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万物陰陽について

日常的に何気なく使っている「気」という文字の含まれている言葉-朝起きてあいさつの中で「おはようございます」から始まり、「お元気ですか」「今日はいいお天気ですね」・ 「天気予報によると午後から低気圧がきて、大気が非常に不安定で大雨になりそうな予報でした。寒気も入り込んで来るそうで、私の病気がうずきます」、というように「気」という文字がたくさん出てきます。 他に「心気」「根気」「気性」「空気」「高気圧」「磁気」「気血」「気持ち」「気分」「気配」などなど、気がつくと日常会話の中に、無数に無意識のうちに使われています。
「気」という文字について広辞苑で調べてみると「気」=「天地間を満たし、宇宙を構成する基本と考えられるもの、またその万物の動き」と言うことが書かれています。では、 「気」についてもっと身近に考えてみると、見えるものと見えないもの、私たちの生活の中で波長に例えれば、我々の範囲内、または目で見える紫外線と赤外線、見えないけれどもあることがわかっている香りもそうです。 「空気」などは目に見えないけれど、食事はとらずとも暫くは大丈夫でしょうけれども、「空気」は5分も止めていれば死に至らしめてしまいます。
最近の科学では、「気」ということに強い感心が持たれ科学的に解き明かそうとしています。宇宙を含めた大自然を「気」と考え、環境(「空気」含む)物質循環の生態系をとらえた場合、 生物の体をつくる元素は、炭素、水素、窒素です。これらの元素は、気体及び水の形で存在しております。それ自体がすでにわかっていることであり、重要であります。 さらに見えない世界(気、エーテル体、アストラル体)が、波動+粒子=量子力学などの分野で解明されています。
私どもは、環境物質循環を「陰気」と「陽気」で捉え影響を受けているか、「陰」と「陽」をものさしとして、しかしそれに捉われることなく、個々の足りるものと、足りないものを的確に捉えることによって、 日常的のあらゆる場面に役に立てることを基本にしています。

■陰陽の一例■
陰性(▽) 陽性(△)
遠心力 求心力
時間 空間
軽いもの(浮力)上昇 重いもの(重力)圧力・下降
ふくらむもの(大きいもの) 縮むもの(小さいもの)
やわらかいもの 固いもの
冷たいもの(水) 熱いもの(火)
長いもの 短いもの
植物 動物
■陰陽の法則■
◇無双原理の12定理◇
1. 陰陽を生ずるものは実有である。
2. 陰陽は、実有より不断に派生し、分極し、相関往来し、栄盛し、不断に実有に帰入消滅する。
3. 陽は求心、圧縮の性を有し、陰は遠心、拡散の性を有し、おのおの、その性反対なり。
4. 陽は陰を、陰は陽を互いに相牽引す。
5. 森羅万象は、あらゆる比例において陰陽両性を荷帯せる実有極大の、複雑にして無数なる集合体なり。
6. 森羅万象は、単に種々なる程度の動的均衡を示す陰陽の集合体なり。
7. 絶対的陰、もしくは絶対的陽なる事物は存在せず。
8. 一物も中性なるものなし。必ず陰または陽に多寡あり。
9. 森羅万象相互間の引力は、各対者間の異性(陰陽)量の差に比例す。
10. 同名の性は相排斥す。同性の二物の排斥力は、その差に逆比例す。
11. 陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず。
12. 万物その、内奥に陽を荷帯し、外側に陰を荷帯す。
無双原理「宇宙の秩序(桜沢如一氏)」より抜粋
*無双原理とは、マクロビオティックの祖である桜沢如一氏が提唱した法則。

このように縮まる力(求心力)が陽性、広がる力(遠心力)が陰性です。陰と陽は引きつけ合う性質があり、陰は陰を、陽は陽をはねつける性質があります。陰陽は、必ず何かと何かを比べてどちらが陰か陽かを考えます。 それは絶対陰、絶対陽というものはなく、必ずひとつのものでも、どちらの性質もあわせ持っているからです。このように森羅万象は、留まることなく陰と陽の中で螺旋(スパイラル)状に絶えず変化していることがわかります。

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