が出てきてしまい、気温は11℃止まり。昼前にようやく増えてきたハッチは、午後になると、ほとんどいなくなっていたのは残念でした。今日の魚は、陽が射し込み始めた場所から、レインボーは活性開始。上流域では、午前10時過ぎに、日向になるとさっそくルアーに、大型レインボーがヒットする様子をお見受けする。また、年越しヤマメも、水面直下辺りでは、午前中から活動的だったようで、ルアーでレインボーが着いているレーンを引いてくると、年越しヤマメが先に飛びついてきたとのお声も。ルアーは、ミノー等各種、狭い(距離が短い)ポイントでキャッチさせる方法として、落とす場所と巻いてくるスピードなどで調整して成果のご様子。昼近くなると、魚種で行動が大きく異なり、レインボーは低い体勢を保ったままなのに対して、年越しヤマメやサクラマスは、午前11時50分頃になると、突然流心に姿を現して、数本の流れが合流する辺りなどに浮上して、その周辺を陣取る様子を確認。時々水面から顔を出して、流れてくるものを食べているようでしたが、上空には虫が飛んでいなかったため、何を捕食しているのかは不明でしたが、ドライは各所のライズポイントで有効。年越しサクラマスは、ハッチがなくても、ずっとライズしているものをターゲットにして、#20(フックサイズよりも大きめのシルエットながら、スリムな形状に仕上げたタイプ等)で成果をお見受けする。レインボーも、ドライでは、浮上しているものだけを選ぶと、反応がよく好成果と伺う。本日のところは、ハッチが限られていて、多くのレインボーの態勢が低く、全体的な活性は盛り上がりきらず、難しい状況だったようで、各所それぞれで、動きがよくなったタイミングに、定位層に合わせて成果に。特に下流のレインボーは、午後も日向の場所でチャンスがあったが、テンカラも、かなり深く沈める必要があったと伺う。沈んでいる状態のレインボーは、一見すると動きに機敏さが見られにくいが、意外に、タナ合わせをすると、成果に至ったようでした。
  2017 年  1月 2日(月)    8:00 ~16:00
天気は晴れて、午後は風が時々。今朝は、少し冷えたものの比較的暖かく、エリア内は午前8時半頃~午後2時前まで、陽射しに恵まれて、日向では暖かく過ごせました。本日のところは、レインボーが低層で活動していた傾向で、陽が射し込み始める前は、出てきても浅がかりしていたようでしたが、一番早く日向になる所では、午前9時過ぎから良型レインボーの成果をお見受けする。午前中は、少しずつ気温が上昇。10℃になるまでは、少々時間がかかり、午前11時頃までかかりましたが、昼は15℃位まで上がり、昼~昼過ぎにはハッチ増。ブユの大群のほか、12~13㎜位のトビケラなども、昼過ぎには飛んでいましたが、午後になると風が出てきて、散らばってしまった様子で、ドライの成果は、午前中~昼頃までに集中していたと伺う。特に、ライズは、いつもの場所で見られていましたが、1回勝負というシビアさ。フライサイズは、始めからハッチに合わせていかないと、チャンスを逃すことになるというお声。ライズのヤマメやサクラマスに、有効だったのは、#24と伺う。一方、レインボーは大型の成果をお見受けすることが多。しかし、今日の場合は、昼前後でも、浮上して来ず、沈ませて成果と伺う。また、午前中のうちに、最下流でも成果とのこと(ちなみに、最下流に陽が射して、暖かくなるのは昼近い頃で、通常、ライズが見られるのも昼が多い)。このところ、好天が続いていて、活性する時間帯が、決まっている傾向です。活性の良い時間帯を有効に、作戦を展開していただくと楽しいようです。
*本日のお写真をご紹介しています。ご覧ください。
  2017 年  1月 1日(日)  現在の営業時間 8:00 ~16:00
 明けまして おめでとうございます
本年も よろしくお願い申し上げます




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  2016年 12月 31日(土) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れて、風が時々。今朝も、少し冷え込んでいて-1℃。霜が降りていましたが、凍ってはおらず。今日は、午前8時過ぎから太陽が照り、エリア内には、午後2時頃まで順番に日向ができていました。各ポイントの、日照時間やタイミングはそれぞれで、さらに日に日に、太陽の角度が変わっていくため、朝(午前9時前)のうちに30分程度、陽があたって、後の時間は日陰になる所や、昼までずっと日影で、午後に1時間位日向になる所だったり、一日のうちに(朝と午後など)何度か、比較的長く、陽があたっている所があったり・・・と様々。そこで、「いつ」「どこで」「なにで(大きさ・重さ・形状・色等)」挑戦するのか、タイミングが重要なようです。今日の場合は、ハッチは昼過ぎに多く、ブユの大群、ユスリカの他、午前10時頃には、羽化したばかりと思われる、中型カゲロウのダン(薄茶系・12~13㎜)が、足元の石の上にいて、昼過ぎには、各種の小型カゲロウや小型のトビケラなどが飛んでいましたが、午後に風が出てくると、散らばったようでした。本日のところは、全体的に低めの層で活動。大型レインボーの中にも、見える所に現れているものもいて、活動していましたが、川底付近の低い層に構えたままだった印象で、捕食対象は小さめ。#10~12を試してみると、避けていたとのことで、サイズは、#20・22でも、反応が少なかったとのお声。その一方で、居着きイワナの成果もあったと伺う。ルアーも、中には、追ってくる魚もいて、昼過ぎにはチャンスがあり、成果に至るも、午後には、さらに活性が低くなったようでした。
 2016年 12月 30日(金) 8:00 ~ 16:10 
天気は、曇りのち晴れ。昼頃から、時々風あり。今朝は冷えていて-3℃。霜が凍る肌寒さでした。朝のうちは、曇っていたが風はなく、晴れてきたのは午前9時半頃。陽が射すようになると、まもなく暖かくなってきて、午前10時頃は、ゆっくりと気温水温が上昇中。午前中の水温は10℃。気温は、5~6℃からなかなか上がりませんでしたが、昼には11℃(水温も11℃)に。最近の傾向は、最も暖かくなるのは、「昼過ぎ~午後1時半頃」で、この時間帯にハッチが増えて、魚の活性も高く、成果チャンス多。それ以前は、まだ暖まりきれておらず、それ以後は陽が翳って、冷えてきてしまうため、この時間帯に成果が集中する傾向あり。特に、ライズのポイントや、ヤマメが浮上するポイント(岩壁沿いや巻き返しなど)では、それまではいなかったのに、この時間帯には姿を現すとのことで、本日もドライの成果はこの時間と伺う。一方、沈める方法は、(風が吹いてくる前の)午前中が好調だったとのお声。有効だったのは、#18 ソフトハックル系。本日の場合は、全体的に魚が低姿勢で、低い層にじっとしていて、反応が少ない状況が多く、活性が低い傾向だったため、ただ沈ませるのでは、成果になりにくい様子あり。ソフトハックル系も、テールに一工夫して、目立つ(魚の目に留まりやすい)ようにしたことが効果大と伺う。冬季は、魚が活動する時間帯が、コンパクトになるため、暖かい時間帯をぜひ有効に研究されて、冬独特の釣りをお楽しみください。
*最新フォトを「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
 2016年 12月 29日(木) 8:00 ~ 16:10 
今日の渓流は、昨日と比べて、流れの勢いが収まり、荒々しさがなくなっています。水量は、多少減水したようで、上流域は、流れ込み下の白泡が、きめ細かくなった印象ですが、下流域はまだ多く、流れが強めの速流を保持しており、少しずつ落ち着いてきている様子です。
天気は曇り時々晴れ。風も時々。今朝は、少し冷えていて-1℃。薄氷が張っていましたが、朝は風がなく寒さは弱め。午前中は曇りがちで、なかなか晴れず、気温はごくゆっくり上昇していき、午前10時で5℃前後。太陽が見えたのは、昼近くなってからで、昼~昼過ぎは10℃以上に(水温は朝10℃~昼11℃)。今日のハッチは、昼に集中。ブユの大群などが、午前11時頃~昼過ぎに多数に飛んでいましたが、午後になって、風が強まると、大群は上空の高い所にあがっていきました。本日のところは、全体的に魚が沈んだ状態が多く、深すぎない場所や速すぎない流れを選んで、沈めて成果のご様子。
このところ、降雨で増水した後は、1日目に減水が進み、2日目に流れの勢いが収まり、3日目になると、順調に落ち着いてきて、平水に戻ってくるようです。
*最新フォトを「おきゃくさまフォト」にご紹介しています。ご覧ください。
  2016年 12月 28日(水) 8:00 ~ 16:10 
今朝の渓流は、渡渉できる水量に戻っていました。雨の前と比べると、まだ数㎝(3~5㎝位)多いですが、昨日(の昼前~)の濁流状態からは、大幅に減水していました。
増水後の流れは、速まっていて勢いがあり、流れ込みは豪快で、白泡の立ち方が荒くなっており、巻き返しなどのクセが強まっている、といった特徴的な状況ですが、徐々に落ち着いてきています。天気は晴れて、風が時々。今朝は、冷えているのを実感する0℃。午前中は、日向だけが暖かく、なかなか気温が上がらず。昼は11℃。水温は朝から10℃。昼は11℃。ハッチは、午前11時頃から、先ずブユの大群が。風が吹くと、バラバラになってしまうが、止むと再結成。昼にはカゲロウの数が増えて、より賑やか。午後は、日陰になると、急速に冷えてきて、寒くなりました。今日は、水量が多い速流だったことと、日向のみが暖かい極端な陽気で、通常の状態に戻ってきている場所と、まだまだ流れの速さに、押し切られてしまっている場所とで、大差あり。魚は、勢いのある速流の中に、構えられる状況ではなかったため、流心の外側に開きのスペースがある場所など、条件のよいポイントで成果チャンスあり。強い流れに、タイミングが合いにくい状況もあったようで、バレをお見受けすることも多めでしたが、ミッジドライ(#22~28)で、良型レインボー、年越しヤマメの成果を拝見。また、今日の場合は、雨の翌日で、流れてくるものが様々(粉々になった落葉や枝木などに、虫が混じっていると思われるなど)だったのか? 一時濁ってきた時に、突然集中的なライズが始まり、次々に起こるだけでなく、同時に3尾が跳ねるなど、華やいだ不思議なひとときがあったとのお声も。しかし、このライズの捕食対象は判明できず、この時には成果ならずとのこと。あるいは、魚が着ける(速さの)流れや、(流れが緩まる)ポイントなどが偏っていたことから、流れ込みポイントで、長く居着いていると思われるアメマスの成果もあったと伺う。
今日は、夕方にも、まだ水量が多く流れが速い状況を保持しています。明日は、もう少し落ち着いていると思われます。
*「おきゃくさまフォト」に、本日のお写真を準備中です。完了次第、ご紹介いたします。
  2016年 12月 27日(火)  強い雨風で、増水・濁流 
朝から降っていた雨が、徐々に強まり、午前10時前から増水してきました。午前11時前に、駐車場へ一時避難すると、まもなく濁流になり、近づくことができなくなりました。
午後、雨は収まっていましたが、夜には降雨が再開して、明け方にはあがりました。
  2016年 12月 26日(月) 8:00 ~ 16:10 
天気は曇り~晴れ時々曇り。晴れたのは、午前10時頃~昼過ぎ。昼頃からは、ひんやりした風が時々。今朝も、平均的な朝で気温は3℃(水温10℃)。午前中は、なかなか太陽が照らないが、風もなく、寒く感じる陽気ではなし。午前9時頃になると、気温が上昇してきて、開きに流心が注いでできる巻き返しでは、年越ししたばかりのヤマメが、ぐるぐると泳ぎ回って、捕食物をさがしている様子。午前10時に晴れてくると、単体のカゲロウ(スピナー・中型・薄茶~ベージュ系)やユスリカ、ブユの大群などが現れるようになり、昼過ぎまでは、陽射しに恵まれて暖かく、気温は15℃、水温は12℃強まで上昇。昼頃は、開きの流心の中央を陣取る、良型レインボーが、流れ出し辺りで、顔を出してパックンパックンと食べている姿も。また、浅い早瀬では、低めの態勢で上流へさしていくものも。しかし、ライズの態勢がとれる場所なり状況では、活動的な様子でしたが、昼頃からは、風も出てきて、強くはないが、ややひんやりとするようになり、午後に再び曇ると、群れのハッチはいなくなり、小型のカゲロウや、トビケラなどがパラパラと飛んでいました。本日のところは、フライは、開きやプール状になったスペースなど、流下物を構えて待てる場所でのみ、成果チャンス。ライズの年越しヤマメは、ミッジドライ(カゲロウモデル)で成果と伺う。しかし、落ち込みでは深く沈んでしまっていて、レインボーが低活性。ルアーに誘われ出ても、咥えるまでの活気がなかったり、バレてしまったりとのお声。冬は、レインボーの活性が、高まるかどうかが、特に釣果には重要なようです。
  2016年 12月 25日(日) 8:00 ~ 16:10 
天気は曇り時々晴れ。風は少々。今朝は、冷え込まず気温3℃~(午前7時前)。しかし、朝のうちは曇っていて、外気がつめたい陽気。太陽が照ったのは、午前10時になってから。およそ2時間のロス(朝から晴天の時は、午前8時過ぎにエリア内に陽が射し込むため)は、その後にも影響あり。日向になった所は、充分に暖かいのですが、日陰はひんやりとしたままで、今日はハッチに異変が。昼の気温は、~11℃。水温も11℃あったのですが、陽射しがないと体の芯が冷えてくるような肌寒さで、午前10時頃から、水辺にブユなどが現れて、昼過ぎにかけては増えて、群れてしたのですが・・・なんと、陽が翳ると、一斉に消えてしまいました。いつもなら、昼頃にはフタバコカゲロウなどの小型カゲロウやカワゲラ、トビケラなどが活動して、その前後にブユやガガンボなどが活動しているのですが、今日は、カゲロウなどの姿は見られず。ハッチがほぼ瞬間的で、午後にはサッサと終了してしまった本日のところは、魚の活性が盛り上がるきっかけがなく、非常に厳しい釣りに。昼頃、いつもライズするポイントでは、今日もレインボーが元気に跳ねていたと伺うも、かからず。各所で、底の方にじっとしている姿が多。午後2時には、気温は6℃以下になり、真冬らしい一日でした。つい2日前は、20℃近くまで気温があがり、最低でも15℃という異常さ(その前日には、強雨が降って増水も)。あまり極端な天候の違いは、水辺の水生昆虫や魚たちのペースを乱してしまうようです。
  2016年 12月 24日(土) 8:00 ~ 16:10 
今朝の渓流は、前日より数㎝減っていて、落ち着いていました。天気は晴れて、風は少々。今朝は、冷えてはおらず、気温は5℃。平均的な気温ながら、前日(午前7時前の気温:15℃)との落差が大きいため、放射冷却の一時的な冷え込みは、体感的に非常に厳しく、たっぷりと寒さを感じたのが印象的。また、昼の気温は14℃まで上昇(水温は10℃~11℃強)し、日中の日向は暖かく、昼にはハッチが増えましたが、微風でも、吹くとつめたい風があり、日陰はひんやりと肌寒く、午後はいつの間にかハッチが急減していました。今日の流水は、減水して落ち着きを取り戻していましたが、まだ雨の前よりは多めで、渡渉の際には流水の抵抗あり。流れてくるものを見ても、(落ち葉の欠片など)水面下1㎝ほどに沈められながら流されていたようで、魚の構えが低姿勢だったのが特徴的。また、全体的に活性の盛り上がりには欠けて、レインボーの動きは、特に突発的。また、まだ安定したライズの捕食態勢には戻っておらず、常に浮上している魚はなく、ヤマメも時々顔をあげて(30分に1回くらい)、水面で捕食する状況でした。今日の魚(特にレインボー)は、活性の仕方にムラがあったことと、定位置がかなり下手で、見える所に出ておらず、反応を見てのやりとりができない難しい釣りに。浅めの流れ(の岩壁沿いなど)の見える所に着いているヤマメやイワナは、明らかに何かを捕食しているようだが、顔をあげたタイミングで流して、口を使うまでもってきても、非常に浅いかかり方とのこと。一方、低い層に合わせると、突発的に出るのはレインボー。ルアー(スピナー)は、下流域で35㎝以上の大型レインボーに、かかったままジャンプされたと伺う。ニンフでは、開きで広範囲に陣取る、やはり~40㎝クラスの大型レインボーの成果をお見受けする。本日の場合は、全体的に、魚の運動量が少なく、じっと動かない状況が多かったり、見える場所に着いていなかったというお声が多。成果チャンスは、気温が高い時間帯を中心に集中的。(昼前後~)午後1時~半頃、午後2時を回って少しの間、などは、活気立っていたと伺う。明日は、もう少し減水が進んでいるか、減っていなくても、水圧は弱まっていると思われます。魚の活動を制限しない状況に戻っていることに期待します。
  2016年 12月 23日(金) 8:00 ~ 16:10 
昨日、降り始めた雨は深夜に強まり、日付が替わった後、午前3時~4時に最も激しかったようで、降雨量は40㎜位。今朝の渓流は、かなり水位が下がっていて、渡渉できましたが、やはり雨の前よりは増えていて、5㎝位多め。流れは、勢いがある速流に変わっていましたが、少しずつ落ち着いてきています。本日のところは、まだ流れの勢いが収まりきらず、水圧が強いため、砂を押し流していて、ささ濁っていましたが、徐々に解消してきて、午後には澄んできています。今日は、雨の直後らしく、全体的に荒い流れで、流れ込みは豪快。白泡は粒が大きい状況で、魚はなかなか見える所に着いていませんでした。午後になって、ようやく、場所によっては、レインボーが姿を見せるようになってきているところです。明日には、さらに流れが落ち着いて、穏やかさを取り戻すと思われます。
  2016年 12月 22日(木) 8:00 ~ 16:10 
午前中は、晴れ間もありましたが、昼頃から雨が降ってきました。午後になってからは、少しずつ増水。午後3時前からは、本降りに変わりましたが、今のところ、急激な増水はしていません。
以後の状況は、明朝お知らせいたします。
  2016年 12月 21日(水) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れて、風はわずか。朝から一日中、快適な陽気。気温は、朝5℃~昼は15℃。水温は10℃~13℃という、格別な暖かさ。今日は、最近の傾向と同じところと、全く異なるところが混在していて、意外に気難しい釣りに。ハッチは、午前中はパラパラと始まり、昼に増えたのはいつも通り。種類は、午前中からカゲロウが多く、昼にはカワゲラ、午後にはガガンボ、など種類が次々に増えたのが特徴的でしたが、少し前には、今日くらいの暖かさでは、陸生昆虫(羽アリや小型のハチなど)が現れていたのですが、さすがに、今日は飛んでいませんでした。また、魚が構える場所や活性の盛り上がり方が異なり、珍しく早い時間から良型レインボーが活動的で、朝(午前9時頃)からドライでの成果をお見受けする。陽が射し込んだ直後で、暖かくなり始めた状況だったにも関わらず、かかった後も、引いて暴れて寄って来ず、長いやりとりを拝見しました。魚の活性の高まり方は、その後も変則的で、都度変化。ハッチに注目している状態では、浮上してパクパクと捕食していたり(大型レインボー)、水面上に流すと静かに追ってきて、ゆっくりと口を開けたり(大イワナ)、ミッジばかりを厳選するかのように飛びついてきたり(年越しヤマメ)・・・と、ドライに好反応を見せ、捕食対象に合わせたミッジドライ(#22~26)で成果と伺う。しかし、全体的な捕食姿勢は控えめで、好天のわりに、ライズが少なかったことや、各所で、流心の中や白泡の下に入ってしまっている状態が多かったのは、意外でした。本日のところは、活性にムラがあり、各所とも、ある瞬間(陽射しが届いている暖かい時のみ等)だけ、活気立っていて、その時以外は、動きが少ないことが多かった様子。そのため成果は、場所と魚(の行動)のタイミング次第というシビアさでした。その一方で、成果の魚は、なぜか、久しぶりに大型(40㎝上)~超大型(50㎝クラス)という極端な結果に。そして、それらは、盛期の頃と同じような力強い引きを見せて、暴走していたのが印象的でした。本日、有効だったのは、朝~昼過ぎはミッジ系。午後(2時頃)は、#16 CDCカディスと伺う。ルアーは、1尾が陣取っているような場所で成果。テンカラは、最下流や上流の流れ込み下など、深場の底付近まで沈めて成果と伺う。
  2016年 12月 20日(火) 8:00 ~ 16:10 
天気は、曇りのち晴れ。今朝は、冷え込まず(午前7時前にすでに4℃)、晴れてくるまでに、少々時間がかかっても、暖かい陽気でした。昼間の気温は~15℃。水温は~12℃強。ハッチは、昼前から大量で、ブユの大群、ユスリカ、コカゲロウ数種など、常連の水生昆虫の他、昼前後には各種のカワゲラが多数飛んでいる賑やかさで、中には、何度も水面を叩きに降りてくる成虫(カゲロウと思われる)の姿も。魚は、場所によって、活動的な時間帯が異なるものの、反応がわかりやすい層に現れている魚も多く、各所で活気立つタイミングあり。ルアーでは、朝には反応が薄かった大型レインボーが、午後( 2時過ぎ)に成果と伺う。また本日は、最下流域でも、中層程度で活動している魚が多く、動きが見て取れたり、同じポイントで他の魚に触発されて、活性が高まる状態もあった様子で、ルアーはイワナを2尾連続(最初は20~25㎝以内の小型がかかり、続けてそれ以上の良型が)成果。一方、フライも最下流でもチャンスが多く、ドライでの成果も伺う。反面、浅い流れでは、着く場所が替わっている傾向で、速い流れの中に入っていたり、白泡が立つ流心のすぐ脇(のレーン)を行ったり来たりする魚が、多かったのが印象的。流れてくるものに注目していたのか?中層~やや下層に構えていたようで、一見みえずらい層で、狙いを絞りにくかった状況も。また、本日の場合はライズが少なく、通常はライズの捕食態勢の場所でも、なかなか見られなかったのが印象的。しかし、浅い流れにドライで流すと、出てくるとのお声。有効なドライタイプは、#20(18) 半沈み形状は、安定した成果と伺う。今日は、太陽が翳った後も、ゆっくりと気温低下。午後3時になっても、気温が11℃あり、急速に冷えてくる陽気ではありませんでした。
  2016年 12月 19日(月) 8:00 ~ 16:10 
天気は、(晴れ)時々曇りのち晴れ。風は午後に時々。今朝は、冷えておらず(気温2℃・水温10℃)、霜や凍っている所はなく、霧が出たのも短時間。しかし、太陽の照り始めは、雲に遮られることも多めで、陽があたる前の場所や日陰でも寒くないものの、急速に暖まっていく状況が起こらず、ハッチや魚の活性など、出足が遅かったのが特徴的。午前中の気温は、しばらく10℃以下を保っていて、午前11時過ぎに11℃。昼には15℃(水温は11~12℃)。ハッチが賑やかになったのは、昼になってからで、ブユの大群やフタバコカゲロウなどの小型カゲロウ(#22~24位)数種、昼過ぎはカワゲラ(#18前後)も飛んでいました。が、午後は風が出てきて、やはり寒いほどではないものの、外気はひややかで、ハッチは徐々に減少。本日のところは、魚の動きが制限的だった様子で、巻きの中では、なぜか(朝から)同じ所に集まっていることが多く、活発さが見られず。また、落差が小さい流れ込みで、一定の深さがある流れのポイントでは、流心にピッタリと沿うゾーンでは、大型レインボーが勢いよく移動する姿あり。しかし、流心から離れた所には、まったく着いていない、といった偏った状況も。一方、浮上傾向のポイントでは、昼過ぎのひとときにライズが続き、ドライの成果の場所もありましたが、全体的には、魚の定位層は低く、活性も低め。行動に偏りがあり、時間帯によるムラも。集団でいるレインボーも、反応する魚は一部だったり、レーンが替わると来ない繊細さだったようで、厳しい釣りでした。成果に至ったのは、ニンフは黒系。尺上40㎝弱のレインボーなどの成果。ドライは、#22~24 ミッジ黒系で、年越しヤマメの成果と伺う。日中は、暖かく過ごせた陽気でしたが、午後2時半を回ると、外気が冷えてきました。
  2016年 12月 18日(日) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れ。風は一時的で、ほぼ穏やか。朝方は、少々冷えていて(0℃~)、霧が発生していましたが、短時間で解消。午前8時半頃からは、順番に日向が広がり、ハッチは午前9時頃~(昼過ぎがピーク)。今日は、ブユの大群の他、各種カゲロウのダンが多数。色は様々(白・グレー・薄茶等)でしたが、サイズは小型(#18>)。日中は、陽射しに恵まれた暖かい陽気で、昼の気温は14℃。水温は11℃。水辺を見ていると、羽化するタイミングの水生昆虫が多かった印象で、上空高くへ飛んでいくカゲロウを多数見ました。魚の方は、暖かい陽気に、平瀬ではライズの捕食態勢が復活。流れ込みの巻きでは、中層程度に着き、深場では、流心の中に入っているものが多かったようで、捕食対象は、全体的に小さかった様子。特に、岩壁沿いの巻き返し付近を縄張りにしていたり、平瀬の流心や合流点に浮上しているなどは、ミッジ系にしか反応しない傾向。大きめの毛鉤が有効だったのは、流心の中や周辺を広範囲に陣取る、運動量の多い尺クラス(~以上)のレインボーたち。定位している魚の外から、いきなり現れる出方のため、昼前後の時間帯(気温と水温の差が小さくなり、捕食対象も登場していて、魚の活性が高まっている状況)が、チャンスありのご様子で、テンカラで、良型レインボーの成果と伺う。冬季は、ミッジが有利です。サイズアップは、時間帯や場所、対象魚など、状況に合わせて、研究されて正解のようです。
現在、成果チャンスが多い時間帯(ハッチが多く、魚の活性が高い状況が多い)は、11:00頃~14:30頃が中心です。暖かい時間帯を有効に過ごされていただくことをおすすめします。
  2016年 12月 17日(土) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れて、風は少々。今朝の冷え込みは、さらに厳しく-3℃。陽が射し込んできた午前8時半頃からは、次々と順番に暖まり、昼間の日向は快適に。しかし、外気はひんやりとしていて、気温は最高でも11℃。日陰は、日中も肌寒く、太陽が翳ると急速に気温が下がり、午後2時前でも6℃に。水温は朝が9℃で、昼は11℃と平均的。ハッチは、場所によって現れる時間に差がありましたが、早い所(中流~下流)では、午前9時頃~。全体的には、午前11時~昼頃に最も多く活発で、ブユの大群や、小型カゲロウ(ダン)の他、カワゲラは数も種類も多。昼過ぎの最も暖かい時には、15㎜位の大きいカワゲラ(黒・やや細身)や、7~8㎜位の小型など、様々が飛んでいて、大きい方は、ヒラヒラと、小さい方はバサバサという飛び方だったのが印象的。しかし、午後になってまもなく、陽が翳ると(午後1時半過ぎ)、それらはパッタリといなくなってしまうのが不思議。最近の水生昆虫の行動パターンは、多くの種類が、陽が射している間に活動するようで、昼前後に集中している様子。今日の魚は、平瀬など、ハッチに注目しているポイントでは、やはり現れている虫に忠実。ドライは#24が有効。成果は年越しヤマメと伺う。また、低めの層に構えている魚が多かった印象ですが、日向になった時間帯には、(流心の中から出てきて)巻きの中に定位していたり、やや上向いてくることもあり、活気があるレインボーも、ドライ(#20)で成果のご様子。本日のところは、全体的に、小さいフライが有効だったようでした。また、通常よりも気温が低かったことや、先日の降雨の影響(で、水量が微量に多く、流れも速まった状況)などがあってか?まだ、浅い早瀬の中に、常時着いていて、捕食している状態までには、戻っていなかった様子。明日には、期待したいです。
  2016年 12月 16日(金) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れのち曇り(時々晴れ)、風は時々。今朝も冷えていて-1℃(水温は9℃)。霜や水滴が凍っている寒さで、朝方に水面を這うようにして、次々と流れていた霧は、太陽が照り始めてから、1時間位経った午前9時頃に、消えました。渓流は、昨日よりもさらに減水していて、かなり落ち着き、勢いが収まった様子。流れは、やや速めですが、巻き返しのスピードもおちて、早瀬の流れも穏やかになってきました。本日は、時間帯によって、体感差が大きい陽気で、陽射しに恵まれている時間帯は、とても暖かく、厚着ができないほど。しかし、朝の(放射冷却の)冷え込みや、午後に陽が翳った時の冷え方は急激で、水辺の変化は顕著。今日の場合は、午前9時過ぎ頃から、エリア内は急速に暖まり、昼になると、あっという間に大群のハッチが(気温10℃、水温11.5℃)。午後になってしばらくは、ハッチの種類や数が増えているようでしたが、またも外気がつめたくなってくる(午後1時の気温は8℃)と、一気に減少しました。最近の傾向としては、最高気温が10℃位の場合、ハッチが充実している時間が短く、昼前後の1~2時間位がピークで、その後は瞬時にいなくなる(午後2時過ぎの気温は6℃以下)ような状況で、暖かい時間帯だけに、集中して活動しているようです。一方、魚は、ハッチが目立つ前から、中層程度の水中では活動し始めていて、午前10時頃には、巻き返しの中でライズする姿も。全体的に活性が高まっていたのは、昼前後で、成果チャンスが多かったのは、午後1時頃とのことで、本日は、各所で、縄張りをもっていると思われる魚が、まっ先に現れて、巻き返しなどで、それらの成果と伺う。夕方は、朝よりも減水した様子。ニーブーツは、一部ご不便されますが、ヒップブーツでの渡渉には問題ありません。
  2016年 12月 15日(木) 8:00 ~ 16:10 
天気は、曇り~晴れ時々曇り。今朝の渓流は、昨夕から数㎝減水して、澄んでいました。今回の降雨(雨量は50㎜以上)で、増水のピークには、10㎝以上増えたと思われる跡が残っていて、数㎝減水しても、雨の前よりは、まだ3~5㎝は多い様子。雨の翌日は、大幅に減水するところまでは済みましたが、落ち着いている途中で、流れがまだ速めで強めなのが特徴(流れが落ち着くのは、雨の2日後くらいからの傾向)。また、今朝は冷え込んでいて-1℃。昼間も、日向は暖かいが、外気は冷えていて、最高気温が昼の10℃(水温は朝が11℃、昼が12℃)で、ほぼ9℃以下。日陰では、わずかな風でも、肌寒い陽気でした。ハッチは、昼頃に数種。小型(10㎜以下)のカワゲラなどが活発でしたが、数は少なめ。魚は、特にレインボーの様子が、場所によってそれぞれ。全体的には、(降雨で)流れが速まって強くなり、流れ込みも豪快になったため、深場の低層に潜っている状態が多く、流下物をキャッチするタイミングが合うまでに、時間がかかっていた様子で、活性は低めの時間が長かった印象。しかし、最下流域では、深い所に構えていても、広いスペースや開けた所に、魚が出てきてチャンス多。ニンフは#14が有効、高成果に。ルアーも、ゴルジュ手前の深みでは、ミノー有効。縄張りを守って譲らない、居着きイワナの成果と伺う。一方、上流は雨の影響で変化しており、昼頃から徐々に元の状態に近づいてきていた様子。早瀬では、石の後ろ側などに着いていたようで、昼過ぎにようやく流れの中に入って、上ってくる魚が現れましたが、本日は流れの中でキャッチできるまでには至らず。また、流れ込み下の巻き返しには、巻きの中に着いている魚は少なく、流心の中(の下層)などに移動している魚が多く、ルアーは午後にスピナーで成果に。あるいは、水量が増え、深さや流心の合流の仕方などが変わったため、捕食態勢(体の向き)や待機場所(通常よりも下流に定位)を替えながらも、いつも通り、頻繁にライズするポイントもあり、フタバコカゲロウなどのハッチに合わせて、#20前後~小で、年越しヤマメばかりを選んで成果に。2年目になったばかりのヤマメたち(20㎝前後)は、#24~26が有効と伺う。年上(3年目)の尺ヤマメは、#19でもチャレンジしてくるが、触る程度で咥えないことも。しかし、午後2時半頃までは、まだライズがあり、もう一度#24 フタバコカゲロウのスペントを流して、成功とのお声(午後3時以降は、ライズは止みました)。
その時々で変化する、魚(や流水、陸水生昆虫など)の状況を観察して、対応していただくと、お楽しみいただけるようです。
  2016年 12月 14日(水) 8:00 ~ 16:10 
今朝は、増水して濁っていますが、ウェダーでは渡渉可能です。霧雨の今朝は、気温9℃・水温11.5℃。冷え込んではいません。
昨日の昼過ぎに降ってきた雨は、深夜に激しい降り方をして、今朝までに50㎜以上降って、早朝には3~5㎝(最下流はそれ以上)増水していて、濁っていました。朝は、一度雨があがっていたのですが、午前9時前から再び雨足が強まって、昼過ぎまで本降りに。
午後になると雨が止み、少しずつ濁りが薄くなってきて、減水中です。
明朝までには、減水が進み、澄むと思われます。
以後の状況は、明朝お知らせいたします。
  2016年 12月 13日(火) 8:00 ~ 16:10 
天気は、曇りのち雨。風は、午後になって時々。今朝は、強い冷え込みはなく、気温は3℃(午前7時)。水温は、朝から11℃。曇りや雨(または雨が降りやすい)天候は、早朝の極端な冷え込みや、一日の気温差が大き過ぎることはないケースが多く、陽射しはなくても、それほど寒くはなし。ただし、気温は大幅には上がらず(~10℃位)、ハッチは少なめ。小型のカゲロウや中型ガガンボなど、ポツリポツリと見られる程度でした。一方、魚は活性上々。深場の大型レインボーも、流心の外側に現れていて、活動的(活性が低い時は、流心の真下に潜っていて動かないことが多いが)。深みの活動層は、中層以下でしたが、最下流域でも、広範囲に動いている姿が多く見られたのが印象的でした。本日の成果は、ニンフ系は、午前9時頃から有効。#17 ヘアーズ・イアーは、特に大きすぎるレインボーに好まれて、箇所箇所で成果。が、かかったまま、勢いよく白泡の中からジャンプして、再び水中に飛び込んだ時には、フライを宙に放して逃亡する様子を拝見。その後、別の場所で、大型がかかると、寄せて来る間に、ラインが切れてしまったとのお声。ドライは、ハッチが見られた昼頃に好調に。各種のフライは、小さめサイズ #20>が、各所で有効。流れ込み下の巻き返しやその付近などでは、ナミイロモデルも、サイズを小さくして、高成果をお見受けする。また、飛んでいたフタバコカゲロウに合わせて、#22・23 スピナータイプで成果と伺う。昼過ぎ、雨がパラつき始めました。午後は、風が出てきて、急に外気が冷えてきました。降り始めは、霧雨程度で、増水や濁りなどの変化はありません。降雨は、明日も続く予報ですので、以後の状況は、明朝お知らせいたします。
*本日のお写真をご紹介しています。「おきゃくさまフォト」をご覧ください。
  2016年 12月 12日(月) 8:00 ~ 16:10 
天気は、晴れ時々曇り。風は少々。今朝は、夜明け前からすでに冷え込んでいて、遂に午前7時の気温は-3℃。屋外水道や、水たまり・霜などが凍っていました。朝の水辺は、霧で霞んでいて、水温は9℃。午前8時を過ぎて、太陽が照ると、日向になった場所は、みるみるうちに暖かくなっていったのが印象的でした。ハッチは、午前9時頃から現れましたが、ブユの大群ばかりが目立ち、昼間も変わらず。日中は、暖かい陽射しに恵まれると、厚手の上着は必要なくなりましたが、日陰はひんやりと寒く、午後になって陽が翳ると、急に冷えてくることに。今日の最高気温は、昼に11℃。水温は12℃と、共にやや低めで、水辺の昆虫には影響があり、ブユ以外は見られず、しかも昼過ぎには極端に減っていました。一方、魚は意外に活動的で、本日は流心を流れてくるものを捕食していた様子。レインボーは良型~大型が、平瀬では流心の下に。やや深みのある速流では、流心のすぐ脇あたりに着いていて、頭を左右に振るようにしていました。また、ヤマメも積極的で、各所の岩壁沿いの流れに姿を見せていて、水面直下辺りで捕食しているのか?上層付近に着いていたり、巻き返しの中やその周辺に、頻繁に現れるのを確認。空中では、あまり活発な水生昆虫はいませんでしたが、水の中では、(幼虫などが)活動的だったのかもしれません。
  2016年 12月 11日(日) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れて、風が時々。今朝も、前日と同じような冷え込みで、気温は2℃。水温は10℃。朝のうちは曇りがちでしたが、太陽が照ると、順調に気温上昇。日中、少しつめたい風が、時々吹くことがあり、昼の気温は11℃、水温は12℃が最高でした。ハッチは、午前9時過ぎから現れ、ブユの大群やユスリカ、小型のカゲロウ類などで、今日は陸生昆虫は見られず。また、午後になると、急速に冷えた印象で、あっという間にハッチが減り、夕方にはほぼ皆無。ガガンボを1~2匹見かけたのみだったのも特徴的。本日のところは、ハッチや魚の活性など、条件の良い状態が集中していたようで、時間や場所などのタイミングが合うことで成果に。最も活性が高く、成果チャンスが多かったのは、午前11時~昼過ぎ頃。ルアーは、特に顕著。冬季は、「落ちた時と直後」のわずかな間に、反応する魚が対象になるため、チャンスがあったのは、この時間帯だったと伺う。フライは、活性が高まり活動的な状態では、有効なフックサイズに幅がある様子も。また、狭いポイントで、大型レインボーの成果となると、速流のチャラ瀬に入って、ぐんぐんと下って行こうとする、強い引きのやりとりをお見受けする。またドライの場合は、時間と供に、種類や数が代わるハッチを参考にするのが効果的なようですが、今日は外気がつめたくなった途端に、ほぼ瞬間的に消えてしまった印象で、昼までは表層近くに着いていた平瀬の魚たちまで、低い層に下がってしまい、午後は、見えている魚の反応も小さい状況に。寒くなると、気温が高くハッチも多い時間帯に、成果チャンスが集中するようです。
*「おきゃくさまフォト」に、最新情報をご紹介しています。ご覧ください。
  2016年 12月 10日(土) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れのち曇り(時々晴れ)、時々風あり。今朝の気温は2℃(水温は10℃)。午前8時前は、放射冷却の一時的な冷え込みで、陽があたるまでは寒かったのですが、日向になった場所から、ぐんぐん暖まっていきました。午前9時頃になると、ブユの大群やカゲロウのダンなどが飛び始めて、昼過ぎまでは時間とともに、さらに増。魚は、朝はまだ深みに沈んでいて、午前中は徐々に活性が高まってきましたが、魚の着き方や反応にが変化する様子を確認できたのは、瀬や浅い流れ。流れ込みポイントや淵などの深場では、「そで」など、白泡の外側にスペースができ、流れが巻く所は、魚が出てくるが、どっぷりと深い所では、着き場が特定できず、反応も探れないといった状態が多く、まさに冬らしい状況。さらに、日中のハッチは多種多数で、極小~中型。ユスリカ・ブユ~カゲロウ,カワゲラ,トビケラ,ガガンボ,甲虫類,小型のハチなどなど、様々が飛び交っていましたが、捕食対象が決まっているようで、小さいサイズを選り好みする傾向。ドライは、ブユモデルの#20は、各所でチャンスあり。ミッジ#24(ユスリカ)にすると、同じ場所で、大型レインボーが釣れた後、場が乱れた状態でも、ヤマメの選び釣りに成功。テンカラは、比較的大きめの毛鉤で、成果をあげていただいていましたが、最も大きくて#13(形状はスリム)。ニンフも小さい方が有効で、ミッジピューパでは、イワナの成果も。本日のところは、時々風があっても、昼間は寒く感じませんでしたが、場所や時間帯、毛鉤のサイズや種類など、厳選して楽しむ「冬の釣り」になったため、体感的な過ごしやすさとはギャップがあり、なかなか成果に結びつかない、厳しい釣りでした。遂に、ミッジが活躍するシーズンに入ったようです。
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お写真は、ご提供いただき次第、掲載準備をいたします。お楽しみにお待ちください。
  2016年 12月  9日(金) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れ。早朝は冷えていました(気温4℃~)が、午前8時頃からは、エリア内に日向ができて、時間とともに気温上昇。水温は、朝には11℃で、魚は、朝から、巻き返しや平瀬など、一部ではすでに姿を見せていて、ニンフ系(#14)は、陽が射し始めた午前8時半頃から、良型レインボーや年越し2年目のヤマメなど、同じポイントでの入れがかりや速流での成果などをお見受けする。水温は、昼には13℃。気温も、昼には17℃になり、カゲロウ各種のダンを中心に、多種多数の様々なハッチあり、充分に暖かい好天だったのですが・・・、何と、たびたび突風が吹きあれることに。本日のところは、とにかく突風・強風に悩まされてしまい、ルアーもフライも、風の止み間や、次々と降っては流れてくる落葉が、途切れた時などに、タイミングを合わせていただいて成果に。ニンフは、各所でチャンスがあり、かかるのは良型~大型のレインボーなどと伺う。ドライは、チャンスもわずかで、風や落葉がない状態で、ハッチがあり、魚が浮上するタイミング。有効だったのは、その時飛んでいたタイプなど。フタバコカゲロウ(ダン)モデルは#20で成果。その他は、スピナーでも成功と伺う。午後は、止んでいる時間がやや増えたものの、時々吹いて、思うような釣りができない状況だったのが、残念でした。ただ、今日の風は、上流から吹き下ろしてくる面倒な風向きで、日中は大量の落葉が上空から降ってくるわずらわしさでしたが、暖かい風だったのは幸い。午後3時頃になって、風が収まると、外気はひんやりとつめたくなりました。午後の魚は、太陽が翳ると、深みに入ってしまいましたが、一時的な気温低下が落ち着くと、風が止んでいた午後3時前には、ゆるゆると浅場に着いてくる姿も。少しすると、再び風が出てきて、冷たい風に代わると、沈んでしまいました。最近は、昼間(15~17℃)と朝夕(~5℃)では、実際の気温差以上に、体感的な落差を感じます。暖かい時間帯は、多種多数のスーパーハッチになり、気温が下がると、飛んでいる虫は小さいものがほとんどになり、数匹カゲロウの成虫が混じるようです。
  2016年 12月  8日(木) 8:00 ~ 16:10 
天気は晴れて、風が時々。今朝の冷え込みは強く、1℃。午前8時過ぎにも2℃でしたが、水温は10℃あり、水辺は白く霞んだ状態。午前9時を回って、気温が上昇してくると、ようやく、水面から立ち上り流されいく霧が、消えました。ハッチが見られたのは、午前9時~(気温6℃・水温11℃)。昼になると、気温・水温とも13℃で、日向は暖かでしたが、外気がひんやりと冷たかったため、日陰では、わずかな風でも肌寒くなりました。今日のハッチは、またも小さい。登場する時間は早め(午前9時~)で、カゲロウのダン(クロマダラやコカゲロウなど)も活発で、午後には数匹のスピナー(中型・ブラウン系)も見ましたが、数が多いのは大群のブユや、それよりも小さい(3㎜前後)白い点のように見える軍団。しかも、極小の双翅類ほど、水面近くを飛んでいて、水面スレスレを数匹の集団で行ったり来たりしているものも多。案の定、今日の魚は、浅い早瀬に、朝から現れていて、細かく左右に動きながら、上流へ向かって移動する姿を多く見たり、平瀬では、2本の流心が合流する辺りに浮上していて、低めのライズをしていたり。昼頃になると、大型レインボーも、浅い流心に陣取るようになりましたが、どうやら、水面下に捕食対象があるようで、下向きになったまま、流れの中で踏ん張っていました。また、流れ込みポイントでは、白泡の下に潜ったままの魚が多く、流心脇や巻き返しに出ている魚も、低い位置から浮上せず。本日は、レインボーの反応も小さく、全体的に活性が低く、難しい釣りに。瀬の魚以外は、行動範囲が狭く、対象物を選り好みする傾向で、大きいフライには反応せず。ルアーも困難。早瀬など、一部では、対岸、岩壁側などで、石の後ろで待機している魚を誘い出す方法が唯一有効。深場からは出て来ず、チャンスがなかったご様子。本日のところは、陸地も水中もミッジ三昧か?完全な冬の釣りでした。現在、渡渉の際、ニーブーツは一部ご不便されますが、速めながら、穏やかさを取り戻してきました。
 2016年 12月  7日(水) 8:00 ~ 16:15 
天気は曇り時々晴れ。風は少々。今日は、昨日とは対照的に、昼間も気温が低い状態をキープして、外気がひんやりとした一日でした。今朝は、冷えていて4℃。日中、太陽が覗いた時間は少なく、昼の気温も9~10℃。水温は、朝は11℃で、昼に12℃。一日中、気温よりも水温の方が高いままでした。午前中は、時々風がありましたが、午後には収まり、体感的に過ごしやすかったのは、(晴れたり曇ったり、風が吹いたり止んだりしていた午前中よりも)午後になってから。ハッチも、午前中には小型のカゲロウ(ダン)をポツリポツリ見ることはありましたが、いずれの種類も、なかなか数が増えず。昼過ぎには、ブユや、それよりさらに極小の双翅類が現れていました。また、昼間に活動的だったカゲロウの中には、華奢なつくりのものや、夕方近くなって現れたガガンボなどは、やや大きめ(12~13㎜位)でしたが、カゲロウは上空高く飛んで行き、ガガンボは、流れ込み付近の石(に流水があたる辺り)に群がっていて、どちらも魚の目の前にはいなかったようでした。今日の魚は、朝から、浅い早瀬の中にも着いていて、速流に入ったり、(沈み石の後ろや、流心の脇など)流れが緩むスペースに着いたり、再び入ったり出たり、前後左右に忙しなく移動しながら、表層を突いて、何かを夢中で食べている様子。一方、流れ込みなどの深場では、巻き返しなどでも、あまり上層には着いておらず、低い位置にいる傾向で、全体的に活性が低めの厳しい釣りでしたが、流心に、育ち盛りサイズが群れる平瀬でも、大きい毛鉤をキャッチしたのは、大型レインボーだったのをお見受けしました。今日は、突然に冷えましたが、同じような陽気が数日続けば、捕食対象が決まり、魚の行動や反応に、パターンができると思われます。
  2016年 12月  6日(火) 8:00 ~ 16:15 
天気は、晴れ時々曇り。朝方は、ほとんど冷え込まず、気温も水温もまずまず(気温10℃,水温12℃)。午前9時頃になると、ハッチが増えてきて、ブユの大群の他、小型のカゲロウ数種(白系~グレー,茶系等)が、多数飛んでいました。午前10時前には、暖かい陽射しで、水温も上昇(日陰が13℃,日向は14℃)してきたところに、突然、風が吹いてきてしまいました。昼間の風は、たびたび強まり、上空には落ち葉が舞って、水面や水中を次々と流れてくることも多く、風が収まっている時にも、巻き返しの中で、ぐるぐると回っていたり、流れが緩まるスポットに、しばらく停滞していたり・・・と、おじゃま。浮上していた魚にとっても、巻きの中で待っている魚にとっても同じらしく、やりにくそうに、間をとってライズしていました。全体的には、風が吹いてからは、魚の定位層が下がったり、着く場所を替えた傾向。特に、浅い早瀬では、流れの緩まる所で待つ体勢ではなく、流れの中に着くポジションを選んでいたようで、捕食対象が流心で浮き沈みする状態を狙っていた様子。風が強まった本日のところは、なんといっても落ち葉対策が必須で、ドライはチャンスを待って、チャレンジする中で成果のご様子。早瀬では、ほぼ瞬間的なチャンスと思われますが、キャッチしたのは、常に速流に着いている、良型レインボー。ルアーも細かいタナ合わせや、スピード調整で成果に。多くのポイントでチャンスがあるわけではない厳しさながら、成果のレインボーは40㎝以上のものも伺う。ニンフ系は、深場で、縄張りをもち、運動量の多い、タフなレインボーを対象にして有効。サイズは大きめを保って、#15で成果と伺う。また、#16 ウェット系は、他の多くの魚が(流れ込みの中などの)深みに潜り込む中で、岩壁沿いのレーンなどを移動しながら、独特の行動をする(産卵か?)、個体を選んで成功。成果は、長く居着き、赤くなった大型レインボーなどと伺う。午後は、曇ることが多くなり、体感的には寒いほどではないものの、1時を過ぎた頃から、つめたい風になったのが印象的でした。今週は、気温差が大きくなると予報されていますが、最近のデータでは、気温が11℃くらいで、ブユ等のハッチが始まり、13℃位では小型のカゲロウ(ダン)が飛び、14℃位になると、カゲロウのスピナーや、小型のカワゲラ・トビケラが登場。15℃以上になると、中型以上のカワゲラや、羽アリや小型のハチなども。また、気温が急降下した午後や、まだ気温が上昇する前の朝方には、中~小型のガガンボが活動しているようです。
  2016年 12月  5日(月) 8:00 ~ 16:15 
天気は晴れのち曇り(時々晴れ)。風は少々。昨晩(~明け方)は、雨が降るも、今朝の渓流には影響はなく、増水や濁りはありませんでした。また、雨の翌朝で気温は高め。午前7時前から10℃あり、午前10時前に15℃。水温は、朝13℃。午前中に14℃。昼間は暖かかったけれど、曇りがちで、気温・水温はそのまま(気温15℃・水温14℃)でした。(気温が一定だったわりに)一日中暖かかった本日は、ハッチにも変化あり。今日は、午前9時頃から、ブユの大群が活発で、水面のスレスレを忙しなく飛び回ったり、小型のカゲロウ(ダン)が次第に増え、11時には、カゲロウのスピナーの集団も登場。また、昼に飛んでいたカワゲラは、13~15㎜の中型も数匹。捕食対象が多く、ブユなどは、水面付近で活動していたこともあり、今日の魚は、飛んでいる虫に注目。特にヤマメは、午前10時頃には、早瀬の浅場(の流れが緩むスペース)に数尾が着いていて、水面に浮上してパクパク。昼になると、レインボーも浅い流れに着くようになり、平瀬では、レインボーもブユに反応。本日のところは、浅い流れと深場では、魚の動きや反応、成果に大きな違いあり。浅場の魚は、大半がブユやカゲロウに意識が集中していて、成果はドライ#22~23 ブユパターン~スペント等で、ライズのヤマメや、その場に居着く良型レインボーなど。一方、流れ込みの深場では、巻きのポイントの魚は、中層~やや上でウロウロして、流れてくるらしい何かを探しているのか?沈む毛鉤は、なかなかキャッチしようとしない様子。あるいは、最下流域などの落差のある、豪快な流れ込みの深場では、表層めがけて、見えない所から、何度か上がってくるが、タイミングが合わないことが多。一見、雨の前と何も変わっていないように思うのですが、水量が変わってないわりに、流水が重く(水圧が強まって)感じられことに気づき、流れ込み付近をよく見ていると、白泡の様子に違いが。水が落ちてきた後、白泡は真下に潜り込んでいくような状態で、あまり横に広がっていない印象。見た目以上に、流れの勢いが、(降雨によって)強まっていたのかも知れません。現在の水量は、ニーブーツで渡渉するには、まだご不便する箇所が多いですが、流れが穏やかになれば、渡渉できるようになると思われます。
  2016年 12月  4日(日) 8:00 ~ 16:15 
天気は晴れのち時々曇り。風は時々。今朝も5℃で(水温は11℃)、水辺は霞んでいましたが、まもなく視界は良くなりました。午前8時を過ぎて、順番に陽が射し込むようになると、午前中の気温は、ごくゆっくりと上昇。午前11時には、やっと10℃に届きましたが、12時になると、急速に上昇して17℃に。今日も、ハッチが見られ始めたのが遅く、午前11時~。昼には多種多数になり賑わっていましたが、(カゲロウもカワゲラも、トビケラもブユその他も)小さめが多く、中型がポツリポツリ混じる程度。ハッチは、午前11時~午後2時前までがピーク。午後2時を過ぎて、(太陽が周辺の山の向こうに隠れて)エリアの大部分が日陰になると、気温は急降下(~13℃)して、それまで活発に飛んでいた水生昆虫たちが、ほとんど見当たらなくなってしまうのは、マジックのよう。成果の魚で、実際の捕食物を調べると、「ラーバ(黒)やブユの成虫がほとんどで、グリーンのカゲロウ(羽化直後か途中に、失敗したと思われるダン)が一匹」だったとのお声で、捕食対象を証明するかのように、ドライの成果は小さいサイズのみ。#20 ブユモデル等黒系と伺う。本日のところは、ハッチを目安にできたのは昼前後。魚は、活動し始める時間が遅めで、日中は数か所でライズを見るが、反応が小さく浅がかりしやすい傾向。賑やかだったハッチが見えなくなった午後2時頃は、急速な気温下降で外気が冷えた時間帯は、魚の動きが止まってしまったようでしたが、気温が一定で落ち着く(13℃で一時安定)と、ポツポツと成果が見られるように。ニンフはレインボーの数釣り。午後は、ドライでヤマメのチャンスができるが、非常に繊細なやりとりに。浅い早瀬では、5回出るが合わず、6回目にナイスキャッチというケースも。日没後、冷えてきましたが、まだ雨は降っていません。以後の状況は、明朝お知らせいたします。
  2016年 12月  3日(土) 8:00 ~ 16:15 
天気は晴れ(時々曇り)。風は時々あるが、暖かい風だったのが特徴的。今朝も冷え込みがあり、気温は5℃~。水温は11.5℃で少し低めでしたが、水辺は午前9時頃まで霞んでいました。好天の気温は、午前9時には9℃、昼前は13℃、昼過ぎは15℃。水温も11時には14℃前後(日陰は13.5℃,日向は14℃)。午後になると、みるみる気温が下がっていき、午後2時で12℃。3時には10℃以下に。今日は、実際の気温と体感に違いがあり、昼には気温よりもずっと暖かく感じ、午後は陽が翳った直後(午後2時~3時頃)に一時的な肌寒さを感じたものの、それ以降は(10℃から、さらに下降しましたが)風も収まり、意外にも冷えてきませんでした。吹かれても暖かい風のためか?気温のわりに体感的には過ごしやすい陽気だった本日は、水生昆虫の様子がいつもとは異なっていて、出てくる時間が遅く、種類や数も限定的。すでに暖かかった午前中には、ほとんど飛んでいる虫はなく、昼になってようやく登場。ブユの大群が主で、中には小型のカゲロウやカワゲラ、トビケラも混じりましたが、全体的に通常より小さいものばかり。流水は、昨日よりも、さらに減水していて、緩まる所ができたため、速流の瀬や、クセが強いポイントなどにも、年越しヤマメや良型レインボーなどが、姿を見せていましたが、本日のところは、流下物が多かったのか?低い体勢でウロウロしている魚が多かったり、ハッチが増えても、上向いて来ない場合が多かったり、と活性が高い状態がなかなか安定して続かず、突発的に活気立ったり、瞬間的に敏速になったりする、その場合わせの難しい釣りだったようでした。成果のフライは、ニンフはヘアーズ・イアーなど#12~16で、良型以上のレインボー。ドライは、小さめが有効で#18・20。成果の年越しヤマメは、速流の早瀬に入っているものや、平瀬でライズしているものも。また、水量が多く、豪快な流れの最下流~下流域でも、午後はドライの成果あり。イワナや年上(年越し3年)ヤマメなどと伺う。本日のところは、活性の高まり方や、反応の良さなどにムラがあった様子で、突発的なチャンスに対応されて、成果に至るようでした。
 2016年 12月  2日(金) 8:00 ~ 16:15 
天気は晴れて、日中は風が時々。今朝は冷えていて、気温は4℃~(水温は11℃~)。早朝は、(気温と水温の差が大きいため)冬らしく、水面から霧が立ちあがっていましたが、午前8時頃に、太陽が照り始めると、だんだん消えていき、9時のエリア内には日向が増え、午前10時の気温は9℃(水温12℃)、11時には気温14℃(水温14℃)・・・と、順調に暖かくなりました。今日の渓流は、昨日よりさらに減水していて、渡渉がかなり楽に。流心は速めですが、水面の荒々しさは、かなり収まって、落ち着きを取り戻してきています。ハッチは、午前9時頃から増えて、まずはブユの大群が。昼になると、各種のカゲロウ(10~13㎜,アイボリー系~グレー・黒系等)や、カワゲラ(黒)、トビケラ(12~13㎜・茶系)も飛んでいましたが、日中は、時々つめたい風が吹いて、外気がひんやりとしたのが印象的。魚は、昨日よりも、浅場に着く数が増えていましたが、(風のためか?)深場では、流れ込みの中に潜っていて動かず。浅場でも低めに構えていて、やはり活性は盛り上がりきらず。全体的に、運動量が少なく、活発さに欠けた様子。一部の場所では、ライズあり。ライズのヤマメはドライ#20・22が有効。本日のところは、(雨の後で)増水していた流水が落ち着いてくる途中経過だったため、その場その時で魚合わせに。試行される中で、タインミングが合わせられた魚が成果に。成果のフライサイズは、場所によって異なるも、大きい(#12)か小さい(#20~22)かのどちらかだったと伺う。今日は、陽射しに恵まれて、順序よく暖かくなった好天でしたが、昼間につめたい風が吹いて、活性が最も高まる時間帯に、影響があったのが残念でした。
流心は速めですが、ヒップブーツで渡渉できる水量になりました。







   冬季のご案内       
*冬季になり、朝夕が冷え込むようになりまし た。早朝は、まだ魚が(深場に潜って動かず)姿を見せないた め、12月~2月は「午前8時」からご 入場ねがいます
・寒い時期の傾向は「午前9時頃~ハッチ増」「午前10時頃~活性が高まる場所が増」
(午前9時前までは、晴天の場合には放射冷却現象による強い冷え込みあり)
寒い時期も伏流水の水温は高めで安定しています。冬季の魚が活性する時間帯(午前10時~午後2時が中心) に、ぜひ楽しんでください。
*尚、R246から現地までの県道710号は、バス道路であり、地域の方々の生活道路であるため、天気が急 変した場合には、速やかに路面凍結防止の対策がされます。
路面凍結の恐れがあるのは、雨の後で路面がぬれたまま冷え込んだ翌朝。一部の深いカーブは、 凍結の可能性が あるため、ノーマルタイヤを装着され、四駆でないお車の場合は、気温が上がってから (午前9時以降)走行されることをおすすめします
道路が乾いていれば、基本的には、路面凍結の心配はありません。









        

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