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フィールドデザイン

自分なりの自然と調和した暮らしを創造し、それを形にし、さらに仲間と共有し生かし合う。それはとても刺激的で、楽しく心地よく豊かな時間。新しい暮らしの形をご一緒に創り出しませんか?

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フィールドデザインについて

風土を生かした暮らしづくり

山
畑
ハンドメイドハウス
ハンドメイドハウス建設中
◇自然に還る
本来私たちに必要なものは、全て自然の中にそろっています。太陽、空気、水、土、火・・・ その自然からの恵みを必要量だけ正しくいただけば、それは永続的に過不足なく一定量を保ったまま、私たちに無償で必要なものを与えてくれます。 しかし、そのことを忘れ去ってしまった現代社会は、行き場を失って迷走しています。

◇「フィールドデザイン」とは
フィールドには、「野原、田畑」などの他に「豊饒・無限の可能性の象徴」という意味があるそうです。私たちは、風土と 調和した自分なりの暮らしの創造・企画・設計を「フィールドデザイン」と名づけました。"暮らし"はまさに、私たちの生命活動そのものを指しますので、 フィールドデザインは衣食住に関わる全てのあらゆること・・・農林蓄水産、土木、建築、健康(セルフケア)、教育、文化、経済、地域社会のあり方などさまざまな分野が含まれてきます。
日本は昔から、その豊かな自然環境を生かし、その土地に合ったいわゆる「里山文化」を形成してきました。その時代には、”自然”という言葉すら存在しない程、それが当たり前の生活でした。そこには、その土地で豊かに暮らすための知恵と技が詰まっています。 フィールドデザインは、その伝統を学び生かし、今の知識を融合させ、その風土に合った芸術的かつ合理的で心地よい"暮らし"を配置し、衣食住を出来る限り自分たちの手で創り出し、それを通して生かされ、そしてさらにそれらを生かし合い、分かち合い、最終的には 一人ひとりがその中で自立しながら、仲間と結びついたその土地独自の永続可能な地域社会の形成を目指しています。

◇触れ合い
フィールドデザインは、まず自然をつぶさに観察し、そして自然と対話し、その土地を知ることから始まります。人が生きていく上で最も重要なことは、食べ物の生産できる土地です。それを念頭におきながら、そこがどのような特性をもつ土地なのか、日当たりが好いか、悪いか、肥沃か、痩せているか、高いか、低いか・・・まさに陰と陽です・・・などを観察します。 そして、その土地の循環を考え、自然エネルギーの活用、資源の再利用など、そこにある資源を効率的に必要最低限、最大限に生かし、さらに環境への負荷を最小限にするなどの自然と調和した”暮らし”づくりを実践していきます。一人でできない部分は、仲間を募ります。いろいろな人が集まることで、多様性が生まれ、それぞれが得意分野を生かし、問題を解決し合いながら進めていくことは、 より大きなものが生み出される原動力となります。そして、そこから自然発生的に地域社会が生まれてきます。そして、それが新たな文化を生み出します。地域通貨、独自の教育、まちづくり。

◇はじめの一歩
このように「フィールドデザイン」は、私たちをワクワクさせてくれる創造的で愉しく、刺激的で、心地よく温かいものです。そして、それを通して私たちが自然の中で生かされている存在であることに気づかされ、自分自身の発見につながることが醍醐味と言えます。まずは身近なできることから。十人十色。ベランダ菜園も庭いじりも立派な「フィールドデザイン」のひとつです。 そこから、自然を通して何かを感じ学びとることで今の暮らしに「必要なものとそうでないもの」が見えてきて、 今までの暮らしを見直すきっかけとなり、心豊かな暮らしが待っていることでしょう。

*参考文献
パーマカルチャーしよう!愉しく心地よい暮らしのつくり方 安曇野パーマカルチャー塾 編  自然食通信社

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